ハハコモリ- ポケモン育成論SV

【ねばねばネット】起点を作り出す母の愛

2023/09/19 17:34 / 更新:2023/09/27 09:51

ハハコモリ

HP:HP 75

攻撃:攻撃 103

防御:防御 80

特攻:特攻 70

特防:特防 80

素早:素早 92

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ハハコモリ  むし くさ  【 ポケモン図鑑 】

性格
ようき(素早 特攻)
特性
むしのしらせ
努力値配分(努力値とは?)
HP:4 / 攻撃:252 / 素早:252
個体値:31-31-31-x-31-31
実数値:151-155-100-x-100-158 (素早さ比較)
覚えさせる技
ねばねばネット / はたきおとす / とびかかる / むしのていこう
持ち物
きあいのタスキ
テラスタイプ
むし

ルール
指定しない
このポケモンの役割
サポート
登録タグ

考察

はじめに

追加DLC前編「碧の仮面」が配信開始となり、一部の過去作のポケモン達が解禁されました。

今回はその内の一匹であるハハコモリハハコモリハハコモリについての育成論を書いていきます。

久しぶりの育成論投稿なので、ミスなど至らない点があるかと思います。
コメントにて優しくご指摘頂けると幸いです。

ハハコモリについて

ハハコモリハハコモリは第5世代のBWで初登場した、むしタイプくさタイプタイプのポケモンです。
ヒウンシティのアーティが使っているイメージが強いですね。

しかしながら、むしタイプくさタイプという不遇なタイプのせいもあって、ランクマッチではあまり見かける機会はありませんでした。

種族値自体は「75-103-80-70-80-92 合計500」と案外悪い数値ではありません。
また、最強の設置技「ねばねばネット」を覚え、その他にも優秀な補助技を覚えることが出来ます。

そんなハハコモリの長所を活かした型を考察したため、最後まで読んで頂けると幸いです。

コンセプトと役割

ねばねばネット」を設置し、相手より速く動ければ「とびかかる」「むしのていこう」で攻撃 or 特攻を下げたり、「はたきおとす」で相手の持ち物を判別しつつ無効化する立ち回りを行います。

持ち物

きあいのタスキ
HPが満タンの時、瀕死になるダメージを受けると必ず1残るアイテム。
必ず「ねばねばネット」を設置するために確定です。
HPが3分の1になるので、特性「むしのしらせ」を発動させることも出来ます。
ダブルウイング」「つららばり」「ロックブラスト」を上から打たれるとキツイです…

特性

むしのしらせ
HPが3分の1になると、むしタイプ技の威力が1.5倍になる特性。
前述した「きあいのタスキ」との相性も良い。ほぼ確定。
ようりょくそ
天候が「晴れ」のとき、素早さが2倍になる特性
晴れパ起動役も兼ねるのであればこちら。
ぼうじん
天候「砂嵐」の砂ダメや、「キノコのほうし」や「しびれごな」などの粉系の技を無効化する特性。
ハハコモリハハコモリは草タイプなので粉技はそもそも無効ですので、砂ダメを防ぐ為だけの特性。ほぼ無意味。

