ポケモンパーティ構築(シングル)
【シーズン1〜7マスボ級到達】「疑似」亀統一パ
はじめに
こんにちは!
亀が好きで、
ソード・シールドから初めて亀ポケモン達とランクバトルに挑戦し、今作も亀っぽいポケモンをパーティーに加えてランクバトルをエンジョイさせて頂いている者です。
ソード・シールドでの最高記録は準伝説環境時にハイパーボール級止まりでしたが、
今作ではシーズン1でマスターボール級に到達し、シーズン3〜7でも技・特性・テラスタイプを一部変更しましたが、ポケモンは変更せずにスーパーボール級からマスターボール級へ昇格することができました(シーズン2だけはジオヅムをセキタンザンに変更してマスターボール級へ昇格しました)。
ただ、まだまだ対戦経験が浅く、パーティーにも改善の余地があると考えております。
そのためこの度、
自作の疑似亀ポケモン統一パーティーを紹介して亀ポケモン達の素晴らしさを布教するとともに、
「疑似亀ポケモン統一」というコンセプトを維持しつつどう改善すればよいか、
アドバイスを頂きたいと思い投稿致しました。
お手数お掛けしますが、何卒よろしくお願い致します!
※今回はシーズン7(マスターまでの勝率 23勝32敗)のパーティー構築を紹介致します。
公開チームの上限に達してしまったため、ただいま当レンタルチームは非公開となっております。
レンタルご希望の方はコメント欄にてお知らせください。
他シーズンの構築は余談枠に記載させて頂きます。
ダメージ計算にはポケソル様のサイトを使用させて頂きました。https://sv.pokesol.com/calc
また、「種族値」「個体値」「努力値」といった非公式用語、および略称を使用させて頂きます。
ステータスの
「たいりょく-こうげき-ぼうぎょ-とくこう-とくぼう-すばやさ」を
「H-A-B-C-D-S」と表記しております。
追記
新たにラブトロス(霊獣)を加えた構築記事
パーティ構築/5034
さらにシーズン11にてハヤシガメドダイトスを加えた構築記事
パーティ構築/5328
シーズン14にてカメックスを加えた構築記事
パーティ構築/5622
を作成致しました。
よろしければ、ご覧ください!
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使用ポケモン
- コータス@カゴのみ(ずぶとい)シェルアーマー
- HP:252 / 防御:252 / 特防:4
- /
- 実数値:177-x-211-105-91-40 / 個体値:31-x-31-31-31-31
- てっぺきねむるふんえんボディプレス
亀ポケモン枠その1
- コンセプト
このコータスは
とある動画投稿者の方のソード・シールドでの型を一部アレンジした、
物理耐久型として採用しております。
育成論を作成しましたので、こちらもどうぞ。
育成論SV/2523
- 技構成
てっぺき
物理受けがコンセプトのため確定枠です。
ねむる
回復技です。回復手段をたべのこしや回復きのみにしても良いかもしれませんが、今回は状態異常に強いねむるにしております。
ふんえん
攻撃しつつ火傷を撒くことができます。おにびでも良いかしれませんが、ちょうはつを受けると使用できなくなるため、今回はふんえんとしております。
ボディプレス
物理受けと相性の良い攻撃技です。てっぺきで火力を上げることもできます。
- 持ち物
カゴのみ
ねむるの解除・相手からの催眠対策を目的としています。
- 特性
シェルアーマー
不運な急所ダメージを防ぐシェルアーマーを採用しております。ひでりの場合、{イルカマン(マイティ)}等の水物理アタッカーにもかなり有利に立ち回れますが、現環境だと相手のパラドックスポケモンを強化してしまうため、非採用です。
- 努力値配分・性格・個体値
