初めに
皆さんこんにちは。
長い間、育成論は見る専門でたまにコメントするだけでしたが、投稿もしてみようと思い今回が初投稿となります。
環境に合ったオボンのみ持ちのハッサムハッサムがなかったので執筆しました。
育成「論」として各項目に対して理由付け、深掘りしていきますのでボリュームが多くなりますが育成するにあたり参考になれば幸いです。
評価やコメントを頂けると大変ありがたいです。
注意事項
- 本育成論では非公式な略称や用語(HABCDSや努力値など)を使用します。
- ダメージ計算はポケソル様(https://sv.pokesol.com/calc)を使用します。
- 努力値を252振った状態を「全振り」、更に性格補正がある状態を「特化」と表記します。
- 一部の表記でH〜Sの後の数値は努力値を示し、()内は実数値を示します。
例:H252B100(177-133)→努力値をHに252振りBに100振り
実数値がHが177でBが133を意味します。
では本題へ
SV環境の
ハッサムとは
レギュレーションD環境でポケモン使用率ランキング10位
持ち物採用率がオボンのみ45.8%で1位
(次点でこだわりハチマキ18.8%,とつげきチョッキ12.7%)
とおよそ半分のハッサムがオボン型で、現時点ではメジャーな型である。
初期ではウルガモス
ラウドボーン
テツノドクガやマジフレ持ちの
ハバタクカミなどの不利を取るポケモンが多かったものの採用率自体は低くなかった。
4災が解禁されてからはパオジアン
チオンジェン
ディンルーにタイプ上強くマジフレ持ちの
ハバタクカミが減ってきた(29.4%)などの影響から動きやすくなっていた。
レギュDからはウーラオス(れんげき)
サンダー
ヒードランが解禁され不利な相手は増えたものの、後述する役割対象の使用率も高いことから、環境でも高頻度で見るポケモンである。
加えて主にパオジアン水
ウーラオス(れんげき)の影響から水タイプ及び水テラスが多く、炎タイプのポケモンが減少傾向にあることも
ハッサムにとって追い風となっている。
データはポケモンHOMEより23/9/5時点を参照。
以下の考察ではシーズン9末〜シーズン10初期をメインに記述する。
コンセプトと役割
最初に役割をまとめておくと
の2点に尽きると思うが、その2点が唯一無二の性能と言える。
主な役割対象はパオジアン
ハバタクカミ
ミミッキュ
マスカーニャ
オオニューラ
ゴリランダー
クエスパトラ
テツノブジン
セグレイブなど
ハッサムを有利対面させ相手の交代またはテラスに合わせて蜻蛉を選択することで有利なサイクルを回せる。
テラスや役割破壊技により有利不利が逆転する可能性もあるが、炎技に気をつければ基本的に一撃で倒されることがないため、有利に殴り合えるかテラスを誘発出来る。
同タイプにフォレトスがいるが、高火力の交代技とんぼがえりが打てること、
高火力の先制技バレットパンチが打てることから十分差別化が図れる。
似たような役割として、違う持ち物のハッサムや
ジバコイル
アーマーガアが考えられるがそちらの比較をすると
○瞬間火力に勝る。=蜻蛉の負荷が高く、舞わなくてもバレットの火力が出せる。
✕与えたダメージによりすぐに持ち物が判別される。
✕技を拘るため蜻蛉以外で起点にされやすい。
✕抜き性能を剣の舞以上には高められない。
✕自身で耐久を確保出来ないためサイクルに加入し辛い。
○対特殊においては初めから1.5倍の数値で殴り合える。
✕対物理において数値が足りない。
✕補助技(剣の舞や羽休め)が使えない。
ジバコイルシバコイル
○S以外の種族値が若干高く、技自体の威力や特性により火力も同等以上である。
○対サーフゴー
テツノツツミ
サンダー等の性能が高め。
✕先制技がない。
✕ボルトチェンジが地面タイプや特性ちくでんに無効化されサイクルカットされる。
✕地面や格闘技が抜群で入る。
✕高速回復技を覚えない。
アーマーガアアーマーガア
○対物理において数値及び耐性がよくカイリュー
ガブリアス
ランドロス(霊獣)あたりに強い。
○挑発により起点回避ができ、低速の受けポケモンにも強い。
