ポケモンパーティ構築(シングル)
S9シングル サイクル破壊鉢巻フェアリーランド構築 最終936位R1915
初めまして。神崎きんじろうと申します。
SVから本格的にランクマに潜りはじめ、シーズン9で初めて目標としていた最終3桁を取ることができたので構築記事を書きたいと思います。構築記事を書くのは初めてなので温かい目で読んでいただけると幸いです。
解説で詳細は書きますが、構築のベースはS8で結果を出しているこちらの構築を参考にさせていただきました(無断掲載なので、問題があれば削除します)
https://jjron-yatsu.hatenablog.com/entry/2023/08/02/085157
記事の最後にレンタルコードも載せているので、ご興味のある方は使ってみてください!
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使用ポケモン
- ランドロス(霊獣)@こだわりハチマキ(いじっぱり)いかく
- HP:4 / 攻撃:244 / 特防:52 / 素早:204
- /
- 実数値:165-215-110-x-107-137 / 個体値:31-31-31-x-31-31
- じしんテラバーストストーンエッジとんぼがえり
この構築におけるエース。いわゆるBIG6ディンルーカイリューサーフゴーパオジアンハバタクカミウーラオス(れんげき)およびその亜種を多数葬りさってくれました。
有利対面を作って、地震やテラバーストでサイクル破壊していく破壊神。元のタイプの関係上、対面でフェアリー半減のタイプにテラスされることがまずないので、有利対面を作ったときの制圧力が圧倒的でした。やはりフェアリーと地面の範囲は非常に優秀。
モロバレルやテツノカイナを使った対面操作で、いかにこいつの有利対面を作るかが対戦のカギになります。
努力値配分はベース構築通り。技は最終日前までは原案通りで使っていましたが、構築単位で飛行テラスランドロス(霊獣)が重かったので、そこへの打点強化の意味でいわなだれをストーンエッジに変更。
- テツノカイナ@オボンのみ(ゆうかん)クォークチャージ
- HP:180 / 攻撃:84 / 防御:68 / 特攻:36 / 特防:140
- /
- 実数値:252-188-137-75-106-49 / 個体値:31-31-31-31-31-0
- ドレインパンチワイルドボルトれいとうパンチボルトチェンジ
本構築におけるMVPで恐らく選出率TOP。体感7~8割対戦で初手として選出できるくらい信頼していました。高い対面性能とボルトチェンジの存在で最後の詰め筋にもクッションにもなれる便利屋
初手でウーラオス(れんげき)やパオジアンと対面するとほぼほぼカイリューを後投げされるので、そこからボルチェンでマルスケを剥がしつつランドロス(霊獣)を着地させて有利対面をつくるという動きがめちゃくちゃ強かったです。テツノカイナとランドロス(霊獣)の並びがシーズン中期以降大量発生していた電磁波カイリューにめっぽう強いのも評価ポイント。
また、持ち前の耐久力と水テラス、素早さの低さ(=対トリル性能)のお陰でシーズン中盤から流行っていたイダイトウ♂に対して強く出られたのも偉い。
努力値配分は原案に対してAを少し落としてCを少し上げています。調整意図は、H振り食べ残しカイリューに対して、ボルトチェンジで最低乱数以外はたべのこしの回復を間に合わせない(マルスケが残らない)こと。上述の通り、テツノカイナのボルトチェンジからマルスケを剥がしつつランドロス(霊獣)を着地させる動きがこの構築の肝なので、その動きを最大限発揮できるよう調整を施しました。
技は原案から結構いじっています。ランドロス(霊獣)が重く、そこに対する打点が欲しかったのでじしんをれいとうパンチに変更。かみなりパンチはやや火力不足(主にテツノツツミや飛行テラスを切ったカイリュー)が目立ったので最終日にワイルドボルトに変更。
テラスタイプもじしんを不採用とした関係上、じめんにするメリットがなくなったので汎用性の高いみずに変更。
- モロバレル@だっしゅつパック(のんき)さいせいりょく
- HP:252 / 防御:220 / 特防:36
- /