耐久特化のHB252D4、性格補正はイカサマ・混乱対策のB↑A↓です。個体値は、トリックルームをあまり見かけず相手によっては先に動けるかもしれないのと、イカサマ・混乱対策のため、A以外31です。
- テラスタイプ
弱点の・技半減、カゴのみ消費後のキノコのほうし・やどりぎのタネ無効化を意識してにしております。
- 戦術・使用感
コンセプト通り、大抵の物理アタッカーに対して有利に立ち回ることができ、相手が物理偏重の選出の際は3タテする試合もございました。
また、先発で出すことで相手に起点作り型と誤認させることもできます。
先発で出して初手のふんえんで火傷を引くことができれば、相手の先発で出てきたきあいのタスキ持ちのパルシェン・キノガッサに致命傷を与えることができます。
火傷が不発の場合でも、
テラスタルを切ってロックブラスト・キノコのほうしを耐えて反撃、キノガッサについては後述のタルップルに交代して落とすことができます。ポイズンヒールキノガッサに対しても初手火傷が入れば猛毒の発動を阻害することができます。
・与ダメージ
ふんえん
パルシェンH4振り
D1段階低下(からをやぶる1回)
109〜130(86.6〜103.2%)乱数1発:25%
キノガッサH4振り
120〜144(88.3〜105.9%)乱数1発:31.25%
・被ダメージ
ロックブラスト5回
パルシェンA252性格補正A1.1倍
A2段階上昇(からをやぶる1回)
テラス受け
75〜90(42.4〜50.9%)乱数2発:0%
- カムカメ@きあいのタスキ(むじゃき)すいすい
- 攻撃:252 / 特攻:4 / 素早:252
- /
- 実数値:125-116-70-59-52-105 / 個体値:31-31-31-31-31-31
- あまごいアクアブレイクひやみずマッドショット
亀ポケモン枠その2
- コンセプト
今作は純粋な亀ポケモンがコータス・カジリガメ系統の計3匹しか現時点でランクバトルで解禁されておりません。シーズン8で解禁予定のラブトロス(霊獣)、冬に実装されるテラパゴスを心待ちにしておりますが、それまでは今いる亀ポケモン達とランクバトルを乗り越えなければなりません。そのためカジリガメの進化前、カムカメにも頑張ってもらうこととなりました。
こちらのカムカメはきあいのタスキを持ちあまごい使用して、後続のカジリガメをサポートする起点作り型となっております。
- 技構成
あまごい
自身と後続のカジリガメのすいすいを起動するために確定枠です。
アクアブレイク
きあいのタスキ潰しとして採用しました。進化前故に攻撃の実数値は低いですが、雨下だと威力191.25となるため無視できないダメージになります。
ひやみず
相手の先発が物理アタッカーである場合、ダメージを与えつつ火力を下げることができます。
マッドショット
タイプ、ふゆう・ふうせん持ちでない高速アタッカーのSを下げることができます。
- 持ち物
きあいのタスキ
低耐久ポケモンで起点作りを行うため、タスキ必須です。
- 特性
すいすい
あまごい使用後に起点作りをするためにすいすいで確定です。
- 努力値配分・性格・個体値
可能な限り速く行動しつつ、ひやみず・マッドショットのダメージをあまり減らさないようにするためのAS252C4、性格補正はS↑D↓です。
個体値は全て31です。
- テラスタイプ
- 戦術・使用感
先発で出して相手の攻撃を1回耐えつつあまごいを起動します。このカムカメはすいすいで雨下の素速さが倍(実数値210)となり、最速ドラパルト(実数値213)以外のポケモンよりも速く行動できるため、先制できるか否かで相手先発ポケモンのこだわりスカーフ・先制技の有無を判断することができます。先制できた場合、2ターン目はアクアブレイクで相手のきあいのタスキの可能性を潰したり、ひやみず・マッドショットで相手の能力を下げて起点を作ります。相手に先制された場合は当然そのまま倒されてしまいますが、こだわりスカーフだと予測できた場合は相手の技に有利なポケモンを選択できます。
