ガチグマ(アカツキ)- ポケモン育成論SV

初めまして(=・ω・）ノ鋼厨のらむ(バイウ)と申します。
キタカミプロローグ及びS11等で解禁された、ガチグマ(アカツキ)。
今回は型や対策、メタなどの考察を行っていきたいと思います。
長文になることが予想されますので、
上の目次より適当に読んで頂けると嬉しいです。
ちなみに考察が関係している目次には✐マークが付いてます。
では前置きはこれくらいにして本編へどぞ(っ´∀｀)っ⬇

の組み合わせは、
現状ホルードガチグマガチグマ(アカツキ)の3体しか存在せず、
を無効にできる唯一のタイプとなる。
ﾃﾗｽﾀﾙを切ることも考えれば、
優秀な耐性かつ攻撃性能を持ち合わせることとなる。

HP(H):113
攻撃(A):70
防御(B):120
特攻(C):135
特防(D):65
素早さ(S):52
合計:555
HBCが高い反面、低めのDSが目立っている印象。
無駄数値となる攻撃に関しては両刀が狙えるほど高くはないため、
種族値配分は良い方だと言える。

ガチグマ(アカツキ)の専用特性であるこのしんがんは、
相手がタイプでも、
技が当たるという効果。
また、自分の命中率、相手の回避率ランクの変化の影響も受けない。
(なお、『きもったま』とは異なり、『いかく』の効果は受ける)
このお陰で、タイプ、またﾃﾗｽﾀﾙに強い。
なぜこの化け物にこの特性を渡してしまったのか。

• 攻撃技

『ブラッドムーン』特殊技:威力140

2回連続で出すことができない『デカハンマー』のような技。

2回連続で出すことができないため、

『ブラッドムーン』+『だいちのちから』耐え調整なども考えられる。

PPが5(最高8)回ということに注意。

『ハイパーボイス』特殊技:威力90

音技なので『みがわり』貫通の効果があり、

『じごくづき』を当てられると技が出せない。

『さわぐ』特殊技:威力90

3ターン連続で攻撃するので技の撃ち分けができないが、

『みがわり』貫通に加え、自身と相手が眠らないようになる。

『だいちのちから』特殊技:威力90

タイプ一致技。10%で相手の特防が下がる。

『ムーンフォース』特殊技:威力95

30%で相手の特攻を下げる効果がある。

後述するが、フルアタ構成ならばハイパーボイスとの択となる。

『しんくうは』特殊技:威力40

特性『しんがん』にもシナジーがある先制技である。

採用率は高い。なんで先制技覚えるんや……

『テラバースト』特殊技:威力80

ﾃﾗｽﾀﾙ前提の技だが、ﾃﾗｽﾀﾙせずにサブウェポンとしても使える。

ガチグマ(アカツキ)はﾃﾗｽﾀﾙせずとも戦えるポケモンということや、

環境にﾃﾗｽﾀﾙが多いことから採用率は低い。

『ボディプレス』物理技:威力80

自分の防御で攻撃する少し特殊な技。

Bを厚めに振った耐久型に採用できる。

HDに厚く振ったヌメルゴン(ヒスイ)等への打点となる。

• 変化技

『めいそう』

自身の特攻と特防を1段階上昇させる技。

低い特防を補いつつ、火力をあげるとかいうシナジーしか無い技。

『つきのひかり』

HPを1/2回復する優秀な技だが、

『キュウコン(アローラ)』の『ゆきふらし』によって、

回復量が1/4になってしまう事に注意すべき。

『あくび』

相手を所謂ねむけ状態にし、次ターンに眠らせる技である。

『あくび』を相手に撃つと、

交代or眠るor『ラムのみ』『カゴのみ』持ってるから居座る

の3択を強いることになり、

ガチグマ(アカツキ)側が優位に立つことができる優秀な技である。

後述するが、『とつげきチョッキ』型が流行していることと、

技スペースが足りないことから採用率は低い。

『ほえる』

優先度-6で相手を強制的に交代させる。

不利対面を作られ、起点にされかけてもこの技で対処可能。

• 主要技はこれで以上だが、

『まもる』や『ちょうはつ』『ねむる』等を採用した多くの型がある。
そのため、対策の対策は…ミラー対面…ピンポイントメタの………
いわばイタチごっこである。

-採用されている理由-
・『ブラッドムーン』や『ハイパーボイス』の火力をあげる。
・タイプを無効にしつつ、
やタイプの弱点を消すことが理由にあげられる。
現在使用率の約6割を占めるタイプであり、読まれやすい面もある。

