イルカマンもどきと申します。今回が初めての投稿になります。
コンセプトと役割
相手の意表を付いて対面に勝つ事・高火力とキノコのほうしの両立、対戦環境に多いポケモンの対策。
また、本来キノガッサキノガッサが勝てない相手の撃破
持ち物
きしかいせいを使う為、及びコンセプト上きあいのタスキで確定です。
特性
テクニシャンが1番使いやすいです。
テクニシャンは威力60以下の技の威力が1.5倍される特性です。キノガッサキノガッサが使えるくさタイプの技で1番威力の高い技はタネマシンガンであり、この技は威力25の攻撃を2~5回ランダムでする技である為特性テクニシャンによってさらに火力が高くます。また、先制技のマッハパンチ(威力40)などの火力も上げる事が出来ます。
ただ、ポイズンヒール(毒で回復する特性)の採用も考えていました。きあいのタスキときしかいせいを使う都合上、どくびしなどで毒を喰らってしまうと1番やりたい事が出来ずそのまま倒されてしまう恐れがある為です。
しかし、特性がテクニシャンでない場合マッハパンチやタネマシンガンなどの火力が下がってしまい、相手を倒せない場合が出てくる為今回はテクニシャンを採用しました。
性格・努力値と調整
性格は火力を底上げしたい為いじっぱり確定です。努力値も前述の通り火力上昇の為A252、そしてキノコのほうしなどを当てられる、及び先に攻撃出来る範囲をできる限り広くしたい為S252です。H4は余りです。ただ、きあいのタスキの仕様上、あえてHに振らないというのも選択肢です。
技構成
キノコのほうし
キノガッサキノガッサのメイン技とも言える技です。
草タイプ・ぼうじんゴーグルを持っている相手
及びふみんなどの眠らない特性を持っている相手には無効化されますが、安心と安全の命中率100%で相手を眠らせる技です。
キノガッサキノガッサより遅い相手に対して相手に何もさせずに眠らせる事が出来たり、きあいのタスキで相手の攻撃を耐えてから眠らせる事も出来ます。
きしかいせい
コンセプト上確定です。
今作でキノガッサキノガッサが獲得したきしかいせいですが、この技の採用率はこの育成論を投稿した時までは0%であり、この事からきしかいせいを採用したキノガッサは通信対戦でも滅多に見ない事がわかります。(実際に100戦ほどやった所、きしかいせいを採用したキノガッサとは一度もマッチングしませんでした。)
もともと、キノガッサキノガッサ自体は使用率50位程度のポケモンである為、多くの人は「対戦ではたまに見かける」と言う印象があると思われます。
前述の通りきしかいせいを採用したキノガッサキノガッサは滅多に見ないので、相手がそもそもキノガッサがきしかいせいを覚える事を知らないと言う場合もあります。
きしかいせいはその名前の通り、体力が低い程威力が高くなる技である為、きあいのタスキとの相性も非常にいいです。
本来キノガッサキノガッサが苦手なオーガポン(かまど)オーガポン(かまど)に対しても対面で勝つ事ができます。
タネマシンガン
キノガッサキノガッサが覚えるくさタイプの技の中で最も威力の高い技です。対戦での使用率が高いウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)やガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ)に対して弱点をつけます。
(回数がランダムである為運要素はあるが…)
4つ目の技は自由枠です。
マッハパンチ
威力40の先制技です。
先制技を持っていない相手のきあいのタスキ対策や相手の体力が少しだけ余ってしまった時やきあいのタスキ発動後の自身より早い相手との対面におけるダメージ稼ぎに使えます。
かわらわり
リフレクターなどを破壊できる為、相手のがリフレクターなどを使用した戦術を取る場合、その戦術を崩壊させる事ができます。
がんせきふうじ
相手のすばやさを確定で1段階下げられる為、味方のサポートの他にもすばやさで負けている相手のすばやさを下げてからきしかいせいをすると言う戦術も可能になります。同時に、ほのおタイプに対して弱点をつけます。(火力は高くは無い)
