コータス- ポケモン育成論SV

「水ウーラオスを受け切る!」シェルアーマーコータス

2023/07/28 06:49 / 更新:2024/01/15 12:36

コータス

HP:HP 70

攻撃:攻撃 85

防御:防御 140

特攻:特攻 85

特防:特防 70

素早:素早 20

ツイート4.954.954.954.954.954.954.954.954.954.95閲覧:4608登録:4件評価:4.95(2人)

コータス  ほのお  【 ポケモン図鑑 】

性格
ずぶとい(防御 攻撃)
特性
シェルアーマー
努力値配分(努力値とは?)
HP:252 / 防御:252 / 特防:4
個体値:31-0-31-31-31-x
実数値:177-81-211-105-91-x (素早さ比較)
覚えさせる技
てっぺき / ねむる / ふんえん / ボディプレス
持ち物
カゴのみ
テラスタイプ
くさ

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ルール
シングルバトル
このポケモンの役割
物理受け
登録タグ

考察

はじめに

こんにちは!
亀が好きで、
亀ポケモン・亀っぽいポケモン達とランクバトルをエンジョイさせて頂いている者です。
今まで「『疑似』亀統一パーティー」
パーティ構築/5133

パーティ構築/5034

パーティ構築/4800

「『真』亀統一パーティー」
という構築記事
パーティ構築/5622

パーティ構築/5328

を紹介させて頂きましたが、
今回は、みずタイプウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)を始めとした物理アタッカーに対して安定した活躍を見せた、物理耐久型コータスコータスを紹介させて頂きます。
一方で、他のレギュレーションDで新規参戦したポケモン達への対策は不十分で、まだまだ改善の余地があると考えております。
そのためこの度、当育成論をご覧頂くことで亀ポケモンの素晴らしさを布教するとともに、
改善点がございましたらアドバイスを頂けるとありがたいです。
お手数お掛けしますが、何卒よろしくお願い致します!

※こちらは、とある動画投稿者の方の、ソード・シールドのほのおタイプポケモン統一パーティーの型(特性を『ひでり』にしてらっしゃいました)を参考にさせて頂いたものです。フォークという形になりますが、徹底攻略サイト外の動画投稿者の方のお名前・リンク先を貼るべきか判断に迷ったため、あえて伏せさせて頂きます。改めまして、参考にさせて頂いた方、ありがとうございました!

「種族値」「個体値」「努力値」といった非公式用語、および略称を使用させて頂きます。
ステータスの
「たいりょく-こうげき-ぼうぎょ-とくこう-とくぼう-すばやさ」を
「H-A-B-C-D-S」と表記しております。

また、ダメージ計算にはポケソル様のサイトを使用させて頂きました。https://sv.pokesol.com/calc

採用理由と役割

採用理由は亀ポケモンだからです!
本音はさておき今作におけるコータスコータスは、
・特性『ひでり』を活かした「『あくび』・『ステルスロック』による起点作り型」
・「『トリックルーム』下での『ふんか』アタッカー型」
が主流のようです。一方で現対戦環境では、晴れ下で強化される特性『こだいかっせい』を持つ強力なパラドックスポケモン達が存在し、相手のポケモンを強化してしまうリスクがあります。
そこで、相手のパラドックスポケモンに塩を送らず、『シェルアーマー』によって不運な急所も無効にする、物理耐久型として育成させて頂きました。

  • 技構成
てっぺき
物理受け性能をさらに向上させる積み技です。後述の『ねむる』と組み合わせて、より多くの物理アタッカーを受け切るために採用しました。
ねむる
状態異常も解除する回復技。『カゴのみ』消費後に使用しても、『てっぺき』を積んだ状態だと物理アタッカーの前で居座ることもできます。
ふんえん
攻撃しながら火傷を撒ける特殊技。威力はそこそこ・火傷確率は3割ですが、『ちょうはつ』で止まらずに繰り出せます。『もらいび』には要注意。
ボディプレス
物理受けと相性の良い攻撃技。前述の『てっぺき』で火力を上げることもできます。

候補

おにび
ふんえん』より火傷確率の高い変化技。それでも命中不安かつ『ちょうはつ』で使用不可となりますので、過信は禁物です。
クリアスモッグ
相手のバフを解除する特殊技。『ちょうはつ』では止まりませんが、はがねタイプテラスタルには注意。
じわれ
一撃必殺技です。居座りつつ相手にプレッシャーを与えるなら。
ほのおのうず
yuuta様の案です。
物理アタッカーを拘束しつつスリップダメージを与えるなら。
れんごく
ライチ様の案です。
命中不安ですが、「5割の確率でダメージを与えつつ火傷にする技」と考えると、相手の物理アタッカーに圧をかけられます。
  • 持ち物
カゴのみ
前述の『ねむる』や相手の催眠技による眠り状態を解除するアイテム。特に『キノコのほうし』持ちに対しては、相手の虚を突いて反撃できます。

