コンセプトと役割
レギュレーションG最初のシーズンが終わり、現環境『ミライドン』軸構築が増えている。『
ミライドン』に対して地面タイプを後投げしても『
ミライドン』側も流星群、水や氷のテラバースト、はたまたとんぼ返りで逃げられてしまうなどして全く安定しない。そのため、『
ミライドン』に対しては上から殴り、択を作らせない動きが強力であると考えた。とはいえ『
ミライドン』もS135族でさらにこだわりスカーフの所持率もそれなりに高く、『
ミライドン』を上から殴れるポケモンは相当限られている。そこで、考察を進め今回紹介する『
テツノブジン』に辿り着いた。他のマイナーによくある一発芸ピンポイントメタではなく、テラスタルに依存せず打ち合いに強く汎用性もそれなりにある型になったと思う。
よければ最後まで読んでみてください。最後にレンタルあります。
持ち物
こだわりスカーフ
特性
クォークチャージ
性格・努力値と調整
性格:陽気(素早さ↑ 特攻↓)
努力値:実数値 ( )内が努力値
H161(92) A163(100) B111(4)D98(140)S173(172)
調整意図
H:6n-1 ゴツゴツメットダメージ最小
D:『ミライドン』C-1控えめイナズマドライブ確定耐え
S:クォークチャージ発動時、軽業発動意地『オオニューラ』抜き
クォークチャージ非発動時、スカーフ最速105族抜き。最速『バドレックス(こくば)』最速スカーフ『
カイオーガ』あたりは抜いているので対特殊伝説にも仕事しやすい。
A:余り。無補正、100しか振れていないので殴り勝つというより、削って裏の圏内にいれるor裏で起点にすると考える。
技構成
・ソウルクラッシュ インファイト
タイプ一致で確定枠。ソウルクラッシュの追加効果によってイナズマドライブを耐える調整にしている。
・道連れ トリック
自由枠。スカーフ道連れは読まれにくく、伝説を一体持っていけたら美味い。サイクルした後、軽業発動した『オオニューラ』などにもワンチャンスを掴みにいけたりする。トリックも道連れ同様、読まれにくく受け構築を崩すのにも役立つ。
はたきおとすや、メインウェポンが毒タイプに弱いので補完としてエスパー打点を入れることも考えられる。(ただ、この『テツノブジン』自体が裏を通すためのサポート寄りのアタッカーなので範囲を広げるよりも補助技を入れた方が強そう)
テラスタル
・地面
『ミライドン』と一騎打ちになった際などに役立ちそうということで地面としたが、「テラスタルに依存せずに『
ミライドン』に強い一般枠」というコンセプトなのでほとんど使わないと思われる。なので正直何でも良い。ステラも良さそうだし、鋼にして飛行、毒やフェアリー耐性をつけるようにしても良いと思う。自分の構築と要相談。
立ち回り例
『ミライドン』構築入りに初手投げする。『
ミライドン』が出てきたらソウルクラッシュを叩き込める。『
ミライドン』視点、『
テツノブジン』の襷は削りたいというのもあり素引きはあまりしないと思われる。鈍足の搦手を使う系のポケモンと対面した際はスカーフトリックが刺さる。
『ミライドン』が火力アップアイテムを持っている場合耐えなくなるが、その場合は裏で起点にしたり先制技で縛る動きが大切。
与ダメージ計算
・耐久無振り『ミライドン』にソウルクラッシュが66.2%〜78.8%
H252振りでも56〜66.6% で確定二発
・耐久無振り『テツノツツミ』にソウルクラッシュが39.6%〜48%
Cダウン込みでいい勝負ができる
インファイトなら確定一発
・ASエレキシードB+1『オオニューラ』にソウルクラッシュが37.4〜44.5%
打ち合いは勝てないが裏で縛りやすくなる。
被ダメージ計算
・控えめC252『ミライドン』のイナズマドライブ
ソウルクラッシュのCダウンコみで83.8〜99.3% 確定耐え
・臆病C252『テツノツツミ』のハイドロポンプ
68.9〜81.9% 確定耐え
眼鏡持ちだと耐えないが、上から殴ることができるので耐えるなり倒すなりできる。
・(あまり想定していないが)臆病C252『バドレックス(こくば)』のアストラルビット
ソウルクラッシュのCダウン込みで62.1〜73.2% 確定耐え
Cダウン無しは93.1〜109.9% 乱数1発 (56.3%)
・臆病C252『カイオーガ』の雨下しおふき
詳しい計算は省くがソウルクラッシュの削り、Cダウン込みで3割ほどの確率で耐え
苦手なポケモン
毒タイプ全般
・打点がない。アタッカーには道連れ、搦手系にはトリックでなんとかするか、素直に後ろに引く。
・『ハッサム』
常にバレットパンチで縛られているので注意。
・Sブーストしている『ハバタクカミ』
相性の良い味方・構築例
『テツノブジン』は悪タイプには強く、毒タイプ、フェアリータイプには弱い。このことを前提として
・『バドレックス(こくば)』
Cダウンしたミライドンを瞑想の起点にする動きを取ることができる。
・『カイリュー』
『テツノブジン』の削りと合わせて、しんそくで削れたミライドンを上から倒すことがてきる。ミライドン軸はその性質上、選出にゴーストタイプを絡めにくいのでしんそくが通りやすい。
・『ハッサム』
ゴツゴツメットや突撃チョッキを持つことで前述の「苦手なポケモン』全般に強く出られる。特に、『テツノブジン」は相手の『ハッサム』に「はたきおとす」を打たれることはほぼないのでゴツゴツメットに2回以上触れさせやすい。ハッサムをサイクルのクッションにして、再展開したテツノブジンで道連れするのも強力。
などが考えられる。
また、『ミライドン』側に交代読み交代をさせないため、あえて構築から地面タイプを抜いて確実に居座らせるのもありだと思う。
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。
レンタル 8QSHBN
この構築はおしんさんの動画を参考にしています。