-採用されている理由-
・『ムーンフォース』の火力が上がる。
・タイプが無効になるため、
『カイリュー』等に対し、強く出ることが出来る。
また同時に既存の弱点は全て消え、
が抜群から半減になるという相性がある。
現在使用率の約2割を占めるタイプであり、
よりも頑丈オーガポン(いしずえ)なタイプである。

-採用されている理由-
・タイプが抜群から半減になるため、
『テツノツツミ』『ウーラオス(れんげき)』『イーユイ』等に対し、
攻撃を耐えて切り返すことが出来る。
現在使用率の約1割を占めるタイプであり、
今後増える可能性は充分にある。

ブラッドムーン/だいちのちから/しんくうは/選択枠
選択枠では『ハイパーボイス』と『ムーンフォース』の択になる。
体感『ハイパーボイス』の方が多い印象だ。
データベースを見ると、10%弱使用率が高いという事実がある。
これはﾃﾗｽﾀﾙ時に火力が上がるからである。
それ以外の3つの技はお決まりとなってきているようだ。
今回はカイリューにも圧力を加えたい為、
ムーンフォースとしている。
他の技候補としては、
『きあいだま』や『さわぐ』等が挙げられるが…

• 『きあいだま』

浮いてるタイプ等に撃つ。
ﾃﾗｽロトムクレセリア、アーマーガアへの打点となりうるが、
ピンポイントすぎるのと同時に、命中70ということを鑑みると、
安定性に欠けるため不採用とする。

• 『さわぐ』

『みがわり』貫通という効果に加え、
眠らなくなるという効果があることから、
エンペルトやヘイラッシャの『あくび』に強くでれるが、
3ターン連続で攻撃するということがあまりにも痛い。
技の打ち分けができなくなるので、
攻撃技を4つ持っている強みが活かせない。
以上の理由から不採用とする。

• 対特殊アタッカー
• 特殊ストッパー
• 対ハバタクカミサーフゴー等…)

『ブラッドムーン』+『しんくうは』で倒すのが筋となるが、
約25 %の乱数でしか倒せない。耐久振りハバタクカミに関しては、
確定で耐えられるため、テラスタルを切らなければいけない。『ステルスロック』を撒くことでﾃﾗｽﾀﾙを切らずに突破できる。。
が、ガチグマ(アカツキ)はﾃﾗｽﾀﾙ前提で選出することが多く、
『ステルスロック』撒くくらいなら ﾜﾝﾊﾟﾝｼﾖ>ガチグマ(アカツキ)
みたいな感じらしい。

ﾃﾗｽﾀﾙを切られない限り、
『だいちのちから』を当てれば無論1発で倒せる。
が、半減ﾃﾗｽﾀﾙ以外のH252サーフゴーまでは、
ﾃﾗブラッドムーンで確定1発である。？？？
194 ~ 230 (100.0 ~ 118.6%) 確定1発
今後技対策でﾃﾗｽﾀﾙが増えるかもしれないので、C特化にするのは利点があると言える。

相手の型次第で勝てるかどうかが分かれる。
これまたﾃﾗｽﾀﾙ前提だが、
ようき『ウェーブタックル』+『アクアジェット』は耐えるので、
『きあいのタスキ』持ちでも、『ブラッドムーン』+『しんくうは』
で処理できる。
『こだわりスカーフ』持ちなら、確実に勝てる。
しかし、ようきでもﾃﾗｽﾀﾙを切られると耐えられないことと、
普通にいじっぱりだと耐えないことから、相性はやや不利となる。

• 特に記述がないものは耐久無振り。
• H(B,Dなど)252…などはH(B,Dなど)に努力値を252振っていることを指す。

また、ようき252などは、
性格が『ようき』で、Aに努力値を252振っていることを指す。

• 前作ソードシールドに肖って、

与ダメージ=⚔️ 被ダメージ=🛡
と表す事とする。

• 主要ポケモンはダメージ計算を総じて記載し、

その他の上位ポケモンの与ダメージを技ごと、
被ダメージをポケモン毎に記載する。
特に記載がない場合、
ガチグマ(アカツキ)はﾃﾗｽﾀﾙ使用時の計算とする。

• スマホの画面の仕様上中途半端な場所で改行され、

読みづらい場合がありますがご了承ください。

• 詰ませ+TOD
• 対特殊アタッカー
• 対起点ポケモン

有利対面を作り、『めいそう』を積む。
特攻(C)と特防(D)が上昇するため、かなりの火力と耐久を得る。
『あくび』で流されることが多いため、
エンペルトやヘイラッシャには積む隙がない。
対面した場合は『ブラッドムーン』を撃つのが正解だ。

