ヘイラッシャ- ポケモン育成論SV

初投稿です。
今回は「ウェーブタックル」で負荷をかけつつ、受け破壊も行えるヘイラッシャの型を考察していきます。

• 各ステータスを以下のように表記します

H:HP A:攻撃 B:防御 C:特攻 D:特防 S:素早さ

• 特に表記がない限り、全て理想個体とします

• ダメージ計算ツールは『VS SV』を使用しています

採用理由と役割

攻撃型ポケモンのクッションとなりつつ、素早さに振ることにより一撃必殺技で突破しにきたキョジオーンドドゲザンヘイラッシャに有利に立ち回れます
またテラスタル「ウェーブタックル」によってサイクルの中で負荷をかけていくことも可能です

• Sを無振り60族抜き抜きまで振ることにより、ヘイラッシャキョジオーン型次第ではありますがドドゲザンの上を取ることができます

ドドゲザンを意識した50族抜き抜きでもいいですが、この型は素早さで上を取ることが非常に大切な為、60族抜き調整をしたドドゲザンを抜くこの調整を採用しました

無振りジバコイルの上を取ることができ、交替際にテラスタル「ウェーブタックル」を当てることにより、83.98%の確率で素早さ無振りジバコイルに勝つことができます

持ち物

この型で使うなら「たべのこし」1択です
「みがわり」と「まもる」でHPを管理していきます

特性

「てんねん」です
積み技を無効化できます
キョジオーンの鉄壁→ボディプレで「みがわり」が壊されなくなります

性格・努力値と調整

性格はわんぱくです
「ようき」より「わんぱく」の方が努力値配分の効率がいいです

• H252振りにより実数値が257となり、「たべのこし」回復効率が最大となります

• A36振りによりテラスタル「ウェーブタックル」でヘイラッシャのみがわりを超高乱数２発で壊せるようになります

• S212振りにより無振り60族まで抜けます

60族抜き調整のドドゲザンや無振りジバコイルの上から動けるようになります

技構成

• ウェーブタックル

「アクアブレイク」と選択になります
「アクアブレイク」のメリットは反動ダメージがないことです
一方デメリットは威力が高くないことと、追加効果のせいで負けん気ドドゲザンが重くなることです
ヘイラッシャが突破された後、負けん気で攻撃が上がったドドゲザンに三縦、といったことが過去にありました

「ウェーブタックル」のメリットは威力が高いことです
反動ダメージが痛いですが水テラスタルと組み合わせることにより、交代で出てきたサザンドラやドラパルトに負荷をかけられます
またテラスタルすることにより、ゴーストキョジオーンの「みがわり」を確定で壊すことができます
ヘイラッシャの「みがわり」も99%の高乱数で破壊可能です

• みがわり

確定技です
ヘイラッシャキョジオーンの上から「みがわり」をはることにより、「じわれ」を回避することができます

• まもる

個人的におすすめ技です
たべのこしと相性がよく、素早さに努力値を割いている分、
防御特化より低めの耐久を補うことができます
また拘りアタッカーに対して、様子見の「まもる」が非常に刺さります

• じわれ

確定技です
ヘイラッシャキョジオーンドオーなど耐久ポケモンを突破するために使います
この技を使って試行回数を増やすか、ウェーブタックルでダメージを与えるかは状況によって使い分けます

テラスタル

水テラスタルです
ウェーブタックルの火力をあげ、負荷をかけていきます

立ち回り例

• vsヘイラッシャ

「みがわり」→「じわれ」で突破します
相手が「みがわり」をしてきた場合、テラスタル「ウェーブタックル」で無理矢理「みがわり」を破壊します
TODも考えるとこちら有利で立ち回れます

• vsキョジオーン

「みがわり」→「じわれ」で突破します
相手が飛行テラスタルしてきた場合、テラスタル「ウェーブタックル」を使ってダメージを与えていきます
相手が防御特化であっても低乱数3発となるため、
「じこさいせい」のPP切れを狙うか、もしくはTODを考えます
キョジオーンにヘイラッシャを後投げする場合、交替際に「しおづけ」を食らわないよう注意してください

