はじめに
こんにちは、鉢巻絶対零度です。
今回は、DLCで追加されたジャローダについて育成論を書いていきたいと思います。
前置き
- 攻撃以外個体値は全て理想個体とします
- 非公式の略称や単語を用います
ジャローダジャローダとは?
ジャローダ | |
パラドックスポケモン | |
---|---|
ブルーベリーNo. | 238 |
全国No. | 1023 |
高さ | 3.3m |
重さ | 63.0kg |
タイプ | |
ジャローダの種族値 | |
HP | ███████ 75 |
攻撃 | ███████ 75 |
防御 | █████████ 95 |
特攻 | ███████ 75 |
特防 | █████████ 95 |
素早さ | ████████████ 113 |
平均 | ████████ 88.0(計528) |
ジャローダジャローダについて | |
ジャローダはBWの御三家草ポケモンです。ジャローダといえば天邪鬼リーフストームが強力でハマったら3タテされるくらいの強さを持ってます。また、補助技も優秀で蛇睨みという電磁波の上位互換技を持っていてこれもかなり強力ですが、技範囲はとても皆無です。天邪鬼リーフストームは強いのですが、技範囲が皆無なせいで中堅ポジなポケモンでした。そんなジャローダの育成論を今回は書いてみました |
役割
1.サポート
2.受け崩し
3.サブエース
採用理由
採用理由としては圧かけ性能が高い点です。天邪鬼リーフストームによるアタッカー性能、蛇睨み挑発などの起点作成性能、身代わり挑発によるサイクル崩し性能+受け崩し性能などです。つまり、型が読みづらいのでそこに奇襲をかけるのが採用理由です。
なぜ、やどみが型なのか?
- 1.サイクル戦に強い
上記でも説明した通りジャローダは圧かけ説明が高いポケモンです。つまり裏を返せば相手に交代されやすいということです。そこにリフストや宿木が刺さるわけです。宿木は草タイプやサーフゴー以外には刺さるのでタイプ相性が不利でもある程度戦っていけます。
- 2.テラスタルを切らなくてもいい
ジャローダというポケモンは技範囲が狭くテラスを切らないと雑魚カスポケモンになってしまいますが、宿木があるなら話は別、苦手なにある程度戦っていけます。今作ではテラスタルは対戦においてとても強い要素なのでテラスタルを使わず温存しながら戦えるのは大きなアドバンテージになります。
また、上記でも説明した通りジャローダは技範囲が狭くテラスを切らないと雑魚カスポケモンなので、テラスバーストのタイプに悩まなくてもいいのは宿木の強みでもあります。
- 3.蛇睨みによるサポート性能+α
やはりジャローダと言えば天邪鬼リーフストームの次に蛇睨みを思い浮かべる人が多いでしょう。それぐらい蛇睨みは強い技です。今作では素早さインフレが激しいので蛇睨みという技はかなり強いです。蛇睨みが成功した場合やどみがの達成が容易となります。相手の麻痺に対してひたすら身代わりを連打すれば、いつか相手は痺れて行動できないターンが来ます。そのスキに宿り木の種を撒いたりリーフストームを撃ったりできます。また、麻痺を相手の複数のポケモンに入れられる可能性があるので、後続のサポートができます。
- 4.受け崩し性能
本育成論のジャローダの弱みと強み
本育成の1番の弱みはなんといってもサーフゴーやに弱いということでしょう。確かにテラバーストを採用しないとサーフゴーやに弱いですが、テラバーストを採用しているジャローダの弱みとして「あの技があったら勝ってたのに」が多発する点です。ですが、やどみが型にはそういうのは一切関係ありません。やどみが型の強みとして幅広い範囲に対応できることが挙げられます。サーフゴーやには弱くなってしまいますが、テラバースト型では対応しきれなかった範囲がやどみが型では対応出来ます。これが本育成のジャローダの強みだと考えてます
他のポケモンとの差別化
- エルフーンとの差別化
1.エースになれる
エルフーンにはやどみがしか脳がないのでエースにはなれません(火力を上げる手段が乏しい上に技スペ的にきつい)が、ジャローダは違います。ジャローダは自分で起点作ってから天邪鬼リーフストームでエースになりそこから、全抜きを狙えます。これはエルフーンにはない強みです。
2.悪タイプに無効にされない
今作は4災がいるのでエルフーンお得意の宿木などが通りずらいですが、ジャローダは悪戯心を持ってないのでほとんどのポケモンに通ります。
3.対サイクル性能
とんボルチェンなどのサイクル戦ではジャローダに軍配が上がります。ジャローダの天邪鬼リーフストームである程度は負荷をかけれます。これはエルフーンにはできない芸当です。
- チオンジェンとの差別化
ほとんどエルフーンとの差別化点と一緒ですがご了承下さい。ので文章は要約して重要な部分だけ書いてます。
1.エースになれる
ジャローダは自分で起点作ってから天邪鬼リーフストームでエースになりそこから、全抜きを狙えます。