候補

たべのこし
ねむる』を採用しない場合の回復手段その1。『ねむる』と違って行動不能になるリスクは減りますが、『はたきおとす』や『どくどく』には注意。
オボンのみ
ねむる』以外の回復手段その2。長時間の居座りを考えていない場合なら。
  • 特性
シェルアーマー
急所に当たらない特性。急所ヒットによる『てっぺき』無効化も防ぐことができ、要塞化の安定性を高めます。特にみずタイプウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)などの確定急所技持ちに強気に出られます。

候補

ひでり
定番の強特性。みずタイプ物理アタッカーとの対面に強くなり、実際に筆者もレギュレーションAではこの特性に頼っていました。一方で現環境では前述の通り、相手の『こだいかっせい』を強化してしまうリスクがあります。相手のパラドックスポケモンの対策を固めた上で、自身のパーティーへの晴れの恩恵を狙うのであれば。
  • 努力値配分・性格・個体値

HB252、残り4はCかDに。性格補正はB↑A↓です。個体値は、AS以外31です。

  • テラスタイプ
くさタイプ
弱点の内、みずタイプじめんタイプタイプの技を半減にでき、粉・胞子、『やどりぎのタネ』を無効化できます。

候補

ノーマルタイプ
レギュレーションAではこのタイプにしておりました。
耐性の少ないタイプですが、弱点も物理技の多いかくとうタイプのみであるため、意外と安定します。
ひこうタイプ
ライチ様の案です。
採用率の高い『じしん』や一撃必殺技の『じわれ』などのじめんタイプ技を避けて居座りやすくなります。
かくとうタイプ
ライチ様の案です。
弱点のいわタイプ技を半減しつつ、『ボディプレス』の火力を上げます。後述の『こだわりハチマキあくタイプテラスタルパオジアンパオジアンに対しても強気に出られます。

立ち回り例

相手の先発に物理アタッカーや物理寄りのサポーターが出てきそうであれば、先発で選出します。先発で出すことで、起点作り型と相手に誤認させるという小さなメリットもあります。

物理アタッカーとの対面となった場合、
基本的な動きは、

1ターン目
てっぺき

2ターン目
A:体力に余裕があれば、
てっぺきふんえんボディプレス
のいずれかを選択
B:体力に余裕がなく攻撃を耐える場合は、
ねむる
C:体力に余裕がなくくさタイプテラスタルを切れば攻撃を耐えられる場合は、
テラスタルしてねむる

となります。
それでも受け切れない場合は、『こだわりハチマキ』を所持している可能性が高いため、相手の技に有利なポケモンが控えにいれば起点にできます。

一方で特殊アタッカーが先発だと予測し、相手パーティーに物理アタッカーがいる場合は裏選出して、弱点以外の物理技に対して後出しするよう意識します。

※以下の相手の
物理アタッカーの努力値・性格補正は全て
A252振り性格補正A1.1倍
特殊アタッカーの努力値・性格補正は全て
C252振り性格補正C1.1倍
とさせて頂いております。
また、対象の物理・特殊アタッカーは、
オーガポン(かまど)オーガポン(かまど)以外は、
7/22㈯確認時点で対戦使用率60位前後(ポケモンホームデータ)までのポケモン
としております。
さらに、与ダメージ計算は
ふんえん』・『ボディプレス』で抜群を取れる対象のみ、
被ダメージ計算は
オーガポン(かまど)オーガポン(かまど)ガチグマガチグマパオジアンパオジアンコノヨザルコノヨザルイーユイイーユイジバコイルジバコイル以外はコータスコータスの弱点を突く技のみ
に絞ってます。

みずタイプウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)

被ダメージ
すいりゅうれんだ急所無効
84 ~ 98 (47.5 ~ 55.4%) 乱数2発 : 64.84%
パンチグローブ』所持の場合
90 ~ 108 (50.9 ~ 61.1%) 確定2発

あくタイプウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)H4振り

与ダメージ
ボディプレス
B2段階上昇(『てっぺき』1回)
212 ~ 250 (120.5 ~ 142.1%) 確定1発

セグレイブセグレイブH4振り

与ダメージ
ボディプレス
B2段階上昇(『てっぺき』1回)
178 ~ 210 (93.7 ~ 110.6%) 乱数1発 : 62.5%
被ダメージ
じしん
78 ~ 94 (44.1 ~ 53.2%) 乱数2発 : 23.82%

きれあじダイケンキ(ヒスイ)ダイケンキ(ヒスイ)H252振り

与ダメージ
ボディプレス
B2段階上昇(『てっぺき』1回)
254 ~ 300 (129.0 ~ 152.3%) 確定1発
被ダメージ
シェルブレード
108 ~ 128 (61.1 ~ 72.4%) 確定2発

そうだいしょうドドゲザンドドゲザンH252振り

与ダメージ
ボディプレス
B2段階上昇(『てっぺき』1回)
364 ~ 432 (175.9 ~ 208.7%) 確定1発
ふんえん
92 ~ 110 (44.5 ~ 53.2%) 乱数2発 : 22.65%
被ダメージ
みずタイプテラバースト
瀕死2回
108 ~ 128 (61.1 ~ 72.4%) 確定2発

ちからもちマリルリマリルリ

被ダメージ
アクアブレイク
102 ~ 122 (57.7 ~ 69.0%) 確定2発
マリルリマリルリはらだいこ』A6段階上昇時
204 ~ 242 (115.3 ~ 136.8%) 確定1発
コータスコータスてっぺき』1回B2段階上昇時
102 ~ 122 (57.7 ~ 69.0%) 確定2発

きれあじバサギリバサギリ

被ダメージ
がんせきアックス
108 ~ 128 (61.1 ~ 72.4%) 確定2発

ガブリアスガブリアス

被ダメージ
じしん
108 ~ 128 (61.1 ~ 72.4%) 確定2発
こだわりハチマキ』所持の場合
162 ~ 192 (91.6 ~ 108.5%) 乱数1発 : 43.75%

テツノカイナテツノカイナ

被ダメージ
クォークチャージ』A上昇
じしん
100 ~ 118 (56.5 ~ 66.7%) 確定2発

カバルドンカバルドン

被ダメージ
じしん
98 ~ 116 (55.4 ~ 65.6%) 確定2発

こだわりハチマキイルカマン(ナイーブ)イルカマン(ナイーブ)

被ダメージ
クイックターン
66 ~ 80 (37.3 ~ 45.2%) 確定3発

こだわりハチマキハッサムハッサムH252振り

与ダメージ
ふんえん
192 ~ 228 (108.5 ~ 128.9%) 確定1発
被ダメージ
みずタイプテラバースト
132 ~ 156 (74.6 ~ 88.2%) 確定2発

ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)

被ダメージ
じしん
116 ~ 140 (65.6 ~ 79.1%) 確定2発
  • 要注意ポケモン

オーガポン(かまど)オーガポン(かまど)
ほのおタイプテラスタルを切ったオーガポン(かまど)オーガポン(かまど)に対して『てっぺき』・『ねむる』で受け切ることができますが、『アンコール』されると変化技で固定されて強引に突破されてしまいます。『アンコール』の縛りを嫌う場合は、『ボディプレス』で攻めても良いかもしれませんが、『てっぺき』を積んでいない状態だと殴り負けてしまいますので、その場合は後続のポケモンに託します。

与ダメージ
H4振り
ボディプレス
62 ~ 73 (40.0 ~ 47.1%) 確定3発
てっぺき』1回B2段階上昇時
122 ~ 144 (78.3 ~ 92.4%) 確定2発
被ダメージ
ツタこんぼう
30 ~ 36 (17.0 ~ 20.4%) 乱数5発 : 0.7%
オーガポン(かまど)オーガポン(かまど)ほのおタイプテラスタル
おもかげやどし』A1段階上昇の場合
61 ~ 72 (34.5 ~ 40.7%) 確定3発

ディンルーディンルー(『ステルスロック』・『ふきとばし』型)
てっぺき』から入ります。
じしん』を受けた場合は回復技を絡めて積み続けて『ボディプレス』で反撃します(前述の通り、相手が『こだわりハチマキ』を持っている場合は2ターン目で落とされてしまいますが)。
ステルスロック』を撒かれた場合、『ふきとばし』が来る可能性が高いため、すぐに『ボディプレス』を打ち負担をかけます。
ちょうはつ』を受けて『てっぺき』を止められてしまった場合は次のターン『ふんえん』で相手の出方を見ます。

