<はじめに>
こんにちわ😀。今回で二度目となる育成論を投稿させていただく英知です。
本育成論は非公式の略称HABCDSを使用しています。
ご了承ください。🙇
ダメージ計算に関してはポケソル様のものを使用しています。
コンセプトと役割
本論のラウドボーンは有名な物理受け型とは大きく異なりHDに振り切った型となります。
隠密マントや変化技を用いて多くのポケモンを絡めとってフレアソングの起点にするという論理です!
何故強みであるBを伸ばさないのか
どうして持ち味の物理耐久力を削って、高くもないDに回すの?と疑問に思われた方もいるのではないでしょうか。
理由としましては環境に存在する物理ポケモンの多くがウーラオス(れんげき)ガチグマパオジアンなどラウドボーンに対して一致弱点をついてくるポケモンが多く存在しているとともに、ハバタクカミやテツノツツミなどの強力な特殊ポケモンが上からワンパンしてくる始末で動きづらいというのが現状です...。
そのため特殊耐久を伸ばし特殊ポケモンに役割を持ちつつ、物理ポケモンもハッサムやオオニューラ、テツノブジンなどもタイプで受けられるため、環境に適応できる型だと考えました。
ちなみに筆者はレギュレーションBの頃からこの型を愛用していますので相棒ポケといっても差し支えないのかもしれません。
持ち物
- 隠密マント
- 言わずと知れたキョジオーン対策の巨匠です。
- レギュレーションD環境ではポケモン賭博を行うオオニューラが登場したことにより発動機会が増えました。
- またアシッドボムなどの追加効果も無視できるため相手の崩しを逆に起点にできることが強みです。
- 発動機会のある技としましては
- ハバタクカミのムーンフォース
- パオジアンの氷柱落とし
- テツノツツミのフリーズドライ
- サンダーの放電
- オオニューラのフェイタルクロー、投げつける
- キョジオーンの塩漬け
- クエスパトラのルミナコリジョン
- などと多岐にわたりますので腐ることは少ないでしょう。
- たべのこし
- 相手の攻撃の確定数をずらすことができるリンゴのカスです。
身代わりを採用する場合は持たせることを検討できます。
- 個人的には隠密マントを推奨いたします。
特性
てんねん
基本的にこの特性一択となります。この特性が無いとクレセリアやウルガモスと対面した時どうしても相手の積みを無視できず苦しい立ち回りを要求されます。
永遠に腑抜けでいて欲しいです。
性格・努力値と調整
性格に関してはHDでの特殊受けと言うコンセプトなので、穏やかで確定とさせて頂きます。
HP:耐久のリーチを伸ばすためぶっぱです。
D:HPと同じ理由で252ぶっぱとなります。
C:言わずもがな余りです。
技構成
- 確定枠
フレアソング
ラウドボーンに必要不可欠と言える強力な積み技です。キョジオーンやオオニューラなどが塩漬け及びフェイタルクローでの崩しを試みてきた時、それを無効化しつつこちらの火力増強の餌食にできます。
一度対面を作ってしまえば、後続が高火力を食らうことを嫌がって居座ってくるパターンが多く、確実に処理できる事が多かったです。
なまける
重要な高速回復技です。もはや入れない理由がありません。筆者のスカスカな脳みそじゃ思いつかないです。
なまけるとフレアソングでHPを管理しつつ火力を底上げする戦法をよく取ります。
- 選択枠
シャドーボール
威力命中ともに安定した一致技です。20%の確率でDダウンが引けたら崩しも狙えます。
鬼火
HPしか振っていない物理耐久を補う技です。カイリューやヌメルゴン(ヒスイ)を重く見るのなら採用できるでしょう。
身代わり
相手の変化技などを呼んだ時にアドバンテージを生める技です。モロバレルの胞子やドヒドイデのどくどくのケアをしたい方は採用できると思います。
だいちのちから
ヒードランやキョジオーンを速やかに処理したいのなら。シャドーボールに比べて少し汎用性は下がります。
あくび
相手の交代に対して打ち、不利対面を流すといったことが可能です。味方のポケモンがステロを撒いていればあくびステロも可能です。
テラスタル
ハバタクカミやサーフゴーを処理するときに切るテラスタルです。ラウドボーンのタイプが炎・ゴーストであるため、ムンフォやゴルラorきあいだまをぶっ放してくるケースが非常に少ないため、確実にシャドーボールを受けて1ターン猶予ができます。
メガネ型なら爆アドです。
また、弱点が格闘しかないため他のポケモンにもその後削りや状態異常などの仕事をこなせることが多いです。
キノガッサの胞子やウォッシュロトムに対するメタを張りたいのなら。
このテラスの場合テツノツツミには押し切られます。
ウーラオス(いちげき)に役割が持てるようになりますが、サーフゴーとハッサムが役割から外れてしまいます。
立ち回り例
