ラウドボーン- ポケモン育成論SV

【初見殺しの相棒】マスカサザン他駆逐用アタッカーフェアリーテラスタルラウドボーン

2022/12/18 01:09 / 更新:2023/01/16 00:17

ラウドボーン

HP:HP 104

攻撃:攻撃 75

防御:防御 100

特攻:特攻 110

特防:特防 75

素早:素早 66

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ラウドボーン  ほのお ゴースト  【 ポケモン図鑑 】

性格
ひかえめ(特攻 攻撃)
特性
てんねん
努力値配分(努力値とは?)
HP:172 / 特攻:252 / 特防:84
個体値:31-0-31-31-31-31
実数値:201-72-120-178-106-86 (素早さ比較)
覚えさせる技
テラバースト / フレアソング / だいちのちから / なまける
持ち物
ゴツゴツメット
テラスタイプ
フェアリー

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ルール
シングルバトル
このポケモンの役割
特殊アタッカー
登録タグ

考察

こんにちは。一般ゴースト統一使いです。ゴースト統一でマスターボール級に行けたため、その勝利要因であるこの子を紹介します。私はこの子を採用した途端に勝率が一気に上がり、最後までエースとして活躍したため強さは折紙付きです。本育成論は、ゴースト統一パーティーだけでなく様々なパーティーにも応用できると思われます。

採用理由と役割

──役割
環境に多く、どのパーティーでも重くなりがちなサザンドラやマスカーニャを始め強力な積みアタッカー(ウルガモス、ミミッキュ、ドドゲザン等)やドラゴンタイプ、身代わり持ちを狩る、または彼らに対し圧をかける
ついでですがだいちのちからのおかげでミラー対面にも強いです。(テラスタルされても基本的に悪か炎なので安心)

──採用理由
元来、当ポケモンは特に多いサザンドラ、マスカーニャを倒すために考案されました。
現状の対戦では、先発カバルドンやヘイラッシャ等を意識してかとにかく初手でマスカーニャを選出されることが多く、はたきおとすに確定急所技トリックフラワーも相まって受け出しが困難(ゴースト統一パーティーにとっては特に致命的な状態)でありそのまま3タテも珍しくはありません。サザンドラは珠、スカーフ、眼鏡などがいるようですが、あいつは広く高威力な技範囲(龍星波乗りラスカ文字等)も相まって受け切れるポケモンは殆どいません。(強いて言えばハピナス?)
相手側が明らかに不利な対面に持ち込んでの対策は基本的に交代を呼び、更に劣勢を引き寄せて負けが込み入ります。よって、コイツらが出てきたら交代させず確実に一撃で倒すがコンセプトとなりました。

よくいるラウドボーンはおにびなまけるのろい等厄介な変化技を持つ物理受けでちょうはつが刺さりやすく、特殊技に極端に弱いため相対したプレイヤーからしてみれば受けポケモンなのに意外と簡単に突破できるカモに見えます。その突破してくるポケモンとは、マスカーニャやサザンドラ、ドドゲザンやサーフゴーのことです。つまり彼らをラウドボーンと対面させた時相手からすれば、カモが来たよし殴ろうということになり交代の選択はほとんど消え失せます。さあ、思考停止の行動に付け入りましょう。
ラウドボーンは耐久が高いくせに火力も高いです。なにしろCが110もあり、使えば使うほど火力が高まる威力80の音技フレアソングを持つこと、またフェアリーテラスタルとだいちのちからの技相性は格別でほぼ確実に等倍以上のダメージを相手に強いれてしまう。このレベルの火力で等倍だと生半可な耐久の相手にとっては致命傷になることも多く、パーティー崩壊も珍しくはない。
ほのおタイプがほとんどいないため環境にはがねタイプ(サーフゴー、ミミズズ、ハッサム、アーマーガア、デカヌチャン他)が蔓延っているのも追い風で、特性てんねんのため積みアタッカーにも殴り勝てることもあり、とりあえず選出しとけばいいが通ります。

持ち物:ゴツゴツメット

襷マスカーニャに対抗するために必須であるとして採用しました。また物理アタッカーとの殴り合いで余ダメージを稼ぎ確定数をずらす、倒れても襷だけは剥がすなど随所で役立つこともありました。

