も、もちろんさ!
「テラレイドで便利すぎるからだよ」
こんにちは、13回目の投稿になります。
タイトルで出落ち感ありますが、今回紹介させて頂くのはこの輝石ジメレオンです。最強インテレオンインテレオンの有効活用法を思案した末行き着いた結論です。勇者だったのは本人ではなくその息子、まるで天空の花嫁のようだ。
レイド愛好家の方はお察しかと思いますが、このジメレオンジメレオンは、超絶広範囲で採用可能な汎用型対物理サポーターです。
「はぁレイド用ポケモン作るのめんどくせぇわ。パルデア★6レイドの70種手持ち6匹だけでカバーできねぇかなぁ〜」というレベルでものぐさ、そしてそれを実践した筆者の野良レイド(テラレイド:だれとでもの俗称)用汎用型サポーター約4BOX中、使用率第7位まで登り詰めた強者です。
単純な選出可能範囲であれば前回紹介させて頂いた輝石ウェルカモウェルカモをも上回り、かつ役割の差別化もできています。読み終わる頃にはこちらの方が好みだと言う人もいっぱい出てくるかと思います。
なお
1.星6レイドのボスはレベル90、性格によるステータス補正があり、HPやぼうぎょとくぼうはきそポイントによる補正も入ってる。
2.野良レイド(テラレイド:だれとでもの通称)は10ターン前後かかる長期戦。そして選出されるのはアタッカーが大半でサポーター不在はザラ。更には全ての変化技を無効化するテラスタルシールド展開後も役割を果たせる技構成がサポーターには求められる。
3.ここで説明するポケモンはレベル100で、フリッジタウン裏のユキノオーの横にあるグラサンで全ステータスすごいとっくんを完了している。
4.おうえん「いやしのエール」「いけいけドンドン」をフル活用すること。
5.野良レイドの性質上、ワンパン戦法は基本狙わない。
6.ここから先、HABCDSと努力値、確定(乱数)n発という用語を使用すること。
これらの大前提をご承知願います。特に2
役割
両壁としろいきり採用により、物理系両刀とステータスダウンから味方を守る★6レイド汎用型サポーター
前述の通り、単純な採用範囲だけならウェルカモをも上回ります。こちらのステータスを下げてくるムクホークムクホークやバンギラスバンギラス、ブラッキーブラッキーなんかはお得意中のお得意で、ジメレオンの独自性そのものです。
それだけでなく、味方の特殊耐久が弱そうなときのガブリアスガブリアス、ボーマンダボーマンダ等の物理系両刀にくわえ、サザンドラサザンドラをはじめとした一部特殊主体物理両刀も対処可能です。
持ち物
しんかのきせき
持たせない場合の耐久は努力値無振りピジョットピジョットと同程度です。さようなら。
性格
ずぶとい(A↓B↑)
そこそこCが高いので、わざわざひやみずの威力を下げる必要はないかと思います。
努力値配分と実数値
努力値配分:H144 B252 S112
実数値(輝石込):313-141-229(342)-226-146(219)-244
この微妙なS振りは、あのみずタイプサポーター最大の天敵、パーモットパーモット抜きを意識しています。これにより強引に役割対象を広げています。
ちなみに物理耐久指数は同努力値帯のイルカマンイルカマン(ナイーブ)よりちょっと硬い程度で、サポーターにしては脆い方です。
テラスタル&特性
そのままでいいです。
わざわざ親に合わせなくても。
技構成とジメレオンの独自性
独自性というものまで見出すなら、必須技しかないです(★7だと話が変わります)。
どれか一個でも変えてしまうと、後述の通り他レイドサポーターの超大御所と役割丸被りしてしまうので...