与ダメージ
HB252振り性格補正B1.1倍
オボンのみ』所持の場合
ボディプレス
B2段階上昇(『てっぺき』1回)
67〜91(25.5〜34.8%)確定3発
B4段階上昇(『てっぺき』2回)
131〜167(50.0〜63.8%)確定2発
被ダメージ
じしん
てっぺき』0回
98〜116(55.4〜65.6%)確定2発
B2段階上昇(『てっぺき]』1回)
50〜60(28.3〜33.9%)乱数3発:0.02%

・他『ちょうはつ』持ちのアタッカー
ちょうはつ』を受けると『てっぺき』を積めないため、1ターン目は『ふんえん』・『ボディプレス』で攻めます。1ターン目に『ちょうはつ』を受けなかった場合は、覚えていない可能性があるため、『てっぺき』による防御上昇を試みます。

トドロクツキトドロクツキ

与ダメージ
ボディプレス
140 ~ 166 (77.4 ~ 91.8%) 確定2発
被ダメージ
じしん
こだいかっせい』A上昇
98 ~ 116 (55.4 ~ 65.6%) 確定2発

ギャラドスギャラドス

被ダメージ
アクアテール
96 ~ 114 (54.3 ~ 64.5%) 確定2発

カイリューカイリュー
アンコール』を覚えている場合、相手の起点にされてしまうため、『てっぺき』・『ねむる』を固定されてしまったら即交代することをオススメします。『アンコール』型・特殊アタッカー型でなければ居座れる場合が多いです。

被ダメージ
じしん
74 ~ 88 (41.9 ~ 49.8%) 確定3発

・対面初手にくさタイプテラスタルを切る必要がある物理アタッカー
こんじょうガチグマガチグマの場合、
1ターン目じしん

かえんだまで火傷

2ターン目からげんき
だと
こちらの
1ターン目てっぺき

2ターン目 くさタイプテラスタル・ねむる
では受け切れないため、対面だと1ターン目からテラスタルを切る必要があります。
また、以下のポケモンに対しても1ターン目からくさタイプテラスタルを切らないと受けが間に合いませんので、ご注意を。

こんじょうガチグマガチグマH252振り

与ダメージ
ボディプレス
B2段階上昇(『てっぺき』1回)
204 ~ 240 (86.1 ~ 101.3%) 乱数1発 : 6.25%
被ダメージ
じしん
116 ~ 138 (65.6 ~ 78.0%) 確定2発
こんじょう』発動
コータスコータス:くさタイプテラスタル切り
てっぺき』1回積み
の場合
21 ~ 25 (11.9 ~ 14.2%) 乱数8発 : 93.17%
からげんき
こんじょう』発動
てっぺき』1回積み
60 ~ 72 (33.9 ~ 40.7%) 確定3発

ウインディ(ヒスイ)ウインディ(ヒスイ)H252振り

与ダメージ
ボディプレス
B2段階上昇(『てっぺき』1回)
254 ~ 300 (125.8~148.6%) 確定1発
被ダメージ
もろはのずつき
150 ~ 176 (84.8 ~ 99.5%) 確定2発

イダイナキバイダイナキバ

被ダメージ
ぶちかまし
こだいかっせい』A上昇
168 ~ 200 (95.0 ~113.0%) 乱数1発 : 68.75%

こだわりハチマキイルカマン(マイティ)イルカマン(マイティ)

被ダメージ
ウェーブタックル
224 ~ 266(126.6~150.3%) 確定1発

パオジアンパオジアン
防御上昇効果を無視する『せいなるつるぎ』を覚えるため、『つるぎのまい』と併用されると強引に突破される可能性があります。そのため対面した場合は、『ふんえん』・『ボディプレス』で早めに倒すことを優先します。
ちなみにコータスコータスのテラスタイプをくさタイプからかくとうタイプに変更した場合、
こだわりハチマキあくタイプテラスタルパオジアンパオジアンに対しても

1ターン目
パオジアンパオジアン
あくタイプテラスタルかみくだく
コータスコータスB1段階下降
コータスコータス
てっぺき
B2段階上昇(計1段階上昇)