特にキラフロルに対しては、
・こだわりスカーフ
(技:パワージェム・ヘドロウェーブ)
の場合
カムカメ退場後カジリガメ投げ
↓
アクアブレイクorからをやぶる
・こだわりスカーフ
(技:エナジーボール・だいちのちから)
の場合
カムカメ退場後タルップル投げ
↓
りんごさんで殴り合い
・こだわりスカーフ以外
(後続にクレベースがいない)
の場合
カムカメマッドショット後退場
↓
カジリガメ投げ
テラスタル受け後からをやぶる
(相手のエナジーボール・だいちのちから対策)
と有利に立ち回れることが多かったです。
…ただ選出負けして、タネマシンガン等の連続技やちょうはつなどを受けてあまごいを使用できずに退場したり、雨が止むまでひたすらりゅうのまい等の積技を積まれ続けたりして負ける場面が多々ありました(汗)
シーズン5までは対物理アタッカー用にカウンターを仕込んでおりますが、他の亀ポケモン達でも対策できるため、ひやみず・マッドショットを覚えさせて、仕事を増やしました。
- カジリガメ@いかさまダイス(いじっぱり)すいすい
- HP:4 / 攻撃:252 / 素早:252
- /
- 実数値:166-183-110-x-88-126 / 個体値:31-31-31-x-31-31
- からをやぶるアクアブレイクロックブラストアイススピナー
亀ポケモン枠その3
- コンセプト
今作で新たにからをやぶるを覚えるため、あまごいに頼らずとも素速さと火力を上げる手段を得ました。もちろん雨があるに越したことはないため、前述のカムカメの起点作りを活かしつつ、隙を見てからをやぶるをして雨が止んだ後も息切れしないエースアタッカーとして育成しました。
- 技構成
からをやぶる
強力な積み技。現環境のからをやぶる使用可能なポケモンの中では最速です。
アクアブレイク
修得する技の中での最高火力。威力が5低い代わりに怯み効果があるたきのぼりも優秀であるため、こちらでも良いかもしれません。
ロックブラスト
タイプの連続攻撃技。きあいのタスキ・みがわり・ミミッキュ対策で採用しました。
アイススピナー
サブウェポン。苦手なタイプや環境にいるタイプを意識しております。
- 持ち物
- 特性
すいすい
前述のカムカメのあまごいを活かすため、すいすいにしております。
- 努力値配分・性格・個体値
努力値はAS252H4、性格補正は後述の事情で準速でも十分かなと考え、A↑C↓としております。
個体値はC以外31です。
- テラスタイプ
- 戦術・使用感
カムカメのあまごいによる雨下のみ、またはからをやぶる1回のみ使用時の素速さ実数値は252ですが、テラスタルによる耐性変更等で雨下でからをやぶることができれば、一時的に素速さ実数値504を実現できます。シーズン1・2の対戦環境ではペリッパー・フローゼル(雨下最速個体実数値366)のコンボが存在したため、相手のあめふらしにタダ乗りして活躍する機会が多かったです。一方で、本来タイプ相性有利なカイリュー・テツノドクガ・セグレイブ・ウルガモスにタイプ変更・反撃されて負けてしまう場面もあり、僕がカジリガメで攻める際に、今作のテラスタルのシステムへ十分に対応できておりません。これに関しては、相手のテラスタイプを予測して安定した技選択をする必要があります…。
- クレベース@おんみつマント(いじっぱり)がんじょう
- HP:252 / 攻撃:252 / 特防:4
- /
- 実数値:202-185-204-x-67-48 / 個体値:31-31-31-x-31-31
- じこさいせいのろいアイススピナーミラーコート
疑似亀ポケモン枠その1
- コンセプト
XYで実装された亀っぽいポケモン。
現環境防御1位だし実質亀でよいのでは…?
