こんにちは。いぱです。
僕は基本的にマイナーポケモンやマイナーな型、オワコン化したポケモンの救済などを育成論として投稿しています。
前回育成したポケモン→ 育成論SV/3069
- HABCDSなどの略称用語を使用します。
お久しぶりです。DLC第2弾楽しんでいるでしょうか?
そこで新たに入国したマイナー界の王とも呼べる存在である我らがフライゴンフライゴンが帰ってきました!
- フライゴンの概要です。(俺の装飾相変わらず汚ねぇな)
HP | 80 |
攻撃 | 100 |
防御 | 80 |
特攻 | 80 |
特防 | 80 |
素早さ | 100 |
合計 | 520 |
フライゴン |
---|
うーん。全てが微妙。よくマイナーにありがちなことですね。しかし、タイプが優秀だったりアタッカー向きの技を多く覚えるのでかなり強引に立ち回れそうなポケモンです。 |
まだ、ランクマッチに解禁されてない関係上少々気が早い気もしますがそんなん知ったこっちゃない。1月まで待てません。
そして、テラスタルとの相性の良さからいつも比べられていたあのガブリアスガブリアスと強力な差別化要素を獲得しました。ガブリアスガブリアスと同じような戦術と言えど、似て似つかない独自の強さをもつフライゴンフライゴンについて解説していきます。
役割
シンプルなアタッカーです。
漢フライゴンフライゴン竜舞からの全抜きも視野に入れて動く。
持ち物
いかさまダイス
メインの攻撃技はスケイルショットになっているので確定で4発以上あたるダイスは必須です。
特性
ふゆう
これしかないんよこいつは。
性格・努力値と調整
H92
A252
S164
性格:ようき
・S2段階上昇で最速ブーエナテツノツツミテツノツツミ抜き
・火力不足を補うためAブッパ
・余りH
技構成
- 確定枠
- ・スケイルショット
- これがないと大抵のポケモンが倒せない。S上昇の追加効果は強力なので確定。
- ・じしん
- じめんタイプ界の最強技。タイプ一致で打てるのに採用しないのは考えらないので確定。
- ・りゅうのまい
- これ使わないと貧弱すぎるポケモンになってしまうので確定。
- 自由枠
- ・テラバースト
- 竜の舞1積みでもHBハバカミを倒せず、2積みでも乱数になるので採用しています。これに関しては自由です。
- 他の技
- ・であいがしら
- 虫タイプの先制技。仮想敵がいるなら採用するのもありかも。
- ・りゅうせいぐん
- 両刀になってしまうが、ヘイラッシャ対策などに強いかもしれない
テラスタル
はがね
抜群を全て半減にできる鋼です。
立ち回り例
- 基本立ち回り
まず、りゅうのまいを積めないと話にならないので起点作成要員などはお任せしますが、りゅうのまいからスケイルショット、じしんなどで全抜きを図る型になっています。
場合に応じてテラスタルで耐えてからの切り返し。ただ、耐久力は言うほど高くないので注意。
- S135族対面
竜舞一積みスケショで襷パオジアンを貫通。
竜舞一積みテラバでHBハバタクカミを確1
無理。逃げるしかないです。ここをピンポイントでメタルならだいもんじやりゅうせいぐんの採用もありです。ただ、火力はないです。
あのポケモンとの差別化点
この型のフライゴンを見ると一見ガブリアスと余り変わらないように思えるかもしれません。もしかしたら、火力や耐久が高い分ガブリアスの方が強いと思う方もいるかもしれません。
しかし、ガブリアスとは大きな差別化点が二つあります。
一つ目は、過去作と同様のりゅうのまいを覚えるというのと。
二つ目は、テラスタルとの相性の良さです。
この二つ目の理由にあたるのは今までゴミのような扱いをされてきたフライゴンの特性であるふゆうとテラスタルとの相性が極めて高いというところです。
まず、のガブリアスはテラスタルとの相性が良いのですが、それはフライゴンにも同じことが言えます。
しかし、今作のガブリアスの弱いところはテラスタルを切ってしまった後の全抜き性能が少々弱いというところになると思われます。その理由も今作のガブリアスのSではテラス後上から抜群をつかれやすいというのが現状です。また、裏からのガチグマ(アカツキ)を一撃で倒せず返しの地面技でやられたりする、スケイルショットを使わないと素早さ関係が逆転できないのが弱いです。
その点フライゴンは火力と素早さを同時にあげるりゅうのまいを使えたり、特性のふゆうのお陰でテラス後からガチグマ(アカツキ)の打点がほぼありません。
以上の点からガブリアスとの全抜き性能の差がフライゴンの方が高いと思われます。
与ダメージ計算
- りゅうのまい一積み想定で考えます。
- スケイルショット(5)
耐久無振りオーガポン
165 ~ 195 (106.5 ~ 125.9%) 確定1発
HB極特化カイリュー(マルスケ込み)
189 ~ 225 (95.5 ~ 113.7%) 乱数1発 : 84.68%
HBポリゴン2
