こんにちは。こーずと申します。
今回が初の投稿となります。よろしくお願い致します。
主は特別対戦が上手い訳ではなく、考察も拙いですが、暖かい目で読んで下さるとありがたいです。
なお、本育成論はシーズン開始前に書いたものであることを了承した上で読んで頂ければ幸いです。
はじめに
- 本論ではHABCDSなどの略称を使用致します。
- 個体値は6Vであることを前提に話させて頂きます。
- ダメージ計算には ダメージ計算ツールSV byポケソル 様を使用しています。
採用理由と役割
- まず、シーズン2における環境の考察をした結果、トドロクツキトドロクツキやテツノツツミテツノツツミなどのポケモンが、ランクマッチ解禁前の下馬評通り台頭してくると思われます。
- また、現環境(シリーズ1時点で数を伸ばしていたキョジオーンキョジオーンやヘイラッシャヘイラッシャ、アーマーガアドオーアマガドオーといった受けポケモンも環境に一定数存在することを前提として、
それらをまとめて、つまり物理、特殊関係なく突破することを目標として、こちらの結論に至りました。
- また、このポケモンは主にキョジオーンキョジオーンを構築に同時採用することを推奨し、その上で話を進めていく場合があります。
持ち物
- コンセプトを重視しつつ、火力を最大限高めるために基本確定。特性もクオークチャージのみなので、やはりブーストエナジーを推奨。ただ、構築段階で他のパラドックスポケモンにブーストエナジーを持たせる場合、運用方法は異なるが命の珠等で擬似的な火力補強は可能
特性
- クオークチャージ一択。特に追記することもないため言及はなし。
性格・努力値と調整
- 注)調整に重きを入れたステータスから説明しますので、順番が前後します。ご了承ください。
- 攻撃 252振り(実数値182)
基本は物理型として運用するので、できるだけ突破力を高めるためにAはぶっぱ。性格補正をかけない理由は後述。
基本、A実数値が他のステータスより高くなるので、ブーストエナジーがAに作用し、実数値は236となる。
- 特攻 140振り(実数値158)
後述するSラインとC、H等の振り分けにおけるバランスを考慮したところ、140振りに落ち着いた。
基本的には素直な火力増強を目的としているが、特定の条件(下記)でその意味を成す。
前述したキョジオーンキョジオーンは単体である程度のポケモンなら積ませることが出来るほどの力を持っているので、基本的に搦め手(特にトリック)を使って動きを封じる方法が1番素直である。(主にロトム水ロトムとの対面を想定)
そこで、相手のトリックに合わせてこちらがテツノブジンに交代し、眼鏡orスカーフを貰うことで、特殊技を高火力で扱うことが可能になる。
ただし、あくまでも想定のため実現の可能性は著しく低く、ロマンである域を出ない。
- 素早さ 52振り 上昇補正(実数値157)
火力を高めつつSラインを上げるために52振り。
前述のトリック想定としてスカーフを貰った場合、最速ドラパルトドラパルト抜きに調整を抜きつつできる限りSを高めた。
(無振りテツノツツミ抜きだがそんなものは環境に居ないと思うので無意味)
- HP 60振り(実数値157)
こちらは素直に余りを振った。たまたま2N+1になったことは内緒
特防 4振り(実数値81)
端数を振った。ロトム水ロトムとの対面を想定しているため、ドロポンを打たれる可能性も加味してなけなしのD振り。
- 防御 下降補正(実数値99)
ポケモンの性質上、下降補正をかけるステータスが見つからず、1番不要であると考え防御にかけた。
- 性格 せっかち(S↑B↓)
対戦ではほとんど見ない性格だが、努力値調整の欄にも書いたように、出来る限りバランスの取れた配分を考えた結果この性格に行き着いた。
技構成
- ソウルクラッシュ
