初めに
こんにちは。のりです。
2回目の投稿になります。
今回はパオジアンパオジアンについて書きました。
良かったら1回目のハッサム(育成論SV/2653)もご覧ください。
パオジアンは圧倒的な素早さと破壊力を兼ね備えていて、解禁されてからずっと環境トップに君臨し、持ち物や技の組み合わせも無数にありますね。
4厄災が解禁されたシーズン5から結果を残しているゴツゴツメット持ちのパオジアン(※)ですが、
技構成次第で後述するBIG6(ビッグシックス)やその取り巻きに幅広く立ち回れると思い考察しましたので是非読んでみてください。
またしても長くなってますので、コンセプトと立ち回り例を読んで貰えれば大体伝わると思います。
※今回の執筆にあたりシーズン5最終1位のシグマ氏考案のパオジアン(https://shigumaaa.hatenablog.com/entry/2023/05/02/191658)
を参考にさせて頂きました(リンク掲載は本人承諾済みです)。
本文中ではリンク先のパオジアンを「原案」と表記いたします。
育成「論」として各項目に対して理由付け、深掘りしていきますのでボリュームが多くなりますが育成するにあたり参考になれば幸いです。
評価やコメントを頂けると大変ありがたいです。
注意事項
- 本育成論では非公式な略称や用語(HABCDSや努力値など)を使用します。
- ダメージ計算はポケソル様(https://sv.pokesol.com/calc)を使用します。
- 努力値を252振った状態を「全振り」、更に性格補正がある状態を「特化」と表記します。
- 一部の表記でH〜Sの後の数値は努力値を示し、()内は実数値を示します。
例:H252B4(207-121)→努力値をHに252振りBに4振り
実数値がHが207でBが121を意味します。
では本題へ
コンセプトと役割
現在、巷ではBIG6(マジレス6とも)と呼ばれるディンルーカイリューサーフゴーパオジアンハバタクカミウーラオス(れんげき)(ウーラオスは水が大半)
の環境上位6体で構築されたパーティが流行っている。
また、BIG6の内から数体が入れ替わったパーティも非常に多い。
BIG6のメンバーはそれぞれ型も複数あり一点読みするのは難しく単体性能も高いため、
初手で出し負けることは非常にアドバンテージを取られやすい。
このパオジアンはそのBIG6中心にある程度有利を取れ(立ち回り例を参照)
- 初手に出し負けない・初ターンの対面で安定行動を取りやすい
- 相手のテラスを誘発させ試合のプランを立てやすい
ことに重きを置いている。
持ち物
ゴツゴツメット
今回のコンセプトであり、この持ち物を前提に調整しているため確定。
23/9/8時点で3.9%と非常に採用率が低い。
ちなみに気合の襷は59%と半数を超えている。
特性
わざわいのつるぎ
これしかないが非常に強力。
相手のパオジアンやトレース持ちとのミラーになると打ち消し合う仕様がある。
性格・努力値と調整
必要な能力値HB→A≒S→Dの順に調整した。
性格:ようき(いじっぱりで調整しようとすると実数値が1足りない。)
努力値 156-140-204-0-4-4
実数値 175-158-126-99-86-171
- H156(175) 水流連打の乱数を意識しBを確保してから耐えるのに必要な分を振った。
- 定数ダメージ割合最小の16n-1
- A140(158) 物理耐久と最低限の素早さに振ったあまり。
- H0B84(155-111)までのパオジアン(A4 ディンルーの地震が乱数2発 : 3.12%程度)
- をテラバ+ゴツメ1回で確定1発
- H108B4(189-126)までの水ウーラオス(れんげき)をテラバ+ゴツメで確定1発
- B204(126) 対水ウーラオス(れんげき)カイリューに安定するよう調整した。
- A特化パングロ水ウーラオス(れんげき)の水テラス水流連打が乱数1発 : 1.12%
- A特化パングロ水ウーラオス(れんげき)の水流連打+アクジェが瀕死率 : 0.07%
- A特化カイリューの飛行テラバ+神速≒鉢巻飛行テラバを確定耐え
