ユキノオー- ポケモン育成論SV

第9世代御大

2022/12/13 00:51 / 更新:2023/03/26 02:53

ユキノオー

HP:HP 90

攻撃:攻撃 92

防御:防御 75

特攻:特攻 92

特防:特防 85

素早:素早 60

ツイート5.005.005.005.005.005.005.005.005.005.00閲覧:73591登録:84件評価:5.00(17人)

ユキノオー  くさ こおり  【 ポケモン図鑑 】

性格
ずぶとい(防御 攻撃)
特性
ゆきふらし
努力値配分(努力値とは?)
HP:252 / 防御:244 / 素早:12
個体値:31-0-31-31-31-31
実数値:197-87-138-112-105-82 (素早さ比較)
覚えさせる技
ふぶき / リーフストーム / やどりぎのタネ / オーロラベール
持ち物
たべのこし
テラスタイプ
くさ

スポンサーリンク


ルール
シングルバトル
このポケモンの役割
サポート
登録タグ

考察

はじめまして。

  • 本論は第4世代から御大の御名で親しまれてきた ユキノオーユキノオーの育成論です。採用理由は旅パで使ったユキノオーユキノオーが非常に強力で、往時の活躍をまた見られるだけの可能性を感じたからです。今回のユキノオーユキノオーは新仕様に準じたHB特化。この型を軸にランクマS1にて勝率9割でマスターボール級に到達。御大は強い。ちょうつよい。というわけで、皆様と共にユキノオーユキノオーの復権を目指していきたいです。

ユキノオーユキノオー と対戦環境の歴史

ユキノオーが最も活躍したのは第5世代スタンパにおける
ユキノオーユキノオー トドゼルガトドゼルガ ガブリアスガブリアスの通称ユキトドガブ
ユキノオーユキノオー ガブリアスガブリアス サンダーサンダーノオーガブサンダーといった並びでしょうか。当時はトップメタの一角を担っていましたね。
レーティングバトル黎明期からBW2末期まで猛威を振るったもの、第6世代から天候の永続仕様が5ターン制限に変更され弱体化。 XYではユキノオナイトにより メガユキノオーメガユキノオーというメガシンカ先を獲得しますが、全く使われませんでした。というのもくそとりファイアローファイアローが暴れたせいです、環境に刺さらなくなったからです。この世代からユキノオーユキノオーは一気にマイナーポケモンへと凋落します。

さて、ユキノオーユキノオーの個性はみずポケモンがサブウェポンに採用する冷凍ビームに役割破壊されないくさタイプという立ち位置にありました。こおり等倍のくさタイプ、みず半減のこおりタイプ、フリーズドライ等倍の水・氷に一致草技で弱点を突けるなど対みず性能に優れたポケモンです。また、限られたこおりのつぶて習得者でガブリアスガブリアスボーマンダボーマンダ等の強力な竜ポケモンを対面から確実に処理することができました。一方で、耐性が悪く数値も低い ユキノオーユキノオーが役割を遂行するにはきあいのタスキが必需品。対戦環境はインフレの一途を辿り、貴重な襷枠をこのポケモンに割けるほど甘い世界ではなくなっていました。天候の弱体化と襷枠の消費。二つの理由がユキノオーユキノオーの衰退の原因といってよいでしょう。

それでも、特性を活かした霰パ始動員としての役割は残されていました。
キュウコン(アローラ)キュウコン(アローラ)が参戦した第7世代では、バイバニラバイバニラまで「ゆきふらし」を獲得。始動要員ならオーロラベールを習得するキュウコン(アローラ)キュウコン(アローラ)が適役とされ、エクストリームスポーツとして名高い単氷統一では自主退場ができるバイバニラバイバニラが使われました。
ユキノオーユキノオーが完全に姿を消したのは、この世代からであったように思います。それでもカロスの某ツンドラポケモンよりはマシだが