2ターン目
コータスコータス
かくとうタイプテラスタル
パオジアンパオジアン
かみくだく
コータスコータス
ねむる

と運悪くBダウンを引いたとしても、
1ターン目にテラスタルを温存して様子見をして
受け切ることができます。

与ダメージ
H4振り
ボディプレス
256 ~ 304 (164.2 ~ 194.9%) 確定1発
パオジアンパオジアンあくタイプテラスタル時
128 ~ 152 (82.1 ~ 97.5%) 確定2発
ふんえん
114 ~ 134 (73.1 ~ 85.9%) 確定2発
パオジアンパオジアンあくタイプテラスタル時
57 ~ 67 (36.6 ~ 43.0%) 確定3発
被ダメージ
せいなるつるぎ
41 ~ 49 (23.2 ~ 27.7%) 乱数4発 : 76.56%
かみくだく
55 ~ 66 (31.0 ~ 37.3%) 乱数3発 : 74.07%
こだわりハチマキ』所持の場合
82 ~ 97 (46.4 ~ 54.9%) 乱数2発 : 58.59%
さらにパオジアンパオジアンあくタイプテラスタル時
110 ~ 130 (62.2 ~ 73.5%) 確定2発
コータスコータスかくとうタイプテラスタル時
55 ~ 65 (31.0 ~ 36.8%) 乱数3発 : 67.55%
さらにB1段階上昇時
(『かみくだく』B1段階下降
てっぺき』B2段階上昇)
37 ~ 44 (21.0 ~ 24.9%) 確定5発
てっぺき』1回B2段階上昇時
28 ~ 33 (15.9 ~ 18.7%) 乱数6発 : 88.65%

コノヨザルコノヨザル(『ビルドアップ』型)

この型の攻略は、いかに早く『ふんえん』で火傷にするかに懸かっています。…運要素が絡みますが、以下が対応策です。
対面した場合、初手は『ふんえん』を打ちます。相手の初手が『ちょうはつ』の場合は『ふんえん』による火傷ガチャを続行しますが、『ビルドアップ』の場合は『てっぺき』による防御強化を試みます。火傷さえ入れば『ドレインパンチ』程度は問題なく受けきれますが、『ビルドアップ』の積み具合によっては『ふんどのこぶし』のダメージが大きい場合があります。前述の通り、『ふんどのこぶし』の無効化のためにテラスタイプをノーマルタイプにしても良いかもしれません。その場合『ドレインパンチ』を効果抜群で受けることになりますが、『ふんどのこぶし』ほどの脅威にはなりません。…もっともほのおタイプタイプにテラスタルして火傷を無効にされた場合は為す術がないのですが(泣)

被ダメージ
火傷あり
A2段階上昇(『ビルドアップ』2回)
ふんどのこぶし威力200
(『ふんえん』3回被弾)
の場合
ドレインパンチ
てっぺき』0回
37〜44(21.0〜24.9%)確定5発
B2段階上昇(『てっぺき』1回)
18〜22(10.2〜12.5%)乱数9発:87.91%
ふんどのこぶし(威力200)
てっぺき』0回
97〜115(54.9〜65.0%)確定2発
B2段階上昇(『てっぺき』1回)
49〜58(27.7〜32.8%)確定4発

オオニューラオオニューラ
カゴのみ』・『ねむる』があるため、『フェイタルクロー』の状態異常に対して強気に出られます。しかし、長期戦になると運要素が絡むため、『ふんえん』で早めに攻めることをオススメします。

・物理・特殊の判別がつかないアタッカー
(例ゲッコウガゲッコウガ
物理・特殊の判別がつかないアタッカーは、
とりあえず居座って判別し、物理アタッカーならそのまま、特殊アタッカーなら後続に任せます。
ただこれらのポケモンは『すりかえ』・『トリック』持ちが多いため、こだわりアイテムで縛られてもいいよう、攻撃技を選択することをオススメします。

与ダメージ
ボディプレス
へんげんじざい
すりかえ』後にあくタイプタイプ
146 ~ 174 (98.7 ~ 117.6%) 乱数1発 : 93.75%
被ダメージ
アクアブレイク
74 ~ 90 (41.9 ~ 50.9%) 乱数2発 : 0.39%

キノガッサキノガッサ
前述の通り、『キノコのほうし』を『カゴのみ』で無効化して、初手の『ふんえん』で火傷を引くことができれば、相手の先発で出てきた『きあいのタスキ』持ちに致命傷を与えることができます。
火傷が不発の場合でも、くさタイプテラスを切って再び『キノコのほうし』を無効化して反撃することもできます。
ポイズンヒール』持ちに対しても、初手火傷が入れば猛毒の発動を阻害することができます。

与ダメージ
H252振り
ふんえん
120 ~ 144 (71.9 ~ 86.3%) 確定2発
被ダメージ
テクニシャン
がんせきふうじ
66 ~ 78 (37.3 ~ 44.1%) 確定3発
  • 苦手なポケモン