2.対サイクル性能
とんボルチェンなどのサイクル戦ではジャローダの天邪鬼リーフストームである程度は負荷をかけれます。
3.耐性面
そもそも耐性自体タイプは弱い部類とされてるのに、弱点をカバーできないタイプを貰ったチオンジェンよりジャローダを採用したいかは明白であろう。
持ち物
道具名 | 効果 |
---|---|
たべのこし | 持たせると、毎ターンHPが最大HPの1/16 ずつ回復する。 HP管理したいためほぼ確定 |
ひかりのこな | 持たせると、相手の技の命中率が0.9倍に なる。 完全なる運ゲー |
こうかくレンズ | 持たせると、技の命中率が1.1倍になる。 ある程度命中クソ外しに悩まなくて済む |
特性
特性 | 効果 |
---|---|
あまのじゃく | 能力ランクを変化させる技の効果が逆になる。 天邪鬼以外おるん? |
努力値と調整
能力 | 努力値 | 調整理由 | 実数値 |
---|---|---|---|
HP | 212 | 16n+1 | 177 |
攻撃↓ | 0 | なし | 72 |
防御 | 20 | D>Bになるよう調整 | 118 |
特攻 | 12 | あまり | 97 |
特防 | 28 | D>Bになるよう調整 | 119 |
素早さ↑ | 236 | 最速110族抜き | 179 |
HPは食べ残しの回復量が最大になるよう調整
BDは主にポリゴン2にダウンロード対策
Sはオーガポン系統を抜くため
オーガポン抜き調整しているポケモンも起点にしたいなら最速でも可
技構成
名前 | タイプ | 分類 | 威力 | 命中 | PP | 直接 | 守る |
---|---|---|---|---|---|---|---|
対象 | 説明 | ||||||
リーフストーム | 特殊 | 130 | 90 | 5 | 直× | 守○ | |
1体選択 | 攻撃後、100%の確率で自分の『とくこう』 ランクが2段階下がる。 天邪鬼と相性がいいので確定 | ||||||
やどりぎのタネ | 変化 | - | 90 | 10 | 直× | 守○ | |
1体選択 | 使用後、毎ターン、相手のHPを最大HPの1/8 ずつ減らし、その分自分のHPを回復させる。 自分は交代しても効果が引き継ぐ。 コンセプト上確定 | ||||||
みがわり | 変化 | - | - | 10 | 直× | 守○ | |
1体選択 | 自分のHPを最大HPの1/4だけ減らして、 減らしたHPと同じHPの自分の分身を作る。 コンセプト上確定 |
名前 | タイプ | 分類 | 威力 | 命中 | PP | 直接 | 守る |
---|---|---|---|---|---|---|---|
対象 | 説明 | ||||||
へびにらみ | 変化 | - | 100 | 30 | 直× | 守○ | |
1体選択 | 相手をまひ状態にする。タイプには無効。 起点作成やサポート重視 | ||||||
ちょうはつ | 変化 | - | 100 | 20 | 直× | 守○ | |
1体選択 | 3ターンの間、相手は攻撃技しか出せなくなる。 対受けループや起点作成防止重視 |
テラスタル
テラバーストを採用してないため耐性面しか考えていません
タイプ | 理由 |
---|---|
パオジアンハバタクカミオーガポン(かまど)ハッサムなどに強く出れる | |
単純に耐性強化 |
立ち回り例
- 挑発を採用の場合
カバルドンラグラージディンルー等に起点作成ポケモンには初手挑発で大丈夫です。挑発決めたあとは身代わり張ってからリフストor宿木でokです
ランドロス(霊獣)はテラバがあるので注意です。(昔はジャローダの方が有利だったはずなのに)
対受けループの場合基本的に挑発からの身代わりでokです。そのあとはリフストor宿木で攻めましょう。
もし相手の裏にラウドボーンがいる場合は挑発からの交代読み宿木をしましょう。
キョジオーンには”必ず”身代わりから入って下さい。身代わりから入らないと逆に詰みます。
- 蛇睨みを採用の場合
ジャローダより速いポケモンには基本的に交代です。
蛇睨みはジャローダが有利対面になった時にすることがおすすめです。そんなにバンバン蛇睨み打ってたらジャローダがすぐ死にますので、頻繁に打つのはやめましょう。有利対面になった時、相手は交代してくるはずです、そこに蛇睨みをぶち込みます。交代先がおそらくジャローダより速いポケモンもしくは不利なポケモンに交代してくるはずなのでそこに、蛇睨みが刺さるのは爆アドです。決まれば、上からやどみができます。
カバルドンラグラージディンルー等にはは身代わりから入らないようにして下さい。ラグラージは別に問題ないのですが、カバルドンディンルーにはふきとばしがあるので容易に居座ってしまうと吹き飛ばされて意味がないです。のでカバルドンは身代わりからのリフスト、ディンルーにはリフスト連打でいいです。