75 ~ 90 (39.1 ~ 46.9%) 確定3発
H特化ガチグマ(アカツキ)
120 ~ 140 (54.6 ~ 63.7%) 確定2発
耐久無振りパオジアン
165 ~ 200 (106.5 ~ 129.1%) 確定1発
耐久無振りウーラオス(いちげき)
135 ~ 165 (77.2 ~ 94.3%) 確定2発
耐久無振りウガツホムラ
240 ~ 280 (133.4 ~ 155.6%) 確定1発
HB極特化カミツオロチ
190 ~ 240 (89.3 ~ 112.7%) 乱数1発 : 43.08%
無振りテツノツツミ
125 ~ 150 (95.5 ~ 114.6%) 乱数1発 : 87.48%
- じしん
HB極特化サーフゴー
162 ~ 192 (83.6 ~ 99.0%) 確定2発
耐久無振りイーユイ
258 ~ 306 (198.5 ~ 235.4%) 確定1発
HB極特化キョジオーン
132 ~ 156 (63.8 ~ 75.4%) 確定2発
耐久無振りテツノカシラ
216 ~ 254 (131.0 ~ 154.0%) 確定1発
耐久無振りテツノイワオ
258 ~ 306 (156.4 ~ 185.5%) 確定1発
HB極特化タケルライコ
164 ~ 194 (70.7 ~ 83.7%) 確定2発
- テラバースト(鋼)
HB極特化ハバタクカミ
176 ~ 210 (108.7 ~ 129.7%) 確定1発
HB極特化サケブシッポ
126 ~ 150 (56.8 ~ 67.6%) 確定2発
H特化キュウコン(アローラ)(壁込み)
218 ~ 258 (121.2 ~ 143.4%) 確定1発
被ダメージ計算
- テラスタルなし想定
A極特化カイリューの鉢巻ノマテラ神速
138 ~ 163 (82.7 ~ 97.7%) 確定2発
C特化ハバタクカミのムーンフォース
204 ~ 240 (122.2 ~ 143.8%) 確定1発
C極特化ガチグマ(アカツキ)のブラッドムーン
162 ~ 192 (97.1 ~ 115.0%) 乱数1発 : 81.25%
A特化オーガポンのじゃれつく
140 ~ 166 (83.9 ~ 99.5%) 確定2発(最大乱数でもHP1で耐える)
A特化オーガポン(いど)orオーガポンのツタコンボウ
117 ~ 138 (70.1 ~ 82.7%) 確定2発
C極特化サーフゴーのゴルラ
138 ~ 163 (82.7 ~ 97.7%) 確定2発
A極特化ウーラオス(いちげき)(水)の水流連打
135 ~ 162 (80.9 ~ 97.1%) 確定2発
A極特化ウーラオス(いちげき)のれいとうパンチ
228 ~ 272 (136.6 ~ 162.9%) 確定1発
A極特化パオジアンの氷の礫
232 ~ 276 (139.0 ~ 165.3%) 確定1発
C特化イーユイの悪の波動
112 ~ 133 (67.1 ~ 79.7%) 確定2発
C特化テツノツツミのドロポン
109 ~ 130 (65.3 ~ 77.9%) 確定2発
A特化ウガツホムラのドラゴンクロー
152 ~ 180 (91.1 ~ 107.8%) 乱数1発 : 43.75%
- テラス有り想定
C極特化ガチグマ(アカツキ)のブラッドムーン
81 ~ 96 (48.6 ~ 57.5%) 乱数2発 : 93.35%
C極特化ガチグマ(アカツキ)の真空波
64 ~ 76 (38.4 ~ 45.6%) 確定3発
A特化パオジアンの聖なる剣
156 ~ 184 (93.5 ~ 110.2%) 乱数1発 : 56.25%
C特化ハバタクカミの眼鏡シャドーボール
127 ~ 150 (76.1 ~ 89.9%) 確定2発
C極特化タケルライコの迅雷
82 ~ 97 (49.2 ~ 58.1%) 乱数2発 : 96.87%
A特化ウーラオス(いちげき)のドレインパンチ
156 ~ 186 (93.5 ~ 111.4%) 乱数1発 : 62.5%
苦手なポケモン
超高耐久ポケモンであるヘイラッシャやディンルーなど。
それからウーラオス(いちげき)です。抜群技を持っているケースが多い上に竜の舞一回だけでは耐久無振りであっても倒すこともできないくらい物理耐久があるので厄介。
相性の良い味方
万が一フライゴンが倒された時にカバーができるポケモン。例えば、ガチグマ(アカツキ)やヘイラッシャなど安定したポケモンと一緒だと心強いと思います。
それから、積み技を使うにあたって起点作成要員や壁張りができるポケモンも欲しいです。
例:キュウコン(アローラ)、カバルドン
最後に
過去作では何もかもがガブリアスの劣化のような扱いを受けていたフライゴンですが、テラスタルと死に特性との相性が相まってアタッカーとして今までにないくらい動かしやすくなったと思います。このフライゴンがレギュFでどこまでいけるのかが気になりますね。
質問などがあればぜひコメントしてください!