デカヌチャン- ポケモン育成論SV

挑発・アンコール無効!先発安定デカヌチャン

2023/03/31 15:03 / 更新:2023/03/31 15:33

デカヌチャン

HP:HP 85

攻撃:攻撃 75

防御:防御 77

特攻:特攻 70

特防:特防 105

素早:素早 94

ツイート5.005.005.005.005.005.005.005.005.005.00閲覧:8457登録:8件評価:5.00(2人)

デカヌチャン  フェアリー はがね  【 ポケモン図鑑 】

性格
ようき(素早 特攻)
特性
かたやぶり
努力値配分(努力値とは?)
HP:116 / 攻撃:180 / 素早:212
個体値:31-31-31-x-31-31
実数値:175-118-97-x-125-155 (素早さ比較)
覚えさせる技
デカハンマー / はたきおとす / でんじは / ステルスロック
持ち物
メンタルハーブ
テラスタイプ
ひこう

スポンサーリンク


ルール
シングルバトル
このポケモンの役割
物理サポート
登録タグ

考察

皆様こんにちは。今回はランクマッチで使って非常に安定感があったデカヌチャンについて紹介します。

この育成論が初投稿となりますので、読みにくいなど至らぬ点もあるかとは思いますが、ご指摘・ご意見をいただけると幸いです。

注意点

  • この育成論では努力値や個体値、HABCDSなどの非公式用語を使用する場合があります。
  • 本来は平仮名表記の技や特性も漢字表記する場合があります。
  • 特に断りがない限りダメージ計算等は理想個体(物理ポケモンはC以外の個体値が31、特殊ポケモンはAの個体値が0・A以外の個体値が31)を前提にしています。
  • ダメージ計算はVS SVというアプリを参考にしています。

コンセプトと役割

挑発を持つコノヨザルコノヨザルテツノブジンテツノブジンマスカーニャマスカーニャやアンコールを持つテツノツツミテツノツツミカイリューカイリュー、そしてセグレイブセグレイブなど初手に来やすいポケモンに対して盤面を整えて裏のポケモンに繋ぐという役割を持ちます。

優秀な耐性とそこそこの耐久のおかげで多くのポケモンに対して仕事をできることが魅力です。

また特性かたやぶりのおかげでサーフゴーサーフゴーに対しても変化技を無効にされなかったり、ミミッキュミミッキュに対して化けの皮が残っていてもテラスタルされない限りデカハンマーで倒すことができたりする点も非常に優秀です。

持ち物

メンタルハーブ
コンセプトのため確定です。
挑発やアンコールを1回無効にすることにより、これらの技を気にすることなく変化技を使ったり、連続して使用できないデカハンマーをアンコールされることを防いだりできます。

特性

かたやぶり
前述したようにサーフゴーサーフゴーに対して変化技が有効になり、化けの皮ミミッキュミミッキュをデカハンマーで確定1発で倒すことができます。使用率は低いですがマジックミラーエーフィエーフィブリムオンブリムオンや特性がんじょうにも有効です。

サポートが主な役割であるため威嚇無効のマイペースであることのメリットがあまり大きくありません。
またわるいてぐせはメンタルハーブが消費されない限り発動しない点、叩き落とすと相性が悪い点、こだわりアイテムを盗んでしまうとむしろこちらが不利になってしまう点からこの型とはミスマッチであるといえます。

性格・努力値と調整

  • 調整案1

H116 A180 S212↑

A…H4振りセグレイブセグレイブをデカハンマーで確定1発。
S…最速セグレイブセグレイブイダイナキバイダイナキバ抜き抜き調整したポケモンを抜くことができる。分かりづらい
準速ガブリアスガブリアスや麻痺状態のブーストエナジーでSが上がったテツノツツミテツノツツミに先行できるように調整。
H…余り。4n-1なのでしおづけのダメージ軽減にもなる。

