バンバドロ- ポケモン育成論SV

【キョジオーン超え!?】寝ながら耐えるバンバドロ

2022/12/11 03:20 / 更新:2022/12/25 20:53

投稿者 : ぺりっぷ (@7SNX8K5e13mOTYH)

ＨＰ: 100

攻撃: 125

防御: 100

特攻: 55

特防: 85

素早: 35

閲覧:26313登録:28件評価:4.15(9人)

バンバドロ じめん【ポケモン図鑑】

性格: しんちょう(特防↑ 特攻↓)

特性: じきゅうりょく

努力値配分(努力値とは？): HP:252 / 防御:60 / 特防:196
個体値:31-31-31-0-31-31
実数値:207-145-128-54-143-55 (素早さ比較)
覚えさせる技: ボディプレス / てっぺき / ねむる / ねごと
持ち物: ゴツゴツメット
テラスタイプ

ルール: シングルバトル

このポケモンの役割: 物理受け

登録タグ

考察

採用理由と役割
キョジオーンとの差別化点
持ち物
特性
性格・努力値と調整
技構成
テラスタル
立ち回り例
与ダメージ計算(使わせてもらった計算ツールhttps://sv.pokesol.com/calc)
被ダメージ計算
苦手なポケモン
相性の良い味方・構築例

採用理由と役割

バンバドロバンバドロは地味にHBDが高く、話題のキョジオーンキョジオーンと種族値を比較すると、
キョジオーン:H100/B130/D90
バンバドロ:H100/B100/D85
となっています。
Hは同じで、Dも5しか違わない。Bが低いですが、ここで特性が生きてきます。

キョジオーンキョジオーンとの差別化点

まずタイプが違うだけでだいぶ変わってくると思います。
キョジオーンの弱点は鋼,水,草,地面,格闘と5つあるのに対し、バンバドロは氷,草,水の3個だけです。もとの耐久が高いキョジオーンでも弱点でゴリ押されるときつらい部分はありますが、バンバドロはそれが少ないです。また、弱点である氷ですが現環境で氷技を使ってくるのはセグレイブぐらい。そしてメインウェポンはつららばりです。その場合4回当たったら4段階防御上昇、5回当たったら5段階防御上昇して弱点なんか気にしなくてよくなります。意外と知られていない特性でというのもあって対戦しているとそのようなことはザラにあります。定数ダメージを与えつつ防御を上げていくキョジオーンに対してバンバドロは早い内に防御を上げてボディプレスをしていくアタッカーよりな性能だと思ってます。

持ち物

ゴツゴツメット

接触技を受けたとき、相手に最大HPの1/6のダメージを与える。
耐久を高いので相手にかなりの負担をかけることができます。
候補として耐久を高めるたべのこしもありますが、その場合16n+1が一番よいので恩恵を最大限受けれません。

特性

じきゅうりょく

技のダメージを受けると、『ぼうぎょ』ランクが1段階上がる。

コンセプト上確定です。
この特性おかげで実質キョジオーンより防御が高くなります。

性格・努力値と調整

おだやかH252/B60/D196↑
実数値-H207/B128/D143
H:16n-1
BD:BとDの数値を逆にもできるのですが、Dを上げる手段がないのでDに多めに振ってます。

技構成

確定技

ボディプレス
タイプ:かくとう　分類:物理
威力:80　命中:100
こうげきではなく、自分のぼうぎょとぼうぎょランクをこうげきの数値にしてダメージ計算する。

メインウェポンです。

選択枠

てっぺき
タイプ:はがね　分類:変化
威力:ー　命中:ー
自分のぼうぎょランクを2段階上げる。

耐久を上げることができるが、特性があるので必須枠ではない。

ヘビーボンバー
タイプ:はがね　分類:物理
威力:ー　命中:100
自分の『おもさ』が相手より重いほど威力が高くなる。相手の『おもさ』が自分の1/5以下なら120、1/4以下なら100、1/3以下なら80、1/2以下なら60、それより大きければ40。相手が技『ちいさくなる』を使用していると必ず命中し、威力が2倍になる(第7世代以降)。ダイマックスしている相手には無効。

サブウェポンとして優秀

じしん
タイプ:じめん　分類:物理
威力:100　命中:100
自分以外全員が対象。相手が技『あなをほる』を使っている時でも命中し、ダメージが2倍になる。

ラウドボーンやサーフゴーに対してバツグンを取れる。Aも地味にたかいためそれなりダメージは入る。飛行タイプや特性ふゆう相手はつらい。

ねむる
タイプ:エスパー　分類:変化
威力:ー　命中:ー
HPと状態異常をすべて回復した後、2ターンの間『ねむり』状態になる。

ねごと
タイプ:ノーマル　分類:変化
威力:ー　命中:ー
自分がねむり状態の時のみ使用可能。自分の持っている技のうち1つをランダムで使う。PPが減少するのはこの技のみ。