対受けループは基本的に身代わり宿木どっちから入っても構いませんが、私は身代わりから入るほうが良いと思います。例えば、ラッキーハピナスはジャローダを見たら状態異常を撒いてくる個体がいるので、身代わりからの方が推奨。
キョジオーンには”必ず”身代わりから入って下さい。
与ダメージ計算
追加して欲しいポケモンがいたら気軽にコメント欄に
書いて下さい
技名 | 相手のポケモン | ダメージ割合 |
---|---|---|
リーフストーム | D4ウーラオス(れんげき) | 100.6 ~ 120.0% 確定1発 |
H252ガチグマ(アカツキ) とつげきチョッキ | 51.9 ~ 61.0% 確定2発 | |
D4パオジアン | 54.2 ~ 63.9% 確定2発 | |
H252ランドロス(霊獣) | 36.8 ~ 43.4% 確定3発 | |
HD特化ポリゴン2 しんかのきせき | 16.2 ~ 19.2% 乱数6発(99.54%) | |
H252ヘイラッシャ | 65.4 ~ 77.9% 確定2発 | |
H252カバルドン | 72.6 ~ 86.6% 確定2発 | |
H252ラグラージ | 127.6 ~ 150.8% 確定1発 | |
H252アシレーヌ とつげきチョッキ | 38.6 ~ 46.0% 確定3発 | |
H252スイクン | 52.2 ~ 61.9% 確定2発 | |
H252キョジオーン | 63.8 ~ 75.4% 確定2発 | |
D252ラッキー しんかのきせき | 9.5 ~ 11.4% 乱数9発(0%) | |
D特化ハピナス | 11.0 ~ 13.0% 乱数8発(0.52%) |
被ダメージ計算
追加して欲しいポケモンがいたら気軽にコメント欄に
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技名 | 相手のポケモン | ダメージ割合 |
---|---|---|
しんそく | A特化カイリュー | 29.4 ~ 35.0% 乱数3発(13.23%) |
マジカルフレイム | C252ハバタクカミ | 50.9 ~ 59.9% 確定2発 |
インファイト | A特化ウーラオス(れんげき) | 65.0 ~ 76.9% 確定2発 |
ブラッドムーン | c特化ガチグマ(アカツキ) | 76.9 ~ 91.6% 確定2発 |
ハイパーボイス | 49.8 ~ 59.4% 乱数2発(99.6%) | |
つららおとし | A252パオジアン | 106.3 ~ 126.6% 確定1発 |
ゴールドラッシュ | C252サーフゴー | 59.9 ~ 71.2% 確定2発 |
テラバースト | A特化ランドロス(霊獣) | 126.6 ~ 149.2% 確定1発 |
れいとうビーム | C4ポリゴン2 | 40.7 ~ 48.6% 確定3発 |
ムーンフォース | C特化アシレーヌ | 49.8 ~ 59.4% 乱数2発(99.6%) |
しおづけ | A4キョジオーン | 14.2 ~ 17.0% 乱数6発(0%) |
かえんほうしゃ | C252ハピナス | 41.9 ~ 49.8% 確定3発 |
有利・不利ポケモン
- 有利ポケモン
- 不利ポケモン
- 微妙
有利な時もあれば不利な時もあるポケモン
構築例・選出
- 構築例
通称カバドリの構築と相性がいいです。カバドリの弱点としての一貫があるということです。ジャローダカイリューはそのの一貫を切ってくれます。また、カバドリはランドロス(霊獣)に弱いのでジャローダある程度ランドロス(霊獣)に出れる点も評価してます。
カバドリの構築を組むのに至ってはカイリューはほぼ必須でしょう。カイリューと昔カバドリマンダが強かった同じ理由です。また、カイリューはカバルドンラグラージなどステルスロックを撒きたくなるポケモンを呼ぶのでそこにジャローダがぶっ刺さります。
カバルドンドリュウズカイリュージャローダ以外の2体のポケモンについては正直なんでもいいですが、カバルドンドリュウズで崩せない並びをメタる2体にした方がいいです。例えば、現環境で流行ってるラティオスハッサムの並びなどを崩せる2体がいいと思います。
- 選出
基本選出
カバルドンドリュウズカイリューorカバルドンドリュウズジャローダ
基本的には上記の2組の並びで大丈夫です。相手にカバルドンやラグラージなどステロを撒いてくるポケモンがいれば後者の方をおすすめします。
カバルドンドリュウズで崩せない並びの場合
ジャローダorカイリュー@2
カバドリで倒せない並びの代表といえば受けループの場合選出はジャローダ@2の並びでいいです。ラウドボーンなどジャローダが補い切れない範囲は裏2体でメタりましょう。ラティオスハッサムなど受けループ以外でカバルドンドリュウズで倒し切れない範囲はカバルドンドリュウズ以外の裏4体で対策して下さい。
終わりに
ここまで見ていただきありがとうございます
参考にしていただければ嬉しいです