・ひやみず
・リフレクター
・ひかりのかべ
・しろいきり
まずひやみず
テラスタルシールド展開後もその追加効果により相手のAを下げ続ける、レイド用サポーターのお供。
ワイドブレイカー、[とびかかる]も同じ効果です。対物理汎用サポーターがこれらを覚えるのに外すとか、★6レイドではあり得ません。
次にリフレクターとひかりのかべ
ウェルカモウェルカモと差別化出来ている点の1つはこれです。物理主体の特殊併用なら、上記技3点セットでまとめてお相手できます(逆は注意が必要です)。
そしてしろいきり
これは味方の能力ランクを5ターンの間防ぐ変化技です。物理系レイドでは序文のバンギラスムクホークを代表とした能力ランクを確定で下げにかかってくるポケモンが、ジメレオンの役割対象内だけでも約12体(確率で下げてくるのを含めたら、もっと)います。いくらサポーターが頑張ってレイドボスのAやDを下げてやったところで、こちらのアタッカーのABCDを同じ分だけ下げられては元も子もありません。そんな惨劇を防ぐのがこの技で、地味ながら非常に心強いです。
両壁ひやみずで味方を守りつつ、相手の能力ランク降下からも味方を守る
これが輝石ジメレオンの唯一性です
ただ...
ほんとに他の選択肢ないの?まとめてみました!
「でもさ、しろいきりを覚えるポケモン他にいるだろ?」
「ジメレオンは他に補助技覚えるんですがそれは...」
こんな声が上がるのは目に見えていますし、実際このジメレオンウェルカモその他輝石系ポケモン諸々突き詰めるまでは筆者もそう思ってました。ですが★6レイド汎用型で、ジメレオンにしか出来ない持ち味を活かすとなると、筆者の平凡な発想力ではしろいきり以外はないのです。
まず前者の、しろいきりを覚える他のポケモンについて。
これを覚える対物理サポーターの代表例に、あの絶対王者ママンボウママンボウがいます。
DS240振りでようやく本育成論のジメレオンと同程度の物理耐久指数になるという規格外な硬さと、豊富すぎてパルデア海を富栄養化させそうな補助技の数々を兼ね備えます。
しかしゲーフリの神様はこの王者に『リフレクター』と『あまえる』、そして全体回復技は与えませんでした。
タイプ相性が悪い味方を迅速に守り盤面を固める技、そして応援の節約に当たって抜群の効果を発揮するこれらの役割だけは王者に託さなかったのです。
入手容易にしてリフレクター+しろいきり+高耐久高耐性超広範囲採用可能を兼ね備えるのは、今のところジメレオンだけです。マナフィマナフィやミュウミュウにも技構成だけなら真似はできますが、彼等にはアタッカーというめちゃくちゃ貴重な役割があります。何より幻禁伝は基本入手困難で、トレードわらしべ長者やRTA走者でもない限り、正規個体を何体も持てるものではありません。
そして後者について。
ジメレオンジメレオンはなみだめあまごいみずびたしといった優秀な技も覚えます。だからと言って代わりに軽率にも両壁のどちらかを忘れさせた刹那、その役割の完全上位互換としておやつのミストシードを片手におんみつマントを羽織った絶対王者ママンボウが立ちはだかります。ママンボウは、『ひかりのかべ』も『みずびたし』も『あまごい』も、ジメレオンにとっては喉から手が出るほど欲しい『ミストフィールド』も『ねがいごと』すら当たり前のように覚え、しかもガブ抜き基準でS上昇補正性格でS204振ってなお、物理耐久指数はジメレオンより20000ほど上です。両壁無しにはママンボウに勝てる要素が役割範囲においても保護性能においても耐久面すら微塵もありはしません。王者こわい。
では残るなみだめに採用価値を見出そう、ひやみずなんか捨てちまえと思った方もいらっしゃるかもしれませんが、★6野良レイドにおいて汎用型サポーターが全ての技を変化技にするのはまず有り得ず、サポーターとして失格です。大前提をご覧ください。
全部変化技にするなら、あの火力上げの鬼マホイップマホイップくらいの独自性と貢献度が要求されます。なぜならばマホイップはマイペースというちょうはつに対する対抗手段を持ち合わせ耐久HB全振りならジメレオン程度にはあり、しかもデコレーションというAC2段階上昇の究極完全体グレートぶっ壊れ技の組み合わせにより、物理特殊問わず桁外れの火力貢献が出来るからこそ許されているシロモノです。
