ユキノオー- ポケモン育成論SV

サクっと受け破壊、防音やどみがユキノオー

2022/12/20 07:36 / 更新:2022/12/30 02:28

ユキノオー

HP:HP 90

攻撃:攻撃 92

防御:防御 75

特攻:特攻 92

特防:特防 85

素早:素早 60

ツイート4.584.584.584.584.584.584.584.584.584.58閲覧:17768登録:21件評価:4.58(7人)

ユキノオー  くさ こおり  【 ポケモン図鑑 】

性格
おだやか(特防 攻撃)
特性
ぼうおん
努力値配分(努力値とは?)
HP:252 / 防御:4 / 特攻:4 / 特防:180 / 素早:68
個体値:31-0-31-31-31-31
実数値:197-87-96-113-140-89 (素早さ比較)
覚えさせる技
みがわり / やどりぎのタネ / ぜったいれいど / れいとうビーム
持ち物
たべのこし
テラスタイプ
ゴースト

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ルール
シングルバトル
このポケモンの役割
特殊受け
登録タグ

考察

(20221229修正)
今回はじめて育成論を投稿させていただきます。
ユキノオーユキノオーユキノオーはこの世代で強いと思ってよく使っていて、アタッカーや壁張りなど多彩な役割を持てます。特に今世代で天候雪に防御UPの効果が付くなど使いやすさも上がっており、様々なパーティに単体で採用できるスペックがあると考えています。
その中でも今回は受け破壊に特化した型をご紹介しますので、良ければ最後までご覧ください。

採用理由と役割

まずはじめに、積みエースの裏選出として単体で広い受けポケモンを破壊できる技のぜったいれいどを覚えるポケモンを探したところ、この環境ではユキノオーユキノオーユキノオーかフリージオフリージオフリージオあたりかと目星を付けました。
フリージオフリージオフリージオもふゆうと高い素早さで受けに強く出られそうだと思いましたが、B方面があまりに脆くキョジオーンキョジオーンのしおづけにも下手に後出しできないことと、現在天然受けとしてトップクラスのラウドボーンラウドボーンへの明らかな強さを見込んで防音ユキノオーユキノオーユキノオーに決めました。

持ち物

たべのこし
みがわりと相性がよくサイクルに強くなるたべのこしでいいかと思います。

特性

ぼうおん
今回の型は環境に多くいる受けポケモンを破壊したいので、トップクラスの性能を誇るラウドボーンラウドボーンのフレアソングを無効にできるこの特性で確定します。
あとはみがわり貫通である音技を全て無効にできるので、みがわりとの相性もいいです。

性格・努力値と調整

おだやかH252 B4 C4 D180 S68
(実数値H197A87(A0)B96C113D140S89)

Hは耐久指数を上げるためにぶっぱ
Sは無振りアーマーガアアーマーガア抜き抜き
Dはみがわりが無振りラウドボーンラウドボーンのシャドーボールを高乱数耐え
(自分の使っているツールでみがわりのダメージ計算ができるものが無いので、曖昧な表現でお許しください)

修正前はBD共に振っていましたが、数十戦ランクマッチで使用したところラウドボーンラウドボーンのシャドーボール所持個体が多かったのとヘイラッシャの数が減っていたため特防側に寄せました。
これにより相手が役割対象を出してこなかった場合でも特殊受けとしての役割が持ちやすくなりました。

Hは実数値195にすると食べ残し込みでみがわりが5回張れるのでみがわり持ちならよくある調整なのですが、このポケモンの数値がギリギリすぎるのでみがわりの耐久を伸ばすためにぶっぱしました
Sを最低限S4振りアーマーガアを抜けるまで振り、残りをHDに振り切って端数をBCに振った形です。

技構成

【確定】
みがわり
やどりぎのタネ

【選択】
・かなりおススメ
れいとうビーム
だいちのちから
くさわけ

・割とおススメ
ギガドレイン
こごえるかぜ
ひやみず

・当てられる自信のある人にはおススメ
ぜったいれいど

”有利な相手に受け出ししてみがわりで取ったアドバンテージで相手を崩す”事が目的なので、みがわりとやどりぎのタネ以外は割と選択肢が広いと思います。

後は行動回数を盾にぜったいれいどを撃つのも強く、もう少し早い相手に上からやどみができるくさわけも役割範囲を広げて良い感じです。

後は順当に技範囲を活かすだいちのちからを入れるのも使いやすいかと思います。
ぜったいれいどは当てられるとゲームエンドさせられる性能がありますが、あまりに当てないので自分は外そうかと考えてます…
そもそもハメられる相手には一生やどみがで安全なので、ぜったいれいどを撃つ理由が割と薄めではあります。
じゃあユキノオーじゃなくていいじゃないかという話ですが、ラウドの前で安全にやどみがでハメられるのは結局こいつしかいませんでした。

