みなさま最強のジュカインジュカインレイドは苦しんでいますでしょうか?
通常行動にりゅうのまいを搭載し、こっちの目を盗んで舞って大火力で攻めてきて、非常に厄介でありますね。
巷の攻略では特性のてんねんで積み技を無視したり、シェルアーマーで急所に受けるリスクを消して積んで安全に戦うといった戦法が主流ですね。
でもみなさん、これって実質的に相手の積み技の対処さえしてしまえばあとはジュカインジュカインのひかえめな火力を耐えつつ殴り勝てばいいという発想から来ていますね。
ですが、最初から圧倒的な防御力でいくら舞われようと問題ない程度までダメージを抑え込んで打ち合えば、もっと楽に攻略ができるのになぁ。そう思いませんか?私はちょっと思いました。
ですのでそんな無理難題に、ピクシーピクシーの大体4倍の圧倒的な物理耐久力をもって応えてくれるポケモンが、
クレベースクレベースです
最強の
ジュカインジュカインについて
今回のレイドで一番危ないものは通常技です。
ほかの育成論などでも取り上げられておりますが、とりあえず通常技についての簡単な解説と立ち回りで最低限覚えておくべき特殊行動について解説しておきます。
- 持っている通常技について
通常技は以下の通りです。
通常行動で使う技は上記の4つになります。各技についての簡単な説明は以下の通りです
- かみなりパンチ
- 威力75の電気物理技
- 10%で麻痺にしてきますが、そもそもクレベースにはほぼ使われませんので一番空気です
- リーフブレード
- 威力90の草技
- 急所に当たりやすい技で1/8の確率で急所に当ててくるので、長期戦となるレイドでは複数回急所に当たることも多く、厄介です
まとめますと、
毎ターンランダムに0〜4回のりゅうのまいを積まれて、無対策だと文字通り何もできずに倒されて終わりとなるレイドです。
- 特殊行動について
今回のレイドと立ち回りにおいて、ジュカインジュカイン自体はいろいろと行動をしてきますが、覚えておくべき特殊行動は2つです。
一応この記事で書く立ち回りはリーフストームを被弾しないことを前提に書いておりますが、もし被弾した場合はさっさと1回倒れて仕切りなおすか、レイド自体をリセットするかで対応しましょう。ソロなら1回倒れた程度でも立ちなおせる時間的余裕はありますし、リセットするのもそこまで時間はかからないでしょう。
- 強化解除
- 残り時間85%になると使ってくる特殊行動でこちらの能力上昇をリセットし、特性も1ターンだけ無効化してきます。
今回のクレベースクレベースの立ち回りではこの特殊行動が来るまでにやることがほとんどありません。
なので実質的なレイドの開始の合図がこれ、ということだけ覚えれば大丈夫です。
持ち物と特性
- 持ち物
ワイドブレイカー、かみなりパンチの追加効果対策のため、持ち物はおんみつマント一択となります。
- 特性
アイスボディ
一択です。今回のクレベースクレベースは持ち物が上記の理由でかいがらのすずを持てない都合、持続的な回復手段としてアイスボディの回復を頼りとするためです。
性格・努力値と調整
- 性格
性格はわんぱく(防御↑、特攻↓)にすることで少しでも防御実数値を高くし、被ダメージを抑えます。
ほかの防御が上がるのうてんき(防御↑、特防↓)、のんき(防御↑、素早さ↓)
も候補として挙がります
- 努力値
今回のクレベースクレベースの努力値と、調整の目的は以下の通りです
- HP努力値212
- アイスボディの恩恵を最大限受けられるように16の倍数になるようにしております。
- 防御努力値252
- わんぱくと合わせて防御の値を可能な限り高くするためです。
- 攻撃努力値44
- 上記2つの努力値調整のあまりです。
これによって、レベル100になった時のステータス画面での数値がHP384、攻撃281、防御513となっていたら大丈夫です。
技構成
各技の採用目的などは以下のほうになります
- ゆきなだれ (レベル技)
- 条件付きだが最大威力120の物理氷技
- 今回のレイドでもっとも威力を出しやすい物理技です。
- ですがPPは増やしていないとギリギリになりがちなので、しっかり増やしておくと安心でしょう
- ゆきげしき(わざマシン52)
- 天候操作技
- 氷タイプの防御1.5倍と、アイスボディの発動条件。
- この防御ボーナスはのろいによる防御ランクアップと別物で急所のダメージを抑えられるので、レイド中は常に雪を維持しましょう
- じこさいせい (レベル技)
- 緊急時の回復技
- 天候が雪でも急所に当たるとHPが半分近く削られるので、レイド中でHPが半分近くに減ってきたらこれを使って常にHPは半分以上を維持しましょう
テラスタル