• トリルアタッカー
• 対特殊アタッカー

トリックルームでの運用となるため、
展開役が必須である。破壊力のあるトリルアタッカーの枠として
採用されていて、ガチグマ(アカツキ)一体で構築のアタッカー枠は
完結しないので、ハッサム等と同時採用も考えられる。
『みがわり』を採用した場合、ラッキー等に刺さる。

現在ガチグマ(アカツキ)の使用率は高く、
ミラー対面が容易に発生する。ミラー対策としては、
素早さを上げ、上を取ることが求められる。
前述の通り役割対象であるサーフゴーや、
やや有利対面であるキュウコン(アローラ)に対して確定数が変化する為、
特攻は削り難い。つまり耐久を削る事となるが、

A特化パオジアンのせいなるつるぎ+ふいうち

(89.1 ~ 105.0%) 瀕死率 : 19.92%

HPの努力値を16削ると、瀕死率が10%上がる。

(90.0 ~ 106.0%) 瀕死率 : 28.12%

また、16以上削ると確定数が変動する技が一定数あり、

ある程度の耐久を保つためにも、ミラー対策とするならば、

この辺りまで素早さに回すのが良いと思われる。

• 参考にどうぞ⬇

努力値0▷▶実数値72
努力値4▷▶実数値73
努力値12▷▶実数値74
努力値20▷▶実数値75:無振りハピナスと同速
努力値28▷▶実数値76:無振りドダイトスと同速

ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)

A特化インファイトで乱数で倒される上に、仮に耐えても、

『きあいのタスキ』持ちの場合、ワンパン出来ずに

先制技(アクアジェットorふいうち)で倒されてしまう。

パオジアン

同じくA特化+『きあいのタスキ』持ちの場合、

せいなるつるぎ+ふいうちで倒される。

カイリュー

『りゅうのまい』を既に積まれている場合、

普通に撃ち負ける上、『ムーンフォース』を採用しないと楽に倒せず、

また相手のﾃﾗｽﾀｲﾌﾟによっては不利に働き、撃ち負けてしまう。

打点が無い特殊受けクレセリアハピナスラッキー

『ブラッドムーン』が半減のﾃﾗｽﾀｲﾌﾟだと厳しい。

浮いてるアーマーガアドータクンミミズズ

単純に弱点をつける技がタイプしか無く、

『しんくうは』はあまり火力が出ない上、

アーマーガアドータクンには全技半減以下とかいう

意味わからん耐性で、止められる。

シーズン開始直後から使用率が10位近く上がったアーマーガアは、

この性能のお陰だと言える。

前述の通り、D65と比較的薄いため、
特殊で弱点を付く。

例1)

ボルトロス(霊獣)@こだわりメガネ(おくびょう)『ちくでん』ﾃﾗ:

H:4/C:252/S:252(実数値:168)▶最速イーユイ+1

技構成:きあいだま/ボルトチェンジ/テラバースト/10まんボルト

『きあいだま』▷▶H252『とつげきチョッキ』ガチグマ(アカツキ)

(95.5 ~ 112.8%) 乱数1発 : 75%

ﾃﾗｽﾀﾙを使われても倒せるのがポイント。

実際はDに努力値を振っていることも多く、

『ステルスロック』と噛み合せると確実に対処できる。

ﾃﾗｽﾀﾙで対応可能。

例2)

オーガポン(かまど)@かまどのめん(ようき)『かたやぶり』ﾃﾗ:

H:4/A:252/S:252(実数値:178)▶最速キュウコン(アローラ)+1

技構成:ツタこんぼう/パワーウィップ/つるぎのまい/アンコール

ﾃﾗｽﾀﾙ▶『おもかげやどし』によってA1段階上昇

『パワーウィップ』▷▶H252ガチグマ(アカツキ)

(136.4 ~ 161.0%) 確定1発

A上昇無し: (91.0 ~ 107.3%) 乱数1発 : 43.75%

ﾃﾗｽﾀﾙを使われたら倒せない。あれ？

『めいそう』や『つきのひかり』に対してアンコールで固定し、

そこを起点に『つるぎのまい』を積めれば、

裏のポケモンに対しても圧をかけられる。

例3)