✕先制技がない。
✕対物理に重きを置くためピンポイントな物理受けよりの採用となる。
✕ヘイラッシャ
ドヒドイデメタのテラバ電気で役割破壊されやすい。
あたりが挙げられる。
役割次第ではジバコイル
アーマーガアに軍配が上がる場合もあるが、オボン持ち
ハッサムは
ある程度広い範囲を誤魔化すことができるとともに、高火力のバレットにより終盤の削れた相手を一掃できると言える。
持ち物
HPが半分(最大H177のため88)を切った時にHPを25%(数値で44)回復する。
絶妙な耐久を底上げし確定数をズラすことで物理・特殊との打ち合いに強くなれる。ディンルー
ウォッシュロトムのと取り合いになるかもしれないが、他の持ち物では代用できないため確定。
特性
テクニシャン確定
バレットパンチの威力を上げる。
どろぼうなどの一部のサブウェポンの火力も上がる。
むしのしらせは発動が難しい上にバレットの威力を高めた方がいいため不採用。
ライトメタルは使い道が不明のため不採用。
性格・努力値と調整
意地っ張りでHABDに振り分けるのが使いやすく総合的な実数値が高くなる。
昔から言われてるが、数値が足りないのである程度耐える調整を妥協したり、立ち回りで体力を温存するのが鍵となる。
確定欄は以下の通りだが、意識したい相手によりカスタマイズして欲しい。
努力値 252-76-100-0-76-4
実数値 177-176-133-54-110-86
- H252(177) 物理・特殊ともに数値が足りないので全振りから入る。
- 16n+1が気になるが、
- 砂ダメージを受けず毒状態にもならない、少しでも総合的な耐久値を上げたい、
- という理由で全振り推奨。
- 気になる方は175まで削ってBDに回して欲しい。
- A76(176) 耐久に回した余り。効率のよい11n。
- 火力が低いと蜻蛉やバレットの威力が下がるのでサイクル及び終盤の撃ち合いに弱くなるためなるべく高くしたい。
- B100(133)
- A252珠
ミミッキュの剣舞テラスシャドクロを確定耐え。
- 特化の場合は乱数1発 : 56.25%だが、それは一番最悪のパターンであり個体数の関係から妥協した。
- また、A130族の一致等倍120技(例
オオニューラ
テツノブジンのインファイト)をオボン込みでほぼ2回耐える。
- C0(54)(個体値最低)
- CがVだとA4段階下降時にテラバ採用時に特殊判定になるためC個体値0推奨。主に
ハバタクカミの甘える意識。
- S4 あまり
- ハッサム対面で後攻蜻蛉するために振らない又は個体値を下げるのも一考のため好みに応じて要調整。
- 同族や60族近辺で先制できて勝てる場面も少なからずあり確定欄では振っている。
- 耐久調整の例を下に示す。
B20(123) A252パオジアンの不意打ちで75 ~ 88ダメージ
=カタストロフィに受け出してオボンなしで耐える。
B28(124) A特化パオジアンの噛み砕く≒等倍テラバをオボン込み2耐え
B108(134) A252オオニューラ
テツノブジンのインファイトをオボン込み2耐え
B212(147) A特化オオニューラ
テツノブジンのインファイトをオボン込み2耐え
B252(152) A特化パオジアンの鉢巻テラス噛み砕くが乱数1発 : 6.25%
D148(119) C252テツノツツミのハイドロポンプをオボン込み2耐え
D252(132) C252ハバタクカミの眼鏡シャドボをオボン込み乱数2発 : 6.64%
良い調整案があればコメントまで。
技構成
- 確定枠は2つ
- とんぼがえり
- 基本的に序盤はこの技を打つ。A130族からのタイプ一致技のためそこそこの火力が出る。
- 無効化されることがないのが偉い。欠伸ループにも多少の耐性ができる。
- ポイヒ
キノガッサの胞子身代わりループからも抜けられるかもしれないが、それぞれ過信は禁物。
- バレットパンチ
- 代名詞的な技。この技があるおかげでSが低くても最後まで仕事ができる。
- こちらも無効化されることがないため相手にテラスが残っていても削り切れるHPなら安心して打てる。
- 選択