・特殊アタッカー全般
基本的に殴り負けてしまいますので、素直に他のポケモンに交代することをオススメします。一方で、相手の物理アタッカーの裏から交代出しされることを予測して、『ふんえん』・『ボディプレス』を打つことができれば、ほのおタイプかくとうタイプ技が弱点の相手に負担をかけられます。

ヒードランヒードランH252振り

与ダメージ
ボディプレス
B2段階上昇(『てっぺき』1回)
202 ~ 238(102.1〜120.3%) 確定1発
被ダメージ
だいちのちから
150 ~ 178 (84.8 ~ 100.6%) 乱数1発 : 6.25%

テツノツツミテツノツツミH4振り

与ダメージ
ボディプレス
B2段階上昇(『てっぺき』1回)
190 ~ 224 (144.0 ~ 169.7%) 確定1発
被ダメージ
クォークチャージ』C上昇
ハイドロポンプ
344 ~ 408 (194.4 ~ 230.6%) 確定1発

イーユイイーユイH4振り

与ダメージ
ボディプレス
B2段階上昇(『てっぺき』1回)
254 ~ 300 (193.9 ~ 229.1%) 確定1発
被ダメージ
あくのはどう
138 ~ 163 (78.0 ~ 92.1%) 確定2発

サーフゴーサーフゴーH4振り

与ダメージ
ふんえん
86 ~ 104 (52.8 ~ 63.9%) 確定2発
被ダメージ
パワージェム
136 ~ 160 (76.9 ~ 90.4%) 確定2発

ジバコイルジバコイルH252振り

与ダメージ
ボディプレス
B2段階上昇(『てっぺき』1回)
190 ~ 224 (107.4 ~ 126.6%) 確定1発
ふんえん
86 ~ 104 (48.6 ~ 58.8%) 乱数2発 : 97.26%
被ダメージ
10まんボルト
114 ~ 135 (64.5 ~ 76.3%) 確定2発

ヘイラッシャヘイラッシャ
十中八九『てんねん』のため、こちらの有効打がなく、みずタイプ技や『じわれ』で攻めてきます。素直に交代するか『ふんえん』による火傷ガチャをした後、後続のポケモンに任せます。

被ダメージ
ウェーブタックル
108 ~ 128 (61.1 ~ 72.4%) 確定2発

・『もらいびソウブレイズソウブレイズ
こちらの攻撃手段を無効化されてしまいます。素直に後続のポケモンに任せます。

・『てきおうりょくイダイトウ♂イダイトウ♂
こちらの有効打がなく、『ウェーブタックル』を受け切れないため、素直に交代するか『ふんえん』による火傷ガチャをした後、後続のポケモンに任せます。

被ダメージ
ウェーブタックル
156 ~ 188 (88.2 ~ 106.3%) 乱数1発 : 31.25%

相性の良い味方

弱点であるみずタイプじめんタイプいわタイプに耐性のあるポケモン、
つまりハヤシガメハヤシガメドダイトスドダイトスラブトロス(霊獣)ラブトロス(霊獣)タルップルタルップルと相性が良いです!
筆者の推しポケ達はさておきカイリューカイリューなどのひこうタイプタイプ・ブリガロンブリガロンなどのくさタイプタイプ・よびみずトリトドントリトドンウォッシュロトムウォッシュロトムや、特殊受け(ハピナスハピナスちょすいドオードオーなど)のポケモンがいれば、裏から交代出ししやすいです。
また、コータスコータスが受け切れない火力を持つ物理アタッカーは、素早さの種族値が控え目だったり、準速以下のポケモンが多いため、高速アタッカー(ハバタクカミハバタクカミパオジアンパオジアンテツノツツミテツノツツミなど)で先手をとって攻めるのも良いかもしれません。
ライチ様から、
「相手がより『ひでり』だと誤認しやすいように古代パラドックスを入れる」
「『ひでり』にタダ乗りしようとする対面の古代パラドックスに強めなポケモンを挙げる」
という案を頂きましたので、
味方のハバタクカミハバタクカミのテラスタイプをノーマルタイプほのおタイプにしたり、『とつげきチョッキ』を持たせるのも良いかもしれません(ミラーマッチや、古代パラドックスに採用されがちなはがねタイプ技対策)。

おわりに

…以上が物理受けコータスコータスの戦略でした。
改めて助言を頂けるとありがたいです!
当記事をここまでご閲覧頂きまして、
本当にありがとうございました!