第8世代でも何ら強化されることがなく、存在していたのか分からないほど不遇なポケモンでした。それまで愛着あるユキノオーユキノオーを頑張って使ってきましたが、剣盾で完全に諦めました。ダイマックス技で天候がめまぐるしく変動し、ゆきかきアタッカー自身も始動要員になれるダイマックス環境はユキノオーユキノオーにとってミスマッチな環境といえました。

そして、第9世代へ!
ユキノオーユキノオーが漸く強化されたではありませんか!
あられの仕様変更に伴い、B方面が1段階上昇するように!
ユキノオーユキノオーの復権が期待できるのではないか?
ユキノオーユキノオーをもう一度活躍させてあげたい……。
長い冬の時代を経て、雪辱を晴らすユキノオーユキノオー……。
そんな思いを込めて育成論の投稿に至った次第です。

採用理由と役割

天候「あられ」から「ゆきげしき」へ

新天候「ゆき」の仕様

ターン終了時の1/16定数ダメージが無くなり、氷タイプの物理防御1.5倍上昇
バンギラスバンギラスギガイアスギガイアスの砂嵐下におけるD上昇と同じ仕組み

無補正無振りでもB種族値122に相当、これにより一定の数値受けが可能。
今回はこの仕様変更を活かすべくB特化。B実数値は207相当。
役割をはっきりさせることで、単体でも選出しやすくなった。
キノガッサキノガッサモロバレルモロバレルリククラゲリククラゲの胞子使いには無類の強さを誇る。

一方、こおり、くさの技範囲と貧弱な耐性から相手のテラスタルに弱く、かつての役割であった氷四倍弱点ドラゴン狩り遂行には不安が残るようになった。一方で、ユキノオーユキノオーが相手にテラスタルを切らせる圧力は凄まじい。鋼や炎になったドラゴンポケモンを裏のイルカマン(ナイーブ)イルカマン(ナイーブ)などで一掃することも可能であり、この点を強みだと考える。もちろんユキノオーユキノオー自身はテラスタルを切る恩恵を全く受けない。そのため相手のテラスタイプを考慮して立ち回る必要がある。

  • 有利

SVランクマの初期環境は物理ATが多く、噛み合っている。

ヤドキングヤドキングとの差別化について

ユキノオーユキノオーをゆきかきATの起点として考えた場合、あくびを覚える上にさむいギャグで後続を安全に着地させることのできるヤドキングヤドキングがライバルになる。耐性面ではヤドキングヤドキングのほうが遙かに補完が取りやすく、オーロラベールを加味したとてヤドキングヤドキングよりユキノオーユキノオーが優れるとは言いがたい問題がある。本論はユキノオーユキノオーをHB特化することで単体でも運用可能な物理受けの型としているためヤドキングヤドキングとの比較は不要としているが、翻ってこの型のユキノオーユキノオーをゆきふらし要員として構築に組み込む場合ヤドキングヤドキングの存在を充分に考える必要があるので注意。
特殊受けでHDバンギラスバンギラスを単体運用する場合あくびカバルドンカバルドンや爆発ギガイアスギガイアスは比較対象にならないが、すなあらし要員としてHDバンギラスバンギラスを砂パに組み込む場合はカバルドンカバルドンギガイアスギガイアスはもちろん電磁波CSバンギラスバンギラスまで考えて採用すべきである。本論におけるユキノオーユキノオーもHDバンギラスバンギラスのような単体運用を想定しており、ゆきふらし要員として考察しない。

持ち物

たべのこし
耐久力を維持しやすいのでこの型のスタンダードとして採用。
やどりぎのたねと絡めることでHPを維持しやすい。
後続に積みアタッカーがいる場合は、オーロラベールの持続時間を3ターン増やすひかりのねんども有用か。

追記、おおきなねっこについて
やどりぎのタネと組み合わせた場合、自分の最大HPが相手の最大HPの60%以下でたべのこし以上の効果、それより最大HPが高いとたべのこしの方が回復量が増える。他にたべのこしを持たせたい手持ちが構築にいる場合、第二のたべのこしとして採用余地がある。