※2つセットで使ってください。
じこさいせいを持っていないため、唯一の回復手段です。
また、キノガッサキノガッサに眠らされても対抗できます。

ほえる
タイプ:ノーマル　分類:変化
威力:ー　命中:ー
必ず後攻になる(優先度:-6)。相手のポケモンを強制的に交代させる。自分の命中率、相手の回避率に関係なく必ず命中する。相手の『まもる』『みきり』『トーチカ』『ニードルガード』『ブロッキング』の効果を受けない。音系の技。相手の『みがわり』状態を貫通する。

相手の起点にされずらくなる。
サーフゴーとかいうやつには効きませんがそこは仕方がないと考えています。

ステルスロック
タイプ:いわ　分類:変化
威力:ー　命中:ー
使用後、相手はポケモンを交代する度に、出てきたポケモンは最大HPの1/8のダメージを受ける。タイプ相性の影響を受け、例えば4倍弱点の場合は最大HPの1/2のダメージとなる。

1.ボディプレスの威力はある。
2.タスキを考慮しなければ行けないほど柔らかくない。
という理由から選択技とさせてもらいました。

すなあらし
タイプ:いわ　分類:変化
威力:ー
5ターンの間、天気をすなあらしにする。いわ,じめん,はがねタイプではないポケモンは、毎ターン最大HPの1/16のダメージを受ける。また、いわタイプのポケモンはとくぼうが1.5倍になる。

ステルスロックと同じ理由で選択技とさせてもらいました。

じわれ
タイプ:じめん　分類:物理
威力:ー　命中:30
相手をひんし状態にする。相手のレベルが自分より高いと失敗する。ひこうタイプには無効だが、それ以外のタイプ相性の影響を受けない。

一応受けポケモン対面で泥仕合を回避するために使えるが、そこまで重要ではないです。

テラスタル

悪
現在の環境特殊アタッカーにはサーフゴーサーフゴーやサザンドラサザンドラがいますが、悪タイプはゴースト、悪技を半減することができる。また、元の弱点である氷、草、水の内氷と草をすべて等倍にできます。

立ち回り例

相手が味方のアタッカーと相性が悪かったら出す。
以下の与ダメ計算から、てっぺきとボディプレスを打つ。

サーフゴーサザンドラ対面ではテラスタルしてください。
※最近炎テラスタルサザンドラがいるらしいですがそれでもしないよりリスクは低いです。

与ダメージ計算(使わせてもらった計算ツールhttps://sv.pokesol.com/calc)

左側の数値は防御力の段階です。

vsサーフゴー(H4)じしん
144 ~ 170 (88.4 ~ 104.3%) 乱数1発 : 25%

vsサーフゴー(H252)じしん
144 ~ 170 (74.3 ~ 87.7%) 確定2発

vsラウドボーン(H252)じしん
144 ~ 170 (74.3 ~ 87.7%) 確定2発

vsセグレイブ(H4)ボディプレス
0:70 ~ 84 (36.7 ~ 44.0%) 確定3発
1:104 ~ 124 (54.5 ~ 65.0%) 確定2発
2:138 ~ 164 (72.3 ~ 85.9%) 確定2発
3:172 ~ 204 (90.1 ~ 106.9%) 乱数1発 : 37.5%
4:206 ~ 244 (107.9 ~ 127.8%) 確定1発

vsサザンドラ(H4)ボディプレス
0:70 ~ 84 (41.7 ~ 50.0%) 乱数2発 : 0.39%
1:106 ~ 126 (63.1 ~ 75.0%) 確定2発
2:140 ~ 166 (83.4 ~ 98.9%) 確定2発
176 ~ 208 (104.8 ~ 123.9%) 確定1発

vsキノガッサ(H4)ボディプレス
0:39 ~ 47 (28.7 ~ 34.5%) 乱数3発 : 5.63%
1:58 ~ 69 (42.7 ~ 50.8%) 乱数2発 : 2.34%
2:78 ~ 92 (57.4 ~ 67.7%) 確定2発
3:96 ~ 114 (70.6 ~ 83.9%) 確定2発
4:116 ~ 137 (85.3 ~ 100.8%) 乱数1発 : 6.25%
5:135 ~ 159 (99.3 ~ 117.0%) 乱数1発 : 93.75%
6:154 ~ 182 (113.3 ~ 133.9%) 確定1発