特性:てんねん

役割対象との殴り合いに必須
もうかはてんねんに比べると汎用性に欠ける(発動するまで弱ると基本次のターンで上から殴られ倒れる)ので一択です。

性格・努力値と調整

──性格:ひかえめ
最高火力のために必須、確定数がズレるため本育成論ではこれ一択です。

──努力値:H172C252D84
まず火力に全振りし、残りを物理面特殊面それぞれ最大限耐久できるように調整しました。ポケ徹様の耐久調整ツールを用いて算出しました。運営様、いつもありがとうございます。

技構成:テラバースト、フレアソング、だいちのちから、なまける

作戦実行のためのフェアリーテラバースト、タイプ一致身代わり貫通のフレアソング、攻撃打点としてフェアリー技と相性の良い地面技だいちのちからの3種で攻撃し、耐久比べが始まった時やゴツメダメージで相手が沈んだ時を想定して回復ソースのなまけるを採用します。
ノーマルテラスタルを警戒し、技枠も足りないためシャドーボールは採用しません。ミラーならだいちのちからで十分ですしエスパータイプが大量に出てくる環境でもないこと、良く使われる3種類のゴーストタイプのポケモン、サーフゴーやミミッキュにはフレアソング、ドラパルトにはフェアリーテラバーストとあまり魅力的に映らなかったことも除外理由です。

テラスタル:フェアリー

本育成論では一択です。カイナのドレパンがいまひとつでありテラピース集めが大変ですが、頑張ってください!(私はマリルリで星3、4レイドをソロで巡回しました)

立ち回り例

──マスカーニャ
相手のパーティーに受けポケモンとマスカーニャが入っていた場合、迷うと思いますが初手で投げてみましょう。相手側から見て自分のパーティーがマスカーニャに弱く見えれば見えるほど初手マスカーニャを引き出せます。初手マスカーニャを引き出せたら、次は基本とんぼがえりとはたきおとすのどちらが来るか読むことになりますが、はたきおとすと思い込んでテラスタル後テラバーストを打ち込みましょう。(とんぼがえりしてくる個体は私がマスター級に行くまでの104戦の中で1体しかいませんでした、つまり結構決まる。)へんげんじざいだろうが関係なく抜群がとれ、一撃の元に沈めることができます。

──サザンドラ
後出しで投げることができればほぼ間違いなく倒すことができます。2、3度水テラスタル個体を見たことがありますが、テラスタルすればなみのり2発を耐えきりテラバースト2発で落ちました。尚、一度目の攻撃を凌がれ、次にラスターカノンを打たれると基本的に負けなので、サザンドラがテラスタルしてきたら覚悟した方がいいと思います。
サザンドラとマスカーニャが併せてどちらも入っている場合、初見殺しが成り立つのは1回までですので他のポケモンでカバーできるようにしておきましょう。マスカーニャの方が紙装甲なので、個人的にサザンドラをラウドボーンでの優先対象にすると少しは安定するかと思われます。連戦は受け出しが不可能です、あくまで片方を崩すだけとしましょう。

──ウルガモス
蝶の舞、炎の舞もてんねんなので普通ならまったくの無意味です。あとはギガドレインで確定数をずらすぐらいしかできません。テラスタルすると寧ろ等倍でダメージを入れてくるためテラスタルせず、落ち着いてフレアソング2発で落としましょう。(ギガドレ使われたら3発必要、実体験より)水テラスタルされたら後出しテラスタルしても間に合わないので完全に事故です…

──ドドゲザン
怖い破壊対象です。2体相手を倒した後そうだいしょうを発動したいじっぱり悪テラスタルドゲザンはテラスタルしないと1撃で命を刈り取って来ます。その点サザンドラと同じですが、ヤツとは違いとにかく硬いですからね。それにHPを1にしてもふいうちで倒されかねません。環境にいるタイプはSに振る型がほとんどいないのかほぼこちらの方が先に行動できます。ラス1対面でテラスタルが残っていれば行い、ドゲザンをタイプ相性で余裕で受けて、テラスタルが残っていれば必ずしてくるのでテラバーストを2発、テラスタルが残っていなければフレアソング2発打って撃破となります。尚、アイヘがテラスタル時に被弾したらふいうちで落ちて詰みなので悪しからず…