- A特化カイリューのノマテラ神速を確定2耐え
- C0(99) 無振り。
- 個体値が0でも実数値85で、A2段階下降時(79)にテラバは特殊判定になるため個体値31で問題ないと思われる。
- S4(171) 最速ガブリアス(169)+2
- テツノドクガやチョッキハバタクカミなどがこの付近に調整している場合もあり、できればもう少し振りたいが足りなかった。
- 最速オーガポン系統に抜かれてしまうため、対面してしまった際に他でケアする必要がある。
最速ウーラオス(れんげき)(163)まで抜ければ良い場合は「いじっぱり」でASを調整し
努力値 156-76-204-0-4-68
実数値 175-165-126-85-86-164
にすると足りない火力を多少補え、Aが効率の良い11nになる。
ただし、最速のサザンドラサンダーボーマンダボルトロス(霊獣)ランドロス(化身)ガブリアスなどに抜かれるため注意。
技構成
- 確定枠はテラバーストのみとした。
理由は優秀な技が非常に多く、意識したい相手によってカスタマイズできるため。
- を採用することで相性関係を逆転させ不意の一撃を与えることができる。
- 非接触かつ命中安定のため安心して打てる。
- 当たり前だがテラスを切らないと貧弱な特殊技のため、打つ場合は裏のポケモンにはテラスを切らなくてもある程度戦えるよう選出する必要がある。
- 以下から選択。
- タイプ一致で無効化されず3割怯みの追加効果を持つ
パオジアンが打つとぶっ壊れになる氷技。 - 今回は素早さを落としているため上から打てる範囲が若干狭い。
- 採用していないと本来有利のガブリアスサンダーランドロス(霊獣)あたりに殴り負ける可能性があり、怯みにより盤面をひっくり返すことも多いため優先的に入れたい。
- 技構成が全て割れてない状態だと相手視点は氷柱落としを想定するのが大半で、他に意識したいポケモンがいるなら他の技を採用し氷柱落としを抜くのも一考の余地がある。
- タイプ一致の先制技。
- 命中と威力ともに申し分ないが補助技や交代で透かされる可能性がある他、素早さを落としているため相手の先制技により透かされやすい。
- 先制技を採用してなくても氷柱落としと同様に、相手視点では先制技があるのを想定して動くことが大半であるため、
- こちらの先制技で落とせる盤面で相手が引いてきてそこに他の技が通る、という場面も相手依存になるがあり得る。
- 先制技を採用するか否かの選択で、採用する場合は氷の礫と選択になる。
- この型においては十分選択肢になる回復技。
- サイクル加入することができるようになり、ゴツメ+再生で粘ることが可能になる。
- 後述する挑発を合わせるとヘイラッシャドヒドイデなどにめっぽう強くなるが技スペースが厳しい。
なぜ4災でパオジアンだけが覚えるか疑問だがこの型のためなのかもしれない。
- テラバーストがせいなるつるぎになった(聖剣、氷柱、不意打ち、再生)4つが原案での技構成となる。(4厄災環境時)
- 非接触かつ無効タイプなく相手の残りHPを半分にする技。
- ディンルーサンダーなどの有利対面で打つことでのなどのテラスを誘発しタイプ相性を無視し半分削れるか、半減技読みで出てきた裏のポケモンを半分削れる
- というローリスクハイリターンに立ち回れる。
- 受け出されるポケモンを半分削ることで、回復技などの安定行動を誘発しやすく、こちらの引きに合わせて強い行動を取られづらいのも非常に優秀である。
- もう一つのタイプ一致先制技。不意打ちとの選択。
- 氷柱落としと同時採用するととんでもなく技範囲が狭くなるため、入れるならば噛み砕くと一緒に採用したい。
- 主にスカーフ以外のサーフゴーや半減で等倍のテラスした相手に安定して打てる技。
- ただし火力が絶妙に足りない。
- 半減のうち以外のはテラバで弱点をつけるため、かなりの範囲で等倍以上を取れる。
- 3ターンの間、変化技を使えなくする技。
- ディンルーの吹き飛ばし、ヘイラッシャの欠伸や眠る、ドヒドイデの毒毒、再生を打たさずこちらは自己再生と合わせることで完封できる。