こちらは確定。現状この技を使えるポケモンはオーロンゲオーロンゲとテツノブジンテツノブジンだけであり、じゃれつくも覚えないため、純粋なメインウェポンとして採用。また、相手のCを下げる追加効果もあるので汎用性が高く◎。
- インファイト
こちらも確定。高火力メインウェポン。
物理型で運用する場合、フェアリー技が通らない鋼タイプ相手(ex.ドドゲザンジバコイル)に極めて有効。
- テラバースト
テラスタル時に地面技として使用。基本的に攻撃のステータスが高くなるので、以上の物理技3ウェポンで戦う。(場合に応じて変更の余地はあり)
フェアリー、地面の技範囲は相性補完が非常に協力であり、環境に存在するポケモンに対して有効な場面が多い。特にサーフゴーサーフゴーやドオードオーに対しては、前記2つの技が通らないため不意をつくことが可能。
前述した物理技と比べれば優先度は低いが、相性補完を加味して採用を推奨する。
以後は自由度の高い技なので、構築や役割対象を考えて採用することを勧める。
- 10万ボルト
これまでに述べた3つの技だと、アーマーガアアーマーガアに対して打点が全く持てないため、ピンポイントメタとして採用する価値がある。また本来テツノブジンに取って苦手な飛行タイプにも高打点が持てる。
- シャドークロー
テラスタルせずにサーフゴーサーフゴーに対し安定した打点を持つために採用する選択肢もある。10万ボルトと同じくピンポイントメタであるため、他の技に比べて採用価値は低め。
- 叩き落とす
どの相手にも安定した追加効果を持つ技だが、あくまでコンセプト重視のためどうしても技スペースが足りなくなってしまうので、あまり採用は勧めない。
- マジカルシャイン
前述した状況において眼鏡を渡された時のためのタイプ一致技。だが、そもそもその状況が発生する確率は低いので、そのためのみに採用する価値はかなり低いと思われる。
- 影打ち
テツノブジンは高速高火力低耐久のポケモンであるため、先制技に対して無力である。それらへの対抗策として採用する価値は十分にある。
- 電磁波
中間択としてそれなりに便利な技だが、同上の理由よりどうしても技が足りなくなってしまうので、個人的に採用する価値は大分薄いと考えている。
- 催眠術
電磁波と同じく入れる枠がほぼないので基本的に採用しない。命中60なので安定性も△。
テラスタル
- 地面テラスタル
先述したとおり、フェアリー、地面の相性補完はかなり強力であり、ポケモンの性質上テラスタルは攻めのみに使われる(この型の場合)ので、全てのテラスタイプの中で最も適している。
- 電気テラスタル
10万ボルトを入れない場合かつ完全な物理型で扱う場合はあり。だがコンセプトと少しずれてしまうので、個人的には推奨しない。
立ち回り例
ただ、あくまでロマンなので<b>選出を固定していると一瞬で負けかねない<b>ので注意。
- 対面的なポケモンということで、先発適正も高いため、初手において適度に相手のパーティーへダメージを与えることを可能。
また、テツノブジンは壁も覚えるため、起点作成型と誤認させやすい点も◎。
与ダメージ計算-対アーマーガアアーマーガア(HB)
ソウルクラッシュ→14.2%〜17.0%(乱数6発)
インファイト→35.2%〜41.5%(確定3発)
10万ボルト→49.8%〜59.6%(99.6%で確定2発)
シャドークロー→18.0〜21.5%(24.88%で確定4発)
テラバースト(物理電気)→41.0%〜48.8%(確定3発)
叩き落とす→24.9%〜29.8%(2発目以降威力減少)
- 対ドオードオー(HD…上記 HB…下記)
ソウルクラッシュ→26.5%〜31.7%(確定4発)
17.2%〜20.2%(0.04%で確定5発)
インファイト→42.9%〜49.8%(確定3発)
27.5%〜32.5%(確定3発)
テラバースト(物理地面)→114.0%〜134.2%(確定1発)
73.5%〜87.0%(確定2発)