──ドラパルト
餌です。ノータイムテラバーストで命を刈り取りましょう。思考停止ゴーストダイブは死亡確定の合図です。また、テラスタルせず相手がドラゴンテラスタル個体の場合、ドラゴンアローからのふいうちで倒されるので忘れずに。忘れなければ無傷勝利もよくあります。(ゴースト使いからすれば複雑な感情になりますが…)

──ミミッキュ
後投げが多い印象、珠シャドークローはテラスタルしようがしまいがかなり痛く、急所に入りやすいので皮剥ぎくらいしかできないこともあります。フレアソング連打して仮にラウドボーンが倒れた後ミミッキュを入れ、剣舞からのかげうちで安全に落とすのは定番の安定策です。呪い型が飛んできたら寧ろ被ダメが少ないため有利になることも。(2体抜きはほぼ不可能になりますが…)

──サーフゴー
H4CSぶっぱなら乱数1撃で倒せますが、耐久に振る型が多いため基本こいつを1撃で落とすのは無理だと考えた方がいいです。テラスタル抜きでシャドボ2発、テラスタルしてもゴールドラッシュが控えており隙がありません。勝てたらラッキー!

──カイリュー
マルチスケイルのせいでとても硬いですが、フレアソングからのテラバーストで余裕で落とせます。ただし地震持ちのため、カイリューが逆鱗を打ってきて先発を落とされてから後投げするのが理想ムーブとなります。ヨーイドンで殴り合うには少し怖い。

また、彼らが居ない時も技で抜群を取れる相手には積極的に投げていくことも忘れずに、1体倒せばノルマ、後続に負荷をかけられたら満点です。

与ダメージ計算

与テラバースト
サザンドラ(H4)確定1発[292〜348(173.9〜207.2%)]
マスカーニャ(H4)確定1発[180〜212(118.5〜139.5%)]
カイリュー(H252)確定2発[134〜162(67.7〜81.9%)]
ドラパルト(H4)確定1発[168〜200(102.5〜122%)]
ガブリアス(H4)確定2発[154〜182(83.7〜99.0%)]
ドドゲザン(H252)確定3発[76〜91(36.8〜44%)]
ボーマンダ(H4)乱数1発[162〜192(94.8〜112.3%)]

与フレアソング
マスカーニャ(H4)確定1発[180〜212(118.5〜139.5%)]
ウルガモス(H4)確定2発[1発目、66〜78(41.0〜48.5%)2発目、97〜115(60.3〜71.5%)最低乱数でも計2発]
サーフゴー(H4)乱数1発[146〜174(89.6〜106.8%)]
サーフゴー(H212D44)確定2発[134〜158(70.9〜83.6%)]
ドドゲザン(H252)確定2発[152〜182(73.5〜88%)]
ミミズズ(H252)確定1発[216〜254(122.1〜143.6%)]
アーマーガア(H252)確定2発[152〜182(74.2〜88.8%)]

与だいちのちから
キョジオーン(H252)確定2発[112〜132(54.2〜63.8%)]
ラウドボーン(H252)確定2発[128〜152(60.7〜72.1%)]
デカヌチャン(H252)確定2発[98〜116(61.3〜72.5%)]

被ダメージ計算

──ラウドボーンがテラスタル化していない時
サザンドラ(C252ひかえめあくのはどう持ち物無)確定2発[168〜198(83.6〜98.6%)]
よって珠(倍率1.3倍)、眼鏡(倍率1.5倍)持ちで確定1発
マスカーニャ(A252いじっぱりはたきおとす持ち物無)確定2発[164〜194(81.6〜91.6%)]
よって珠(倍率1.3倍)持ちで確定1発
サーフゴー(C252ひかえめシャドーボール持ち物無)乱数1発[174〜206(86.6〜102.5%)]
ドドゲザン(A252いじっぱりそうだいしょう無ドゲザン持ち物無)確定2発[164〜194(81.6〜96.6%)]
よってそうだいしょう込み(2体分、倍率1.2倍)なら乱数1発、更に珠持ちなら確定1発