性格・努力値と調整

○性格

  • ようき

素早さが上がり、特攻が下がる性格

○努力値
A・・・252
S・・・252

出来るだけ多く行動したいので最速です。
素早さ実数値は158となり、素早さラインは以下の通りです。

技構成

ねばねばネット
タイプむしタイプ/分類 変化/威力 -/命中 -
使用後、相手はポケモンを交代する度に、出てきたポケモンの「素早さ」ランクが1段階下がる。
ひこうタイプタイプや特性「ふゆう」のポケモンを影響を受けない。
コンセプト上確定です。これにより、裏のポケモンで普通では抜くことが出来なかったポケモンが抜けるようになったり出来ます。
また、変化技を無効化するサーフゴーサーフゴーに対しては、「ステルスロック」と同じ設置技のため打つことが出来ます。
⚠️注意⚠️
ハバタクカミハバタクカミテツノツツミテツノツツミなどの「こだいかっせい」「クォークチャージ」は「ねばねばネット」の判定が先に入るので、AやCが上昇し、思わぬ負け筋に繋がる可能性があります。
また、オーガポンオーガポンコノヨザルコノヨザルドドゲザンドドゲザンミロカロスミロカロスエンペルトエンペルトなどの「まけんき」「かちき」のポケモンには注意が必要です。
とびかかる
タイプむしタイプ/分類 物理/威力80/命中100
100%の確率で相手の攻撃ランクを1段階下げる。
相手が物理アタッカーであれば、「きあいのタスキ」やドンファンドンファンオーガポン(いしずえ)オーガポン(いしずえ)などの「がんじょう」などを潰しながら攻撃を下げられ、起点になるのを防ぎます。
特性「むしのしらせ」も適用されます。
むしのていこう
タイプむしタイプ/分類 特殊/威力50/命中100
100%の確率で相手の特攻ランクを1段階下げる。
相手が特殊アタッカーであれば、「きあいのタスキ」やジバコイルジバコイルの「がんじょう」などを潰しながら特攻を下げられ、起点になるのを防ぎます。
特殊技で、「とびかかる」より威力も低いので追加効果目的の技となります。
はたきおとす
タイプあくタイプ/分類 物理/威力65/命中100
相手が道具を持っている場合、ダメージが1.5倍になり、さらに道具を持っていない状態にする。
相手の道具を無効化しつつ、アイテム次第では相手の型を読むことも出来ます。
サーフゴーサーフゴーラウドボーンラウドボーンへの打点にもなるのもえらいです。
しかし、「きあいのタスキ」で耐えたあと、相手の「ゴツゴツメット」をはたきおとすと、ゴツメダメージでこちらが倒れると、ゴツメが落とされないクソ仕様があります。(主はハハコモリハハコモリを使ってて初めて知りました…)
とびつく
タイプむしタイプ/分類 物理/威力50/命中100
100%の確率で相手の素早さランクが1段階下げる。
「ねばねばネット」を設置したとき、その時対面していた相手の素早さは下げることが出来ないため、この技があれば裏のポケモンをさらに通しやすくなります。
「とびかかる」と「とびつく」なにが違うんですかね…?笑

サポート役なので、追加効果に重点を置いて考察してきましたが、タイプ一致の通常攻撃「リーフブレード」「シザークロス」も覚えます。

他の「ねばねばネット」を覚えるポケモンとの比較

「ねばねばネット」を覚える最終進化のポケモンはワナイダーワナイダーコロトックコロトックアメモースアメモースアリアドスアリアドスハハコモリハハコモリアブリボンアブリボンクワガノンクワガノンの7体のみとなっています。

素早さ種族値ランキングは
1位アブリボンアブリボン(124)、2位ハハコモリハハコモリ(92)、3位アメモースアメモース(80)となっており、比較的速く「ねばねばネット」を設置することが出来ます。

攻撃種族値ランキングは
1位ハハコモリハハコモリ(103)、2位アリアドスアリアドス(90)、3位コロトックコロトック(65)となっており、最も高い種族値で攻撃することが可能です。

この7体のうち、「とびかかる」「むしのていこう」「はたきおとす」を両立出来るのはハハコモリハハコモリアリアドスアリアドスコロトックコロトックワナイダーワナイダーとなっており、この4体の中ではハハコモリハハコモリが最もこの型で運用しやすいことが分かります。

また、素早さがハハコモリハハコモリもり高いアブリボンアブリボンは特性「りんぷん」で相手の技の追加効果が発生しない「おんみつマント」を持っているのと同じ性能を持ち、パオジアンパオジアンの「つららおとし」やオオニューラオオニューラなどの「ねこだまし」などで怯むことがありません。
より速く、安定して「ねばねばネット」を設置することに特化するのであればアブリボンアブリボンの方が良いでしょう。

しかし、同じ型でアブリボンアブリボンを使おうとした場合、「はたきおとす」を覚えず、サーフゴーサーフゴーラウドボーンラウドボーンなどに対する打点が「どろぼう」しかありません。
加えて、アブリボンアブリボンは攻撃よりも特攻が高いので、「ねばねばネット」を設置した後の、追加効果狙いの技の「とびかかる」「とびつく」の火力に関しては、特性も合わせて圧倒的にハハコモリハハコモリの方が優れています。

テラスタル

むしタイプ
基本的にテラスタルしませんが、特性「むしのしらせ」も相まって、むしタイプタイプの技がタイプ一致補正2倍 × むしのしらせ補正1.5倍で合計3倍の威力で放てます。

立ち回り例

  1. 先発で繰り出す。
  2. 「ねばねばネット」を設置する。
  3. 相手の型や状況に合わせて「とびかかる」「むしのていこう」「はたきおとす」などを選択します。

与ダメージ計算

・火力を期待するポケモンでは無いので最低限記載します。
・攻撃するときは大体「むしのしらせ」発動圏内なので、「とびかかる」には「むしのしらせ」補正を載せて計算します。