投稿日時 : 

最終更新日時 : 2024/01/15 12:36

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コメント (7件)

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  • 1
23/07/28 08:13
1ポケモン中級者yuuta
擬似亀ポケモンならヒードランヒードランもありな気が…え?G?
シェルアーマーコータスコータスはしぇいどさん(やった気がする)の動画で剣盾時代に見たので剣盾の時に作ろうと思ったんですが、特性パッチがなかったのでできなかったんですけど、強いと思います。
ど忘れ 鉄壁 ボディプレス 噴煙(もしくは炎の渦) (食べ残し)
の両受けは現環境厳しいとは思いますが、炎の渦で積めたら強いと思いますが…
どうですか?今の育成論の型にして、残りは特殊受けに回す方がいいですか?

テラパゴスが登場したらもっと強い亀パーティーになりそうです!
23/07/28 20:04
2ライチ (@ra1tti61ji)
多くの対面を想定して立ち回りの例を細かく書いてくださっているのが好印象でした
シェルアーマーの価値が高まってますし亀さん統一でなくとも採用してみたくなるいいコータスですね!
ここから論を読んでの自分なりの意見や指摘を(長文失礼します)
噴煙·鬼火以外の火傷狙う技として煉獄の採用もありなのではないかと思います
命中50%はあまりにもネックですが火傷にする確率は噴煙以上ですしコノヨザルに対して憤怒カウントをあまりに稼がずに火傷を狙えるメリットもあるので択として有り得るのではと思いました
努力値配分·性格·努力値の欄で性格の上昇下降の表記が控えめものになってます
テラスタイプなのですが弱点の地面の無効に加え地割れ対策になる飛行、ボディプレスの火力上昇と耐性変更が出来る格闘も無難ではありますが採用価値のあるテラスタイプだと思います
相性のいいポケモンとして相手がより日照りだと誤認しやすいように古代パラドックスを入れても良さそうなのと逆に日照りにタダ乗りしようとする対面の古代パラドックスに強めなポケモンを挙げるのもいいのかなと思いました
23/07/29 01:26
3バサルト (@ePg89I0fjuf7wQb)
ポケモン中級者yuuta様、
お早いご返答ありがとうございます!
ヒードランヒードランが「『疑似』亀ポケモン」として許されるのであれば、ぜひパーティーに組み込みたいです(おっしゃる通り虫テラスの印象が強くてどうしてもGが頭から離れませんが)。
しぇいどさんの動画はまだ確認したことがないので、後ほどじっくり視聴させて頂きます!
コータスコータスの「ドわすれ」による特殊受けは相手の意表を突けそうですね。
おだやかコータスコータスの努力値をHD252として
1ターン目草テラスタル・ドわすれ
2ターン目ドわすれ
という行動パターンの場合、
ひかえめハバタクカミハバタクカミこだいかっせいC上げ
パワージェム
61 ~ 72 (34.5 ~ 40.7%) 確定3
マジカルフレイム
56 ~ 68 (31.7 ~ 38.5%) 乱数3発 : 92.5%
ひかえめヒードランヒードラン
だいちのちから
25 ~ 30 (14.2 ~ 17.0%) 乱数6発 : 0.08%
マグマストーム
84 ~ 102 (47.5 ~ 57.7%) 乱数2発 : 82.03%
となるので、「たべのこし」の回復が間に合って受けきれそうです。
一方で、対応できる物理アタッカーの幅が狭まるため、僕の方でも他の物理受けや高速アタッカーなどで対策をしたパーティー構築を検討させて頂き、ぜひ特殊受けコータスを採用させて頂こうと思います!
改めまして、助言して頂きありがとうございました!
23/07/29 09:13
4ポケモン中級者yuuta
現在のSVでもしぇいどさんが昨日の夏統一で出していました!見てみてください!
炎の渦についての感想お願いしてもよろしいでしょうか?(弱いか強いか)

「ぜひ特殊受けコータスを採用させて頂こうと思います!」
まじですか!?嬉しすぎるんですけど!
(まぁ言うならしぇいどさんにお礼言ってください)
でもこんなこと言うとこの育成論なくなっちゃうのか?

S個体値は何がいいんでしょうかね…?
トリル下ドーミラードーミラー抜き、トリル外最遅ドオードオー抜き
トリル外無振りドオードオー抜き
トリル下最遅ドオードオーと同速

最遅プリンプリンのほろびのうたで負けるか50%で勝てるかというプリンプリン好きの人に対して(あ、俺はプリンプリンよりコータスコータス派です)はなかなかでかいことだと思いますので、実際何がいいのでしょうか?