だっしゅつパック
ヘイラッシャヘイラッシャ対面で連打できないデメリットがあるが、オーロラベールからリーフストームで円滑に後続の積みエースを降臨させられる。60族のユキノオーユキノオーは下から動くことが多いので好相性。S1の威嚇持ちはボーマンダボーマンダギャラドスギャラドスしかいないため、暴発の恐れは少ない。

ゴツゴツメット
マスカーニャマスカーニャカイリューカイリューキノガッサキノガッサ対面に強くなる。限局的ではあるが、とんぼがえりを打たれやすいのでマスカーニャマスカーニャの襷潰しが出来る。へんげんじざいかつ鉢巻きの場合は乱数2発 : 90.23%となり受けられないので要注意。珠なら86 ~ 101 (43.7 ~ 51.3%) 乱数2発 : 2.73%に抑え込める。カイリューカイリューはマルチスケイル、キノガッサキノガッサは襷を持っている関係上、行動ターンを踏まえるとたべのこしより多くHPを温存したまま突破できるのがメリットか。

オッカのみ
物理ATの炎テラスを恐れずに立ち回ることができる。炎テラスを切られたら打点はなくなるので一見意味がなさそうに思えるが、ガブリアスガブリアスの炎テラバーストを受けてもHPが6割以上残る。相手の後続に物理ATがいる場合は充分な仕事が出来るのことは他のアイテムに無い強みだと考える。

特性

ゆきふらし
採用理由のため確定。

性格

ずぶとい
物理受け運用のため確定。

努力値と調整

H252、B244、S12
具体的な耐久調整を施せるほど環境が定まっていないため、最も硬くなるH252、B244は確定。
余りは60族の上からオーロラベールを貼るためにSに割いた。
61族のバンギラスバンギラスに天候を書き換えられるデメリットがあるが、環境にバンギラスバンギラスがいないためジバコイルジバコイルニンフィアニンフィアの上を取れる方がいいと判断。

技構成

  1. ふぶき
  2. リーフストーム or ギガドレイン ※好みの草技
  3. オーロラベール ※やどまもの場合はまもるも候補
  4. やどりぎのたね

1.ふぶき採用理由
無振りでもそれなりの負荷をかけられる必中ふぶきは確定。

2.草技採用理由
当初はHP維持のためにギガドレインを採用していたが、リーフストームに変更。

草テラスタルを切ることで、

カバルドンカバルドンHB特化を240 ~ 284 (111.7 ~ 132.1%) 確定1発
ヘイラッシャヘイラッシャHB特化を260 ~ 308 (101.2 ~ 119.9%) 確定1発
キョジオーンキョジオーンHB特化を204 ~ 240 (98.6 ~ 116.0%) 乱数1発 : 87.5%

SVシーズン1初期はこれらのポケモンがHB特化していることが多く落とせたが、最近は落とせないことが多くなってきたのでギガドレインもあり。
てんねん持ちに相当な負荷がかかるのでヘイラッシャヘイラッシャを重く見る場合はリーフストーム推奨。
ギガドレイン最大のデメリットは、はらだいこを積んだH244マリルリマリルリにテラスタルを切っても128 ~ 152 (62.2 ~ 73.8%) しか入らないこと。
このときマリルリのHPはオボン込みで154のため倒せない。
エナジーボールにすることでH振りウォッシュロトムウォッシュロトムヘイラッシャヘイラッシャキョジオーンキョジオーンマリルリマリルリを確定2発で落とせるように。
個人的にはエナジーボールよりはHPを確保できるギガドレインの方が使いやすいと感た。
草技は一長一短なので使用者の好みの範疇だと思われる。
くさむすびはマリルリマリルリウォッシュロトムウォッシュロトムに負荷がかからず、ヘイラッシャヘイラッシャキョジオーンキョジオーンへの確定数も変わらないので論外。

