キノガッサ- ポケモン育成論SV

はじめに

• 初めましてRoaと言います。今回4つ目の育成論の投稿になります。ぜひ他の育成論にも目を通して頂けると幸いです。
• マスボ3桁マッチでも想像以上の刺さりをしたので今回投稿しようと思いました。
• この育成論では能力値をHABCDSと表記します。またタイプを一部漢字で表記します。
• ダメージ計算はスターホシさんのアプリを使用しています。

採用理由と役割

• どの構築もキノガッサの対策をしており、キノガッサを見ると1体はほぼ確実に選出誘導することが出来ます。そこを逆手にとって相手の選出をぐちゃぐちゃにしてやろうと思ったからです。

また攻撃種族値が130あり、レートで使える中では10番目の高さであり、テラスタルテラバーストだけで十分に役割を遂行できるのも採用した理由になります。

• 役割としてキノガッサ対策に出てきたモロバレルサーフゴーゴーグルアーマーガアを倒し後続にも最低限の負荷を与えることです。

持ち物

きあいのタスキです。
後に載せますが、H252サーフゴーをギリギリ落とすことが出来ず、ゴーストテラスシャドーボールを耐えることが出来ないので採用しました。
ですが、物理の攻撃でしたら鉢巻ドラパルトのドラゴンアローを確定耐えできるのでたつじんのおびもありかもしれません。

特性

テクニシャンです。役割対象に対しては関係ありませんがここは一択です。

性格・努力値と調整

調整案1

調整案2

調整案3
あまり詳しく書きませんが一般的な陽気AS252です。

技構成

テラバースト
この型のコンセプトです。

タネマシンガン
タイプ一致テクニシャンで5発当てればキョジオーンヘイラッシャも怖くない。

マッハパンチ
死に際の負荷、倒しきれなかった相手に対しての処理。

キノコのほうし
役割対象に対してダメージを受けずに処理することがあり、負荷をかけることが出来る。

剣舞ではなくキノコのほうしの理由

役割対象に対して確1や確2を取ることが出来、後出しでは受けきれないポケモンが多く剣舞をする必要がない。また初手対面時においても剣舞をしても次に出された相手がゴーストなら無駄舞であり刺さる場面が圧倒的に少なかった。それに対して胞子は役割対象を無償で落とせた後のアドが大きく胞子を優先した。

テラスタル

ほのお確定です。役割対象に対して強く出れるだけでなく、鬼火を透かせることもできます。

立ち回り例

キノガッサを構築に入れていると初手キノガッサに強いのを選出してサイクルを回していく人が多くみられました。そこは完全に読みあいですが個人的には相手にステロ要因などがいないのであれば初手以外をお勧めします。また物理耐久に厚く振っているので後出しでもミミッキュの珠シャドクロを確3乱数2発(32%)程の耐久があります。

与ダメージ計算

• 小数点切り落とし表記です

テラバースト
アーマーガアHB特化：50％~61％
サーフゴーHB特化：62％~75％　H252：81％~96%　
無振：96％〜115％ (81%)
モロバレルHB特化：60％~73％
デカヌチャンH252：96%~115% (87%)
マスカーニャ無振：135%~158%
草テラウルガモスH252：110%~131%

マッハパンチ
キョジオーンHB特化：32%~40%
サザンドラ無振：75%~89%
マスカーニャ無振：100%~119%
オーロンゲHB特化：26%~31%
セグレイブ無振：64%~76%

タネマシンガン

• 倒せる回数表記のみ

ミミッキュ無振皮ダメなし：3発で96％~116％ (96%)
キョジオーンHB特化：4発で85％~104％ (0.2%) 5発確定
ヘイラッシャHB特化：5発で93%~109% (36%)
オーロンゲHB特化：5発で81%~99%

被ダメージ計算

ミミッキュA特化珠じゃれつく：116％　テラ時28%~34%
シャドークロー：45%~54%
セグレイブ無補A252きょけんとつげき：74%~88%
デカヌチャンA特化じゃれつく：80%~96%
デカハンマー：70%~83%
ソウブレイズ無補A252むねんのつるぎ：100%~119%
ドラパルト無補A252鉢巻ドラゴンアロー：83%~97%
マスカーニャ無補A252変幻とんぼ返り：37％~43％
変幻じゃれつく：91％~109% (56%)

苦手なポケモン

挑発持ちで対応してくるオーロンゲや一定数いるゴーグルラウドボーンや半減されてしまうドラゴン全般などが厳しいです。またウルガモスをテラスタルを切ってくれなければ不利対面になってしまいます。ラムの実で対策してきて炎テラスの刺さりが悪い時。

相性の良い味方・構築例

私はトリル構築の+αで使っていました。ブリムオンドドゲザンで見れない範囲を見つつ対策に出てきた相手を倒すという動きをしていました。その他の構築ではラウドボーン対策に特殊脱出パックドラパルトなどと組ませていました。
また単体性能がそれなりにあり、一体で完結する動きを取れるのでどの構築でもある程度合うと思います。ラムの実な場合ですが明らかに草やサーフゴーがいない場合は高確率でしたので選出しないことをお勧めします。

さいごに

今回は奇襲型の紹介でした。一度モロバレルを完封されそれを参考に耐久振りで採用しましたが思った以上に刺さって面白かったです。人によっては初手テラスタルは弱いと思う人がいると思います。私もその一人でしたがキノガッサの場合ほぼ交代先が確定されておりかなりの負荷をかけられたのでポケモンによるのだなと思いました。ご精読ありがとうございました。

• 追記

キノガッサの調整案2のHPが16n+1で定数ダメが最大だった為、16n-1に変更しました。