一択です。特性がアイスボディの野生のポケモンを捕まえたそのままでいいです。
オージャの湖で泳いでいるものが高レベルなので、ここで捕まえるといいでしょう。
ただし、テラレイドバトル産のものや、ナッペ山にいるテラスタル個体のものはテラスタルや特性が異なるうえに変更も手間なため、厳禁です。
立ち回り
今回のレイドではジュカインジュカインの最も厄介な攻撃がリーフブレードです。
下記に大まかにですが立ち回りを書いてはいますが、不意の急所に当たるリスクも高く、毎ターンのダメージの蓄積でHPはじわじわと減っていきます。
HPが半分になったら何よりも優先してじこさいせい、あとは画面に雪がちらついてるのを確認して雪を維持しながら動く
を徹底して立ち回ると安定すると思います
- 開幕〜強化解除まで
1回ゆきげしきを使いましょう。
あとは強化解除が来るまで待ちです
- 強化解除〜雪が解除されるまで
のろいを3〜4回、雪が晴れたのを確認したらゆきげしきを張りなおします
- 雪が解除されるまで(2回目)
ゆきなだれを連打します。
3回ゆきなだれをしたらテラスタル可能になるので、テラスタル後もゆきなだれを連打しましょう。
ここで削り切れず雪がまた晴れたら、ゆきげしきを張りなおします
- 撃破まで
ゆきなだれを連打しましょう。
ただしバリア破壊直後はジュカインジュカインは動かないため、ゆきげしきの張り直し、じこさいせいでHP回復、余裕があればいけいけドンドンで火力アップのどれかをしておくといいでしょう。
与ダメージ計算
ゆきなだれ(威力120)
テラスタル+のろい×4
→1944〜2288
被ダメージ計算
リーフストーム +クレベースクレベースの特防個体値31かつ特防性格無補正無振り(特防実数値128)
→268〜316(69.7~82.2%)
りゅうのまい×6+急所リーフブレード+天候:雪
→158〜186(最大HP40.8〜48.4%)
てっぺき+ボディプレスの型は?
まず最初に言いたいことは、クレベースクレベースのボディプレスアタッカーは☆6テラレイドでも十分に通用する強力な型で、一般レイドではほかの補助技も豊富でしっかり活躍できるということです。本来は非常に強力な戦い方です。
今回のジュカインジュカインレイドでも『必ず勝てる』というほど安定感のある戦い方ができるとは保証できませんが、もちろん勝利することは可能です。
しかし、テラスタイプが変化することでいくつか出てくる問題点があります。
この影響について軽くまとめるのとともに、他にクリア報告のある ボディプレスアタッカーと比較した場合も含めて記載しておきます。
- ゆきの防御上昇補正を受けられない
ボディプレス採用型だと必然的にテラスタイプは格闘になるため、クレベースクレベースの耐久力が低下します。
上記のダメージ計算と比較して、雪補正込みでクレベースはジュカインジュカインのリーフブレードを確定3発で耐えることができますが、テラスタル後はその補正がないです。
テラスタル後は最大HPの約60〜70%のダメージを受けて確定2発で倒れます。
このため、テラスタイプは氷一択となりました。
- 育成のコストがかかる
こちらは安定性とは別問題ですが、単純にテラスタルから
に変えるのは一から育てた場合、
テラスピースの準備が必要な分コストがかかる
ということもあります。
- ほかのボディプレス採用型アタッカーとの比較
ボディプレス採用のアタッカーが今回のレイドで活躍するためには、何よりもりゅうのまいとリーフブレードが高い壁として立ちはだかります。
通常はてっぺきを最大まで積めば問題なんてないのですが、いざ急所を引いた時のジュカインジュカインの火力はすさまじく、
テラスタルの防御特化した
アーマーガアアーマーガアが乱数1発で倒されるほどです。
既存のボディプレス採用アタッカーの大半はこの時点で安定して攻略可能なポケモンとしてお勧めできるとは言えないです。
そのため、特性で急所を無効にするカブトアーマー、シェルアーマーがほぼ必須となってきます。今回の場合はコータスコータス、
タイレーツタイレーツが候補となってくるでしょう。
この2匹コータス
タイレーツと
クレベースクレベースを比較した時、ボディプレスの火力面ではこの2匹よりも1〜2割ほど高い火力を有しております。
しかし、火力が多少高いからと言って攻略にかかる時間が劇的に早くなるわけでもないですし、 クリアスモッグなどの今回のレイドに有用な補助技も乏しく、加えて毎ターン1/8の確率でかいがらのすずでも回復しきれないダメージを貰うリスクを抱えて動く必要があります。
以上の理由でクレベースクレベースがほかのアタッカーよりもボディプレスを採用するに足る理由が持てず、ゆきなだれで殴り合っていく型になりました。