こんにちは。お久しぶりです。紅狐です。
今回も深く、詳しく、メイン技の解説が5行より多くある育成論を書けたらいいなと思います。
今回はマフォクシーです。
※本育成論に出てくるウーラオス(いちげき)は特に注がない限り連撃です。
※このマフォクシーはカイリューと組むことで最大限強さを引き出せると考えているため度々カイリューと組むことを前提とした記述が見られますが、本当にこの並びが強いので許してください。
※スマホで本育成論を見る場合、パソコンに合わせて表を作った関係上、表がえげつないことになっていますが気にしないでください。
確定欄
マフォクシー | テラス | ||
---|---|---|---|
持ち物 | スカーフ | ||
特性 | 猛火 | ||
努力値 | H4,B4,C132,D116,S252 | 性格 | 臆病 |
技 | マジフレ/キネシス/鬼火/トリック | 個体値 | 5V,A0 |
マフォクシー概要
H | 75 | CSがそこそこ高い。 また、マジシャンモチーフのタイプなのでトリッキーな技を多々覚える。 があるためとの多い現環境は圧倒的に向かい風であり、行動保障が必須だが、行動保障を得てもハバタクカミが圧倒的なライバルとして君臨するので非常に使いどころに乏しいポケモン。 今まで器用貧乏のレッテルを貼られ続けていたがアンコールや悪巧み、サイコノイズの習得で多少マシになった。 |
---|---|---|
A | 69 | |
B | 72 | |
C | 114 | |
D | 100 | |
S | 104 |
採用理由/強み
今回マフォクシーを起点作成型で採用するにあたって、起点マフォクシーの強みをここでは列挙する。
1.多用な妨害技
マジカルフレイム,トリック,すりかえ,おにび,あまえる,アンコール,さいみんじゅつなど多様な妨害ができる。多様な妨害があるということは妨害できる範囲が広いということなのでマフォクシーの強力な点の1つになる。
2.そこそこ高い素早さ
Sは104と高速の領域には届かないものの激戦区80〜100を抜くことができるカイリューウーラオス(いちげき)ランドロス(霊獣)
上からの妨害はハバタクカミなどでわかるように非常に厄介かつ扱いやすい。
3.型が読みづらい
今回マフォクシーを妨害型で運用するが、(ホームのデータを見る限り)95%以上のマフォクシーはアタッカー気質であるため読みづらい。
また、前期はスカーフ型が2番目に多かったが今期はスカーフ型が減っているのも追い風と言えるだろう。
4.襷の不使用
低耐久高速起点作成役でありながら積み構築において比較的重要なアイテムである襷を温存し、スカーフという抜きエースは使うことのないアイテムを使用するので構築の自由度が高い。
5.プレイヤーのストレス軽減ド派手な鳴き声に美しいビジュ、素晴らしいと言わざるを得ない。プレイヤーを魅了し、ランクマモチベ上昇は間違いない。
持ち物
- 拘りスカーフ
役割対象であるランドロス(霊獣)やウーラオス(いちげき)はスカーフ持ちも多いので確定。
ついでにハバタクカミパオジアンなども抜ける。
相手が低速でもトリックによる押しつけが期待できるので無駄になりにくい。
特性
- 猛火
マジシャンはほぼ発動機会がないのでこちら。
性格・努力値と調整
技構成
- マジカルフレイム(確定)
タイプ一致の攻撃技かつCを下げることのできる技。
- 鬼火(確定)
物理への妨害。甘えるもあるが交代でリセットされないかつ襷潰しも兼ねられるこちら。
- トリック/すりかえ(確定)
低速や起点作り、積みに対する妨害。
- サイコキネシス(確定)
ウーラオス(いちげき)をワンパンできる超技。サイコノイズやサイコショックではワンパンできない(厳密にはノイズは乱数)
テラスタル
ウーラオス(いちげき)の水技やランドロス(霊獣)カイリュー地面技意識。
悪に耐性をつける。
立ち回り例
ほとんど先発運用。
しかし、オーガポン(かまど)ジャローダイーユイテツノツツミなどと遭遇しないように注意したい。
初手に打つ技は鬼火/トリック/マジフレのどれか。ここではどの技を打つべきか解説する。
マジフレを打つケース
- 炎が通る相手サーフゴー
- 特殊技主体のポケモンラティオス
- 猛火発動時の最大打点としてオーガポン(かまど)
トリックを打つケース
- 積みポケモンウルガモス
- 補助技主体のポケモンキョジオーン
- マフォクシーへの打点がカイリューに一貫しないポケモンガチグマ(アカツキ)
これらを踏まえると以下の表(&下の補足)のようになる。
