ポケモンパーティ構築(シングル)
【S8シングル 最終848位】ギャグから始まるギミックリレー 〜ヤドキング・テツノツツミ・ガチグマ〜
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使用ポケモン
- ガチグマ@かえんだま(いじっぱり)こんじょう
- HP:140 / 攻撃:252 / 特防:116
/
- 実数値:223-211-125-58-115-70 / 個体値:31-31-31-31-31-31
- からげんきじしんテラバーストつるぎのまい
構築のエースとして採用しました。
鬼火で止まらない物理アタッカーでありながら数値受けが成立しない強力な物理アタッカーです。
トリックルーム下においては環境のほぼすべてのポケモンに有利対面となりうるポテンシャルの高さから、このポケモンのためだけにギミックを採用する価値があります。
一方で、このポケモンを強く使う上での制約はやはり重く、トリックルームのターン内に勝ちきることが重要なポケモンでもあります。
また、メインウエポンのノーマル技と地面技がどちらもメジャーなタイプに無効にされるため、例えばカイリュー+
サーフゴーのような並びで簡単に一貫を切られることから技選択が難しいポケモンでもありました。
そのため、ガチグマは先発よりも相手にテラスを切らせた後の詰めの適性が高いです。
技構成は空元気・地震・剣の舞までは確定として、残りの1枠が選択になると思います。
本構築におけるガチグマのサブウエポンとしては
カイリュー+
サーフゴーの並びを意識して電気のテラバーストを採用しています。
カイリューの飛行テラバーストや
サーフゴーのゴールドラッシュをケアしながら安全に剣の舞を積むことができ、また電気技は本環境において意外に一貫しやすいことから使用感は良好でした。
他のサブウエポンでは火力不足から択になりがちな場面においても、テラバーストであれば火力不足に悩みにくくお薦めです。(物理防御特化のサーフゴーに対して電気テラバーストが中乱数2発)
選出率は3位。
調整
H:16n-1
A:特化
D:余り
- ヤドキング(ガラル)@メンタルハーブ(のんき)さいせいりょく
- HP:244 / 防御:252 / 特防:12
/
- 実数値:201-85-145-130-132-31 / 個体値:31-31-31-31-31-0
- ぶきみなじゅもんどくどくトリックルームさむいギャグ
個人的にこのシーズンで追加されるポケモンの中で最も注目していたポケモンです。
しかし、環境にあまりにも天敵(ハバタクカミ・
パオジアン・
サーフゴーなどなど)が多く、受けとして採用するにはかなりの向かい風だったと思います。
本構築では搦手となる技の豊富さと1回は攻撃を受けることができる耐久を活かして、展開役兼クッションとしての採用をしています。
採用技は構築のコンセプトとなるトリックルームと寒いギャグは確定で、カイリューや
ディンルーに打ちたい毒毒を採用。
最後の一枠には不気味な呪文を採用しています。
この不気味な呪文がユニークでありながら非常に悩ましい技で、音技であることから身代わりを貫通効果を持っており、また相手の最後に使った技のPPを3減らす追加効果を持っています(隠密マントで無効にされる)。
そのため、トリックルームや壁の弱点である身代わりや回復技の連打によるターン稼ぎにわずかながら耐性をつけることができ、この技のお陰で勝てた試合も確かに何戦かありました。
一方で目の前の身代わりを壊す手段を持たないことから、不意の高耐久ポケモンの身代わりで思わぬ負け筋につながることもあったため、サイコキネシスとは好みによって相談なのかなと思います。
雪の展開要員としてテツノツツミと組み合わせるに当たっては特性で雪を降らせることができる
ユキノオーと組み合わせることが有名ですが、構築の匿名性の高さやテツノツツミに使える雪ターンの長さを考えると個人的にはトリックルームの有無を問わず
ヤドキング(ガラル)の採用を推したいです。
構築の要であり選出しないと勝ち筋がないことから、選出率は1位。
調整(耐久ライン)
H:3n(再生力意識)
HB:意地っ張りランドロス(化身)の地震耐え
意地っ張りパオジアンのかみくだく耐え
陽気水ウーラオス(いちげき)の水流連打2耐え
HD:臆病ハバタクカミのシャドーボール耐え
臆病眼鏡ハバタクカミのシャドーボール中乱数1発(68.75%)
S:最遅
- テツノツツミ@ひかりのねんど(おくびょう)クォークチャージ
- 特攻:252 / 特防:4 / 素早:252
/
- 実数値:131-90-134-176-81-206 / 個体値:31-31-31-31-31-31
- ハイドロポンプフリーズドライふぶきオーロラベール
持ち物を考慮しなければ環境最速のアタッカーであり,本構築では壁要員を兼ねての採用です。テツノツツミ自体はエナジーブースト型と眼鏡型で環境に存在する型と技構成はほぼ定まっていることから、壁型は考慮されていないといいなと思いながら使っていました。