• vsコノヨザル

相手の「アンコール」が怖いため余計なことはせず、「じわれ」を連打します
「みがわり」型は少ない為警戒しなくていいと思いますが、
一応「ウェーブタックル」で防御特化コノヨザルの「みがわり」が確定で壊せます

• vsドドゲザン

以下ドドゲザンの攻撃行動は「ドゲザン」→「ドゲザン」→「ふいうち」前提とします

削れば裏で倒せそうな場合、「ウェーブタックル」で攻撃していきます。
「たべのこし」と「まもる」を使って反動込みでも悪テラスタルドドゲザンの攻撃は確定三発となるので、上から二回殴ることができます

裏で倒せない場合は初手「みがわり」をします
ドドゲザン「ハサミギロチン」の場合、「みがわり」で回避することにより「じわれ」の試行回数を増やすことが可能です
悪テラスタル「ドゲザン」の場合、「まもる」を使うことにより「みがわり」で削れたHPを補い確定三発にできます
悪テラスタルドドゲザンであっても二回「じわれ」をうてるため、最低でも49%で勝利できます

ハチマキドドゲザンの場合、素早さ振りのお陰で上から二回動くことができます

ドドゲザンとそうだいしょう発動前に対面した場合、高確率で「ハサミギロチン」をうってくるため「みがわり」が安定行動となります
上から「みがわり」がうてることが、この型最大のメリットです

与ダメージ計算

以下「ウェーブタックル」の与ダメージです

• 無振り　サザンドラ

23.3〜27.5%　　乱数４発(70.35%)

• 無振り　ドラパルト

30.4〜35.8%　　乱数３発(34.35%)　

• 無振りノーマル(マルスケ無)　カイリュー

45.1〜53.0%　　乱数２発(28.9%)

• H振りゴースト　キョジオーン

28.0〜33.3%　　乱数３発(0.02%)

• 防御特化　クエスパトラ

34.1〜40.5%　　確定３発

• 防御特化　コノヨザル

26.7〜32.2%　　確定４発

以下水テラスタル「ウェーブタックル」の与ダメージです

• 無振り　サザンドラ

31.1〜37.1%　　乱数３発(78.1%)

• H振り　ドラパルト

30.7〜36.4%　　乱数３発(57.93%)

• 無振りノーマル(マルスケ無)　カイリュー

60.2〜71.0%　　確定２発

• 無振り　ガブリアス

54.6〜64.4%　　確定２発

• H振り　ドドゲザン

39.6〜47.3%　　確定３発

• 防御特化ゴースト　キョジオーン

28.0〜33.8%　　乱数３発(0.17%)

• 防御特化　ヘイラッシャ

12.7〜14.7%　　乱数７発

被ダメージ計算

• A特化ノーマル(ハチマキ)　カイリュー　「しんそく」

36.1〜43.1%　　確定３発

• 無振り　ガブリアス　「じしん」

22.5〜26.8%　　乱数４発(24.19%)

• 無振り　ガブリアス　「ドラゴンテール」

13.2〜16.3%　　乱数７発

• A特化悪(そうだいしょう)　ドドゲザン　「ドゲザン」

41.2〜49.0%　　確定３発

• 防御特化　キョジオーン　「ボディプレス」

15.9〜19.0%　　乱数６発

• 無振り　キョジオーン　「しおづけ」

6.2〜7.3%　　　乱数14発

• 無振り　キョジオーン　「じしん」

9.3〜11.2%　　　乱数９発

• 無振り　ドオー　「じしん」

14.3〜17.5%　　乱数６発

相性の良い味方・構築例

高火力ドラゴン技が辛いので、フェアリータイプと組ませると扱いやすいです

初投稿ということで色々突っ込みどころはあると思いますが、非常に強い型なので一度使っていただけると幸いです