セグレイブセグレイブを重く見た調整。
相手に先にテラスタルを切らせるか交代させる、もしくは倒すことができる。

  • 調整案2

H116 A180 B4 D4 S204↑

電磁波を採用しない場合はこちらで良い。

  • 調整案3

H68 A180 S252↑

最速にすることにより上から動くことができる相手をできる限り増やした調整。

その他良い調整案が思い付いた・提案された場合は追加していきます。

技構成

  • 確定枠

デカハンマー
メンタルハーブでアンコールの対策もできており、他の技に比べて火力が段違いで高いので抜く理由がありません。

ステルスロック
言わずと知れた最強の設置技。

  • 選択枠(上から優先度が高い順)

電磁波
相手の素早さを半分にすることで後続のポケモンの被弾回数を減らします。
また竜の舞などの積み技の対策にもなります。
ただし地面や電気にテラスタルしてくる可能性がある相手には注意です。

叩き落とす
相手の持ち物をなくすことができます。
有用な場面も多いですが、こだわりアイテムの場合はむしろ叩き落とさない方が良いこともあります。
高耐久ポケモンの身代わりを割ることができるほどの火力がないことも使いづらさのひとつです。

じゃれつく
一致技です。叩き落とすよりは火力がありますが元々のAが低いので弱点を突いても倒せないことが多々あります。

アンコール
積み技・身代わり・回復技の対策になります。
電磁波を採用しない場合は優先度が上がります。

アイスハンマー
カイリューカイリューに親を殺された場合。
かたやぶりのおかげでマルチスケイルを無視できますが、元のAが低いので相手がH4振りでも中乱数1発になります。

テラスタル

飛行
地面技を透かします。ただし氷の礫が弱点になる点には注意です。


弱そうに見えて地面半減かつ氷等倍以下となる唯一のタイプです。
ただし炎技が一貫します。


炎技を半減します。


アイスハンマーと合わせてどうしてもカイリューカイリューを倒したい場合。

立ち回り例

どんな相手でも基本は電磁波とステルスロックで場を荒らします。
セグレイブセグレイブに対面して安定した引き先がいないときはデカハンマーを打ちますが、テラスタルされることも多いので最終手段です。

与ダメージ計算

調整案1で計算しています。
かっこの前がダメージ量、中はその割合を表します。

デカハンマー
セグレイブセグレイブ
H4振り   192〜228(100.5%〜119.3%)
H252振り  (86.4%〜102.7%)

ハバタクカミハバタクカミ
H4振り   284〜336(216.7%〜256.4%)

ミミッキュミミッキュ
H4振り   216〜254(164.8〜193.8%)
HB特化   150〜176(92.5%〜108.6%)

キョジオーンキョジオーン
HB特化   108〜128(52.1%〜61.8%)
H252振り  132〜156(63.7%〜73.5%)

カイリューカイリュー
H4振り   93〜111(55.6%〜66.4%)
H252振り  (46.9%〜56.0%)

テツノツツミテツノツツミ
B4振り   79〜94(60.3%〜71.7%)

マスカーニャマスカーニャ
B4振り   118〜141(78.1%〜93.3%)

叩き落とす(持ち物ありの場合)
ハバタクカミハバタクカミ
H4振り   58〜69(44.2%〜52.6%)
*持ち物なしの場合29.7%〜なので身代わりが壊れる。

サーフゴーサーフゴー
H4振り   76〜90(46.9%〜55.5%)
H252振り  (39.1%〜46.8%)
*この場合身代わりは壊れるがダメージはギリギリであるため、ある程度Bに振られていると壊れない場合が出てくる。

ドラパルトドラパルト
B4振り   90〜108(55.2%〜66.2%)

クエスパトラクエスパトラ
H252振り  108〜128(53.4%〜63.3%)

被ダメージ計算

調整案1で計算しています。
また攻撃側のポケモンはA・Cに努力値が252振られているものとします。

臆病ハバタクカミハバタクカミ
シャドーボール  67〜81(38.2%〜46.2%)
マジカルフレイム  86〜102(49.1%〜58.2%)