地割れに注意 - 挑発だけ採用してもこちらの体力がじわじわ減っていくだけなので自己再生と合わせて採用したい。
- がんじょうと以外のポケモン
と相手のメンタルを破壊する最強技。 - 3割で一撃で沈められるが、裏を返せば3割で何もしないターンを過ごすため、筆者的には安定した削りが入るカタストロフィを推したい。
- テラスを切ると自身がでなくなり命中率が20%になるため注意。
テラスタル
- 攻防一体のテラスタル
- コンセプトであり、他のタイプでは代用できないため確定
立ち回り例
パターンが複雑になるため確定欄の技構成で初手に置くことを想定して考察する。
- 対 ディンルーディンルー
- こちらはテラスせず氷柱落としを選択するか裏のアンコ持ちなどでテンポを取り返したい。
- テラスを切らず突っ込んでくる場合も大いにあり、1発目で怯ませればアドが取れる。
- ディンルー側がテラスを切るか切らないかはタイプや相手の戦術次第だが、等倍以下のテラスを切ったディンルーは硬すぎてダメージはあまり見込めない。
- もしカタストロフィがあれば1回打って引く、絶対零度があれば連打したい。
- カタストロフィ、絶対零度入りなら初手に合わせたいが、確定欄の技構成だとテラスを切られると仕事をかなりされる恐れがある。
- 与ダメージ
- 氷柱落とし
- 補正ありH244B116(261-176)に(44.5 ~ 52.9%) 乱数2発 : 16.01%
- B特化に(39.7 ~ 48.1%)
- 被ダメージ
- 地震
- A4で(33.2 ~ 40.0%) 乱数3発 : 99.97%
- A252で(41.8 ~ 49.8%)
- 2倍テラバ
- A252で(66.3 ~ 80.0%)
- A特化で(73.2 ~ 86.9%)
- ヘビボン(威力100)
- A252で(56.0 ~ 66.3%)
- 対 カイリューカイリュー
- こちらはテラスせず氷柱落としを選択。
- 初手に多い飛行テラバの場合は、持ち物補正なしテラバ+神速を耐え対面勝てる。
- 飛行テラバが117以上のダメージ(残りHP58以下)のときは鋭い嘴などの強化アイテム持ち確定で、次の神速を耐えない可能性がある。
- 裏に引くか、神速の低乱またはアクジェ持ちを祈る。
- けたぐりを打たれた場合は持ち物の判別ができずワンパンされるが、ほぼ鉢巻だと思われるため裏で起点にしたい。
- 対面で落とされることはまずなく、鉢巻の場合は判別でき裏に引けることに加えてテラスも強要でき超有利対面といえる。
- 与ダメージ
- 氷柱落とし
- H4飛行テラス+マルスケ≒等倍テラス+マルスケ無しに(52.7 ~ 62.9%)
- 補正ありH244B196(197-154)マルスケに(68.1 ~ 80.3%)
- 被ダメージ
- 飛行テラバ
- A特化で98 ~ 116 (56.0 ~ 66.3%)
- A252鋭い嘴持ちで108 ~ 128 (61.8 ~ 73.2%)
- A特化鋭い嘴持ちで118 ~ 140 (67.5 ~ 80.0%)
- 神速
- A特化で49 ~ 58 (28.0 ~ 33.2%)
- A特化ノマテラで(41.8 ~ 49.8%)
- A特化鉢巻+ノマテラで(62.3 ~ 74.3%)
- 地震
- A特化で(35.5 ~ 41.8%)
- 炎のパンチ
- A特化で(52.6 ~ 62.9%)
- A特化鉢巻で(78.9 ~ 93.8%)
- けたぐり(威力100)
- A特化で(141.8 ~ 166.9%)
- 対 サーフゴーサーフゴー
- お互いにタイプ一致弱点がつける嫌な対面だが、BIG6ミラーにおいては初手サーフゴーでアドが取れるパターンが少ないため対面する可能性は低いと思っている。
- こちら視点ではゴルラがどうしようもなく一貫するため、裏のサーフゴー受けに交代したい。
- 不意打ちで突っ張り電磁波型に起点にされるのは避けたい。
- スカーフなら後続の起点にすることも可能だが、初手から数的優位は極力取られないようにしたい。
- 与ダメージ
- 不意打ち