つるぎのまい
Aを2段階上げられる技です。
この育成論のキノガッサでこの技を採用して
戦うのは難易度が高い(基本的に1ターン目の行動はきしかいせいキノコのほうしのどちらかを使う事がほとんどな為)ですが、Aが上がった状態でのきしかいせいは凄まじい火力です。
テラスタル
くさテラスタルもしくは、かくとうテラスタルです。この育成論の型は相手の攻撃をきあいのタスキで受ける事が前提であり、相手の攻撃を耐える為にテラスタルをすると言う事はありません。
その為、火力を上げられるテラスタルを採用しています。きしかいせいはテラスタルをせずとも十分な攻撃力がある為、私は草テラスタルを推奨します。
立ち回り例
最初の対面がキノガッサキノガッサとオーガポン(かまど)オーガポン(かまど)であった場合、オーガポンにはキノコのほうしが効かず、尚且つ
オーガポンはキノガッサに対して弱点をつけるので、相手は大抵の場合ツタこんぼうを使用します。また、オーガポンはキノガッサよりSが高いので、そのターンはきあいのタスキでオーガポンの攻撃を受けてからきしかいせいをする事でオーガポンを一撃で倒すことができます。
他にも、キノガッサキノガッサよりもSが高く、かくとう技がバツグンであったり耐久力の低いポケモンにはきしかいせいがかなり効果的です。
相手がウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)であった場合、キノガッサキノガッサはウーラオスのA特化すいりゅう連打を耐える事ができます。耐えた後はタネマシンガンでウーラオスを倒せます。
そして、相手がキノガッサキノガッサよりも遅い相手であった場合、基本的にはキノコのほうしを使用しましょう。
1番多い対面と言うのが、ハバタクカミハバタクカミやパオジアンパオジアンといったキノガッサキノガッサよりもSか高いが、キノコのほうしが効くポケモンとの対面です。オーガポン(かまど)オーガポン(かまど)の場合は持ち物が固定であり、キノコのほうしが効かない為キノコのほうしは使用しませんでしたが、基本的にはきあいのタスキで耐えてから相手に有効な技を使用します。
また、カイリューカイリューなどのキノコのほうしが通るが、有効な技がないポケモンと対面した時はキノコのほうしを打った後にその相手に有利なポケモンに変えましょう。
与ダメージ計算
小数点切り落とし表記です。
きしかいせい
オーガポン(かまど)H252 確定1発(116%~136%)
ガチグマ(アカツキ)HB特化 確定1発(109%~129%)
ブリジュラスHB特化 確定1発(115%~137%)
ハッサムH252 確定1発(105%~125%)
ハッサムHB特化 確定2発(72%~90%)
タケルライコH252 確定2発(80%~94%)
ディンルーHB特化 乱数1発(31%)(89%~105%)
しんかのきせきポリゴン2HB特化 確定1発(101%~115%)
タネマシンガン(テクニシャン補正あり)
5回のうちの1回=1回
技そのものを撃つ数が1発
と表記します。
無振りハバタクカミ 確定3回 (131%~154%)
H252ウーラオス(れんげき)確定3回 (104%~124%)
H252アシレーヌ確定3回 (144%~173%)
H252ランドロス(霊獣)いかく込 確定8回 (1回のダメージ=12%~15%)
HB特化ヘイラッシャ乱数1発(93%~108%)(草テラスタルすれば確定1発)
被ダメージ計算
確定1発↓
ハバタクカミC特価ムーンフォース
パオジアンA特化つららおとし
オーガポン(かまど)A特化ツタこんぼう
イーユイC特化かえんほうしゃ
キュウコン(アローラ)C特化ふぶき
カイリューA特化しんそく乱数2発(46%)(45%~59%)
ウーラオス(れんげき)A特化+こだわりハチマキすいりゅうれんだ 確定2発(73%~86%)
ブリジュラスC特化&C1段階上昇エレクトロビーム 確定2発(65%~77%)