- つるぎのまい
- Aを2段階上昇させ一気に抜き性能を上げる。オボン型の場合は積極的に採用し隙があれば舞いたい。
- どろぼう
- テクニシャン補正が乗る悪技。メインウェポンより等倍範囲は広め。
- オボンを消費した後なら道具を奪えるが、変にスカーフや眼鏡を奪わないよう注意。
- 拘りアイテムを奪ってもその後どろぼう以外の技選択はできる。
カイリュー
ヘイラッシャなどの残飯を奪えるとおいしい。
- メインウェポン半減で刺せる相手は主に
サーフゴー
イダイトウ♂
ラウドボーン
- はたきおとす DLC解禁技
- 打ちたいタイミングが蜻蛉と被るが、ゴツメや残飯持ちに大きく負荷を与えられ、サイクルを有利に進められる。
- 最大値を取るならどろぼうかもしれないが、安定を取るならはたき落とすがオススメ。
- インファイト
- 威力120の格闘技。一部の誘う相手に刺せる。蜻蛉(75*1.5=112.5)より若干威力が高い。
- 基本的に交代が読めるなら蜻蛉で後続に任せればいいが打ちたい場面も少なからずある。
- メインウェポン半減で刺せる相手は主に
ヒードラン
ジバコイル
ヌメルゴン(ヒスイ)
- ダブルウイング DLC解禁技
- 水
ウーラオス(れんげき)に刺さり対面からなら処理できるかもしれないが、本来の
ハッサム役割ではないので優先度は低めと考えている。
- テクニシャン適用だが弱点でないと火力が足りなく、唯一の命中不安技でもある。
よりピンポイントだが
カウンター:等倍同士の対物理において打ち勝てる可能性が高まる。
つばめがえし:テクニシャン適用。小さくなる対策にもなる。
あたりはパーティにより採用の余地があると思われる。
テラスタル
- 採用率39.8% 確定欄はこれ。
- バレットの威力を底上げでき、優秀な耐性面も崩さない。
- 例えば剣舞テラスバレットで無振り
ドラパルト(163-95)が (103.1 ~ 121.5%) 確定1発 程度の火力になる。
- 事前の削りやステロによってさらにリーチを伸ばせる。
- 採用率27.7% 苦手な
対面でテラバと共に奇襲できる。耐性も悪くない。
- 例えばH252
ヒードランに水テラバで(64.7 ~ 76.8%) と余裕を持って確定2発 であるため対炎において役割関係を逆転できる可能性は高い。
- 使用率8.4% 一貫しやすい
や
の一貫性を消すことができる。
- どろぼうと合わせることで
サーフゴーなどに強くなる。
- また、噛み砕くやシャドボでBやDが下がった際に無理やり耐える選択肢が生まれる。
立ち回り例
先発に来やすいパオジアン
マスカーニャ
テツノブジンなどを読んで合わせる。
耐性を活かしなどを読んで受け出す。
ディンルーはダメージが入らなさ過ぎて場を荒らされる可能性が大。
有利対面を作り蜻蛉を押しサイクルを回し、バレットで崩せるようになったら一掃する。
というのが理想的である。
- バレットで縛れているがバレットを打たないと倒される場面でいかに相手の引きに合わせて蜻蛉を通すかがトレーナーの腕の見せ所とも言える。
- 簡単な例を挙げると
- 自陣:
ハッサム(残りHP僅か) 裏:CS
イーユイ@眼鏡(残りHP僅か)
- 敵陣:
ハバタクカミ(残りHP僅か) 裏:CS
ウォッシュロトム@眼鏡(残りHP半分)
- のような状況で、
ハバタクカミの攻撃に合わせてバレットが通れば裏の
イーユイで
ウォッシュロトムを倒して勝ちである。
- ただ、バレットに合わせて
ウォッシュロトムに引かれると相手はボルチェン安定となってしまい負け盤面となる。
ウォッシュロトム引きを読めるならば蜻蛉から
イーユイを着地させると悪の波動の一貫が作れるためこちらの勝ち盤面となる。
対パオジアンは等倍技を受けると2耐えできるか微妙なラインのため、できれば氷柱落とし読みで受け出したい。
対ハバタクカミはブーストエナジー型であれば、ムンフォ+シャドボ+補助技2つ(瞑想、痛み分け、身代わり、甘えるなど)の割合が高く、マジフレの採用は低いため倒される可能性は少ない。
逆に眼鏡やチョッキだと技スペース的にマジフレ採用も大いにあり、できればムンフォに受け出して型を確認したい。