叩き落とす→46.0%〜54.5%(54.68%で確定2発)
30.0%〜35.5%(25.04%で確定3発)
- 対サーフゴーサーフゴー(H4→HD→HBの順)
ソウルクラッシュ→27.0%〜32.0%(確定4発)
22.7%〜26.9%(34.17%で確定4発)
17.5%〜21.2%(7.32%で確定5発)
テラバースト(物理地面)→114.2%〜136.2%(確定1発)
95.9%〜114.5%(81.25%で確定1発)
69.1%〜81.5%(確定2発)
10万ボルト→38.7%〜46.1%(確定3発)
23.2%〜27.4%(55.56%で確定4発)
37.7%〜44.4%(確定3発)
テラバースト(物理電気)→38.1%〜45.5%(確定3発)
32.0%〜38.2%(95.6%で確定3発)
32.5%〜38.7%(98.92%で確定3発)
シャドークロー→67.5%〜79.8%(確定2発)
56.8%〜67.1%(確定2発)
40.3%〜48.5%(確定3発)
叩き落とす→93.3%〜110.5(56.25%で確定1発)
78.4%〜92.8%(確定2発)
56.8%〜67.1%(確定2発)
- キョジオーンキョジオーン(HD→HBの順)
ソウルクラッシュ→35.4%〜39.2%(99.02%で確定3発)
24.7%〜29.5%(99.94%で確定4発)
インファイト→104.4%〜122.8%(確定1発)
78.3%〜92.8%(確定2発)
テラバースト(物理地面)→46.4%〜55.1%(61.32%で確定2発)
34.8%〜41.6%(確定3発)
10万ボルト→17.0%〜20.2%(0.02%で確定5発)
23.7%〜28.0%(87.01%で確定4発)
叩き落とす→28.0%〜33.4%(0.2%で確定3発)
21.2%〜24.9%(確定5発)
対ヘイラッシャヘイラッシャ(H252→HBの順)
ソウルクラッシュ→29.5%〜35.0%(10.79%で確定3発)
21.5%〜25.7%(0.47%で確定4発)
インファイト→46.0%〜54.9%(58.98%単位確定2発)
34.3%〜40.9%(確定3発)
テラバースト(地面)→20.7%〜24.5%(確定5発)
15.2%〜18.2%(60..7%で確定6発)
10万ボルト→49.1%〜58.4%(97.65%で確定2発)
テラバースト(電気)→38.2%〜45,2%(確定3発)
28.8%〜34.3%(1.53%で確定3発)
叩き落とす→25.2%〜30.0%
18.7%〜22.2%
被ダメージ計算
- マリルリアクアジェット→30.5%〜36.4(42.11%で確定3発)
- カイリュー神速→39.5%〜47.2%(確定3発)
- ロトムハイドロポンプ→84.1%〜99.4%(確定2発)
- ウルガモスオーバーヒート→107.7%〜(確定1発)
ミミッキュA+2影打ち→45.9%〜54.2%(50.28%で確定2発)
苦手なポケモン
低耐久アタッカーである以上、高火力先制技を持っているポケモンへの手段が薄い。特に環境トップメタのカイリューカイリューに対して成せることが少ないのがこのポケモンの1番の難点である。
相性の良い味方・構築例
やはり対面構築に組み込むのが無難かと思われる。技範囲は非常に広いので、大抵のポケモンに対して打点が持てるのが良いポイント。
逆にサイクル構築には向いていないだろう。(極端に耐久が低いため)
- おわりに
ここまで育成論を読んでくださった皆さん、ありがとうございました。
今回初の育成論ということで、至らない点がいくつもあったかと思われますが、皆さんにとっていい刺激となればこちらも幸いです。使ってくれるならこの上ありません。
もちろん、まだまだ完璧、とは言い切れず、自分の意見のみで完結するものでもないので、是非コメントよろしくお願い致します!
共に最高のポケモンを作って楽しみましょう!