いじっぱりセグレイブセグレイブ
地震  168〜198(96.0%〜113.1%)
*陽気の場合88.0%〜104.0%
氷の礫(飛行テラス時)  102〜122(58.2%〜66.7%)

いじっぱりカイリューカイリュー
地震  158〜188(90.2%〜107.4%)

控えめサーフゴーサーフゴー
ゴールドラッシュ  109〜130(62.2%〜74.2%)

控えめテツノドクガテツノドクガ
炎の舞  152〜182(86.8%〜104.0%)

臆病テツノツツミテツノツツミ
ハイドロポンプ 88〜105(50.2%〜60.0%)

いじっぱりドドゲザンドドゲザン
アイアンヘッド  96〜114(54.8〜65.1%)

苦手なポケモン

  • 電磁波を無効にし、弱点をついてくる地面タイプのポケモン
  • 高火力の炎ポケモン

相性の良い味方・構築例

このポケモンがサポート型なので、積みエースとなるポケモンと相性がいいです。
カイリューカイリュー…デカヌチャンの弱点を両方とも半減以下にできるので竜の舞の起点にしやすい。

投稿日時 : 

最終更新日時 : 2023/03/31 15:33

デカヌチャンの他の育成論を探す (17件) >>

こちらもオススメ
デカヌチャンキョジオーンを起点に!? かませ一撃!【超火力デカヌチャン!!】
ようき / かたやぶり / たべのこし
HP:4 / 攻撃:252 / 防御:60 / 特防:4 / 素早:188
デカハンマー / じゃれつく / つるぎのまい / みがわり
デカヌチャン【起点】キノガッサを絶対に許さないデカヌチャン【ついでにミミッキュも潰す】
いじっぱり / かたやぶり / ラムのみ
HP:84 / 攻撃:252 / 防御:4 / 特防:4 / 素早:164
ねこだまし / デカハンマー / ステルスロック / はたきおとす
デカヌチャン【炎もキノコも全☆破☆壊】水テラスタルデカヌチャン
ようき / かたやぶり / ラムのみ
HP:52 / 攻撃:252 / 素早:206
デカハンマー / ねこだまし / テラバースト / はいよるいちげき
投稿者の前後の育成論

スポンサーリンク

コメント (2件)

  • ページ:
  • 1
23/04/01 05:32
1
投稿お疲れ様です。
同じような型をランクマで使っていた者です。
ただし、こちらAほとんど無振り。残りHBDへ努力値を割り振っています。

是非の意見というよりは似たデカヌチャンを使っていた感想として読んでください。

育成論を読むと、A振りの一番のメリットはセグレイブが確1になることだと理解しました。

しかし、デカハンマーはほぼ無振りでもハバタクカミやミミッキュ、ニンフィアなど
役割が持てるフェアリー相手には、確1が取れているので私はAに全然振っていないです。

他に載せているキョジオーンやカイリュー相手なども軽くダメージ計算してみましたが
Aに振ってないデカハンマーでも、ほぼほぼ同じく確2でした。

あくまで私の個人的な経験になりますが、
セグレイブが場に出てきたとしても、先発から出てくることはほぼ無い感覚です。

先にステロが入れば、Aに振らなくてもH4のセグレイブは確1が取れているのでいいかなと他にステータス回しました。
(ただ地面テラスが多く返り討ちになることも多いですが…)

セグレイブをなるべく対面に釣りだせるようなPT構築が出来れば、A振りの意味が上手く活かせそうですね。
私もこれからA振り型も使ってみて、どちらのデカヌチャンがよく動けるか試してみます。

テラスタイプと持ち物は自由度が高めで、好みで飛行テラスを風船と選択できてもいいですね。
より高速のアンコール持ちに先発対面ステロで動き縛られることもあったので
メンタルハーブは採用してみたいと思いました。