3.オーロラベール採用理由
ユキノオーユキノオーの個性。
物理ポケモンの前でオーロラベールを張る動きが強力なので確定。
ヤドキングヤドキングとの差別化にも。

4.やどりぎのたね採用理由
有利不利対面が非常にはっきりしているため、引き先に刺さりやすい。

キノガッサキノガッサモロバレルモロバレルマスカーニャマスカーニャは総じてユキノオーユキノオーに不利なのでやどりぎに後出しされない
サーフゴーサーフゴーはハナから相手にならないので問題ない
キョジオーンキョジオーンしおづけに強くなり鈍いを積む隙を与えない

テラスタル

くさテラスタル
役割上くさとしたが、防御上昇の恩恵が消えてしまう。
なるべく切らない立ち回りを心懸ける必要がある。

こおりはドラゴンポケモンのほのおテラバースト、はがねテラスタルアイヘを耐えてるようになるが、耐えたところで勝てないので有用とは言い難い。
ようきガブリアスガブリアス程度のほのおテラバースト程度は普通に耐えるので、テラバーストを切らせた上にオーロラベールまで張れたれたのならむしろ御の字である。御大だけに

立ち回り例

有利な物理ATやキノガッサキノガッサモロバレルモロバレルに繰り出し、オーロラベールを張る。
この動きができるだけで充分に強い。
後続の積みアタッカーが安定する。

与ダメージ計算

  • ふぶきの与ダメージ

マスカーニャマスカーニャH60、D4振り
→152 ~ 182 (95.6 ~ 114.5%) 乱数1発 : 75%
→76 ~ 91 (47.8 ~ 57.3%) 乱数2発 : 91.4% ※変幻自在で悪、妖、虫の場合

モロバレルモロバレルH244、D108最硬振り
122 ~ 146 (55.5 ~ 66.4%) 確定2発

カバルドンカバルドンHD
114 ~ 134 (53.1 ~ 62.4%) 確定2発

カイリューカイリューH244振り
116 ~ 140 (58.9 ~ 71.1%) 確定2発

ドラパルトドラパルト無振り
150 ~ 176 (92.1 ~ 108.0%) 乱数1発 : 43.75%

セグレイブセグレイブH4振り
67 ~ 79 (35.0 ~ 41.4%) 確定3発

ギャラドスギャラドスH4振り
58 ~ 70 (34.0 ~ 41.0%) 確定3発

ミミッキュミミッキュH4振り
57 ~ 67 (43.6 ~ 51.2%) 乱数2発 : 5.07%

ドオードオーHD特化
84 ~ 102 (35.5 ~ 43.1%) 確定3発

  • リーフストーム、ギガドレインの与ダメージ

ウォッシュロトムウォッシュロトムH252振り
リーフストーム
132 ~ 156 (84.1 ~ 99.4%) 確定2発
ギガドレイン
78 ~ 92 (49.7 ~ 58.6%) 乱数2発 : 96.48%

ヘイラッシャヘイラッシャH252、D4振り
リーフストーム
192 ~ 228 (74.8 ~ 88.8%) 確定2発
ギガドレイン
110 ~ 132 (42.9 ~ 51.4%) 乱数2発 : 3.51%

マリルリマリルリH252振り
リーフストーム
168 ~ 198 (81.2 ~ 95.7%) 確定2発
ギガドレイン
96 ~ 114 (46.4 ~ 55.1%) 乱数2発 : 47.65%

イルカマン(ナイーブ)イルカマン(ナイーブ)D4振り
リーフストーム
152 ~ 182 (86.9 ~ 104.0%) 乱数1発 : 25%
ギガドレイン
90 ~ 108 (51.5 ~ 61.8%) 確定2発

カバルドンカバルドンH252振り
リーフストーム
180 ~ 212 (83.8 ~ 98.7%) 確定2発
ギガドレイン
104 ~ 126 (48.4 ~ 58.7%) 乱数2発 : 95.7%

トリトドントリトドンH244振りチョッキ
リーフストーム
216 ~ 256 (99.6 ~ 118.0%) 乱数1発 : 87.5%
ギガドレイン
132 ~ 156 (60.9 ~ 71.9%) 確定2発