- H4に(89.6 ~ 106.8%) 乱数1発 : 37.5%
- H252に(75.3 ~ 89.7%)
- 噛み砕く
- H4に(103.1 ~ 121.5%)
- H252に(86.6 ~ 102.1%) 乱数1発 : 12.5%
- 被ダメージ
- ゴルラ
- C4で(138.3 ~ 164.6%)
- シャドボ
- C特化眼鏡で(45.8 ~ 53.8%) 乱数2発 : 42.57%
- 対 パオジアンパオジアン
- 特性の発動順を必ず確認する(仕様により効果は打ち消し合う)。
- 大半は相手より遅いが、万が一こちらが早い場合は型も大体同じのミラーと思って良い。
- こちらはテラバを打つ。
- 相手がテラスを切らず聖なる剣を打ってくれば余裕で突破できる。
- 強気に氷柱落としを打たれても持ち物なしなら2耐えするため怯んでも即負けにはならない。
- ミラーの場合は素早さ関係が大きく勝敗を分ける。
- 総じて有利対面といえ、こちらのテラスは必要だが大半は対面勝てるか引かせることができる。
- 与ダメージ
- テラバ
- H4に(93.0 ~ 109.7%) 乱数1発 : 56.25%
- H156B204(175-126)等倍テラスに(33.2 ~ 39.5%) 乱数3発 : 99.8%
- 被ダメージ パオジアンテラス想定
- 聖なる剣
- A252で(13.2 ~ 16.0%)
- 氷柱落とし
- A252で(38.3 ~ 45.2%)
- A特化で(41.8 ~ 49.8%)
- 等倍テラバ
- A特化で(38.3 ~ 46.3%)
- 対 ハバタクカミハバタクカミ
- 先発から出てくることは比較的少ないが、BIG6ミラーにおいてはどちらかが抜群でハバタクカミは重くなりがちなので気をつけたい。
- また、最近は耐久振りのSブースト型や襷型も増加しているため電磁波や甘えるで起点を作られないよう注意したい。
- 対面したらブースト持ちか否かを確認する。
- ブーストが発動しない場合、眼鏡ムンフォだと等倍でもちょうど確定1発のため裏のハバタクカミ受けに引きたい。
- Sブーストの場合テラスを切れば一撃で落ちることはまずないので、テラスを切って順当に殴り合えば勝てる。
- テラバを選択した際に甘えるをされるとA<Cで特殊判定になりダメージが激減するので、できたら氷柱落とし、噛み砕くを打ちたい。
- 相手からすると襷を想定し初手からテラスは切りづらくや半減のテラスを切られることはまずないと思っている。
- あまり嬉しい対面ではないが突っ張ることも可能で、裏にハバタクカミ受けを用意すれば対処もしやすい。
- 与ダメージ
- 氷柱落とし
- H4に(103.1 ~ 122.2%)
- H4B132(131-92)に(83.3 ~ 99.3%)
- 不意打ち
- H4に(84.8 ~ 100.8%)
- テラバ(≒噛み砕く)
- H4に(97.0 ~ 115.3%) 乱数1発 : 81.25%
- H4に特殊判定で(23.0 ~ 27.5%)
- 被ダメージ パオジアンテラス想定
- ムンフォ
- C252で(66.9 ~ 78.9%)
- C252眼鏡で(100.0 ~ 118.3%)
- シャドボ
- C252眼鏡で(84.0 ~ 99.5%)
- 対 ウーラオスウーラオス(れんげき) 想定
- こちら視点では有利対面なのでテラスを切ってテラバを選択。
- 相手の持ち物次第だがウーラオス(れんげき)側は以下よりテラスを切りづらいと考えている。
- :こちらが(スカーフ)テラバ()の場合に致命傷
- :氷柱落とし怯みでほぼ確定2発
- :氷柱落とし怯み+聖剣で致命傷
- スカーフ型に蜻蛉をされるとお互い若干のダメージが入りテラス確認後にテラバを裏に受けられるが圧倒的に不利展開になることはない。
- スカーフテラス水流連打は確定耐えのため、テラバのダメージはあまり入らないもののゴツメで先制技圏内に入る。
- H252のパンチグローブ型にはゴツメダメージは入らないが、テラバが抜群で入れば大幅に削れ不意打ちと合わせると五分以上で対面処理できる。