また、叩き落とすの打点が上がることは魅力に感じました。

はたき→ハンマーで、役割が持てそうなエスパーや耐久足りないポケモン、
B寄りのサーフゴー以外を狩れる動きは、A特化デカヌとサポート特化デカヌの良いとこどりで強そうです。
先発終わった後でも置物になりにくいのが、デカヌチャンのいいところですよね。

電磁波とアンコールはどちらを採用するかどうか、ここも悩むポイントですね。
アンコールは先発サポート同士の対面時や、補助技多めの受けポケに強く出られます。
一方で、電磁波は高速ポケモンや相手エースに決まると機能停止にすることもあり、
パーティ内で相談しながらどちらを重く考えるかで、採用決めるのが大事そうです。

電磁波≧アンコールでオススメしているのを見ると、新シーズンでは麻痺の方が良さそうなんでしょうか。
これから4災やセグに強いフェアリーは採用が増えそうな予感もあり、そこを狩れるデカハンマーは新シーズン刺さりそうです。

耐久調整の型は、それはそれで強めの1発耐えてくれたりもして
サポートの仕事を確実にこなしてくれるのが良かったですが
環境も変わるのでいろいろ型を試してみようと思います。

長文失礼しました。
23/04/01 09:27
2ミーア帝国民 (@NmjmkFoZ3TO46XT)
ぬさん、コメントありがとうございます。
まず、実際に使用して感じたA振りのメリット・デメリットについては下のようなものがあります。
メリット
・ガブリアス、テツノワダチ、イダイナキバ等のデカヌチャンが引かざるを得ない初手対面であった時でも、裏から出てくるセグレイブに対して役割を持てるため腐ることが少ない。
・身代わり・悪巧み採用型のサーフゴーに起点にされない。
(この型はSに努力値をさいていることが多いためか、今のところ一度も身代わりが壊れなかったことはないです。)
・アタッカーとしても十分強い
デメリット
・ご指摘の通り、強めの1発を耐えられなくなる。
・耐久振りに比べて行動回数が少なくなる場面がある。

私の場合はパーティーに飛行テラスカイリューやハバタクカミを入れていた都合上セグレイブが重く(カイリューは弱点の連続技、ハバタクカミは氷の礫でかなり削られるのが辛い)、デカヌチャン以外のセグレイブ対策枠の刺さりが悪い時にも選出できたのが非常に使いやすかったです。
そのためA振りしてセグレイブに厚くするか否かはパーティーのエース枠との相談になると思います。

次に電磁波とアンコールについてですが、現環境ではブーストエナジーでSを上昇させるパラドックスポケモンが多く、それをほぼ機能停止にできる電磁波の方が強いと感じました。
もちろんアンコールも身代わり対策になるなど優秀なのですが、積んでくるポケモンに対しては電磁波を入れて裏のポケモンが上から動けるようにすることでも十分対策になります。
さらにこれから4災が解禁されると種族値が低いポケモンがその差を埋めるためにこだわりアイテムを持つことが多くなると個人的に予想しており、アンコールが腐る場面が増えると考えていることも電磁波≧アンコールとした理由の一つです。
  • ページ:
  • 1

削除キー:


コメントを投稿

補足やアドバイス、間違いの指摘などにお使いください(半角5000文字まで)。育成論に直接関係のないコメントは書き込まないでください(育成論を求めてこのページを訪れた第三者のユーザーに関係のない書き込みすべてが削除対象です)。また、育成論の削除を強要することは運営ポリシー違反であり運営妨害です。削除が必要かどうかは管理者が判断しますので、管理者に直接ご連絡ください。

※評価はポケ徹サービスにログインする必要があります。

名前: 

本文:

削除キーは自分でコメントを削除する際に必要になります。

削除キー:


この育成論のフォークを投稿する >>

修正・削除(投稿者用)

この育成論を修正あるいは削除する場合は、管理用パスワードを入力して「修正・削除」ボタンをクリックしてください。