──ラウドボーンがテラスタル化している時
サザンドラ(上に同じく)確定5発[42〜49(20.9〜24.4%)]
マスカーニャ(上に同じく)確定5発[41〜48(20.4〜23.9%)]
サーフゴー(C252ひかえめゴールドラッシュ持ち物無)確定1発[260〜308(129.4〜153.3%)]、シャドーボールなら乱数2発[87〜103(43.3〜51.3%)]
ドドゲザン(悪テラスタルA252いじっぱりそうだいしょう込み珠ドゲザン)乱数2発[85〜101(42.5〜50.2%)]、ふいうちなら確定3発[70〜84(34.7〜46.7%)]
1発ずつ受けても確定耐え

苦手なポケモン

相手の油断を突き、天敵とするポケモンを狩りに行くというコンセプトのため、狩り対象のサザンドラやマスカーニャなどのポケモンたちが当てはまります。
怖さ順としては、ほぼ倒せないサーフゴー→ドドゲザン→サザンドラ、マスカーニャ→ミミッキュ→(テラスタルすれば確実に倒せる)ドラパルト、です。
また、ヘイラッシャには勝てません。じわれ持ちであり水タイプなので大人しく引きましょう。

──エクスレッグ、ハッサムについて
実体験ですが対面で本当に困ったのがエクスレッグです。じごくづきという音技を出さなくするあく技があり、フレアソング無効、続く1撃のもと何もできずに沈められました。虫タイプだからと舐めず、ラウドボーンで処理したければテラスタルしてテラバーストした方が賢明かもしれません。また、ハッサムにつきましてはどろぼう採用個体に遭遇したことがあり、これは確定2発ですが後投げが効かない場合もあるので念頭におくと良いでしょう。(まあ一度しか見たことはないが)

相性の良い味方・構築例

──ミミッキュ
私の使ってる型を紹介します。
技は影打ちじゃれドレパン剣舞、道具は隠密マント
努力値はH4ASぶっぱです。
上でも挙げたようにミミッキュをパーティーに入れておくと便利、命中安定しドドゲザンに抜群入れられるドレパンは汎用性が高く、また回復技なので確定数をずらせるかもしれないのが強い。皮剥ぎでたまにほっぺすりすりを打たれること、あくのはどうやいわなだれなど怯み技を打って運ゲーしてくるポケモンなどの思惑をシャットアウトするために隠密マントを採用しました。
珠持ち、シャドークロー、ウドハン、電磁波、呪い、挑発…選択の余地が広く意外に読みづらいのも相手を動揺させるのに一役買ってくれます!

──コノヨザル
とても硬い物理アタッカーで、ラウドボーンと双璧を為すことができます。マスカーニャのはたきおとすを等倍で受けられ返しのドレパンで倒せるのが強みです。へんげんじざいでじゃれつかれたら無理…

──ロトム
ヘイラッシャ対策に。スカーフトリックを決めたりアタッカーとしてもサイクル戦としてもとても優秀なのでパーティーに入れたい一体。タイプ変更はお好み(環境に多いのは水、次点で炎)

──アーマーガア
物理受けとして強く、タイプ的な補完が完成します。パーティーによりけり。

投稿日時 : 

最終更新日時 : 2023/01/16 00:17

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コメント (4件)

  • ページ:
  • 1
23/01/13 11:13
1ぱちモン太郎 (@pach1m0n_k0001)
55555
育成論ありがとうございます!
この育成論のおかげでマスボ到達できました!
対ドラゴンでテラスタルして降参された時は最高に気持ちよかったです笑
23/01/15 01:19
2はやたろう
コメント失礼します。
考察の努力値がH176になっております。
正しくはH172でよろしいでしょうか?
23/01/16 00:23
3中黒ぽち (@PochilikesGhost)
失礼、修正いたしました。
H172とH176は実数値が同じ値になってしまうため結構致命的なミスでしたね…。
ご指摘ありがとうございます。
23/02/11 14:20
4佐藤さん (@L63oaJS6jCNN3Pu)
55555
育成論投稿ありがとうございます
ドラゴンタイプにぼこぼこにされ、なにかいい型はないかと探していると、この型が目にとまりました。この型ならドラゴンをぼこぼこにしてハイパーボール級から抜けられそうです!
本当にありがとうございます!!
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