キョジオーンキョジオーンH252振り
リーフストーム
152 ~ 180 (73.5 ~ 87.0%) 確定2発
ギガドレイン
86 ~ 104 (41.6 ~ 50.3%) 乱数2発 : 0.39%

被ダメージ計算

パルシェンパルシェンA252振り
A+2ロックブラスト
→140 ~ 170 (71.1 ~ 86.3%) 確定2発
※返しのギガドレインでユキノオーユキノオーのHP89〜119なので後出しから勝つには礫を採用する必要がある。

キノガッサキノガッサA特化
マッハパンチ
→66 ~ 80 (33.5 ~ 40.7%) 確定3発
同上タネマシンガン5発
→50 ~ 60 (25.4 ~ 30.5%) 確定4発
同上がんせきふうじ
→66 ~ 80 (33.5 ~ 40.7%) 確定3発
同上ほのおテラバースト
→180 ~ 216 (91.4 ~ 109.7%) 乱数1発 : 37.5%

ウォッシュロトムウォッシュロトムC特化
ハイドロポンプ
→51 ~ 60 (25.9 ~ 30.5%) 確定4発
ボルトチェンジ
→33 ~ 39 (16.7 ~ 19.7%) 確定6発
眼鏡10まんボルト
→63 ~ 74 (32.0 ~ 37.6%) 乱数3発 : 91.11%

マスカーニャマスカーニャA252振り
珠トリックフラワー
→31 ~ 38 (15.7 ~ 19.2%) 乱数6発 : 93.55%
珠叩き落とす
→56 ~ 68 (28.5 ~ 34.5%) 乱数3発 : 1.97% ※へんげんじざい
珠とんぼがえり
→86 ~ 101 (43.7 ~ 51.3%) 乱数2発 : 2.73% ※へんげんじざい

ミミッキュミミッキュA252振り
A+2じゃれつく
→70 ~ 84 (35.5 ~ 42.7%) 確定3発

マリルリマリルリA特化
じゃれつく
→55 ~ 66 (28.0 ~ 33.7%) 乱数3発 : 0.17%
ばかぢから
→100 ~ 118 (51.1 ~ 60.3%) 確定2発
鉢巻きじゃれつく
→84 ~ 99 (42.9 ~ 50.6%) 乱数2発 : 1.17%
鉢巻きばかぢから
→146 ~ 174 (74.5 ~ 88.8%) 確定2発

イルカマン(ナイーブ)イルカマン(ナイーブ)A252振り
ウェーブタックル
→35 ~ 42 (17.7 ~ 21.4%) 乱数5発 : 9.78%
インファイト
102 ~ 122 (51.8 ~ 62.0%) 確定2発

ギャラドスギャラドスA252振り
A+1たきのぼり
→29 ~ 35 (14.7 ~ 17.7%) 乱数6発 : 11%
A+1とびはねる
→122 ~ 146 (62.0 ~ 74.2%) 確定2発

ガブリアスガブリアスA252振り
じしん
→25 ~ 30 (12.7 ~ 15.2%) 乱数7発 : 4.36%
同上がんせきふうじ
→42 ~ 50 (21.4 ~ 25.4%) 乱数4発 : 0.02%
同上ほのおテラバースト
→160 ~ 192 (81.3 ~ 97.5%) 確定2発
同上はがねテラスタルアイアンヘッド
→80 ~ 96 (40.7 ~ 48.8%) 確定3発

カバルドンカバルドン無振り
じしん
→18 ~ 22 (9.2 ~ 11.2%) 乱数9発

セグレイブセグレイブA特化
つららばり5発
80 ~ 95 (40.7 ~ 48.3%) 確定3発
同上きょけんとつげき
72 ~ 85 (36.6 ~ 43.2%) 確定3発