タイプ一致イカサマ(A個体値は0)
HB特化時性格下降   22 ~ 27 (12.5 ~ 15.2%) 乱数7発 : 0.91%
HB特化時       24 ~ 28 (13.5 ~ 15.9%) 乱数7発 : 69.84%

HD特化時(B4) 性格下降28 ~ 34 (15.9 ~ 19.2%) 乱数6発 : 98.89%
HD特化時(B4) 31 ~ 37 (17.5 ~ 21.0%) 乱数5発 : 4.18%
と結構変わるかもしれませんがどうしますか?
23/07/29 10:29
5バサルト (@ePg89I0fjuf7wQb)
ライチ様、
ご返答ありがとうございます!
コノヨザルコノヨザルへの択として「れんごく」を採用するのは目から鱗でした。キノガッサ等の炎弱点ポケモンへの確実な攻撃技ではなくなりますが、
「『じわれ』のように居座って相手にプレッシャーを与える技」
として考えるとかなり有効な戦術だと思いました。早速候補技に追加させて頂きます!
性格補正は記述が誤っておりましたので、訂正させて頂きました。ご指摘ありがとうございます。
テラスタイプについてですが、まだまだ模索中だったため、飛行・格闘テラスの案はありがたいです。こちらも候補に追加させて頂きます。
「相手がより日照りだと誤認しやすいよう古代パラドックスを入れる」というのも実にいい案ですね(暗黒微笑)。パラドックスポケモンを対戦で使用したことがないため、対象の育成論や攻略サイトで学んだ上で、「相性の良い味方」の欄に追加させて頂きます。
改めまして、助言して頂きありがとうございました!
23/07/29 20:46
6バサルト (@ePg89I0fjuf7wQb)
ポケモン中級者yuuta様、
しぇいどさんの対戦動画
(2021/7/22分と2023/7/28分)
を視聴致しました!
ドレディアドレディア好きの方でしたが、コータスコータスの動画もけっこう投稿されていて、楽しませて頂きました。今後もじっくり閲覧させて頂こうと思います。
上記の2つの動画を確認したところ、両受けコータスコータスを成立させるためには、こうこうのしっぽトリックなどの起点作りが重要で、当育成論のように対面から積むだけでは不十分なことを学びました。
そのため、当育成論と両受けコータスコータスは区別すべきと感じました。今後も両受けコータスコータスについての考察を続けていこうと思いますが、育成論レベルまでブラッシュアップできるかは未定です(笑)。
ですが、新たなコータスコータスの可能性に気づかせてくださいまして、ありがとうございました!
また、「ほのおのうず」についてですが、物理アタッカーを拘束すれば起点にできるため、早速候補に追加させて頂きました。

S調整についてですが、
当育成論のコータスコータスについては、あまりこだわらないようにしています。
理由としては、
1:HBの努力値を削ってまで上を取りたい相手がいない
2:トリックルーム持ちを選出されないことが多い
からです。
1については、ちょすいドオードオー、しんかのきせきドーミラードーミラープリンプリンに先制を取ったとしても、「てっぺき」を積まない限りボディプレスで有効なダメージを与えられません。そのため、相手の「あくび」や「さいみんじゅつ」・「ほろびのうた」を受けてしまうため、あまりメリットを感じませんでした。
また、努力値を52まで振れば実数値47となって、最遅47族のカバルドンカバルドン(実数値46)までの上をとれますが、この場合も有効打がないため、耐久を削るデメリットの方が大きいように思えます。
2については、普段使用している疑似亀統一パーティー
コータスコータスを筆頭に素速さが遅いからか、トリックルームを打たれることが滅多にありませんでした。
以上のことから、物理受けコータスコータスについては基本的に後攻でも問題ないと考えております。
一方で、「じわれ」を採用したり起点作り型で「あくび」を使用する場合は、先制を取ったほうが有利なため、一考の余地があります。また特殊受けの場合、努力値を84まで振れば実数値51となって、無振り30族のヤドキング(ガラル)ヤドキング(ガラル)(実数値50)の上をとれますので、特殊技を受ける前に「ドわすれ」を積めます。
そのため、別の型のコータスコータスだとS調整の意義があるため、今後も探求していこうと思います。
改めまして、視野を拡げてくださりありがとうございました!
23/11/11 07:04
7バサルト (@ePg89I0fjuf7wQb)
テラスタイプをかくとうタイプにした場合の、
こだわりハチマキあくタイプテラスタルパオジアンパオジアン
対面におけるダメージ計算を追記致しました。
よろしければ、ご覧ください。
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