・・・と、このように。
★6野良レイド物理サポーターを汎用性で考えるなら火力鎮火という実用性でウェルカモを第一のフィルター、独自性まで考えるならママンボウもフィルターとして採用基準か考えます。もし上記二者のフィルターに掛かる場合、マホイップのような例外的な才能があるなら採用と考えたら、まずハズレはありません。ジメレオンもウェルカモも、ママンボウの壁は乗り越えており、だからこそ採用可能なのです。
それと繰り返しますが、幻禁伝のような貴重な高種族値にそれらを担わせる場合、豊かなACや特性・固有技を腐らせる運用になってないか、本当にその技構成はそれらを犠牲にしてまで運用する価値があるのかというのを考える必要があることを念頭に置かれて下さい。ミライドンをひかりのかべリフレクターバークアウトワイドブレイカードラゴンエールで運用させるような真似は、どこの誰も期待してはいません。
大変長く若干話も逸れましたが、これらの理由により、上記技構成は事実上必須であると考えます。くろいきりは活躍できる場所があまりのあまりのあまりに限られすぎました。
採用可能な相手
★6物理系レイドで出してもまるで役に立たない相手を並べた方が早いです。
・無限りゅうのまいカイリューカイリュー
・ミラーアーマー持ちアーマーガアアーマーガア
リーフブレード持ちのリーフィアリーフィア、ダーテングダーテング、ハハコモリハハコモリの3体
・壁すら効かないまけんきコノヨザルコノヨザル
・くろいきり連発で壁まで割ってくるニョロボンニョロボン
・ちょすい持ちだった場合のドオードオー</b>
・テラスタルタイプくさ・でんきだった場合のテラバースト持ち
・テラスタイプでんきだった場合のパーモットパーモット、そしてバチンウニバチンウニ等の電気草両刀
・対両刀のキャパ越え、ジャラランガジャラランガ
・主にすべてがダメなエレキブルエレキブル
たったこんだけ。出せない相手が
・具体的な数値にしてパルデア地方の物理系レイド約50種中43種、キタカミ地方17種中約14種、ブルーベリー学園約17種中15〜16種に対応が可能
・さらに前述した能力ランクを確定でダウンさせてくる11〜12種相手には比類なき対応力を持つという
見るからにしてもう高性能です。実際そうです。使用率第7位になった理由は、この高性能ぶりに相棒のウェルカモそっちのけで使い込んでた時期があったから。
ここまで書くともう最強のレイド用サポーターに見えるかもしれませんが、事実上この努力値配分と技構成にせざるを得ない以上、注意事項が2つあります。
被ダメージ計算─止まったら"終わり"─
注意点1はこれです。
このジメレオン、これまでポケモン徹底攻略様にて紹介した汎用型かつ似た挙動を要求されるサポーター達ウェルカモママンボウアマージョアチゲータラッキーの中では圧倒的に速い代わりに、素の耐久が脆いです。勿論並のアタッカーと比較すれば高い部類ですが、野良レイドという性質を考慮する必要がある以上、ひやみずを連打したり状況に応じて即断即決のコマンド入力を迫られる以上、サポーターには耐久が求められるのが原則です。
だからこそ、万が一にも『リフレクター』『ひかりのかべ』も『ひやみず』のAランク降下も切らしてしまった場合の大大大惨劇+αを目に留めておく必要があります。
その比較対象は筆者がサポーター考案の際に第一基準に置く輝石ウェルカモウェルカモの最新型(B↑H52,B252,S204)、そして前述の絶対王者の完全ガブ抜き型ママンボウママンボウ(S↑H52,B252,S204)です。
火力は勿論★6最高物理火力を誇るオノノクスオノノクスの『げきりん』、そして特殊方面はおなじみ両刀ボーマンダのテラバースト、それと役割対象ギリギリのラインにいるアローラゴローニャののしかかりも見てみましょう。テラスタイプは全部等倍です。
(1)オノノクスげきりん(A実数値:326)
ジメレオン(H307)・・・121〜144(確定3発)