ドラパルトドラパルトA252振り
竜テラスタル鉢巻きドラゴンアロー
→96 ~ 116 (48.8 ~ 58.9%) 乱数2発 : 99.3%
下降補正だいもんじ
→172 ~ 204 (87.4 ~ 103.6%) 乱数1発 : 12.5%

モロバレルモロバレル無振り
クリアスモッグ
→56 ~ 68 (28.5 ~ 34.5%) 乱数3発 : 3.34%

ヘイラッシャヘイラッシャB特化
ボディプレス
→56 ~ 66 (28.5 ~ 33.5%) 乱数3発 : 0.02%
B+1ボディプレス
→80 ~ 96 (40.7 ~ 48.8%) 確定3発
→オーロラベール下40 ~ 48 (20.4 ~ 24.4%) 確定5発

キョジオーンキョジオーンB特化
ボディプレス
→60 ~ 72 (30.5 ~ 36.6%) 乱数3発 : 49.21%
B+1ボディプレス
→90 ~ 106 (45.7 ~ 53.9%) 乱数2発 : 34.37%
→オーロラベール下45 ~ 53 (22.9 ~ 27.0%) 乱数4発 : 32.11%

アーマーガアアーマーガアB特化
B+2ボディプレス
102 ~ 120 (51.8 ~ 61.0%) 確定2発

苦手なポケモン

明確な不利対面

ほぼ不利対面

どちらとも言えない対面

相性の良い味方

補完が優秀なポケモン

ガブリアスガブリアスドラゴン・じめんタイプ
言わずと知れた有名な並び。

ギャラドスギャラドスみず・ひこうタイプ
これも有名な並び。岩の一貫が痛いが、ギャラドスを通しやすくなる。

ラウドボーンラウドボーンほのお・ゴーストタイプ
弱点を相殺し合い、物理に強くなる。てんねんでユキノオーの苦手な積み技のストッパーになる。

マリルリマリルリみず・フェアリータイプ
マリルリの苦手なウォッシュロトムやヘイラッシャにユキノオーが強く、ユキノオーの苦手なウルガモスやサザンドラにマリルリが強い。

ヤドキングヤドキングヤドランヤドランみず・エスパータイプ
ヤドキングとは競合相手であるように見えて、タイプや種族値配分が異なるため共存もできそう。

構築例

サザンドラサザンドラウルガモスウルガモスサーフゴーサーフゴー等の特殊積みアタッカーとの組み合わせが強力。環境にはドオードオーハピナスハピナスしかまともな特殊受けがいないため、悪巧みやちょうのまい等の強力な積み技を積めたら勝ちに持って行きやすい。ミミッキュミミッキュですら剣舞を切る環境なのでサザンドラサザンドラサーフゴーサーフゴーウルガモスウルガモスといった特殊ATに積む機会は滅多に訪れない。オーロンゲオーロンゲも壁を張れますが、タイマン性能に不安があり、両壁を築くまでに時間がかかります。オーロラベールを張ることで耐久力に不安のある特殊ATが積みやすくなり、勝ちを拾いやすい。

鈍いAD振りヘイラッシャヘイラッシャイルカマン(ナイーブ)イルカマン(ナイーブ)等のみずアタッカーとの組み合わせも強力。ヘイラッシャヘイラッシャはAD振りにすることで特殊方面に滅法硬くなり、攻守ともにスキがないポケモンになる。オーロラベールによりヘイラッシャの受け出し機会を確保し、鈍いを積むことで要塞化。ユキノオーユキノオー自身が相手に鋼や炎のテラスタルを切らせやすく、イルカマン(ナイーブ)イルカマン(ナイーブ)のウェーブタックルの一貫を作りやすい。タイプ面における相性補完も優れる。