とびかかるカイリューカイリューH252
マルチスケイル
11.6~13.6%
乱数8発
パオジアンパオジアンH4135.4~160.6%
確定1発
ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)B424.5~29.1%
乱数4発(99.96%)
オーガポン(かまど)オーガポン(かまど)H443.6~51.3%
乱数2発(6.64%)
ディンルーディンルーHB特化62.6~74.1%
確定2発
はたきおとすサーフゴーサーフゴーH461.4~72.4%
確定2発
サーフゴーサーフゴーH25251.6~60.9%
確定2発
サーフゴーサーフゴーHB特化37.2~44.4%
確定3発
ラウドボーンラウドボーンHB特化32.2~38.8%
乱数3発(98.09%)
与ダメージ計算

苦手なポケモン

「ねばねばネット」が設置出来れば十分に仕事は果たせているので、気をつけるべきは以下の通りだと考えます。

・「ダブルウイング」「つららばり」「ロックブラスト」など効果抜群の連続技
・上からの「ちょうはつ」や「こだわり系トリックすりかえ
エーフィエーフィブリムオンブリムオンの特性「マジックミラー

相性の良い味方・構築例

攻撃力は高いのに素早さが絶妙に足りていなかったりする、中速アタッカーのポケモンを活躍されるのに適しています。

自分は草統一パに入れてオーガポン(かまど)オーガポン(かまど)をエースとして運用していました。

さいごに

最後まで読んで頂きありがとうございます。

実際にカジュアルバトルで運用してみてかなり活きる試合が多く、ハハコモリハハコモリのお陰でかなり高い勝率でした。

アドバイスや指摘などがありましたら、コメント欄にお願いします!

投稿日時 : 

最終更新日時 : 2023/09/27 09:51

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コメント (6件)

  • ページ:
  • 1
23/09/20 05:13
1ポケモンに母性を求める派
苦手なポケモンの所、エーフィがリーフィアになってますよ
23/09/20 08:59
2さっと (@dragalialoster)
>>1
なんというミス…笑
ありがとうございます、訂正します
23/09/23 14:38
3ミヤビ@草と霊の使い手 (@agoddessofthev2)
投稿お疲れ様です!
ねばねばネット持ちの中でもSが1番高く、撒いて終わりになりにくいのがいいですよね!

1点、「こだいかっせい」と「クオークチャージ」はねばねばネットの判定後に発動するので意図しない能力があがる(特に多そうなのはSブースト調整の相手のCやAが上がってしまう)ことでの負け筋もあるかもしれないので注意書きはあったほうがいいかもしれません
23/09/23 17:15
4さっと (@dragalialoster)
>>3
コメントありがとうございます。
判定の仕様、初めて知りました!
記載しておきます!ありがとうございます!
23/09/27 03:24
5くろいの (@ac09a91cia)
>>3
ねばねばネット最速はアブリボンアブリボンなんですよ…

そして投稿主様、そのアブリボンアブリボンとの差別化点をお書き頂ければと思います。
あちらは特性のおかげで実質隠密マント+アイテム(タスキ)という安定感も備えつつ本育成論と同じく「とびかかる」「むしのていこう」も覚えてしまいます。
23/09/27 09:36
6さっと (@dragalialoster)
>>5
コメントありがとうございます。
自分が>>3の方の訂正をし損ねてました。すみません。

差別化について、一応本文の方で言及はしているのですが、アブリボンアブリボンは「はたきおとす」を覚えず、サーフゴーサーフゴーラウドボーンラウドボーンへの打点が物理技の「どろぼう」しかない点です。
一方ハハコモリハハコモリはA種族値が103あり、「はたきおとす」を覚え、「とびかかる」「とびつく」(特殊技ですが「むしのていこう」も)に特性「むしのしらせ」の補正を乗せることが出来、アブリボンアブリボンより高い威力の物理技でサポート出来ます。

アブリボンアブリボンの方が素早さは上ですし、特性で怯まず行動保証は取れているため、「ねばねばネット」を設置することにおいては、アブリボンアブリボンを推奨しています。

要するに、「ねばねばネット」を設置した後の追加効果狙いの技の威力については、同じ型で運用するとなるとハハコモリハハコモリの方がダメージも出ますし、「はたきおとす」で相手の持ち物を無効化することも可能であるため、出来ることが変わってきます。

物理と特殊というのもありますし、タイプも違うのでそこも差別化点だと思います。

今書いてある差別化点だけでは説明不足だったので、書き足しておきます!
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