ウェルカモ〜(H294)・・・102〜121(確定3発)
ママンボウ〜(H484)・・・147〜174(中乱数3発、確定4発)
(2)ボーマンダ特殊テラバースト(C実数値:253)
ジメレオン91〜108(低乱数3発、確定4発)
ウェルカモ84〜100(超低乱数4発、確定5発)
ママンボウ157〜186(超高乱数3発、確定4発)
は
(3)ゴローニャ(アローラ)エレキスキンのしかかり(A実数値:272)
ジメレオン174〜206(確定2発)
ウェルカモ146〜174(超高乱数2発、確定3発)
ママンボウ210〜248(低乱数2発、確定3発)
もちろんこれは先手を取られた場合で、そうでない場合はダメージ半減です。
「なんだ、じゃあウェルカモママンボウとそんなに変わらないジャン!」
「アローラゴローニャなんて確実に上取れるし!」
...お忘れではありませんか?のしかかりは30%の確率でまひを付与します。
比較対象2体はこれを初手以外躱す術を持ちますが、ジメレオンにはありません。30%のロシアンルーレットを延々回す羽目になり、そのリスクを考慮した立ち回りが比較対象2体よりも必要になります。キノガッサのねむりなんてもはや説明不要かと思います。
脆い分、一旦まひやねむりにかかった時にはピンチになることは、念頭に入れてください。
灰色リスト
上記注意事項を踏まえ、『物理方面では役割一貫してるし詰んではないけど、軽率に動くと死ぬ』グレーな相手をまとめるとこうです。
おおよその目安は
1.物理初動低乱数2発、特殊初動確定3発が見えていて、かつ相手の積み技次第で先手を取られる
2.まひorねむり付与を30%以上の確率で付与する
3.くさ&でんきタイプ
4.なんか引っかかる
のうち1か4に該当にするものすべて、または2と3両方に該当し、それでいて上記NGリストとも重複しないものです。
・キノガッサ(草&きのこのほうし)
・キョジオーン(特性次第で壁一枚しか役に立たない)
・サザンドラ(テラス悪や龍の場合ふるいたてる後の特殊)
・デカヌチャン(あくび&ちょすい)
・バチンウニ(高威力電気両刀。連続でまひするとキツい)
・パーモット(でんこうそうげきとほっぺすりすり。水の宿敵)
・ボーマンダ(終盤りゅうのまい時点で壁が切れたらほぼ詰み)
・ルガルガン(上からちょうはつでひやみずしかさせてもらえない)
・エテボース(テラス電気で先制確定3発のかみなりパンチはちょっと怖い)
・ピクシー(アンコール地獄。味方にちょうはつかのろわれボディ持ち時のみ。)
・モルペコ(でんじはオーラぐるまかつ高速。開幕挑発ロシアンルーレット。限りなく黒に近い灰色。)
・アローラゴローニャ(電気両刀。説明略)
まだ書き忘れてる気もしますが、ざっとこんくらいいます。お気付きの方いらっしゃいましたら遠慮なくお声掛け下さい。
注意する敵については以上ですが、地味にもう一つ。
相性の悪い味方と立ち回り
これが無視できない範囲で存在します。
ジメレオンにとって最も相性の良い敵を相手したときに同席したコノヨザルコノヨザル
バルジーナオトシドリバンギラスブラッキー等等、これらの相手に選出されたコノヨザルが狙っているのは十中八九「まけんき」です。ステータス降下を防ぐ『しろいきり』は、撃ってはいけません。
サポーターがアタッカーの火力を邪魔してまで技を撃っていいのは、相手からの一撃で50%以上削られるのが目に見えている時だけです。そのコノヨザルがブラッキー相手にビルドアップを始めた場合は例外ですが、多分それはないと信じましょう。
もっと重箱の隅を突くようなポケモンなら説明も省きましたが、コノヨザルは三大レイド用汎用型アタッカーと言って差し支えない採用率と火力を持ちます。
その為ジメレオンの立ち回りはまず壁、そしてしろいきりかひやみずか第二の壁で状況判断と言う結論になります。
ただ、これらの注意事項を考慮しても採用可能な範囲としては雑に広いのには変わらず、野良レイドだと難関の部類に入るバンギラス(いやなおと)やブラッキー(くすぐる)相手に対応可能なのは貴重です。
ジメレオン、大好き!