テラスタル

ゴースト
受けポケモンが採用しがちなボディプレスを透かせるゴーストか、ボディプレスを半減してじわれを透かせる飛行のどちらかで考えましたが、飛行はキョジオーンキョジオーンに弱くなるのでゴースト微有利くらいです。環境によってどちらもありえますが、じわれに関してはみがわりを積極的に張ることで対応できるので、遂行速度で負ける可能性のあるボディプレスを重く見る方がいいと判断しました。

またすりぬけドラパルトドラパルト一番の敵なので、炎を半減できるタイプや物理も含め高火力なドラゴン技に対応しやすいフェアリーもいいと感じました。

基本このポケモンにテラスタルは切らない事が多いので、パーティと相談でピンポイントで厄介な相手にメタを張れるタイプでもいいと思います。

立ち回り例

役割対象であるヘイラッシャヘイラッシャラウドボーンラウドボーンアーマーガアアーマーガアドオードオーキョジオーンキョジオーンモロバレルモロバレルドヒドイデドヒドイデ等に合わせた後、基本初手みがわりから入ります。
交代際にどくどくなど撃たれないように挑発をあらかじめ入れておいたり、どくどくの入らない鋼タイプから交換したりしてケアできればベターです。

対面からならみがわりで様子見してから相手の有効打を見てテラスタル+みがわりしたり、充分受けられるようならやどりぎのタネやぜったいれいどで押していきます。

また、相手によってテラスタルを切るか切らないかが重要ですので、相手の裏のポケモンも考えながら判断してください。例えばじわれやボディプレスを撃ってきたり明らかにダメージを減らしてみがわりで受けられるような場合はテラスタルを切ってもいいですが、切らなくてもやどりぎのタネの回復で撃ち合えたりどくどくやおにびなどを透かす必要もない場合は敢えて残す選択を取ると後のサイクルが自由にできます。

基本的にテラスタルを切った方がいい相手はキョジオーンキョジオーンアーマーガアアーマーガアで、切らなくてもいい場合が多い相手はヘイラッシャヘイラッシャラウドボーンラウドボーンドオードオーあたりです。

あと小技として、ゴーストテラスタルをしてかげふみやとおせんぼう等の逃げられない状態から脱出できるようになる事も覚えておくと役に立つかも知れません。

与ダメージ計算

やどりぎのタネでの嵌めやぜったいれいどでの突破を狙っていく型であまりダメージ計算に意味はないので、主要な相手だけ記載します。

無振りサザンドラサザンドラサザンドラ
 れいとうビーム 確定2発
 こごえるかぜ  確定3発

無振りサーフゴーサーフゴーサーフゴー
 だいちのちから 乱数2発(10.54%)

無振りマルチスケイルカイリューカイリューカイリュー
 れいとうビーム 確定2発(マルスケ無ければ1発)

H252振りマルチスケイルカイリューカイリューカイリュー
 れいとうビーム 乱数2発(96.48%)

無振りガブリアスガブリアスガブリアス
 れいとうビーム 確定1発

無振りマスカーニャマスカーニャマスカーニャ
 れいとうビーム 乱数1発(6.25%)

無振りマリルリマリルリマリルリ
 ギガドレイン 確定2発
 エナジーボール 確定2発

H252とつげきチョッキマリルリマリルリマリルリ
 ギガドレイン 乱数3発(69.92%)
 エナジーボール 確定3発

H252ヘイラッシャヘイラッシャヘイラッシャ
 ギガドレイン 乱数2発(12.89%)
 エナジーボール 確定2発

被ダメージ計算

みがわり被ダメ
このユキノオーのみがわりがHP49なので、それを超えるか超えないかでざっくりこのくらい耐えそうかな?で判断しています。

A252ヘイラッシャヘイラッシャヘイラッシャ
 ウェーブタックル 42 ~ 51

無振りラウドボーンラウドボーンラウドボーン
 シャドーボール 42 ~ 51

無振りドオードオードオー
 じしん 29 ~ 34
 じしん 58 ~ 69 (ゴーストテラスタル後)

無振りキョジオーンキョジオーンキョジオーン
 しおづけ 60 ~ 72
 しおづけ 30 ~ 36

無振りアーマーガアアーマーガアアーマーガア
 ドリルくちばし 51 ~ 61 (ゴーストテラスタル後)
 ブレイブバード 76 ~ 91 (ゴーストテラスタル後)

無振りモロバレルモロバレルモロバレル
 ギガドレイン 33 ~ 39 (ゴーストテラスタル後)

苦手なポケモン

この型は受け破壊に特化しておりアタッカー型のユキノオーが持つ対面性能は無いので、ユキノオーより早くて火力のあるアタッカーに基本負けます。
しっかり後ろに引けるポケモンを用意した上でサイクル戦に持ち込み、有利対面で張ったみがわりを盾に崩すことを意識してください。

