はじめに
初めまして、初めて育成論を投稿させて頂きますフロストと申します。
今回レギュレーションFの開始と共にサン・ムーンぶりに帰ってきた愛しのジャローダを育ててランクマッチに潜った結果、手ごたえを感じましたので投稿させて頂きます。また技構成とテラスタイプが同じ育成論をお見掛けしましたが、努力値配分や立ち回りが異なったので別の育成論として投稿させて頂きます。
コンセプトと役割
身代わりと蛇睨みを活かした先発、そして天邪鬼+リーフストームによる特攻アップで狙えるならば全抜きを狙うアタッカーとなります。
持ち物
たべのこし
身代わりで消費するHPや蛇睨みの麻痺で相手が行動不能になった際に受けたダメージを徐々に回復していきます。
特性
あまのじゃく
リーフストームを活かすため一択です。また、シャドーボールやムーンフォースといった本来ならば痛い相手の追加効果もメリットに変えられる非常に強い特性です。
性格・努力値と調整
おくびょう H86 C172 S252
HP→実数値で161になり身代わりでHPを40消費、食べ残しでHPを10回復します。
素早さ→ミラーの機会も増え、また起点作成として優秀なサケブシッポの上を取る意味でも最速の252にしています。
残りを特攻に振り分けていますが、ポリゴン2が増えているのでダウンロード対策にCを少しDに振り分けるのもありかと思います(トレースの方が圧倒的に多いですが)
技構成
リーフストーム
天邪鬼と合わせ、ジャローダを強ポケに仕上げてくれた技です。
命中が少し不安な90%ですが、当てる度に特攻が2段階上がるメリットに比べたら可愛いものです。(大事な場面で外したら泣きましょう。)
テラバースト
テラスタイプの欄で大きく触れますが、強く出られる相手の幅が大きく増えるのが岩テラバです。また、外したくない場合の命中安定ノーマル技としても使えます。
みがわり
この技も重要になってきます。特に今回は先発での適正が高いということで相手の起点作成役と対面する機会が多くなると思います。特に多いのがSダウン技の岩石封じ等や電磁波を使い素早さ有利を取った後でのステロです。この初手で使われる素早さ有利を取られない為や、殆どの変化技をシャットアウト、そして不意のテラスタイプからの弱点を突かれてやられる、と言ったことも防げる万能な技です。
へびにらみ
地面タイプにも通る100%命中率の麻痺技です。身代わりが残った際等により優位に戦いを進められたり、素早さが負けていて勝ちづらい相手に無理やりS関係を逆転させて、行動不能に賭け勝機を拾う使い方もできます。
今回は上記4つを採用しますが、他の候補も軽く触れていきます。
ちょうはつ→コメントからアドバイス頂きましたありがとうございます。
蛇睨みとの選択で起点作成役の機能停止と共にリフストの隙を作れるため有力候補になります。
りゅうのはどう→草を半減にする竜への打点になります。
こうごうせい→回復技です。蛇睨みとの併用が強力です。
リフレクター、ひかりのかべ→片方採用するだけでも強く出られる幅が広がります。
テラスタル
現環境でジャローダを強く使うにはテラスタルが非常に重要になってきます。
候補として上がるのが炎、岩、ステラですがやはり耐性を変えたいためステラはまず今回候補から外れます。残りの炎か岩ですが、炎にすることで強く出られる相手よりも岩の方が多く感じたため岩を採用しました。
というのも、炎にすることで強く出られるポケモンの主な相手が基本鋼タイプであり、その中でも特に優位を取れるのがハッサムぐらいしか見当たらなかったためです。サーフゴーは炎になったからと言って安心できるわけでもなく、相手の後出しであれば逆にリフスト連打で倒せてしまいます。
対する岩はというとオーガポン(かまど)のツタこんぼう、カイリューのしんそく、草弱点を嫌いつつ一撃で倒しに来るガチグマ(アカツキ)のブラッドムーンを耐えることができ、リーフストームを一回撃つチャンスを作ると共にその後草と岩の範囲を押し付けることができます。
以上の点から環境に置けるメジャー技を半減にできる岩を今回採用しました。
立ち回り例
先発で繰り出し、相手の起点作成役は逆に起点に、アタッカーの場合はテラスを駆使しながら優位に立ち回りましょう。
優位な場面を作るための身代わり、優位な時のリーフストーム、優位な状況を更に優位に、もしくは不利から逆転を仕掛ける蛇睨み、不利を確実に有利にするテラバースト岩という認識で立ち回るとわかりやすいかもしれません。
与ダメージ計算
基本的にリーフストームでCを上げないと一撃では倒せません。なので今回はCが2段階上がったものとして計算していきます。
リーフストーム
無振りハバタクカミ111 ~ 132 (85.4 ~ 101.6%) 乱数1発 : 12.5%
H252チョッキガチグマ(アカツキ)270 ~ 320 (122.8 ~ 145.5%) 確定1発
上記ガチグマ(アカツキ)テラス135 ~ 160 (61.4 ~ 72.8%) 確定2発
無振りサーフゴー77 ~ 91 (47.6 ~ 56.2%) 乱数2発 : 84.37%
H252オーガポン(かまど)186 ~ 218 (99.5 ~ 116.6%) 乱数1発 : 87.5%
無振りマルスケカイリュー88 ~ 105 (53.1 ~ 63.3%) 確定2発
無振りウガツホムラ186 ~ 222 (103.4 ~ 123.4%) 確定1発
被ダメージ計算
大体タイプ一致高打点で弱点を突かれると確定1発になりかねません。
なので、今回はそれ以外(例外でツツミ)で有用だと感じる被ダメ計算を記載します。
努力値のみの記載は基本補正無しです。
C252ハバタクカミムーンフォース 87 ~ 103 (54.1 ~ 64.0%) 確定2発
C252テツノツツミフリーズドライ 122 ~ 146 (75.8 ~ 90.7%) 確定2発
C252眼鏡ラティオスりゅうせいぐん 174 ~ 205 (108.1 ~ 127.4%) 確定1発
A252パオジアンふいうち 79 ~ 94 (49.1 ~ 58.4%) 乱数2発 : 98.04%
苦手なポケモン
上から攻撃されるのが苦手なため、この辺りの高速アタッカーは苦手です。テツノツツミは無補正フリーズドライなら耐えれるためリーフストームで切り返せますが、裏のポケモンで対処できるのであればそれに越したことはないです。
炎テラスにしていないためもろ苦手なポケモンになります。
相性の良い味方・構築例
今回のジャローダの相方として採用したのがH252チョッキエンテイです。
相性補完に優れていて、そしてチョッキによって上記の苦手なポケモンに有利に立ち回れるためオススメになっています。(ツツミはテラスを切る必要がありますが)
おわりに
いかがでしょうか。今回は久々に帰ってきたジャローダについて書いていきました。
初めての育成論で未熟な所もあると思いますので、コメントや評価お待ちしております。ここまで読んで頂きありがとうございました!