そう考えパーティーに加入させました。
ボディプレスはコータスに採用しているため役割がカブらないよう、のろい・じこさいせいで攻防のステータスを上げる耐久アタッカーとして採用しました。
- 技構成
じこさいせい
安心の回復技。のろいを積む回数を増やしたり、がんじょうを復活させられたりできます。
のろい
攻守のステータスを上昇させます。てっぺきよりも防御の上昇量が1段階低いですが、それでも十分な耐久力を得ることができます。また、後述のテラスタルを切ることで、相手に大きなスリップダメージを与える技に変化します。
アイススピナー
威力・命中安定の氷技。前述ののろいで威力を上げることができます。被弾時に威力の上がるゆきなだれも良いかもしれませんが、相手の交代時にも安定した火力を出すために、今回はアイススピナーとしております。
ミラーコート
特殊技倍返し。アイススピナーの効きづらい特殊アタッカーに対しても一矢報いることができます。…その後の物理受けの役割を放棄することにはなりますが(笑)
- 持ち物
おんみつマント
しおづけのスリップダメージ無効がメインです。
他の状態異常や怯み等の追加効果を予防できるのも嬉しいところです。
- 特性
がんじょう
前述のミラーコートを活かし、一撃必殺を無効にするがんじょうを採用しております。
- 努力値配分・性格・個体値
HA252D4、性格補正はA↑C↓です。個体値は、C以外31です。
- テラスタイプ
弱点の技を無効にして、前述ののろいの効果を変更するためににしました。
- 戦術・使用感
元々物理アタッカーに対して数値受けが可能なポケモンですが、今作のテラスタルで耐性が変わることで、相手のダメージ計算を狂わせて殴り勝つ、我がパーティーの切り札として大活躍しました。
特に、
1ターン目
{イルカマン(マイティ)}インファイト
クレベースのろい
↓
2ターン目
クレベーステラスタル
{イルカマン(マイティ)}インファイト無効
クレベースじこさいせい
のように、
高威力技を1発受けてから2発目を無効にし、立て直して勝利する盤面が多かったです。
・被ダメージ
{イルカマン(マイティ)}A252振り性格補正A1.1倍
こだわりハチマキ所持
インファイト
104〜124(51.5〜61.4%)確定2発
また、アイススピナーの効きづらいアーマーガア・キョジオーン・ヘイラッシャ等の耐久ポケモンに対しても、
タイプに変化することで性能の変わるのろいでスリップダメージを与えてプレッシャーをかけることもできます。のろいによる自身のHP減少もじこさいせいでリカバー可能です。ボディプレスをテラスタルで、じわれをがんじょうで無効にできるのも嬉しいところです。
- タルップル@とつげきチョッキ(ひかえめ)あついしぼう
- HP:12 / 特攻:252 / 特防:244
- /
- 実数値:187-x-100-167-131-50 / 個体値:31-x-31-31-31-31
- りんごさんりゅうせいぐんテラバーストギガドレイン
疑似亀ポケモン枠その2
- コンセプト
ソード・シールドで実装されたポケモン。
カジッチュ時にからにこもる、タルップル時にてっぺきを習得するので実質亀(以下略)。
上記の面々を見て、物理火力・耐久は十分な一方、特殊火力・耐久が不十分だと思い、その穴を埋める耐久特殊アタッカーとして、とあるサイトのサイクル型を参考に育成しました。
- 技構成
りんごさん
殴りながら相手の特防を下げる優秀な専用技。後述の理由でとつげきチョッキを持たせることから、変化技を使用できないため重要な技です。
りゅうせいぐん
習得できる最高火力。りんごさんを絡めて強引に突破する手段です。
テラバースト
覚える特殊技のタイプが・・のみと、種類が少ないため、それを補う技。・技のどちらも半減するタイプへの有効打を得ることができ、サーフゴー・ハッサムに致命傷を与えられます。
ギガドレイン
