サダイジャ- ポケモン育成論SV

【新式砂起動】殴り合える砂起動型サダイジャ

2024/04/16 07:49 / 更新:2024/04/28 21:57

サダイジャ

HP:HP 72

攻撃:攻撃 107

防御:防御 125

特攻:特攻 65

特防:特防 70

素早:素早 71

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サダイジャ  じめん  【 ポケモン図鑑 】

性格
いじっぱり(攻撃 特攻)
特性
すなはき
努力値配分(努力値とは?)
HP:92 / 攻撃:252 / 防御:52 / 特防:4 / 素早:108
個体値:31-31-31-x-31-31
実数値:159-174-152-x-91-105 (素早さ比較)
覚えさせる技
じしん / アイアンヘッド / がむしゃら / とぐろをまく
持ち物
きあいのタスキ
テラスタイプ
はがね

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ルール
シングルバトル
このポケモンの役割
物理アタッカー
登録タグ

考察

閲覧いただきありがとうございます。
初めまして、なばと申します。
今回は砂パを使いたいと思っていた中で有力な砂起動役になるカバルドンカバルドンバンギラスバンギラスでは面白味に欠けると感じ新しい起動役を探していた所見つけた砂吐きサダイジャサダイジャについての育成論になります。
ただの砂起動だけではなく物理相手には自分から砂ダメと合わせて殴り合え、特殊相手には11交換を狙いつつ後続へ繋ぐ事が出来る役割のスイッチが出来る変則的な立ち位置になります。
それではよろしくお願い致します。

コンセプトと役割

  • タイトルにもある通り砂起動の為基本的には先発出しをし相手の殴りで砂起動しつつ削りを入れるかなり攻撃的な起点作成役になります。

持ち物

特殊相手にがむしゃらを入れる関係上きあいのタスキで確定となります。
一発貰ってそのまま退場すれば1ターン多く砂嵐を後続に残す事ができますが、代わりに高火力相手に何もできなくなるのでそうなるとカバルドンカバルドンとの差別化が難しくなるので選択の余地は殆ど無いと見て良いと思います。

特性

コンセント上すなはきで確定となります。
登場時では無く相手からの攻撃により砂嵐起動の為素早さに左右されず天候の奪い合いが出来る為非常に強力な特性になります。
また相手からの攻撃が砂嵐の起動の条件になり、相手が極端に起動を嫌がった場合Sに関する積み技を有していない時に一方的に殴る事が出来るのでその点でもやはり強力と言えます。

性格・努力値と調整

(以下、HP→H 攻撃→A 防御→B 特攻→C 特防→D 素早さ→S
等の非公式の略称を使用いたしますのでご了承ください。)

  • 性格

今回、殴り合いをする時を考え「いじっぱり」で確定です。

  • 努力値

H92 A252 B52 D4 S108
Hは相手の状況により交代した後に撒かれてしまった場合のステルスロックや諸々の定数ダメージを抑える目的で16n-1調整
Aはアタッカーとしての火力をより伸ばす為に振り切り
Sはがむしゃらの通らないゴーストタイプの有力株の1匹であるサーフゴーサーフゴーのS4振り調整に対して上から地面技で殴る為に実数値105まで振っています。
残りは殴り合いの為にBに振りますが、それだと一部努力値が余ってしまうのでDに4振っております。

技構成

  • 確定枠

じしんじめんタイプ

タイプ一致のメインウェポンになります。
物理相手に殴り合いにおいて非常に有用の為確定枠になります。
採用理由は薄いですが威力100命中安定と言うだけで有力です。

がむしゃらノーマルタイプ

サダイジャサダイジャが苦手とする高速特殊アタッカーに対する打点になります。
じめんタイプいわタイプはがねタイプには砂ダメージが入りませんが、それ以外のタイプに対しては
殴られ砂起動→襷耐えがむしゃら→砂ダメージで撃破
この様な流れで1ターンキルが出来異様な強さを発揮できます。
サーフゴーサーフゴー側が地震を警戒してテラスタルを切ってくれればいいのですが...