ボディプレス
vsモロバレル(H252)※削れなさすぎるため割愛
6:85 ~ 101 (38.5 ~ 45.8%) 確定3発

実際はゴツゴツメットのおかげでもっと早く倒せます。
他にも追加したほうが良いものがあったらコメントしてください🙇

被ダメージ計算

vsセグレイブ(A252↑)つららばり
・4回
0:200 ~ 240 (96.7 ~ 116.0%) 乱数1発 : 91.41%
1:128 ~ 168 (61.9 ~ 81.2%) 確定2発
2:104 ~ 128 (50.3 ~ 61.9%) 確定2発
3:80 ~ 104 (38.7 ~ 50.3%) 乱数2発 : 0%
4:72 ~ 96 (34.8 ~ 46.4%) 確定3発
5:56 ~ 80 (27.0 ~ 38.7%) 乱数3発 : 96.84%
6:56 ~ 72 (27.0 ~ 34.8%) 乱数3発 : 0%
・5回
0:250 ~ 300 (120.8 ~ 145.0%) 確定1発
1:160 ~ 210 (77.3 ~ 101.5%) 乱数1発 : 0%
2:130 ~ 160 (62.9 ~ 77.3%) 確定2発
3:100 ~ 130 (48.4 ~ 62.9%) 乱数2発 : 99.99%
4:90 ~ 120 (43.5 ~ 58.0%) 乱数2発 : 3.58%
5:70 ~ 100 (33.9 ~ 48.4%) 確定3発
6:70 ~ 90 (33.9 ~ 43.5%) 確定3発
ちなみに特性じきゅうりょくは連続技を受けた場合、一回当たるごとに発動します。なので確定一発はありえません。

vsサザンドラ(C252↑)あくのはどう
61 ~ 73 (29.5 ~ 35.3%) 乱数3発 : 22.21%
※自分が悪テラスタル
30 ~ 36 (14.5 ~ 17.4%) 乱数6発 : 8.26%

vsサーフゴー(C252↑)シャドーボール
64 ~ 76 (31.0 ~ 36.8%) 乱数3発 : 61.91%

※自分が悪テラスタル
32 ~ 38 (15.5 ~ 18.4%) 乱数6発 : 57.32%

vsキノガッサ(A252↑)タネマシンガン
・4回
0:192 ~ 224 (92.8 ~ 108.3%) 乱数1発 : 28.66%
1:128 ~ 152 (61.9 ~ 73.5%) 確定2発
2:96 ~ 120 (46.4 ~ 58.0%) 乱数2発 : 28.85%
3:72 ~ 96 (34.8 ~ 46.4%) 確定3発
4:56 ~ 80 (27.0 ~ 38.7%) 乱数3発 : 96.84%
5:56 ~ 72 (27.0 ~ 34.8%) 乱数3発 : 0%
6:56 ~ 72 (27.0 ~ 34.8%) 乱数3発 : 0%
・5回
0:240 ~ 280 (116.0 ~ 135.3%) 確定1発
1:160 ~ 190 (77.3 ~ 91.8%) 確定2発
2:120 ~ 150 (58.0 ~ 72.5%) 確定2発
3:90 ~ 120 (43.5 ~ 58.0%) 乱数2発 : 3.58%
4:70 ~ 100 (33.9 ~ 48.4%) 確定3発
5:70 ~ 90 (33.9 ~ 43.5%) 確定3発
6:70 ~ 90 (33.9 ~ 43.5%) 確定3発
前にも書いたように連続技は一回ダメージを受けるたびに特性が発動するためどんどんダメージが減っていきます。そのため確定1発はありえません。

vsマスカーニャ(A252↑)トリックフラワー※確定急所なため能力上昇を考慮しない。
168 ~ 198 (81.2 ~ 95.7%) 確定2発

他にも追加したほうが良いものがあったらコメントしてください🙇

苦手なポケモン

ゴーストタイプを持つポケモン
・サーフゴー:ボディプレスが効かない上、特殊アタッカーなので耐久がしにくい。
乱数3発ではあるが積まれるとねむるでも耐えきれない。倒す手段としてはゴツゴツメットがあるが、基本接触技を打ってこない。

相性の良い味方・構築例

特殊アタッカーを倒せるのであれば誰も良いです。
・サーフゴー:削った相手のサーフゴーを倒せる。
・ドラパルト:相手の身代わりサーフゴーに対してすりぬけで対処できる。

投稿日時 : 2022/12/11 03:20

最終更新日時 : 2022/12/25 20:53

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コメント (10件)

22/12/11 06:13

1にんじん

悪技半減とは、何か特性などの効果でしょうか？

22/12/11 09:14

2みんとぶるー (@mint_658)