- 実数値:221-105-129-105-105-31 / 個体値:31-31-31-31-31-0
- タネばくだんヘドロばくだんリーフストームキノコのほうし
昨シーズンから使っていて信頼していた広く浅く使えるクッション枠。さいせいりょくを存分に活かしたサイクルの要石。
環境トップメタのウーラオス(れんげき)にめっぽう強く、ハバタクカミもある程度抗えるのが評価ポイント。あとは今シーズン台頭してきたドヒドイデディンルーの並びに対してテンポを取れる点もGOOD。ミミッキュガチグマをはじめとするトリルに対する抑止力になったり、毒菱回収ができたりと、入れておくと案外かゆいところに手が届くのもいい感じ。ランドロス(霊獣)のいかくとの相性も非常によい。
初手で出し負けてテツノカイナとハバタクカミの対面ができたときの引き先と、ランドロス(霊獣)でテラス切って一体落とした後に切り返そうとするウーラオス(れんげき)に対する引き先となることが多かったです。また、厳しめの局面でも一回動ければキノコのほうしで勝ち筋を残せるのが単純に強い。
ただ、やはり数値の低さはどうしても気になるところで、ハバタクカミに対する後出しは安定はしなかったり(ムンフォCダウンに対してパックが発動してしまったり、マジフレを打たれたり)、今シーズン増えてきた飛行テラスカイリューやランドロス(霊獣)にあまりに無力だったりするのがつらいところ。
原案ではDにも結構努力値を振っていましたが、パオジアンにワンチャン残すため、火力アップなしのつららおとしを最高乱数以外耐えまでBに厚めに振っています。
- ハバタクカミ@こだわりスカーフ(ひかえめ)こだいかっせい
- HP:4 / 防御:124 / 特攻:196 / 特防:4 / 素早:180
- /
- 実数値:131-x-91-198-156-178 / 個体値:31-x-31-31-31-31
- ムーンフォースシャドーボール10まんボルトほろびのうた
カスタマイズ性が高すぎる入れ得ポケモン。原案ではブエナでしたが、構築全体としてやや遅めということもあり、カミが一度引かされると高速アタッカーになすすべなく破壊されることが多かったので、安定して上から殴れるようにスカーフに変更(努力値配分もHBベースからBCSに大幅に変更)。
主な役割は初手ドラパルト展開に対してテンポをとっていったり、一定数環境に存在していたクエスパトラやフワライドのバトン構築に対してeasy winをとったり。基本的には展開構築に対するメタの意味合いが強いです。
無難にある程度の活躍はしてくれたものの、この型がこの構築にかみ合っておらず、もう少しいい使い方はできたような気がしないでもないです。テツノカイナモロバレルと組んでエースとして使うにはちょっと火力が足りない感じです。
- イーユイ@とつげきチョッキ(ひかえめ)わざわいのたま
- HP:228 / 防御:12 / 特攻:132 / 特防:4 / 素早:132
- /
- 実数値:159-x-102-189-141-137 / 個体値:31-x-31-31-31-31
- かえんほうしゃあくのはどうオーバーヒートカタストロフィ
- ウーラオス(れんげき)@ゴツゴツメット(わんぱく)ふかしのこぶし
- HP:252 / 攻撃:36 / 防御:172 / 特防:4 / 素早:44
- /
- 実数値:207-155-156-x-81-123 / 個体値:31-31-31-x-31-31
- すいりゅうれんだドレインパンチアクアジェットビルドアップ
補完枠のHBベースのゴツメウーラオス(れんげき)。調整はこちらの記事を参考にさせていただきました。
https://mushiyarou.hatenablog.com/entry/2023/08/03/135351
原案ではヘイラッシャの枠でしたが、絶対零度パオジアンが増えていて、選出でラッシャが見えている時点でどんな初手対面でも(襷を盾に)ラッシャ引き読みで絶対零度を連打されるため全然安定しないと考えて選出圧があるポケモンに変更。
ウォッシュロトムやハッサムなども試してみましたが、最終的になんやかんや強いウーラオス(れんげき)を採用。構築単位ですばやさが低く、かつ先制技もなかったので、アクアジェットで先制技が使える点もよかったかなと。