ポッタイシ<ポッタイシのことも大好きか?─水中間御三家だいすきキャンペーン─
「何度でも言ってやる、お前ら全員大好きだ。」
ご存知の方も多いと思いますが、この育成論タイトル元ネタは動物氏のポケモン4コマ「ポッチャマだいすきキャンペーン」からです。
卑屈にも程があるだろ。
しかし、このポッタイシポッタイシ、テラレイドにおいては全く卑屈になる必要はありません。それどころかジメレオンジメレオンにも負けず劣らずの対物理超絶優秀サポーターです。
水単共通の耐性や高耐久、ひやみず&フェザダン、しろいきりorはねやすめorアイススピナーの優秀さは語るに及ばず、素晴らしいのは特性「かちき」により火力を得ることが可能という点です。味方のコノヨザルコノヨザルと共にムキになり、毎ターン300以上のダメージを与えるひんやりハイドロポンプを命中100で叩き込むその姿はアタッカー顔負けです。サポーターが時によって累計1000ダメージを与える『こともある』一方、ポッタイシはそれらの相手ならば『ほぼ確実に』累計1000ダメージを越えます。更には『じこあんじ』により、味方の積み技を拝借して火力耐久力を得るなんて小技まで持ちます。
ジメレオンはご覧の通り便利、そしてタイトル元ネタの輝石ポッタイシも一流。前回の育成論はウェルカモ。ここまで書いたらもう察しはつくかと思います。
水輝石中間御三家は、この★6レイドこそがブロードウェイです。
まず筆者のサポーター基準点、ウェルカモウェルカモ。フェザーダンスひやみずの基本装備とミストフィールドの組み合わせによるステータス異常と龍技からサポーターを守り、中速かつ高耐久で広い範囲に雑に扱って壊れない、まさに安心安全の初心者向けです。
そう言った意味では、オシャマリオシャマリも全く引けを取りません。あまえるひやみずミストフィールドに加え、いのちのしずくという全体回復手段を併せ持ちます。もし最強インテレオンといつか実施されるだろう最強アシレーヌの登場順が入れ替わってたなら、使用率第7位は間違いなくこの子でした。ただしやや鈍足で耐久もウェルカモ比較だとやや脆いので、無理にSを伸ばさない方が強みを発揮できるでしょう。
鈍足寄り耐久寄せという点なら、カメールカメールはイカれてます。BD128振りとかいう雑振りでバチンウニバチンウニのびりびりちくちくは確定4発、かみなりすら低乱数3発〜確定4発で耐えます。そしてHB252振りならボーマンダテラスドラゴンの終盤りゅうのまいげきりんとかいう詰み要素ハッピーセットを、ミストフィールドも壁も無しに耐えます。もしそれをHP満タンで受けていたなら、ひやみず後の無補正げきりんすら90%超で耐えます。がっちりぼうぎょを終盤直前に撃てばもはや安全圏です。それでいて、ひやみずいのちのしずくしろいきりアイススピナーと超のつく優良な技を持ち合わせます。 これも絶対王者にできない強みです。
アリゲイツアリゲイツは、変わり種です。攻撃手段があまりに多すぎて、その余波でひやみずとワイドブレイカーの両方が使えます。テラ妖ちょすいドオーとかいう逆ロイヤルストレートフラッシュでも引かない限りは最低限の役割を果たせます。どろかけもあるよ。