ユキノオーユキノオーというと襷アタッカーのイメージが先行するのかちょうはつを打たれることもなく使いやすい。

むすびにかえて

定数ダメージの変わりに、圧倒的な物理受け性能を手に入れたユキノオーユキノオー
ダメージ計算からユキノオーユキノオーの硬さに気付いて頂けたなら嬉しいです。
キノガッサキノガッサ性能はサーフゴーサーフゴー以上。キノガッサキノガッサじならしを搭載するなど対策しており、対するサーフゴーサーフゴーふうせんを持つなどメタ環境が進んでいます。単純な受けポケモンとして見てもウォッシュロトムウォッシュロトム等のこだわりトリックで腐らない強さもあります。
HB特化ユキノオーユキノオーには環境に左右されない数値受けの強みがあり、ピン挿しでも活躍できるポテンシャルを秘めていると実感いたしました。
弱点はほのおだけといった感じで、使い勝手はHDバンギラスバンギラスを彷彿させます。
浮いている強力なポケモンが限られているために、じしんの通りが良い環境であるのも追い風です。
多くの物理技を難なく受け止めてくれる新しいユキノオーユキノオー
使ってみて楽しいのでおすすめです。

投稿日時 : 

最終更新日時 : 2023/03/26 02:53

ユキノオーの他の育成論を探す (7件) >>

こちらもオススメ
ユキノオー【まさかの物理受け路線へ】ガッサに親を殺された論者によるヤキノオー案
ひかえめ / ゆきふらし / ゴツゴツメット
HP:204 / 防御:44 / 特攻:252 / 特防:4 / 素早:4
リーフストーム / ふぶき / だいちのちから / きあいだま
ユキノオー【SV準伝有ルール】起点作成を許さない雪パ始動要員
れいせい / ゆきふらし / だっしゅつパック
HP:252 / 防御:6 / 特攻:252
ふぶき / リーフストーム / きあいだま / オーロラベール
ユキノオーサクっと受け破壊、防音やどみがユキノオー
おだやか / ぼうおん / たべのこし
HP:252 / 防御:4 / 特攻:4 / 特防:180 / 素早:68
みがわり / やどりぎのタネ / ぜったいれいど / れいとうビーム

スポンサーリンク

コメント (9件)

  • ページ:
  • 1
22/12/13 15:06
1海鼠男
55555
ランクバトルでユキノオーと当たり、記憶よりやたらと堅くて戸惑いました。弱点多数ではありますが、雪とのシナジーでかなり場持ちがよくなりましたよね。

あられでスリップダメージは入らなくなってしまいましたが、宿り木と食べ残しを採用しているのでHP管理用にオーロラベールとの選択で守るも技候補に入りそうだと思いました。とはいえオーロラベールもサイクルの中で張られるとなかなか厄介ですけどね。

9世代の新たなユキノオーの叩き台になりそうな型だと思いました。
22/12/14 16:42
2ほたる (@mhfgsm)
海鼠男さま

コメントありがとうございます。おっしゃるように雪とのシナジーで場持ちがよくなり、新たなユキノオーの型が開拓されていくと感じました。環境にナットレイのような優秀なやどまも使いがいないので、やどまもも良さそうですね。
ふぶきと草技は必要だと感じたので、その場合はオーロラベールと切り替えることになりそうです。
22/12/15 00:17
3taji (@kankan248_)
55555
早速参考にさせてもらっていて、ユキノオーの硬さに驚いてます笑

ウルガモスに繋ぐために両壁を張ろうと先発で運用していたのですが、対面相手がカバルドンだと、なまじSが早いためにすなあらしで雪がかき消されてしまいます。海鼠男さんはどういった対策をされているでしょうか?
22/12/15 14:22
4ほたる (@mhfgsm)
taji さま

カバルドン47族で67なので、性格をのんきにして実数値67以下の素早さにするという方法があります。
その場合は余った努力値20をCに割くことで、ふぶきのダメージがHDカバルドンに対して104 ~ 126 (48.4 ~ 58.7%) 乱数2発 : 95.7%の最高乱数となります。DよりCに回すのが良さそうです。C特化してもリーフストームで確定1発にはなりませんのでこのラインが適当だと思います。

後発のウルガモスですが、ユキノオーがカバの後から動いてステロを撒かれると厳しいのであつぞこブーツが欲しいかもしれませんね。
22/12/16 06:29
5逆様邪八宝塞 (@coyg_robcalum)
55555
コメント失礼致します。
自分が今作初めてゲットした色違いユキカブリの使い道なくて困ってたので本当にありがたいです!