攻撃しつつ回復する特殊技。りんごさんとタイプがカブりますが、上述の通り覚える特殊技のタイプが少ないので、そこまで気になりません。また、変化技を使用できないため、回復をこの技に頼ることになります。りんごさんの特防ダウンを活かして回復量の増加も狙えます。ちなみに物理技ではありますが、先制技ふいうちを覚えます。優秀な技ですが、今回は耐久力を維持するためギガドレインを採用しました。
- 持ち物
とつげきチョッキ
特殊アタッカーと特殊受けの役割を両立するために採用しました。後述の努力値配分と絡めることで、意外な特殊耐久を得ます。
- 特性
あついしぼう
きのみを使用しないため、・技のダメージを半減できるあついしぼう一択です。
- 努力値配分・性格・個体値
参考にした型の通り、Cに252振った上で、残りをHに12、Dに244振りました。この育成論を作成した方曰く、とつげきチョッキを持たせることでひかえめサザンドラの持ち物なしりゅうせいぐんを耐えて反撃が可能となるそうです(146 ~ 174 (78.1 ~ 93.1%) 確定2発)。性格補正はC↑A↓です。個体値はA以外31です。
- テラスタイプ
弱点の
・・を半減し、テラバーストのタイプを変更するためににしました。
- 戦術・使用感
「疑似亀ポケ統一」を維持しつつ、特殊火力・耐久不足という穴を埋めるというトレーナーのワガママに応えてくれた、縁の下の力持ちです。
上述の4匹の弱点の内、
・・・・技を半減以下で受けるため、これらの特殊技に対して安心して交代出しできます。
タルップルの弱点を突く技がある特殊アタッカーに対しても、意外な耐久力を盾に強引に撃ち合いに持ち込むこともできます。
特にテツノツツミに関しては、コータス・ジオヅムに対して後出してくることが多く、きあいのタスキでなければ、
1ターン目
タルップルに交代
テツノツツミハイドロポンプ
↓
2ターン目
テツノツツミフリーズドライ
タルップルギガドレイン
で倒すことができます(氷づけになりさえしなければ)。
・与ダメージ
ギガドレイン
テツノツツミH4振り
188〜224(142.5〜169.7%)確定1発
・被ダメージ
テツノツツミC252振り性格補正C1.1倍
クォークチャージC上げ
100〜124(53.5〜66.4%)確定2発
もちろんテラスタルして耐性変更しても良いのですが、その場合パーティー全体に対して相手の・・技の通りがよくなってしまうため、僕が考え無しにテラスタルを切って負けてしまう試合もありました…。
- ジオヅム@しんかのきせき(しんちょう)きよめのしお
- HP:252 / 防御:4 / 特防:252
- /
- 実数値:167-80-121-x-128-55 / 個体値:31-31-31-x-31-31
- しおづけじこさいせいのろいステルスロック
疑似亀ポケモン枠その3
- コンセプト
今作で実装されたポケモン。
キョジオーンの進化前ポケモンですが、どことなく亀っぽいので(以下略)。
上記の面々を見て、物理耐久は十分だと思い、しんかのきせきを持たせて特殊耐久に厚くするよう育成しました。
…ちなみにキョジオーンにオボンのみやたべのこしを持たせた方が遥かに耐久性能が高いです。ツッコミ所満載ですが、どうぞご覧ください。
- 技構成
しおづけ
殴りつつスリップダメージを与える優秀な専用技。火力には期待できないため、必須です。
じこさいせい
安心の回復技。進化前でも相手次第では居座れます。
のろい
相手次第で積んだり、テラスタルを切ってスリップダメージを増幅させます(ジオヅムでテラスタルを切るのはもったいないかもしれませんが)。
ステルスロック
安定の起点作り技。上記の技で交代を誘いやすいため、撒くことができれば相手にプレッシャーをかけられます。
- 持ち物
しんかのきせき
進化前の耐久ポケモン御用達アイテム。物理・特殊耐久をできる限り上げます。
- 特性
きよめのしお
優秀な専用特性。状態異常および技への耐性を得ます。
- 努力値配分・性格・個体値
HD252B4、性格補正はD↑C↓です個体値は、C以外31です。しんかのきせきと組み合わせることで、防御実数値180、特防実数値192となります。
- テラスタイプ
弱点の技を無効として、前述ののろいの効果を変更するためににしました。クレベースと異なり、捨て気味にのろいを使用することになりますが…。