主にガブリアス、ランドロス(霊獣)などのテツノカイナが出しにくい高火力地面アタッカーがいる場合に選出。選出率はそんなに高くなく、諸説枠。自分の練度が高くなかったのもあり、ビルドを効果的に詰むタイミングがつかめていなかった感が強いです。
テラスタルは参考にした記事では毒にしていましたが、ランドロス(霊獣)にテラス後に弱点つかれたくなかったので無難にみずを採用。
戦術と解説
構築経緯
S8で鉢巻妖テラスパオジアン、モロバレル、ウォッシュロトムを軸に使っていて、結果を残すことはできなかったものの、現環境におけるモロバレルのクッション性能と鉢巻妖テラバによるサイクル破壊の2点に関してはまだまだ可能性があると感じてそこから構築の検討を開始。
鉢巻妖テラスパオジアンの最大の難点は、元タイプとテラス後で鋼が弱点として一貫が生まれるうえに、相手視点鋼テラスがつらら落としへの対抗として安定していて、それに妖テラバが刺さらないので、相手の鋼テラスに一生怯え続けなければならないということでした。
ということで、モロバレル+鉢巻妖テラバの構築でS8で結果を残した構築を探していたところ冒頭の構築にたどり着きました。ランドロス(霊獣)の元タイプ上、鋼テラス(もっと言えば妖半減のテラス)を吐かれることにおびえなくていいという点で非常に腑に落ちたので、こちらの構築をベースに調整を施すかたちでS9を戦っていくことを決定。調整というより改悪になっている可能性もありますが、ある程度結果を残した構築をそのまま使うのは型ばれの可能性を考慮すると、改悪であっても改変した方がいいと個人的には思います。
基本選出
個体紹介で書いた通り、基本選出はテツノカイナ、モロバレル、ランドロス(霊獣)の3体(対BIG6もこの選出)。前の2体の対面操作でランドロス(霊獣)の有利対面をできる限り作って火力で制圧することのが基本的な動きです。どうにかしてじしんかテラバーストの一貫を作って破壊するか、ランドロス(霊獣)で1.5~2体持って行って、残りをテツノカイナとモロバレルで詰めるといったパターンが多かったです。
元記事によると、テツノカイナはあまり選出していないとありましたが、恐らく自分はこの構築で選出率トップだったので、同じような構築ながら全然違う使い方をしていた可能性があります(笑)
きついポケモン
ランドロス(霊獣)
こちらのランドロスが準速よりも素早さ落としている関係上、鉢巻ランドロス(霊獣)ミラーがめちゃくちゃきついです。フェアリーテラスならモロバレルでごまかせますが、基本的に飛行テラバがメジャーなので有利対面を取られるとすべてを破壊されます(構築的にも飛行が一貫している)。
ウルガモス
SV始まって1年弱立ってますが、いまだにこいつの綺麗な処理方法がわかってないです(笑)。起点を作らせずにランドロス(霊獣)で上から殴り勝つかおにび外しを祈るしかないです。
コノヨザル
こいつもテラスまで考えると地味にきついです。初手ハバタクカミで対面作って、毒炎鋼のテラスを吐かせつつランドに引いて崩すのがきれいな処理ルートですが、襷の場合にテラスを吐かれないケースもありますし、ランドロス(霊獣)を後投げするとまけんきで大変なことになることもあるという。
キョジオーン
みがわりやおんみつマントといった明確なメタを入れていないので、ややきついです。モロバレルの脱出リフストで大幅に削りつつランドロス(霊獣)の高火力で崩せるのがベストですが、テラスまで考えると安定して処理できるとはいいがたいです。特にゴーストテラスのろい型の場合、イーユイを選出できていないとなかなか厳しい。
終わりに
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
今回、最終3桁R1900という目標を達成することができたので、次の目標はレート1950を目指して頑張りたいと思います。
レンタルパーティは下記のツイートに記載しているので、興味のある方は使ってみてください。
それでは、また!
投稿日時 : 2023/09/02 17:59
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