はじめまして、なばると申します。
普段は色証で構築を縛っているので禁伝はおろか準伝すら使えず一般に光る一筋の光を追い求めています。
そこで今回は環境にのさばっているバドレックス(こくば)を始めとした特殊禁伝に対しD種族値の高いデカヌチャンでメタを張ろうと思います。
それではよろしくお願いします。
※性質上特殊型ではあるもののホワイトキュレムには不利を取ってしまいます。申し訳ございません。
コンセプトと役割
現環境で上位に位置している禁止級伝説バドレックス(こくば)ミライドンカイオーガに対するメタになります。
持ち物
コンセプト上「とつげきチョッキ」で確定になります。
特性
マイペースは活きる場面が限定的でわるいてぐせはチョッキの関係上まず発動しないので「かたやぶり」で確定になります。
性格・努力値と調整
(以下、HP→H 攻撃→A 防御→B 特攻→C 特防→D 素早さ→S
等の非公式の略称を使用いたしますのでご了承ください。)
- Hは特殊耐久を盛る為最低限にしていますが諸々の定数ダメージを抑える目的で16n-1調整として116振り
- Aは後述するはたきおとすで無振りバドレックス(こくば)を、デカハンマーで無振りテラスミライドンをそれぞれ確定1発になる188振り
- Dは残りを振り性格補正をかけています。
※本論はテラバーストが選択技にある為C個体値は0を理想とし可能な限り下げてください。
技構成
- 確定枠
威力160のタイプ一致メインウェポンになります。
前述のじゃれつくとは違う連続で使用できないというデメリットがあり、使い所でミスをすると苦しくなる技ですが打点として非常に優秀です。
- 選択技
威力80のテラスタル時に物理タイプ一致になるサブウェポンです。
仮想敵で誰を最重要にするかにより変わってきますが、その最重要仮想敵に対してかなりの打点になります。
威力65、相手が持ち物を持っている場合さらに1.5倍になるタイプ不一致のサブウェポンです。
持ち物の無力化ができ尚且つバドレックス(こくば)に致命傷を与える打点になります。
威力60のタイプ不一致サブウェポンです。
S操作もでき有用ですがこの技でミライドンに弱点を突いても大した打点にはならないので今回は優先度は低めとなります。
威力70のタイプ不一致サブウェポンです。
相手のCを確定で下げる為能動的に確定数を変える為今回選択肢に入れてますが、何よりタイプが弱いです。
じならしより威力は高いものの半減が多く打点としてかなり乏しいです。
ですが「確定数が変わる=テラス受けをされても次の攻撃も受かる可能性が生まれる」という観点から様子見としての強みもあるので採用するか否かは好みになります。
テラスタル
仮想敵によって変化します。
ミライドンを最重要視する場合は
カイオーガを最重要視する場合は
後述するダメージ計算を元に好みで選択ください。
立ち回り例
相手の特殊禁伝に合わせ投げるor死に出しの形で場に出します。
状況を見てテラスを交え攻撃を受けつつ最大打点で殴り突破を目指します。
採用技で変わりますが、必要に応じてS操作や持ち物の無効化をし後続が有利にバトルを進められるようサポートを行えるよう交代先への圧力をかけます。
与ダメージ計算
※今回は仮想敵としているバドレックス(こくば)ミライドンカイオーガやその他特殊アタッカーにフォーカスを当て計算しています。
バドレックス(こくば)無振り | じゃれつく | 34.8%〜41.7% 確定3発 |
デカハンマー | 61.7%〜72.5% 確定2発 | |
はたきおとす | 100.5%〜118.8% 確定1発 | |
バドレックス(こくば)無振り | デカハンマー | 123.4%〜145.1% 確定1発 |
はたきおとす | 12.5%〜14.8% 乱数7発 | |
ミライドン無振り | じゃれつく | 58.2%〜69.7% 確定2発 |
デカハンマー | 25.7%〜30.2% 確定4発 | |
じならし | 26.2%〜32.0% 確定4発 | |
テラバースト | 51.4%〜61.7% 確定2発 | |
ミライドン無振り | じゃれつく | 29.1%〜34.8% 乱数3発(10.54%) |
デカハンマー | 102.8%〜121.1% 確定1発 | |
じならし | 13.1%〜16.0% 乱数7発 | |
テラバースト | 25.7%〜30.8% 確定4発 | |
カイオーガ無振り | じゃれつく | 31.4%〜37.7% 乱数3発(85.35%) |
デカハンマー | 28.0%〜33.1% 確定4発 | |
はたきおとす | 22.8%〜27.4% 乱数7発 | |
テラバースト | 58.2%〜68.5% 確定2発 |
ハバタクカミH4 | じゃれつく | 61.8%〜73.2% 確定2発 |
デカハンマー | 219.8%〜258.0% 確定1発 | |
はたきおとす ※ブーストエナジー使用後 | 29.7%〜35.8% 乱数3発(36.27%) | |
ガチグマ(アカツキ)H252 | じゃれつく | 19.5%〜23.6% 乱数5発 |
デカハンマー | 34.5%〜41.3% 確定3発 | |
はたきおとす | 14.5%〜17.2% 乱数6発 | |