特にみがわり貫通の音技を防げるこのポケモンでみがわり展開後に破壊してくるポケモンといえばドラパルトドラパルトが最強なので、こいつだけは無理です。

相性の良い味方・構築例

まずこの型の意図である受け寄りのポケモンを呼ぶために積みエースのパルシェンパルシェンカイリューカイリューウルガモスウルガモスセグレイブセグレイブガブリアスガブリアスソウブレイズソウブレイズなどと組ませると相手の受けの選出を誘えるので、積みエースのいる構築がいいと思います。
あとは交代際のケアで挑発がうてたり毒無効かつとんぼがえりでサイクルを有利にできるアーマーガアアーマーガアや、受け破壊の相方にもなり変化技無効を持つサーフゴーサーフゴーなどは鋼枠の相棒として相性がいいと思います。

また、炎4倍弱点で相手の炎テラスタルをよく誘うので、そこの補完が取れるドラパルトドラパルトサザンドラサザンドラボーマンダボーマンダキョジオーンキョジオーンヘイラッシャヘイラッシャギャラドスギャラドスマリルリマリルリトリトドントリトドンウルガモスウルガモスキラフロルキラフロルソウブレイズソウブレイズグレンアルマグレンアルマなども相性がいいと思います。
特にやどりぎのタネ+みがわりで嵌める場合、相手の交代に負荷をかけられるステルスロックやどくびしを巻けるキラフロルキラフロルサザンドラサザンドラトリトドントリトドンなどは特に対戦を有利に進めることができます。しかし、単体で活躍できる性能を持っているので、そこまでするかはパーティ内の他のポケモンとの兼ね合いで決めてください。

あとは前出したドラパルトに対して型によらす受け出しができるタイプの補完と耐久の数値がいいキョジオーンキョジオーンバンギラスバンギラスオーロンゲオーロンゲカバルドンカバルドンウインディウインディブラッキーブラッキーなどは後ろに潜ませておきたいところです。

また、ユキノオーユキノオー自体が相手の起点になりやすいので、積みを無効化できるてんねん持ちの受けポケモンのドオードオーラウドボーンラウドボーンも候補に挙がります。

以上、ご覧いただきありがとうございました。

投稿日時 : 

最終更新日時 : 2022/12/30 02:28

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コメント (2件)

  • ページ:
  • 1
22/12/30 00:43
1P氏です。牛丼が美味しいです (@ps1338)
55555
育成論拝見させていただきました。
耐久調整が素晴らしく、同様の型で使用する際の参考にさせていただきました。
マスボ級まで類似の防音ノオーを使用したのでコメントさせていただきます
私が使用したのは霊テラではなく水テラ
技構成が 宿みが/冷ビ/零度です
→ラウドボーンに強く出るために、不意のオバヒやシャドボに強くしたく水テラを採用しています
Sを無振りアマガ抜きにして残りCに振って使用しました

一番は、ラウドボーンを筆頭に天然持ちにはとても強いが
テラ切った後の零度の命中が20になるせいでアマガや塩相手にはあまり負担にならないという感想です

テラ切って宿みがを仕掛けたところで
相手が引き、交代先に零度を打っても負担にならず、こちらが引くしかできなくてサイクル不利を取ってしまったり
零度のpp切れから役割遂行できなくなる試合が多かったです

宿木を入れた状態で冷ビで撃ち合うこともあったので零度よりも撃ち合いに強い大地の力が欲しくなることがあり、テラ切ってアマガ塩に強く出たいなら零度は必須ではなく、役割遂行を早めるために大地や宿みがに守るを入れても良いのでは?という感想です
防音ノオー、ラウドボーンを筆頭に天然持ちに総じて強いのでこれからも型考察応援させていただきます!
22/12/30 02:41
2ガッサは無限 (@tyU_Bow)
P氏です。牛丼が美味しいです 様

コメントありがとうございます。
ちょうど自分もマスボ級で数十戦潜ってから修正しまして、そのタイミングとコメント投稿が被ってしまい以前の調整とは変わってしまった事をご容赦ください。

記事にも追記したのですが、たしかにラウドボーンのシャドーボール個体は多く、ラウドボーン自体も受けポケモンの中では一番数が多いと感じたので調整をそっちに寄せました。
水テラスタルの使用感も教えてくださりありがとうございます。
自分はオーバーヒートの個体にはまだ出会ってないのですが、参考にさせていただきます。

ぜったいれいどの使用感や戦術の考察に関しては非常に共感できます。自分もまさに似たような場面が多く、だいちのちからの方が信用できそうだなと感じています。
たしかにまもるは入れてもいいかも知れません。多少苦手な相手に対して強引にやどまもでアドバンテージを取っていけるのは場面によっては非常に有用だと思います。

わざわざ使用までしてからコメントくださり大変感謝します。今後ともよろしくお願いいたします。
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