初手の展開要員として、耐久振りSブーストハバタクカミが注目されており、そういった型では自然とマジフレが採用されることがあるため注意が必要である。
与ダメージ計算
あくまで目安のため無振りや全振りをメインに記載
確定数は重要そうなものだけ記載
- バレットパンチ
H4B132(131-92)ハバタクカミ(特化
パオジアンの不意打ち耐えライン)
(100.8 ~ 119.1%) 確定1発 計算してたら綺麗過ぎた
無振りミミッキュ(87.6 ~ 105.2%) H52振りまで化けの皮込み確定1発
無振りパオジアン (77.5 ~ 93.0%)
無振りテツノツツミ (34.4 ~ 41.3%)
無振りオオニューラ (49.1 ~ 58.1%) 乱数2発 : 95.31%
無振りキノガッサ (44.5 ~ 53.4%) 乱数2発 : 28.51%
無振りカイリューマルスケ無し (31.4 ~ 38.0%)
H252セグレイブ (48.7 ~ 57.7%) 乱数2発 : 93.75%
A2段階上昇時
H252カイリュー マルスケ無し
103 ~ 123 (52.1 ~ 62.2%) =残飯羽休めで粘れない
A2段階上昇+鋼テラス時
無振りガブリアス (75.5 ~ 89.7%)
無振り半減ハバタクカミ (81.6 ~ 96.2%)
無振り半減パオジアン (51.0 ~ 60.7%)
B特化サンダー (27.0 ~ 32.0%)
- とんぼがえり
無振りパオジアン (90.4 ~ 108.4%) 乱数1発 : 50%
無振りハバタクカミ (17.7 ~ 20.7%) =身代わりに注意
B特化チオンジェン (68.8 ~ 81.3%)
無振りディンルー (42.7 ~ 50.5%)
B特化ディンルー (27.5 ~ 32.9%) オボンなくて確定4発
耐久化け物
無振りボルトロス(霊獣) (25.4 ~ 29.9%)
無振りガブリアス (33.4 ~ 39.9%)
B特化サンダー (12.2 ~ 14.2%)
B特化ヘイラッシャ (15.2 ~ 17.9%)=あくびループでも残飯は間に合わない
H252カイリューマルスケ込み (7.5 ~ 9.0%)=残飯で満タンまで回復されない
- どろぼう
H252サーフゴー (53.7 ~ 64.0%)
B特化ラウドボーン (34.2 ~ 40.8%)
無振りイダイトウ♂ (71.8 ~ 85.2%)
- はたきおとす 持ち物あり→なし
H252サーフゴー (57.8 ~ 69.1%)→(39.2 ~ 46.4%)
B特化ラウドボーン (37.0 ~ 43.7%)→(25.5 ~ 30.4%)
無振りイダイトウ♂ (78.0 ~ 92.4%)→(52.4 ~ 62.6%)
- インファイト
H252ヒードラン (63.7 ~ 75.8%)
H252ジバコイル (66.7 ~ 79.1%)
H252ヌメルゴン(ヒスイ) (71.7 ~ 84.5%)
H252ドドゲザン (110.2 ~ 131.5%)
無振りテツノツツミ (91.7 ~ 108.4%) 乱数1発 : 50%
- テラバースト(水)
H244ウルガモス (97.4 ~ 116.3%) 乱数1発 : 87.5%
HB252テツノドクガ (77.1 ~ 91.0%)
H252イーユイ (97.6 ~ 116.1%) 乱数1発 : 93.75%
- ダブルウイング
H252ウーラオス(れんげき) (65.8 ~ 77.3%)
H252オオニューラ (109.1 ~ 128.4%)
無振りテツノブジン (99.4 ~ 118.2%) 乱数1発 : 98.43%
H244ウルガモス (98.5 ~ 117.3%) 乱数1発 : 98.04%
被ダメージ計算
無振りディンルー地震 (32.3 ~ 37.9%)
A252オオニューラインファイト (52.6 ~ 62.8%) オボン込み乱数2発 : 0.39%
A特化カイリュー
鉢巻地震 (49.2 ~ 58.2%) 乱数2発 : 97.65% オボン発動で確定3発
鉢巻神速 (19.2 ~ 23.2%)