被ダメージなどによるキョジオーンキョジオーンとの具体的な差別化点が欲しいです。
現状種族値も高く、回復にデメリットがなくしおづけによる削りの優秀なキョジオーンキョジオーンの方が優れてるように思えます。
後だしたどのダメージ計算を追加し、キョジオーンとの比較があるといいと思います。
それと基礎的なところですがずぶといは攻撃が下がり防御が上がる性格です。
おそらく勘違いでしょうけど訂正お願いします。
あとゴツゴツメットは接触技を打たれたとき以外発動しないので特殊技を多く使うサーフゴーサーフゴーにはゴツゴツメットによる削りをいれるのは難しいと思います。
内容も分かりやすく見やすかったのでそこはいいと思います。

22/12/11 11:21

3ぺりっぷ (@7SNX8K5e13mOTYH)

>1
テラスタルを間違えていました。修正しました🙇

22/12/11 11:30

4ぺりっぷ (@7SNX8K5e13mOTYH)

>2
コメントありがとうございます。性格はいろいろ試した後戻すのを忘れてました。指摘ありがとうごいます🙇
キョジオーンとの差別化点を書いておきました。(被ダメージはまた後ほど)
確かにサーフゴー相手にゴツゴツメットを発動させることは難しいので交換したほうが良いですね、、、

22/12/25 04:47

5きんぎょ

育成論の投稿、お疲れ様です。
一般的によく見られるB特化型ではなく、性格と努力値でDを補って、てっぺきと持久力によってBを上昇させる型も面白そうだなと思い調べてみたところ、こちらの育成論に辿り着きました。
内容もわかりやすいので是非参考にさせていただきます。

技構成についてなのですが、ほえるを選択肢に入れるのは如何でしょうか？
もし入れ替える場合、ねむねごがセットで使えなくなることからキノガッサキノガッサやあくびなどに弱くなってしまうので一長一短ではあります。
しかし、ラウドボーンラウドボーンのようなゴーストタイプを持つ特殊アタッカーやボディプレスの通りが悪く耐久もある相手に交換せずほえることで、自分の能力上昇をリセットせず起点にされることも避けられます。まもるやみがわりを貫通してくれるのも良い点です。ステロと合わせたらついでに定数ダメもはいります。
サーフゴーサーフゴーは知りません。変化技が全て無効とかおかしいので。ダメ計してないので分かりませんが、どうしても見たいなら地震とかになるのでしょうか…。
サーフゴーサーフゴーは一旦置いておくとして、パーティ単位で見て誰を重く見るかやどのような動きをするかで変わりますが、ほえるを選択肢として挙げるのもありではないかなと思います。

22/12/25 10:25

6Suguru Ikeda (@konpeitou_si52)

育成論の投稿お疲れ様です。
早速真似させていただきました。

環境に多いゴースト・ふゆうを意識すると技構成的に少し厳しいものを感じたので、鉄壁の代わりにヘビボンなどは候補に入らないでしょうか？

22/12/25 13:18

7ぺりっぷ (@7SNX8K5e13mOTYH)

>5
コメントありがとうございます。
確かにほえるもありですね!
起点にされづらくなりますし強いと思います。
一番の問題点はサーフゴーですがあいつはキョジオーンでもつらいしそこわ割り切るのが良いと思います。

22/12/25 13:19

8ぺりっぷ (@7SNX8K5e13mOTYH)

>6
コメントありがとうございます。
確かに特性のおかげでてっぺきは必須枠ではないし、ヘビボンも全然ありだと思います。追加しておきます!

23/01/10 14:21

9さんたろう

おんみつマントなどを持たせても使えますか？

23/01/13 16:00

10スピリット (@spiprodiva)

育成論投稿お疲れ様です。
セグレイブに強いステロ撒きとしてバンバドロの育成を検討していたところ、こちらに辿り着きました。

一点質問失礼致します。
「てっぺきは必須ではない」とのことですが、役割対象のうちの一体と考えられ、シーズン1終盤からさらに数を増やしているドドゲザンとの対面はどのようにお考えでしょうか。
バンバドロは現在採用率は高くはありませんが、物理受けで持久力持ちのポケモンという認識は誰しもが持っていることと思います。そのため、ドドゲザン側は不用意に殴ろうとはせず、まず剣舞を積んでから一撃で仕留めようとするはずです。
また、ダメ計をしてみたところ、防御努力値60・持久力(防御)ランク0時のボディプレでは非テラスタルドドゲザンに対して確定2発。ボディプレを警戒して悪テラスなどされようものなら確定4発まで落ちてしまいますので、かなり分が悪いです。
以上のことから、現環境で物理受けポケモンとして安定して機能させていくためには鉄壁は必須だと考えます。

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