イーユイ@こだわりスカーフ(おくびょう)『わざわいのたま』ﾃﾗ:

H:4/C:252/S:252(実数値:178)▶最速蝶舞ウルガモス±0(同速)

技構成:オーバーヒート/あくのはどう/サイコキネシス/かえんほうしゃ

ﾃﾗｽﾀﾙ『オーバーヒート』▷▶H252『とつげきチョッキ』ガチグマ(アカツキ)

(95.5 ~ 112.8%) 乱数1発 : 75%

ﾃﾗｽﾀﾙ関係なく倒せる。

『ステルスロック』と噛み合せると確実に対処でki((

• これはネットで見つけたものを少し考察した物が含まれます。

例1)

カイリュー@たべのこし(いじっぱり)『マルチスケイル』ﾃﾗ:

H:52/A:252/S:204(実数値:126)▶竜舞後、準速パオジアン抜き抜き

技構成:しんそく/アンコール/じしん/りゅうのまい

『りゅうのまい』を『はねやすめ』に変更するのもアリ。

『だいちのちから』や『しんくうは』をアンコールし、

『りゅうのまい』を積んで無双するだけのお話。

例2)

ゴチルゼル@たべのこし(おだやか)『かげふみ』ﾃﾗ:

H:252/C:4/D:252

技構成:ふういん/めいそう/テラバースト/ねむる

ガチグマ(アカツキ)の『めいそう』をふういんで封じ、

自分は『めいそう』を積みまくって眠り、

ﾃﾗｽで『だいちのちから』を無効にする。。

というかなり考えられた型である。

現在ガチグマ(アカツキ)の『めいそう』の採用率は約2割のため、

ふういん▶アシストパワーに変更で火力増強も考えられる。

⬇参考にさせて頂いた動画のURLを貼らせて頂きます。

例3)

チリーン@たべのこし(おだやか)『ふゆう』ﾃﾗ:

H:252/C:4/D:252

技構成:まきつく/めいそう/アシストパワー/じこさいせい

ﾃﾗｽﾀﾙで『ブラッドムーン』を耐え、

まきつくを撃つ。相手ガチグマ(アカツキ)は交代できなくなるため、

打点が半減技+『しんくうは』だけになるので、

じこさいせいとめいそうを繰り返し、『アシストパワー』で殴る。

拘束ターン数を伸ばす『ねばりのかぎづめ』とも相性が良い。

他にも『バトンタッチ』で後続に繋げたり、『いやしのねがい』で

ガチグマ(アカツキ)処理後も役割を持てるのがポイント。

参考にさせて頂きました。⬇

例4)

キノガッサ@きあいのタスキ(ようき)『テクニシャン』ﾃﾗ:

A:252/D:4/S:252

技構成:キノコのほうし/マッハパンチ/タネマシンガン/つるぎのまい

上から『キノコのほうし』で眠らせ、『つるぎのまい』を積む。

シンプル且つ強力な型である。

為す術なく蹂躙できる可能性を秘めている。

• 其ノ壱--上からワンパンする

1. HDに124づつ振り、特殊攻撃に備える。
2. ﾃﾗｽﾀﾙを採用し安定を取る。

• 其ノ弍--特定の技•ポケモンで嵌める

1.アンコールカイリューの対策は正直無理だと思われる。
強いて言うなら『メンタルハーブ』を持たせるくらいで、
後はプレイングとなる。
アタッカー型カイリューでも同様のことができるため、
今後増えてきた場合、『アンコール』読み交代も必要となる。
2.拘束系相手の対策としてはﾃﾗｽﾀﾙが挙げられる。
カイリューの『しんそく』や、ウーラオス(いちげき)の『インファイト』
を透かす事ができるため、採用価値は充分にある。
また『ほえる』を採用することで相手を弾き飛ばす事が出来る。
起点作成タイプのポケモンにも刺さるため、同様に採用価値アリ。
3.『キノコのほうし』自体を対策することは簡単だが、
ﾃﾗｽﾀﾙや『ぼうじんゴーグル』の採用となるため、
ガチグマ(アカツキ)本来の強さが活かせない。
サーフゴーを使うのが1番簡単で、パーティーに組み込みやすい。

ここまで見て頂きありがとうございます。
至らぬ点もあるかと思いますので是非ご指摘頂けると幸いです。
自分1人の考察で全ての情報を網羅できるとは思っていませんので、
ダメージ計算や対策などもより良いものにしていきたいと思います。
改めて、最後まで見て頂きありがとうございました。