- 襷カウンター持ちでもゴツメで相打ちのためテラス権はなくなるものの被害は最小限に抑えられる。
- 悪ウーラオス(いちげき)対面でも同じ立ち回りで問題ないと思われる。
- 総じて全ての型に対してテラバが一貫し、安定行動としやすい。
- 与ダメージ
- テラバ
- B4に(90.3 ~ 107.5%) 乱数1発 : 43.75%
- H252B4に(76.4 ~ 90.9%)
- 不意打ち
- H252B4に(16.5 ~ 19.9%) テラバと合わせ瀕死率 : 62.5%
- 被ダメージ パオジアンテラス想定
- 水流連打
- A特化パンチグローブで(63.5 ~ 77.2%)
- A特化パンチグローブ水テラスで(85.8 ~ 102.9%) 乱数1発 : 1.12%
- A特化鉢巻で(89.2 ~ 108.0%) 乱数1発 : 32.49%
- インファイト
- A特化で(30.9 ~ 36.0%) 乱数3発 : 51.46%
- A特化鉢巻で(45.8 ~ 54.3%) 乱数2発 : 51.56%
- アクアジェット
- A特化で(20.5 ~ 24.5%)
- 参考:テラスアイアンヘッド≒抜群テラバ
- A特化で (82.3 ~ 97.2%)=スカーフからの最大打点で落ちないため出落ちしない。
- 参考:暗黒強打
- A特化で(29.2 ~ 34.3%) 乱数3発 : 5.27%
- A特化鉢巻で(43.5 ~ 51.5%) 乱数2発 : 6.25%
- A特化テラス鉢巻で(58.3 ~ 68.6%)
与ダメージ計算
あくまで目安のため端数振りや全振りをメインに記載
確定数は重要そうなものだけ記載
B4ガブリアス(89.7 ~ 106.1%) 乱数1発 : 31.25%
H252コノヨザル(88.5 ~ 105.1%) 乱数1発 : 25%
B4テツノカイナ(65.6 ~ 76.9%)
B4テツノツツミ(55.0 ~ 64.9%)
H4イーユイ(73.3 ~ 87.1%)
B4ガチグマ(79.1 ~ 93.7%)
H252ヌメルゴン(ヒスイ)(45.0 ~ 53.5%) 乱数2発 : 35.15%
H252サンダー(97.5 ~ 115.8%) 乱数1発 : 87.5%
B特化サンダー(68.1 ~ 82.3%)
H252ゴリランダー (89.9 ~ 107.3%) 乱数1発 : 37.5%
H252炎オーガポン(かまど) (51.9 ~ 61.5%)
B特化ヘイラッシャ(10.9 ~ 12.9%)
B4テツノツツミ(48.1 ~ 57.3%) 乱数2発 : 90.23%
H4ミミッキュ(64.2 ~ 75.6%) +ゴツメ+化けの皮+命の珠で(102.3 ~ 113.8%)
B4イダイトウ♂(101.6 ~ 120.0%) 確定1発
H252ウォッシュロトム(48.5 ~ 57.4%) 乱数2発 : 92.18%
H252ハッサム(44.7 ~ 53.2%) 乱数2発 : 27.73%
H252ヒードラン(38.4 ~ 46.0%)
B特化ヘイラッシャ(20.2 ~ 24.5%)
B4キノガッサ(71.2 ~ 84.5%)
B4ガブリアス(91.9 ~ 107.2%) 乱数1発 : 43.75%
H4ランドロス(霊獣)(72.8 ~ 87.3%) 威嚇なし(104.3 ~ 126.1%)
H4ボルトロス(霊獣)(69.7 ~ 82.6%)
被ダメージ計算
A特化ガブリアス
地震(51.5 ~ 60.6%)
逆鱗(61.8 ~ 72.6%)
抜群テラバ(82.3 ~ 97.2%)
A4ヘイラッシャウェブタ(37.8 ~ 44.6%)
A特化ハッサム(テクニ)バレパン(61.8 ~ 73.2%)
A特化イダイトウ♂♂(適応力)
ウェブタ(74.3 ~ 88.0%)
おはかまいり(威力150)(テラス後)(92.6 ~ 109.8%) 乱数1発 : 56.25%
アクジェ(25.2 ~ 30.9%)
A特化ガチグマ(根性)
からげんき(113.2 ~ 133.8%)
地震(81.2 ~ 96.0%)
A252ミミッキュ
じゃれつく(66.3 ~ 78.9%)