マジフレ | ハバタクカミサーフゴーラティオステツノカシラ |
---|---|
鬼火 | カイリューパオジアンランドロス(霊獣)一撃ウーラオス(いちげき)オーガポン(いど) |
トリック | ガチグマ(アカツキ)タケルライコアシレーヌディンルーキュウコン(アローラ)ドヒドイデ |
例外としてオーガポン(かまど)キラフロルなどにはサイキネ、ウーラオス(いちげき)は裏で起点にできそうなら鬼火、出来なさそうならサイキネ。ハッサムは交代先を読んで最適な技選択をする必要がある。
ブリジュラスはマジフレで殴ってもいいが持久力を発動させまくると裏の物理で捲るのが厳しくなるのでご利用は計画的にしたい。
ガチグマ(アカツキ)はトリックでチョッキを奪いつつ地面技で拘らせる動きができたら非常に理想的なのでトリックから入る。瞑想の抑止もある。
タケルライコアシレーヌも同様にカイリューに通りにくい技で拘らせるのが理想。瞑想などの補助技の警戒の意味もある。
鬼火で拘った際は後述のカイリューとの相性補完を活かして拘り解除→クッションorスカーフスイーパーとして残す、または倒され待ちになる。
与ダメージ計算
- マジフレ
無振りハバタクカミ→32.4 ~ 39.3%(乱3(99.2%))
無振りパオジアン→98.1 ~ 116.2%(乱1(87.5%))
H252ガチグマ(アカツキ)→34.5 ~ 41.0%(確3)
H252サーフゴー→59.8 ~ 71.2%(確2)
H252ブリジュラス→38.6 ~ 45.7%(確3)
H252ハッサム→144.7 ~ 171.8%(確1)
無振りテツノツツミ→61.9 ~ 73.3%(確2)
無振りテツノカシラ→61.9 ~ 72.8%(確2)
- キネシス
H252マルスケカイリュー→16.2 ~ 19.2%(乱6(99.2%))
無振りハバタクカミ→39.3 ~ 46.2%(確3)
H252ガチグマ(アカツキ)→41.4 ~ 49.1%(確3)
無振りオーガポン(かまど)→43.3 ~ 51.0%(乱2(3.1%))
無振りウーラオス(いちげき)→109.8 ~ 130.3%(確1)
無振りランドロス(霊獣)→46.4 ~ 55.5%(乱2(71.1%))
H252ドヒドイデ→61.2 ~ 72.7%(確2)
無振りキラフロル→96.3 ~ 115.2%(乱1(87.5%))
H252アシレーヌ→30.5 ~ 35.9%(乱3(38.1%))
H252キョジオーン→33.9 ~ 40.6%(確3)
被ダメージ計算
C252ハバタクカミサーフゴーシャドボ→83.5 ~ 99.4%(確2)
A特化火傷カイリュー+1地震→82.2 ~ 96.7%(確2)
A252オーガポン(かまど)つたこん→41.8 ~ 49.1%(確3)
A252オーガポン(かまど)がんぷう→67.6 ~ 79.5%(確2)
A252火傷ウーラオス(いちげき)水流→83.5 ~ 101.4%(乱1(0.2%))
A252火傷パオジアン噛み砕く→73.6 ~ 87.5%(確2)
A252火傷パオジアン噛み砕く+礫→82.8 ~ 98.1%(確2)
C特化ガチグマ(アカツキ)-1大地→67.6 ~ 80.8%(確2)
A特化火傷ランドロス(霊獣)地震→87.5 ~ 103.4%(18.8%)
使用感
非常に使いやすい。スカーフ鬼火も思ったよりクセが少なく、鬼火を当てさえしてくれたら期待通りの活躍をしてくれるポケモン。
差別化
鬼火/C下げ/トリックすりかえを全て出来るポケモンは他にも数件いるが(ゲンガーサーナイトゾロアーク(ヒスイ)等)タイプ一致の打点でCを下げれる(=拘りの打点としても低くない)のはマフォクシーが唯一の存在であるので差別化が可能。
また、壁貼りと違いウーラオス(いちげき)に対する有効なデバフが撒けたり、デバフを重ねがけ出来たり、攻撃しながら撒けたりできるので、この戦術も壁貼りと違った良さがある。
相性のいい味方
龍舞型での運用。相手のデバフを最大限活かすため羽で粘りながら積むタイプの方を採用。
私は飛行テラバをメインウェポンとして使った。マフォクシーとの相性補完に優れている(岩は一貫しているが岩の一致打点持ちは少ない)
ブースト瞑想型での運用。苦手なハッサムを始めとする妖半減ポケモンにマフォクシーの一致打点がぶっ刺さる。
終わりに
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ぜひこのマフォクシーを使ってみてください!
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