  • 選択枠

アイアンヘッドはがねタイプ

サダイジャサダイジャが苦手とする高速特殊アタッカーかつ現環境ゴーストタイプの筆頭であるハバタクカミハバタクカミに対する打点になります。
相当な事が無い限り下からの攻撃になるので怯みの期待は一切ありませんが、トップメタに対する対抗策になるので採用優先度は非常に高くなります。

ストーンエッジいわタイプ

トップメタの1匹であるカイリューカイリューに対する打点になります。
ひこうタイプなどじしんが通らない相手に対する有効打になりますが命中に難がある為採用優先度はやや低めとなります。

ステルスロックいわタイプ

先発で出す為相手の後続に対する圧力として有用です。
圧力こそ掛けられるものの元々ステルスロックの通りが悪い構築相手だったり対面次第ではただステロ撒きと砂吐きだけ済ませて退場と役割が薄くなってしまうので個人的には採用優先度は低めとなっています。

とぐろをまくどくタイプ

AとB、命中率を1段階上昇させる積み技になります。
対物理での殴り合いにおいてかなり強く出る事ができます。
相手の裏次第にはなりますが、起点作成役をガン起点に積み自分の砂ダメージと合わせガツガツ殴りに行けるので採用優先度は高めとなります。
前述したストーンエッジの命中不安もついでの様に補うこともできます。

へびにらみノーマルタイプ

じめんタイプ相手でも麻痺にする事が出来る変化技です。
技の性能で見れば上位に入る強さを誇りますが、砂起動自体後続にすなかきを控えさせ砂嵐中に上から高火力を押し付ける戦法になるので麻痺の確率での行動保障、Sの半減の恩恵を受けづらい為採用優先度は低めとなります。

テラスタル

上記選択技次第になります。
論主はアイアンヘッドを採用している関係上はがねタイプにて運用しています。

立ち回り例

  1. 先発で出し相手の攻撃ですなはき(砂嵐)を起動します。
  2. 相手が物理であれば殴り合いに持ち込み削りを入れ、特殊であればがむしゃらで大きく削ります。
  3. サダイジャサダイジャが落ちるか隙を突き後続へ繋ぎます。
  4. 裏に控えさせていたすなかき等の高速アタッカーで全抜きをします。

与ダメージ計算

※以下、対象ポケモンはポケモンHOMEでのシングルバトル(シーズン16時点)での使用率の高いデータを参照しております
※使用率上位6位までのポケモンにて計算

じしんハバタクカミハバタクカミH4100.7%〜119.0%
確定1発
オーガポン(かまど)オーガポン(かまど)H460.2%〜71.7%
確定2発
ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)(水)H446.5%〜55.1%
乱数2発(66.40%)
パオジアンパオジアンH463.4%〜75.0%
確定2発
ガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ)H25231.8%〜38.1%
乱数3発(94.09%)
アイアンヘッドハバタクカミハバタクカミH4106.8%〜126.7%
確定1発
カイリューカイリューH252
マルチスケイル
11.6%〜13.6%
確定8発
オーガポン(かまど)オーガポン(かまど)H416.0%〜19.2%
確定6発
ウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)(水)H412.5%〜14.7%
乱数7発
パオジアンパオジアンH467.9%〜80.7%
確定2発
ガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ)H25217.2%〜20.4%
乱数5発
与ダメージ計算

被ダメージ計算

※以下、対象ポケモンはポケモンHOMEでのシングルバトル(シーズン16時点)での使用率の高いデータを参照しております
※使用率上位6位までのポケモン、採用率それぞれ上位3位までの技にて計算
(物理攻撃については一部を除き威嚇込みでの算出になります。)