珠じゃれつく(86.3 ~ 102.3%)
珠テラスじゃれつく(テラス後)(57.8 ~ 68.6%)
影打ち(テラス後)(14.2 ~ 17.7%)
珠影打ち(テラス後)(18.2 ~ 22.9%)
C252テツノツツミ
フリドラ(23.5 ~ 27.5%)
ハイドロポンプ(72.6 ~ 86.3%) 合わせて瀕死率 : 84.37%
C特化イーユイ(わざわいのたま)
悪の波動(41.2 ~ 48.6%)
火炎放射(テラス後)(92.6 ~ 109.8%) 乱数1発 : 56.25%
C252サンダー
ボルチェン(46.9 ~ 55.5%) 乱数2発 : 72.65%
ぼうふう(72.6 ~ 86.3%)
A特化ゴリランダー(グラスフィールド)
グラススライダー (36.0 ~ 42.9%)
ドラムアタック (52.0 ~ 61.8%)
とんぼ返り (46.9 ~ 56.0%) 乱数2発 : 76.17%
A252草オーガポン
ツタこんぼう (44.6 ~ 53.2%) 乱数2発 : 26.95%
じゃれつく (53.8 ~ 64.0%)
A252炎オーガポン(かまど) お面補正1.2倍
ツタこんぼう (106.3 ~ 126.9%)
ウッドホーン (40.0 ~ 48.0%)
苦手なポケモン
襷型と大体一緒ではあるが、襷を盾に無理やり殴り合いに持ち込むことができないので注意。
特殊殴ってくるイーユイテツノドクガジバコイルテツノツツミは対面厳しく
対物理でもハッサムオオニューラウインディウインディ(ヒスイ)ドドゲザンなどはテラスやゴツメを駆使しても難しい。
が一貫しているためそれらのポケモンとは分が悪く、裏で切り返せるようにしたい。
相性のよい味方・構築例
- ドオードオー@食べ残し、ヘドロなど
原案での軸となるポケモン。
対ハバタクカミで安定し、特殊をメインに受けに行ける。
毒々(や毒びし)を撒いて再生で粘る動きが強い。
ただ、レギュD環境においては貯水持ちも増えたことで、誘って倒せる水ウーラオス(れんげき)が出てきづらくなるか。
- ジバコイルジバコイル@チョッキなど
パオジアンが苦手なに有利を取れ、ハバタクカミサーフゴーテツノツツミに対して切り返しやすい。
相手のカイリューが鉢巻持ちと分かれば飛行テラバや神速に後出しが安定する。
ジバコイルが苦手な地面タイプにパオジアンが強く、テラスを切らせれば電気技が通るようになる。
- イーユイイーユイ@チョッキ、眼鏡など
対サーフゴーが非常に安定し、裏のポケモンに負荷をかけやすい。
イーユイが苦手な水ウーラオス(れんげき)カイリューガブリアスにこのパオジアンが強い。
- サーフゴーサーフゴー@HDベース拘り眼鏡持ち
同じBIG6メンバー。
HD振り眼鏡は前期上位にいた型で、テラスに依存せず相手のハバタクカミサーフゴーテツノツツミにある程度強く引き先になれる。
パオジアンが苦手な変化技はサーフゴーで受け、物理で殴ってくる相手にはパオジアンが強い。
- ディンルーディンルー@オボンなど
こちらもBIG6メンバー。
テラス無しでもサーフゴーイーユイテツノドクガジバコイルなどに強い。
打点を持ちづらいにはパオジアンが強く出れる。
パオジアンを起点にウルガモスドドゲザンなどが積んできても吹き飛ばせ、再生持ちで殴ってくるカイリューなどにはパオジアンが対応できる。
襷を他のポケモンに渡せるため、水悪ウーラオス(れんげき)やイダイトウ♂などのテラスがあまり必要なく
対面性能が高いポケモンを裏に置くことで、パオジアンともう1体で相手を消耗させた後のストッパーの役割を持たせやすい。
以上
終わりに
いかがでしたでしょうか。
型の1つとして面白いなと思ってもらえたら幸いです。
原案でも「技構成やテラスタイプで面白い事はまだまだできそう」と言われていたので、お好みにチューニングし育成してみてはどうでしょうか。
冒頭でも書いたように評価や質問の他、考察不足や認識違いなどありましたらコメントを頂けると大変ありがたいです。
それでは。
- 更新履歴
23/9/22 DLC解禁に伴い、ダメ計を追加。文章を修正。