持ち物に関して、ユキノオー→積みエース召喚のスムーズな流れのためにだっしゅつパックを持たせるのもいいかなって思ってます。
オーロラベール貼った後に後攻リフストだっしゅつパックで無傷でエース出すのもありなんじゃないでしょうか。
ただ、この場合だと持ち物消費前にキョジオーンやヘイラッシャと対面した際にリフストの2発目打つ前に強制交代しちゃうので、そこがちょっと気になるところです...。
22/12/17 02:18
6ほたる (@mhfgsm)
逆様邪八宝塞 さま

色違いいいですね。おっしゃるように、だっしゅつパックもリーフストームと相性がいいので候補のひとつにしておきます。ヘイラッシャやキョジオーン対面でじわれを打たれると怖いですが、メリットの方が多いように感じました。
22/12/23 13:34
7みかど (@mikadonandesu)
55555
丁度ユキノオーをどのように使用していこうか考えていたところ自分が考えていた技構成が全く同じ育成論があって驚きました。ダメージ計算や使用用途など参考にさせて頂きました。本当に助かりました!
質問なの今回の育成論では「食べ残し」を採用されてましたが「おおきな根っこ」の採用はどう考えていますか?
もう一つ、今回はB特化の育成になっていましたがDよりのBD割り振りについてはどう考えていますか?個人的には雪も相まってDに振る余裕もあるのかな?と考えていました。
22/12/24 13:42
8ほたる (@mhfgsm)
みかど さま

ありがとうございます。

ご質問を二点いただきましたので、二項目に分けて回答させていただきます。

?おおきなねっこの採用について
ユキノオーユキノオーの最大HPが相手の最大HPの60%以下でたべのこし以上の効果になります。併用される適用技ギガドレインは5/12以上ダメージが見込める相手だと食べ残し以上の効果を発揮します。食べ残しに比べると限局的で相手に依存する道具だと考えています。しかし、まもみがキョジオーン等が構築にいて食べ残しを奪い合うケースでは話が変わってきますね。実際にSVは受けポケモンが食べ残しを奪い合ってしまうことが多くあるので、第二の食べ残しとして採用する余地があるのはこの型のメリットでしょうか。

?D方面の調整について
ユキノオーユキノオーは特殊方面の抵抗の方が優秀ですよね。環境が固まってくると無闇なHB特化よりD調整をした方が活躍の幅が広がると思います。S1環境の中心にいる特殊ATドラパルトドラパルトウルガモスウルガモスサザンドラサザンドラサーフゴーサーフゴーは総じてユキノオーユキノオーに有効打点がありSも上なので、受けるのが難しくなっています。H特化D60振りが珠ラティオスラティオスの旧仕様流星群耐えかつスカーフカイオーガカイオーガしおふき確定3発の有名な調整でした。ユキノオーユキノオーが五世代くらいの人気を取り戻せば、このような優秀なD調整も開拓されていくと思います。今のところはユキノオーユキノオーで相手したい特殊ATがウォッシュロトムウォッシュロトムくらいだと感じていて、D調整の必要はそこまでないように思います。
23/04/13 00:02
9えあれ (@AIR_jubeat)
55555
初めまして!
今季のドヒドチオンジェンに比較的強めでマリルリや
ディンルーも見れる枠で採用してばちこり刺さってレートを伸ばすことが出来ました!
これからも投稿頑張ってください!コメント失礼しました!
  • ページ:
  • 1

削除キー:


コメントを投稿

コメント設定により登録ユーザーに限定されています。「ポケ徹サービス」に、ログインしてください。


この育成論のフォークを投稿する >>

修正・削除(投稿者用)

この育成論を修正あるいは削除する場合は、管理用パスワードを入力して「修正・削除」ボタンをクリックしてください。