- 戦術・使用感
キョジオーンのほぼ劣化版ではございますが、それ故に相手の油断を誘うのか、耐久力を甘く見て殴ってくる相手が多く、思いの外、有利に立ち回ることがありました(盤外戦術気味ですが)。またトリックを受けた際、キョジオーンと異なり、相手に得のあるアイテムを渡さない、という小さ(過ぎる)なメリットもありました。
戦術と解説
- 初手選出
相手の起点作り要員の有無で判断します。
クエスパトラを確認した場合は、
タルップルを選出します。
アシストパワー型・バトンタッチ型の場合はりんごさんで負担をかけることができます。
クエスパトラを確認せず、
キラフロルを確認した場合は、
カムカメを選出します。
クエスパトラ・キラフロルを確認せず、
オーロンゲ・コノヨザルの並びを確認した場合は、
コータスを選出します。
この並びでオーロンゲが先発の場合、コノヨザルにちょうはつ役を任せているからなのかオーロンゲからちょうはつが飛んでくることがほとんどなかったため、てっぺきを積む猶予がありました。
クエスパトラ・キラフロル・オーロンゲ・コノヨザルを確認せず、
ガブリアスを確認した場合は、
クレベースを選出します。
初手はのろいを積み、ステルスロックを撒いてきた場合はアイススピナーで殴り、殴られた場合はのろい・じこさいせいを絡めてステータスを上げてから殴ります。
上記のポケモンを確認せず、
物理アタッカーや物理寄りの起点作り要員が先発で来そうだと判断した場合、
コータスを選出します。
特殊アタッカーが先発で来そうだと判断した場合、ジオヅムを選出します。
- 裏選出
ドヒドイデを確認した場合は、
ジオヅムを選出します。
猛毒無効かつタイプの苦手なしおづけを覚えるためかなり有利です。
キラフロルを確認した場合は、
カジリガメまたはタルップルを選出します。
キョジオーン・ヘイラッシャを確認した場合は、
クレベースまたはタルップルを選出します。
ドオーを確認した場合は、
コータスまたはジオヅムを選出します。
どちらも状態異常に強いため、ふんえんによる火傷・しおづけ・のろいによるスリップダメージを入れて持久戦に持ち込めば、ドオーのじこさいせいのPPの削って負担をかけることができます。
どちらにもじしんが抜群で入ってしまいますが、アタッカー型でもなければ受けきれます。
ラウドボーンを確認した場合は、
タルップルまたはジオヅムを選出します。
どちらも技に耐性があり、タルップルは相手のてんねんによりりゅうせいぐんを連打可能、ジオヅムは技・状態異常に強いです。
その後、
相手の特殊アタッカーの有無を確認し、まだ選出していない場合はタルップルを、次点で物理アタッカーの有無を確認し、まだ選出していない場合は
コータスまたはクレベースを参加させます。
- 環境上位ポケモンへの対策
上記で触れていない環境上位ポケモンへの対応策を記載します。
・ディンルー
コータス・クレベース・タルップルで対処します。
コータス・クレベースはてっぺき・のろいから入ります。
それぞれじしん・ストーンエッジを受けた場合は回復技を絡めて積み続けてボディプレス・アイススピナーで反撃します(相手がこだわりハチマキを持っている場合はコータスは確定で落とされしまいますが)。
ステルスロックを撒かれた場合、ふきとばしが来る可能性が高いため、すぐにボディプレス・アイススピナーを打ち負担をかけます。
ちょうはつを受けててっぺき・のろいを止められてしまった場合は次のターンふんえん・アイススピナーで相手の出方を見ます。
タルップルはギガドレインで回復しつつ削っていきます。…相手がアタッカー型の場合は殴り負ける場合がありますが(汗)
・与ダメージ
ディンルーHB252振り性格補正B1.1倍
オボンのみ所持の場合
コータスのボディプレス
B2段階上昇(てっぺき1回)
67〜91(25.5〜34.8%)確定3発
B4段階上昇(てっぺき2回)
131〜167(50.0〜63.8%)確定2発
クレベースのアイススピナー
A1段階上昇(のろい1回)
67〜91(25.5〜34.8%)確定3発