テラバースト | 35.4%〜41.8% 確定3発 | |
ブリジュラスH252 | じゃれつく | 21.3%〜24.8% 確定5発 |
デカハンマー | 18.2%〜21.3% 乱数5発 | |
じならし | 18.2%〜22.3% 乱数5発 | |
テラバースト | 36.5%〜43.6% 確定3発 | |
テツノツツミ無振り | じゃれつく | 35.1%〜41.9% 確定3発 |
デカハンマー | 61.8%〜73.2% 確定2発 | |
はたきおとす ※ブーストエナジー使用後 | 16.7%〜20.6% 乱数5発 | |
テラバースト | 64.1%〜74.8% 確定2発 |
被ダメージ計算
バドレックス(こくば)おくびょうC252 | アストラルビット | 34.2%〜41.1% 確定3発 |
サイコショック | 29.1%〜34.2% 乱数3発(2.24%) | |
サイコショック ※等倍テラスタル時 | 58.2%〜68.5% 確定2発 | |
サイコキネシス | 12.5%〜15.4% 乱数7発 | |
サイコキネシス ※等倍テラスタル時 | 25.7%〜30.8% 確定4発 | |
ドレインキッス | 9.7%〜12.0% 乱数9発 | |
ミライドンひかえめC252 | イナズマドライブ | 46.2%〜54.8% 乱数2発(58.59%) |
イナズマドライブ ※テラス時 | 22.8%〜27.4% 乱数4発(53.73%) | |
りゅうせいぐん ※テラス時 | 46.2%〜54.8% 乱数2発(58.59%) | |
テラバースト | 14.2%〜17.1% 乱数6発 | |
テラバースト ※弱点テラスタル時 | 58.2%〜68.5% 確定2発 | |
カイオーガおくびょうC252 | しおふき ※威力150にて計算 | 58.8%〜70.2% 確定2発 |
しおふき ※威力150にて計算 ※テラス時 | 29.1%〜34.8% 乱数3発(11.74%) | |
かみなり | 25.7%〜30.2% 確定4発 | |
かみなり ※テラス時 | 12.5%〜14.8% 乱数7発 | |
れいとうビーム | 8.0%〜9.7% 乱数11発 | |
れいとうビーム ※テラス時 | 32.0%〜38.8% 乱数3発(96.67%) |
ハバタクカミおくびょうC252 こだわりメガネ | シャドーボール | 29.1%〜34.8% 乱数3発(10.54%) |
ムーンフォース | 17.1%〜20.5% 乱数5発 | |
ムーンフォース ※等倍テラスタル時 | 34.8%〜41.7% 確定3発 | |
マジカルフレイム | 37.7%〜44.5% 確定3発 | |
ガチグマ(アカツキ)ひかえめC252 | ブラッドムーン | 18.8%〜22.2% 乱数5発 |
ブラッドムーン ※テラス時 | 37.7%〜44.5% 確定3発 | |
だいちのちから | 48.0%〜58.2% 乱数2発(91.4%) | |
だいちのちから ※テラス時 | 12.0%〜14.2% 乱数7発 | |
しんくうは | 7.4%〜9.1% 乱数11発 | |
ブリジュラスひかえめC252 | ラスターカノン | 20.5%〜24.5% 確定5発 |
りゅうせいぐん ※テラス時 | 33.1%〜39.4% 乱数3発(99.8%) | |
エレクトロビーム | 32.5%〜38.8% 乱数3発(99.29%) | |
テツノツツミおくびょうC252 こだわりメガネ | フリーズドライ | 15.4%〜18.2% 乱数6発 |
フリーズドライ ※弱点テラスタル時 | 48.0%〜58.2% 乱数2発(91.4%) | |
ハイドロポンプ | 38.2%〜45.1% 確定3発 | |
ハイドロポンプ ※テラス時 | 18.8%〜22.2% 乱数5発(99.29%) | |
ハイドロポンプ ※テラス時 | 76.5%〜90.2% 確定2発 |
苦手なポケモン
基本的には特殊アタッカーにフォーカスを当てている関係上物理全般に不利をとってしまいます。
役割対象である特殊禁伝であればレシラムホワイトキュレムには不利を取りがちになります。
レシラムに関してはテラスタルをで運用をすればテラバーストを絡めて対処が可能となりますが、そうなると逆にカイオーガを見る事ができなくってしまうデメリットもあります。
ホワイトキュレムはどちらを取っても不利になります。
相性の良い味方・構築例
この型で見る事を想定されてない物理を受ける事ができるポケモンが相性の良い味方になります。
いかくで弱体化させつつデカヌチャンの弱点であるを受けれるガオガエン、を透かせるランドロス(霊獣)が有力候補になります。
以上デカヌチャンによる特殊禁伝を受けつつ狩る育成論になります。
元々素の特殊耐久があるだけにとつげきチョッキで思っていた以上の耐久を得る事ができるので一度手に取ってみてはいかがでしょうか。
欠点としては対物理性能を捨てている様な型なので相手構築によっては出しずらくなりますが特殊に刺せば期待通りの活躍をしてくれます。
最後まで閲覧いただきありがとうございました。
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