- 後出し戦法
サイクル軸のパーティで運用し、役割対象が出てきた時に、後出しをします。
後出しを行うポケモンは基本的にヒードランヌメルゴン(ヒスイ)ハッサムオオニューラサンダーキョジオーンクレセリアウルガモステツノドクガテツノブジンあたりとなります。
そこからフレアソングやなまけるを駆使して火力を安定的に増強して、突破。
裏のポケモンとも相対すると言うものです。
特例としてヒードランには炎・ゴースト複合であることを活かし対マグマストームのクッションとして運用することが多いです。
1.ノーマルテラスタルを押して有利対面に逆転。
2・フレアソングでドーピングしつつ、役割破壊を行うと言うことも可能です。
ハバタクカミに関してはムーンフォースやマジカルフレイムによるCダウンを隠密マントで拒否😬しつつHPの6割程を残して突破できます。
与ダメージ計算
フレアソング(能力変化±0の場合)
無振りハバタクカミ 30.0 ~ 35.4%
HP244サーフゴー 56.0 ~ 66.4%
無振りテツノツツミ 57.3 ~ 67.2%
HP252チョッキヌメルゴン(ヒスイ) 13.4 ~ 16.0%
無振りオオニューラ 37.5 ~ 45.2%
HP252クレセリア 18.5 ~ 22.5%
HP252キョジオーン 13.0 ~ 15.5%
シャドーボールはフレアソングとダメージが変わらないため、フレアソングのダメージから相性によって0.5倍もしくは2倍かけて計算してください。
だいちのちから
HP244チョッキヒードラン 48.8 ~ 58.9%
HP252ジバコイル 92.7 ~ 110.8%
無振りキラフロル 114.0 ~ 134.2%
HP252キョジオーン 38.7 ~ 46.4%)
被ダメージ計算
被弾した回数が多い技を載せています。(非テラス時)
C252メガネハバタクカミシャドーボール 86.3 ~ 102.4%
C252メガネハバタクカミムーンフォース25.5 ~ 30.4%
C特化サーフゴーシャドーボール63.6 ~ 74.9%
C252テツノツツミハイドロポンプ74.9 ~ 89.1%
特化ハチマキハッサムとんぼがえり10.5 ~ 12.7%
特化イーユイあくのはどう85.4 ~ 100.5%
特化ヒードランマグマストーム19.5 ~ 22.7%
特化ヒードランだいちのちから46.5 ~ 55.0%
特化いのちのたまミミッキュシャドークロー64.0 ~ 77.8%
A4ヌメルゴン(ヒスイ)じしん37.0 ~ 43.7%
特化カイリューじしん60.7 ~ 72.1%
A252オオニューラフェイタルクロー16.2 ~ 19.5%
A252オオニューラシャドークロー38.0 ~ 45.5%
A252パオジアンかみくだく82.5 ~ 97.7%
無振りクレセリア瞑想5回積みアシパ40.3 ~ 48.4%
C252ボルトロス(霊獣)飛行テラバ40.8 ~ 48.4%
無振りキョジオーンしおづけ22.7 ~ 26.5%
特化メガネジバコイル10まんボルト51.7 ~ 61.7%
特化マリルリアクアブレイク85.4 ~ 100.5%
C252ドラパルトりゅうせいぐん38.4 ~ 45.5%
C252メガネテツノドクガオーバーヒート36.1 ~ 42.7%
A252ガブリアスじしん80.6 ~ 96.7%
テラスタル状態だと上記の抜群技を全て確定三発圏内に収めてフレアソングの起点にできます。
苦手なポケモン
ガブリアス:環境にハチマキ持ちが多いため、一撃死します。ハチマキでなければ一発はじしんを耐えます。
イーユイ:だいちのちから不採用の場合ガン不利を取られます。チョッキのディンルーと組み合わせると上手く攻撃をいなせます。
ガチグマ:こんじょうの地面技で乙ります。逃げるか削りを入れて爆散しましょう。
イダイトウ♂:テラスタルを切ってもウェーブタックルorハイドロポンプでお釈迦になります。
サザンドラ:テラスを切っても漢のメガネりゅうせいぐん連打でぶち抜かれます。
ドオー:身代わりを持っていない場合どくどくにより役割破壊されます。かわいい。
※物理一致弱点をついてくるポケモンはワンパンしてくる種があるためダメ計算から一部除外しています。
相性の良い味方・構築例
チョッキディンルー:お互いの弱点を水技以外カバーできます。イーユイに対するメタです。
ゴツメクレセリア:ハチマキガブリアスへの対抗策
です。
身代わり型サザンドラ:ドオー、ドヒドイデを起点にできます。
<おわりに>
本論を読んでみてどうだったでしょうか?
数ヶ月間数百試合共に戦い抜いてきた愛着のある型なので、感想やご指摘をいただけるとありがたいです。
厨ポケ共を変化球でワニワニパニックにしてやってください。
ここまで読んでくださりありがとうございました!!