そのAの高さと夢特性からあえてアタッカーに回してみるだとか、ワンパン編成向けのいやなおとうそなきを搭載してみるだとかいう芸当も視野に入ります。
ゲコガシラゲコガシラの変わり具合はアリゲイツをも凌駕します。水タイプ宿敵の草電気をへんげんじざいで躱してしまい、水御三家中間進化系では貴重なちょうはつも持ちます。さらにはS種族値97で、たった24努力値を振るだけで確実にガブを抜きます。
ただし耐久はその分脆く技範囲もなまじ広いため、役割対象を厳密に見極める必要はあります。
急所の事故が怖いならフタチマルフタチマルです。その特性で急所を狙ってくるハッサムバサギリと言った相手には安全に立ち回り、さらにかわらわりやシェルブレード、ちょうはつやいやなおと等の絡め手も合わせ持ち両耐久ともに良好です。★7レイドで急所狙いをしてくるポケモンが出たらこれは輝くと思います。
重度末期草アレルギーのヌマクローヌマクローは、★5ヌメルゴンのパワーウィップにHB全振りですら確2という大惨劇です。レベル75やぞ★5。
しかし電気タイプに対してはゲコガシラのような小細工すら必要ありません。水タイプ宿敵パーモット相手にインファイトを連続誘発させて自滅を誘い、バチンウニの苦し紛れに撃ったなみのりが確定5発で余裕で受けきれます。アローラゴローニャエレキブルなどお客様も大概です。
更に物理特殊両耐久指数ともに水中間御三家第2位、じしんやほうでん等の全体攻撃から味方を守る『ワイドガード』、現実的な確率でB降下に貢献できる『いわくだき』を覚える独自性まであり、安全に運用できる範囲と出したらアウトな線引きの明確さまでピカイチです。
当育成論をご覧の皆様。
★6物理レイドにてこれらの水御三家中間進化カメールアリゲイツヌマクローポッタイシフタチマルゲコガシラオシャマリジメレオンウェルカモにお会いしたら、その時点で勝利は目の前です。
何の心配もなくアタッカーを送り出して大丈夫です。あ、でもお願いフレアドライブとかワイルドボルトとかてっていこうせんとか自爆技はやめて...
おわりに
「ここまで頑張ってお話してる所悪いんだけどさぁ」
「御三家ってぇ、入手面倒くさいんですけどぉ」
「物理レイド特殊レイドの見分けつかないからどっちも相手できる奴欲しいんだけどさぁ、簡単に作れるのいないワケぇ?」
実は1匹、ポケモン徹底攻略様にてそのヒントが紹介されてます。
オマツ氏考案、輝石デンヂムシの応用系です。
輝石デンヂムシの育成論...育成論SV/3402
これをH252B80D176振りの両耐久にし、技構成をむしのていこうとびかかるひかりのかべかいでんぱorどろかけにすることでマンダの両刀どちらも確定4発以下に抑えながら相手でき、かつ味方の火力も恒久的に補助できたりします。
そんなデンヂムシに続く汎用型両刀サポーターを次回紹介させていただきます。
伝説や幻でもなく、入手手段も実に簡単なあの古参ポケモンです。仮に追加コンテンツを購入してなくても、ポケモンHOMEと過去作かポケモンGOさえ連携していれば確実にいるであろうあの子です。突っ込みの構えをしながらご期待ください。
ではでは。