ニャヒート- ポケモン育成論SV

こんにちは。紅狐です。
今回も深く、詳しく、メイン技の解説が5行より多くある育成論を書けたらいいなと思います。
今回はニャヒートです。

本論では物理耐久指数を威嚇込で計算します。

ニャヒート概要

ニャヒート	一般進化前といった感じ。 ポリゴン2やラッキーのようなバグレベルの耐久値を持っているわけではないが、特性や耐性が優秀。 また、素早さもそこそこあり、HAカイリューに上から鬼火を打てたり、苦手なガチグマ(アカツキ)に対して上から逃げられたりする。 本体のものよりポケ徹のドット絵の方が可愛い

コンセプトと役割

主な運用方法は2つある。
有利な相手に後投げし、鬼火や捨て台詞を使用して裏に繋ぐクッション役。
サイクルを回していき相方と合わせて相手全体をちまちま削るサイクル要員。
ニャヒートを最大限活かすため2つの役割を使い分けられるパーティを作成したい。(相性のいい味方の項に続く)
役割とは少しそれるがニャヒートがいると必ず相手が連撃ウーラオス(いちげき)を選出するためそこに対するメタを厚くすることができる。

持ち物

• 進化の輝石

さすがにね。

特性

• 威嚇

物理に受けだすポケモンとしては最高の特性。
もともと耐久が高いだけのやつと違って後続のサポートになるため強い。

性格・努力値と調整

H	244	奇数調整。
B	196+	余り。
D	68	C252ハバタクカミシャドボ3耐え。

技構成

• 炎技(確定)

相手を削ったり、サーフゴーに負荷を掛けたり、残り少ないHPを押し切ったりする。
ニャヒートは物理特殊どちらで殴っても変わらないため多様な選択肢がある。比較していく

炎技性能比較

オーバーヒート	クッションとしてサイクルするのでデメリットを感じにくい。
火炎放射	連打が効く安定の炎技。
フレドラ	反動が痛いが、ハバタクカミに対する強力な打点になる。
やけっぱち	補助技を透かしたサーフゴーに手痛い一撃を浴びせる。

今回はオバヒ採用とした。

テラスタル

水技や地面技を抑える。

水耐性を付けつつ氷耐性を引き継ぐ。

立ち回り例

物理技や半減技に後投げし、鬼火を入れたり捨て台詞で対面操作したりする。
HP回復手段を基本持たないため体力管理には細心の注意が必要。
物理にはとりあえず鬼火をするといい(特殊に引かれてもスリップダメは相手視点ウザい。)

与ダメージ計算

• オバヒ

無振りハバタクカミ→37.0 ~ 43.9%(確3)
無振りオーガポン(かまど)→41.3 ~ 49.1%(確3)
無振りサーフゴー→82.8 ~ 97.6%(確2)
無振りパオジアン→112.3 ~ 133.0%(確1)
H252ガチグマ(アカツキ)→39.6 ~ 46.9%(確3)
無振りテツノツツミ→71.0 ~ 83.3%(確2)

• フレドラ

無振りハバタクカミ→72.4 ~ 86.2%(確2)
無振りサーフゴー→77.8 ~ 92.6%(確1)
無振りパオジアン→93.0 ~ 109.7%(乱1(56.3%))

• 放射

無振りサーフゴー→56.8 ~ 68.0%(確2)

• 2倍やけっぱち

無振りサーフゴー→96.3 ~ 114.9%(乱1(81.3%))

• やけっぱち

無振りハバタクカミ→46.2 ~ 55.4%(乱2(66.8%))

• 蜻蛉

無振りパオジアン→36.2 ~ 43.9%(確3)

被ダメージ計算

A特化カイリュー地震→39.8 ~ 46.8%(確3)
A特化カイリュー神速→15.7 ~ 18.7%(乱6(88.7%))
C252ハバタクカミシャドボ→42.2 ~ 49.8%(確3)
A252オーガポン(かまど)つたこん→14.7 ~ 17.5%(乱6(1.5%))
A252オーガポン(かまど)テラつたこん→29.9 ~ 35.0%(乱3(15.1%))
C特化ガチグマ(アカツキ)ブラム→80.8 ~ 95.4%(確2)
C特化ガチグマ(アカツキ)大地→103.0 ~ 122.9(確1)
A252パオジアン噛み砕く→26.4 ~ 31.5%(確4)
C252サーフゴーシャドボ→42.2 ~ 49.8%(確3)
C252テツノツツミドロポン→108.8 ~ 129.9%(確1)
A252ウーラオス(いちげき)インファ→30.5 ~ 36.9%(乱3(59.1%))
C252イーユイ悪波→55.0 ~ 65.5%(確2)
A252トドロクツキ叩き→26.4 ~ 31.5%(確4)
A特化ハッサムテクニWウイング→23.4 ~ 28.0%(乱4(84.7%))
無振りディンルー地震→38.6 ~ 45.7%(確3)
A特化ランドロス(霊獣)→60.9 ~ 73.7%(確2)

差別化

• オーガポン(かまど)の基本技を半減で受けれてかつハバタクカミのような強力な妖打点を抑えられるポケモンと差別化をしていく。
• 耐久指数計算の努力値はニャヒートにおいて意識したものを落とし込む。
• 再度確認するとニャヒートは物理耐久指数40014/特殊耐久指数20264である。

差別化

	物理耐久指数	特殊耐久指数	欠点
ガオガエン	36057	24038	遅い 妖・闘が通りやすい
アチゲータ	40111	22440	威嚇による裏のサポート不可 遅い 交代技の有無
ウインディ	42256	20291	交代によるデバフばら撒き性能がない 挑発がない
ヒートロトム	27004	20410	物理耐久が心許ない 威嚇による裏のサポート不可

相性のいい味方

• カイリューボーマンダ

ニャヒートをクッションとして使用して、カイリューなどを無事に展開させる。
その後龍舞を積み無双体制に入る。

• チオンジェン

サイクル要員の相方として採用。
ニャヒートの苦手な水悪霊地の範囲をカバーできてかつ宿木があるため体力管理が課題のニャヒートの回復も可能。神相性。猫チオンシステムと名付ける。

使用感

いい感じに盤面を引っ掻き回せてかなり良かった。HP管理の課題は中々大きいがそれをもってしてもなお普通に強いポケモンといえるだろう。

終わりに

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ぜひこのニャヒートを使ってみてください！
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