ハバタクカミハバタクカミ
おくびょうC252
ムーンフォースフェアリータイプ68.5%〜81.7%
確定2発
シャドーボールゴーストタイプ58.4%〜69.8%
確定2発
マジカルフレイムほのおタイプ36.4%〜43.3%
確定3発
カイリューカイリュー
いじっぱりA252
※いかさまダイス
しんそくノーマルタイプ25.7%〜30.8%
確定4発
じしんじめんタイプ32.0%〜38.3%
乱数3発(97.09%)
スケイルショットドラゴンタイプ47.7%〜75.4%
乱数2発(99.96%)
オーガポン(かまど)オーガポン(かまど)
ようきA252
ツタこんぼうほのおタイプ47.7%〜57.2%
乱数2発(91.40%)
ウッドホーンくさタイプ72.9%〜86.7%
確定2発
じゃれつくフェアリータイプ28.9%〜34.5%
乱数3発(5.29%)
ウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)(水)
いじっぱりA252
すいりゅうれんだみずタイプ113.2%〜135.8%
確定1発
インファイトかくとうタイプ56.6%〜66.6%
確定2発
とんぼがえりむしタイプ22.0%〜26.4%
乱数4発(11.29%)
パオジアンパオジアン
いじっぱりA252
つららおとしこおりタイプ101.8%〜120.7%
乱数1発
ふいうちあくタイプ42.1%〜49.6%
確定3発
せいなるつるぎかくとうタイプ35.2%〜42.1%
確定3発
ガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ)
ひかえめC252
ブラッドムーンノーマルタイプ111.9%〜132.0%
確定1発
だいちのちからじめんタイプ72.3%〜85.5%
確定2発(93.75%)
しんくうはかくとうタイプ21.3%〜25.7%
乱数4発(1.19%)
被ダメージ計算

苦手なポケモン

基本的にはガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ)になります。高い物理耐久、下を取り切れないS関係、先制技であるしんくうは持ち...もうインチキです
物理でメジャーな面々で言えばウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)(水)パオジアンパオジアン辺りになります。
上記ダメージ計算を見ていただくと分かる通り弱点を突かれる関係上殴り合いをするとなるとテラスが必須になります。
パオジアンパオジアンがむしゃら+砂ダメージできあいのタスキ持ちであろうと何とかなるので軽視して構わないと思いますが怯みはインチキ、ウーラオスはどうにもならない可能性の方が非常に高いです。
テラスタルですいりゅうれんだを受けても中途半端なダメージの為がむしゃらの効果も薄くシンプルに殴ろうにも並み以上の物理耐久を持ち合わせているので大体殴り負けます。
これらに関しては砂起動が最低ノルマになる型なので後続に任せるのが確実です。

相性の良い味方・構築例

基本的にはすなかき持ちのポケモンになります。
論者は珠ルガルガン(まひる)ルガルガン(まひる)と組ませていますが、若干火力が不足している部分も見られますので一番はドリュウズドリュウズなどが有力手です。
どうしても相手に読ませたくない等があればすなかきとあわせすなのちから持ちを忍ばせるのも面白いかもしれません。

最後に

以上、砂パ起動役サダイジャサダイジャの育成論になります。
同じ砂起動の出来るカバルドンカバルドンバンギラスバンギラスとは違いとぐろをまくでの対物理性能の向上、へびにらみでの麻痺等多くの差別化ポイントがありマイナーながらカスタマイズ性に富んでいて個人的には使ってる内に気に入ってしまう程面白い子でした。
周りとは一味違う構築が使いたいな、いつもと違う天候パが使いたいな、など思った時に是非採用してみてください。

追記:
来たる禁伝環境において対禁伝性能においても秀でています。
特性で天候を変えた上に様子のおかしい火力で殴るカイオーガカイオーガコライドンコライドンに対し天候を奪った上でがむしゃら+砂で撃破したり前作で猛威を振るったザシアン(王)ザシアン(王)を瀕死寸前まで追い込み裏の起点にしたり等先発以外にも立ち回り次第で強力な圧力になりますのでどうぞご一考ください。

ここまで閲覧頂きありがとうございます。
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投稿日時 : 

最終更新日時 : 2024/04/28 21:57

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