このポケモンはハイドロポンプ+フリーズドライで攻撃面の技範囲は事足りていることから補助技の適性が高く、オーロラベールを組み込んでも攻撃面の性能が落ちないことが偉いです。
環境で数少ない雪との相性が非常に良いポケモンです。
雪の恩恵として、攻撃面では命中不安のハイドロポンプと火力不足のフリーズドライの隙を埋める吹雪がシンプルに強い技であるため、技構成としても丁度良く4枠目に入ります。
防御面においては雪の防御UP効果と壁の相乗効果により、特に物理方面での硬さがとんでもないことになります。
一例を挙げると陽気パオジアンの聖剣2回と不意打ちを余裕を持って耐えることから、対面から壁を張った上で処理することが可能になります。
また、自身に火力があり壁の展開役とアタッカーを兼業できるため、交代や退場による壁ターンのロスが発生しないことも壁要員としては唯一無二で強い要素だと考えます。。
天候要員を用意してまでテツノツツミで壁を張るかは構築や環境との相談だとは思いますが、壁構築の選択肢には十分入れて良い性能だと思いました。
ヤドキング(ガラル)と共に殆どの試合で選出し、選出率は2位。
- コノヨザル@たべのこし(ようき)やるき
- HP:188 / 防御:220 / 素早:100
/
- 実数値:209-135-128-63-110-135 / 個体値:31-31-31-31-31-31
- ふんどのこぶしドレインパンチビルドアップちょうはつ
一般的に壁コノヨと呼ばれているあいつです。
本環境からはウーラオス(いちげき)という壁構築の天敵が現れましたが、それでもシンプルに壁と相性の良く、性能の高いポケモンだと感じました。
このポケモンを使うに当たっては、相手から攻撃されずに火力を出せない状態のまま壁ターンを切らされることがわかりやすい負け筋になります。
そのため、相手の攻撃に合わせて無理やり後出しして憤怒のスタックを貯めることが地味ですが重要なポケモンだと思います。
シーズン8では環境の中期からほとんどの構築にハバタクカミが組み込まれていてテラスタルを強要されることから、昔のように壁下で雑に投げて強いという時代は終わっていることを感じました。
一方でガチグマ対策のポケモンは特殊なポケモン(
アーマーガア・
ミミズズ・
フワライドなど)が多く、それらポケモンや
カイリュー・
サーフゴーに対して有利であることから、相手を選んで投げれば必ず活躍するポケモンでした。
選出率は4位。
- 調整
H:16n+1
B:余り
S:最速70族抜き
- マリルリ@オボンのみ(いじっぱり)ちからもち
- HP:228 / 攻撃:252 / 素早:28
/
- 実数値:204-112-100-72-100-74 / 個体値:31-31-31-31-31-31
- アクアブレイクじゃれつくアクアジェットはらだいこ
ここまでイーユイがどうしても重く、選出を抑制する効果の期待を込めての採用しました。
壁+トリックルームとの相性が悪くなく、第3のエースとなることも期待をしていました。
しかし、カイリューや
ウーラオス(いちげき)がどの構築にもいて腹太鼓+アクアジェットの通りが悪いこと、不意の水テラスが多くて見えない負けのリスクが大きいことから信用できずにほとんど出してあげることができませんでした。
また、わかりやすくイーユイの牽制になるかと思っていたのですが、大体は選出されていたので効果としても疑問でした。
最後までイーユイが構築の課題となっていたので、もし参考にしてくださる方がいらっしゃればここらへんが改善点になると思います。
選出率5位。
- 調整
H:4n
A:ぶっぱ
S:余り
- サザンドラ@ゴツゴツメット(いじっぱり)ふゆう
- HP:188 / 攻撃:164 / 素早:156
/
- 実数値:191-160-110-130-110-138 / 個体値:31-31-31-31-31-31
- かみくだくテラバーストりゅうのまいちょうはつ
イーユイの抑制になることと地面の一貫を切れることの条件を満たしつつ壁の相性や対受け構築の性能が高いポケモンを探していたらこうなりました。
浮遊+鋼テラスが今の環境で強く、カイリュー{へイラッシャ}
ハバタクカミ
ドオー
クレセリア
ランドロス(化身)等々机上論では多くのポケモンを積みの起点にしながら倒すことができるのではないかと思いました。
しかし、スタンダードな構築が相手だとガチグマや
コノヨザルを選出すれば良く、受け構築にはほとんど当たらなかったため、選出する機会が自然と来なかったです。
単体の要素としては強いものがあるとは思いますが、本構築ではほぼ見せポケでした。
選出率6位。
- 調整
H:16n-1
A:余り
S:+1で最速テツノツツミ抜き
戦術と解説
投稿日時 : 2023/08/01 20:43
最終更新日時 : 2023/08/02 18:36
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