A2段階上昇(のろい2回)
109〜141(41.7〜53.9%)確定2発
・被ダメージ
ディンルーA252振り性格補正A1.1倍
じしんコータス受け
てっぺき0回
98〜116(55.4〜65.6%)確定2発
B2段階上昇(てっぺき1回)
50〜60(28.3〜33.9%)乱数3発:0.02%
こだわりハチマキの場合
てっぺき0回
144〜170(81.4〜96.1%)確定2発
B2段階上昇(てっぺき1回)
72〜86(40.7〜48.6%)確定3発
ストーンエッジクレベース受け
のろい0回
68〜80(33.7〜39.7%)確定3発
B1段階上昇(のろい1回)
44〜54(21.7〜26.8%)乱数4発:17.53%
こだわりハチマキの場合
のろい0回
100〜118(49.6〜58.5%)乱数2発:98.43%
B1段階上昇(のろい1回)
68〜80(33.7〜39.7%)確定3発
この型の攻略は、いかに早くコータスのふんえんで火傷するかに懸かっています。…運要素が絡みますが、以下が対応策です。
対面した場合、初手はふんえんを打ちます。相手の初手がちょうはつの場合はふんえんによる火傷ガチャを続行しますが、ビルドアップの場合はてっぺきによる防御強化を試みます。
火傷さえ入れば、ドレインパンチ程度は問題なく受けきれますが、ふんどのこぶしは流石にダメージが大きいです。ふんどのこぶしを受けきれないと判断した場合は、ジオヅムに交代して受けてしおづけを入れることで、スリップダメージを増加させてプレッシャーをかけることができます。
ふんどのこぶしの無効化のためにテラスタイプをにしても良いかもしれません。その場合ドレインパンチを効果抜群で受けることになりますが、ふんどのこぶしほどの脅威にはなりません。
…もっともコノヨザルがタイプにテラスタルして火傷を無効にされた場合は為す術がないのですが(泣)
・被ダメージ
例:
コノヨザルA252性格補正A1.1倍
火傷あり
A2段階上昇(ビルドアップ2回)
ふんどのこぶし威力200
(ふんえん3回被弾)
の場合
コータスてっぺき0回
37〜44(21.0〜24.9%)確定5発
B2段階上昇(てっぺき1回)
18〜22(10.2〜12.5%)乱数9発:87.91%
ジオヅム
87〜103(52.1〜61.7%)確定2発
ふんどのこぶし(威力200)
コータスてっぺき0回
97〜115(54.9〜65.0%)確定2発
B2段階上昇(てっぺき1回)
49〜58(27.7〜32.8%)確定4発
ジオヅム
57〜68(34.2〜40.8%)確定3発
・カイリュー
型が豊富にあるため、万全な対応策は思いつきませんでした。そのため、相対した個体を物理アタッカーと仮定してコータスとクレベースで対処していきます。
コータスで対面した場合、初手はてっぺきを使用します。こだわりハチマキ持ちのじしんでなければ、ねむるを絡めて回復が間に合います。
2ターン目そのまま攻撃またはりゅうのまいをしてきた場合は耐久戦を継続しますが、アンコールを打ってきた場合は起点にされてしまうため、クレベースに交代してアイススピナーで殴り合いに持ち込みます。
相手が技半減のタイプにテラスタルした場合はのろいに切り替え、アンコールを受けて効果が切れる最後の1ターンでテラスタルしてのろいをカイリューにかけます。
次のターン、相手の交代先を予測してアイススピナーかじこさいせいを選択し、居座られてアンコールで縛られた場合は交代します。
…このようにアンコール持ちが相手だとかなり辛い展開になりますが、頑張って対処するしかありません(泣)
・ドラパルト
同じく型の豊富なポケモン。対面した場合は物理アタッカー型と想定してコータスのてっぺきから入ります。想定通りならば耐久戦継続のため、壁貼り型ならば壁ターン稼ぎのためにてっぺきを続行します。特殊アタッカーだった場合は、タルップルまたはジオヅムに交代して対処します。
・物理アタッカー
コータスまたはクレベースで対処します。対面であれば、コータスは{イルカマン(ナイーブ)}のクイックターン、クレベースはハッサムのバレットパンチくらいはテラスタルしなくても問題なく受けられます。