鉢巻テラス神速 (28.9 ~ 34.5%) オボンなし乱数3発 : 5.59%
飛行テラバ (52.0 ~ 62.2%) オボン込み確定3発
A252パオジアン
氷柱落とし (23.7 ~ 27.7%)
不意打ち (37.9 ~ 45.8%)
噛み砕く (44.1 ~ 52.6%) オボンなし乱数2発 : 17.96%
鉢巻テラス噛み砕く (88.2 ~ 104.0%) 乱数1発 : 25%
C252ハバタクカミ
ムンフォ (26.0 ~ 30.5%)
シャドボ (43.0 ~ 51.5%) オボンなし乱数2発 : 6.25%
マジフレ (110.8 ~ 131.1%)
C特化クエスパトラ
ルミナコリジョン (19.2 ~ 23.2%)
シャドボハッサムD2段階下降時 (52.0 ~ 61.6%)
A特化マスカーニャ
トリックフラワー (11.2 ~ 13.5%)
はたき落とす 持ち物あり (42.4 ~ 49.8%)
はたき落とす 持ち物なし (28.9 ~ 33.9%)
A特化テクニシャンキノガッサ
マッハパンチ (28.9 ~ 34.5%)
タネマシンガン5回 (22.5 ~ 25.5%)
A特化珠ミミッキュ
シャドクロ (35.0 ~ 41.9%)
テラスシャドクロ (46.9 ~ 56.0%) オボンなし乱数2発 : 71.87%
じゃれつく (22.0 ~ 26.5%)
かげうち (19.7 ~ 24.2%)
苦手なポケモン
メインウェポンがのため両半減の
を含むポケモン大半が該当し、
それ以外でも水ウーラオス(れんげき)
テツノカイナ
ギャラドスあたりには有効打がなく有利不利がはっきりしている。
テラバ以外が接触技のためゴツメ持ちが出てきそうなら要注意。
特性せいでんき持ちのサンダーや数は少ないが炎の体持ちの
ウルガモス
ヒードランあたりにも蜻蛉の試行回数を増やされると注意が必要。
それ以外のポケモンなら相手の引きに合わせて蜻蛉で有利対面を維持すれば良いため、ハッサムで有利が取れそうなポケモンが相手に2-3体いたら積極的に選出したい。
等倍の攻撃を受けると2,3発で倒されてしまうため半減以下の技を読み繰り出すのが理想的。
最悪、有利が取れそうなポケモンを相手が出して来なくても、自身の先制技の存在と相手の先制技で落とされない耐性と耐久があるため完全に腐ることはほぼないが、水ウーラオス(れんげき)
ウルガモスなどの積みの起点にならないようには注意が必要である。
相性のよい味方・構築例
カイリューカイリュー
毎度お馴染みのポケモンであるが、タイプ補完が非常に良い。
お互いに高火力先制技や積み技があるため腐りづらく、対戦を詰めやすい。ハッサムで
ハバタクカミにテラスを切らせれば
カイリューの神速が通る。
カイリューが相手を竜氷妖技で拘られせば剣の舞の起点にできる。などシナジーが十分過ぎるほどある。
いわゆるとんボルチェンのサイクル。
タイプ補完の良さもそこそこある。ハッサムが誘う水
ウーラオス(れんげき)
ヘイラッシャ
ドヒドイデ
アーマーガアあたりに対して蜻蛉から
サンダー
ボルトロス(霊獣)を着地させ、そこかから更に
サンダー
ボルトロス(霊獣)のボルトチェンジ安定の有利な択を押し付けることでテンポを取れる。
ガチグマガチグマ
タイプ補完はまずまずで、蜻蛉によりガチグマの火炎玉を即発動させることができ、火力が不足しがちな
ハッサムを補える。先制技がないが
ハッサムがスイープできるため相性がいい。
- 拘りアイテム持ち全般
ハッサムにより数回はサイクルを回せるため、拘りを解除するために一旦の引き先になれる。
上記カイリュー
サンダー
ボルトロス(霊獣)の拘り持ちとも相性抜群である。
以上
終わりに
いかがでしたでしょうか。ハッサムは種族値が足りないながらもアイデンティティを活かして最前線で戦っているポケモンだと思いますので参考になれば幸いです。
冒頭でも書いたように評価や質問の他、考察不足や認識違いなどありましたらコメントを頂けると大変ありがたいです。
それでは。
- 更新履歴
23/9/19 DLC解禁に伴い技考察追加。全体の文章修正。