ランドロス(霊獣)A特化+こだわりハチマキ 確定2発(67%~80%)
苦手なポケモン
サーフゴーサーフゴー
キノコのほうしが効かず、かくとうわざが無効、くさわざがいまひとつなので有効打が一切ありません。対面した場合は大人しく別のポケモンに変えましょう。
カイリューカイリュー
キノコのほうしは効くものの、かくとう・くさわざがいまひとつなのでキノコのほうしを打った後に別のポケモンに変えましょう。
ブリジュラスブリジュラス
きあいのタスキ発動後に対面するなら一撃で倒せますが、きあいのタスキ発動前に対面した場合とくせいじきゅうりょくが非常に厄介なので眠らせてからポケモンを変えます。
また、同じように眠らせてからポケモンを変えるという動きがオススメの相手↓
ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)
サンダーサンダー
その他飛行タイプにもこの動きがオススメです。
(ひこうタイプはくさ・かくとう技を両方半減する)
くさタイプ+かくとう技を半減できるタイプを持つポケモン
キノガッサキノガッサが倒す事が出来ず、キノコのほうしも効かないので変えた方がいいです。
エルフーンエルフーン、ヤバソチャヤバソチャなど。
相性の良い味方・構築例
カイリューカイリュー
キノガッサキノガッサが苦手な相手の多くに対して有効な攻撃を持っています。また、キノガッサが相手を眠らせた後にカイリューに変え、りゅうのまいなどを積むという動きも可能です。
(キノガッサキノガッサが苦手なポケモンに対する有効打)
ブリジュラスブリジュラス←じしん(りゅうのまい必要)
サーフゴーサーフゴー←じしん
カイリューカイリュー←げきりん(りゅうのまい必要・りゅうのまいを複数回使えればしんそくでも可。)
ヒードランヒードラン
カイリューカイリューと同じくキノガッサキノガッサの苦手な相手の対応が可能です。また、キノガッサの弱点の攻撃を全て半減以下にできます。(とくせいがもらいびならほのおタイプの技も無効)
また、エルフーンエルフーン、サーフゴーサーフゴーに対して高火力のほのおタイプわざであるマグマストームで弱点をつけます。
フィールドを除去できるポケモン
この型のキノガッサキノガッサはきあいのタスキを使う都合上、ステルスロックやどくびしなどできあいのタスキの効果を消されてしまうと戦法が完全に崩壊してしまいます。このキノガッサは先発で出すことが多いので不要かもしれませんが、イダイナキバイダイナキバやフォレトスフォレトスなどのこうそくスピンを使えるポケモンを使うのもオススメです。
構築例
上記のようにキノガッサキノガッサと相性の悪い相手を対策できるカイリューカイリューやヒードランヒードラン、またキノガッサの弱点をついてくるほのお・こおりタイプに強く出られる上にとくせいがんじょうでの行動保証があるオーガポン(いしずえ)オーガポン(いしずえ)もオススメです。
他には上記までのメンバーで強い打点を出せないランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)に対して強く出られるパオジアンパオジアンも採用すると良いでしょう。
あとは相手のきあいのタスキを潰せるステルスロックを使えるポケモンや、キノガッサキノガッサが確実に攻撃できる範囲を増やすねばねばネットやおいかぜを使えるポケモンも採用していいと思います。(ハバタクカミハバタクカミやテツノツツミテツノツツミなどを上から眠らせる・殴るといった事が可能になる為)
用語
火力…攻撃力とわざの威力をふまえて相手に与えられるダメージの事。
対面…文字通り、相手のポケモンとこちら側のポケモンが対面すること。
行動保証…とくせいなどによってほぼ確実に1度行動できること。
打点…あるポケモンに対し十分なダメージを与えられる攻撃手段のこと。
積む…ステータスをあげる技(りゅうのまい、つるぎのまいなど)を使用する事。
半減…攻撃の火力を半分にされること。タイプ相性が「いまひとつ」の時などに使われる。
特化…努力値を最大まで振り、尚且つ性格補正をかけた状態。