{イルカマン(ナイーブ)}と対面した場合は交代先を読んだ行動、それ以外と対面した場合はてっぺき・のろいを積み、危なくなったらねむる・じこさいせいの回復技とテラスタルを適宜使用し、反撃に転じます。
相手が特殊アタッカーに交代しそうだと感じたら、ボディプレスやアイススピナーなどで後続にプレッシャーをかけても良いかもしれません。
・特殊アタッカー
基本的にタルップルで相手取るようにします。タイプ相性の悪い特殊アタッカーには、前述の通りテラスタルを切って殴り合いに持ち込みます。
でんじはがある場合は運が悪いと行動不能となってしまいますが、素速さ低下は元々遅いので気になりません。トリックでこだわりスカーフを持たされると動き辛くなりますが、こだわりメガネの場合は火力が上がるためメリットもあります。
クレベースのミラーコートでイーユイ以外は相打ち気味に倒すこともできます。
・タイプの耐久型ポケモン
やどりぎのタネ・粉技・キノコのほうしを無効にする
テラスコータスまたはタルップルで対処します。
- 余談
過去シーズンのパーティー構築を簡単に紹介致します。
・シーズン1
(マスターまでの勝率 61勝75敗)
当記事の耐久型コータスの特性をひでり、テラスタイプをとして運用。
ひでりで物理アタッカー、テラスタルでコノヨザルに対して有利に立ち回れており、タルップルのテラバーストの火力補強も担ってました。
また、当記事のカジリガメの持ち物をラムのみ、
カムカメの技を
ひやみず→カウンター
マッドショット→いえき
努力値をH252・S252・A4としてシーズン5まで運用。
・シーズン2
(マスターまでの勝率 5勝1敗)
コータスの色違い探し中に
偶然タンドンの色違いを捕獲したことを友人達に話した際、
「セキタンザンって背中にプレートみたいな物があるから実質亀枠でいいんじゃね?」
と言われ、ノリと勢いでジオヅムと交代する形でパーティー加入。
セキタンザン
技構成
かえんほうしゃ・パワージェム・
ソーラービーム・ステルスロック
特性
じょうききかん
持ち物
ふうせん
テラスタイプ
努力値
H230 C252 S28
(じょうききかん発動時に
最速ドラパルト抜き調整)
性格補正
C↑A↓
個体値
A以外31
上記のコータスのひでりで・技の火力を補強して戦う型。
こだわりハチマキガブリアスのじしんをふうせんで回避して勝利に導いた実績あり(笑)
・シーズン3
(マスターまでの勝率 4勝0敗)
シーズン1のコータスを起点作り型に変更。
コータス
技構成
オーバーヒート・クリアスモッグ・
ステルスロック・あくび
特性
しろいけむり
持ち物
だっしゅつパック
テラスタイプ
努力値
HB252 D6
性格補正
B↑A↓
個体値
A以外31
特性は、こだいかっせいの強化を避けつつ、相手からの能力低下による持ち物誤発動を防ぐしろいけむりを選択。
カイリュー・サケブシッポ等のアンコールで縛られても仕事できるようあくびを採用。
また、ひでりではなくなりセキタンザンの火力が落ちるため、ジオヅムと交代。
・シーズン4
(マスターまでの勝率 9勝15敗)
テツノツツミやハバタクカミ等の特殊アタッカーが先発で来ることが多くなり、シーズン3のコータスでは起点作りをし辛くなったため、当記事の耐久型コータスに変更。
・シーズン5
(マスターまでの勝率 8勝5敗)
シーズン4から変更なし。
・シーズン6
(マスターまでの勝率 18勝23敗)
カムカメの型を当記事のものに変更。
さいごに
…以上が疑似亀パーティーの戦略でした。
今後も亀ポケモン達の育成例の情報収集を続けて、彼らの様々な可能性を模索し、ランクバトルを乗り越えて行こうと思います!
改めてご助言頂けるとありがたいです!
当記事をここまでご閲覧頂きまして、
本当にありがとうございました!
投稿日時 : 2023/04/14 07:02
最終更新日時 : 2024/01/14 19:09
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