はじめに
こんにちは。kasaiと申します。
16投稿目になります。よろしくお願いします。
今回は磁力ジバコイルジバコイルを紹介します。
いやー、マイナー使いに優しくないヤツがいるんですよ。
そう、現在使用率鰻のぼりのブリジュラスブリジュラスですよ。
あいつマジなんなの。『じきゅうりょく』と『がんじょう』の2択厄介すぎる…
そしてやってくる事が多彩すぎる。
絶対ゆるさん…!
という事で『じりょく』でブリジュラスブリジュラスを捕まえて確殺すべく考案した型になります。
最初目指してたのは、「テラスを切らずに倒す」事だったんです。
『じりょく』って相手にテラス切られてを消されたら次ターン逃げられちゃうじゃないですか。
こちらがテラスを切らずに倒せるなら、もし逃げられるとしても相手にだけテラスを強要できてるという事で、価値はあるかなと。
結論としては、
テラス無しで倒すのは無理でした。
同じ『じりょく』持ちではスカーフゴローニャ(アローラ)アローラゴローニャで『じしん』撃って倒すとかも考えたんですが、『じきゅうりょく』の場合僅かに火力が足りず、確2とれない。
ジバコイルジバコイルも耐性面と特殊アタッカーである点では適正はあるんですが、技範囲が絶望的にブリジュラスブリジュラスに刺さらない。
という事で今回の戦術プランに落ち着きました。
まあついでに増えてるハッサムハッサムも狩れますし、普通にチョッキアタッカーとしてハバタクカミハバタクカミ等と戦えたりはしますので、腐る事は少ないでしょう。
コンセプトと役割、立ち回り
技によっては後出しも可。特に先発のブリジュラスブリジュラスは『ステルスロック』や『でんじは』だったりも多いので危険は少ないでしょう。
2.『エレキネット』で削ってS逆転
無振り〜最速まで全てのブリジュラスブリジュラスを抜ける調整にしてあります。
与ダメージは少ないので『がんじょう』潰しでもあり、『ミラーコート』ケアでもあります。
3.地面『テラバースト』で倒す
残念ながらテラス切らなきゃ落とせないです。
ただ、この2手で今トレンドの殆どのブリジュラスブリジュラスは安定して狩る事ができます。
スカーフやHD特化なんかが居ない今だからできる奇襲みたいなもんですがね。
持ち物
『とつげきチョッキ』
メガネブリジュラスブリジュラスだろうと受けながら捉える事が出来ます。
また元々ハバタクカミハバタクカミに強いタイプですので、対特殊アタッカーとしても動ける為の持ち物にしてます。
特性
『じりょく』
コンセプトのため、確定。
昔の筆頭だったサーフゴーサーフゴーを捕まえられないので、あまり活きる場面がない特性でしたが、ようやく他の優秀な特性を捨ててでも採用する価値があるだけの仮想敵が現れたな、という感じですね。
性格・努力値と調整
『ひかえめ』
H236 B4 C36 D44 S188
Hを16n-1調整。
Dはメガネハバタクカミハバタクカミの『シャドーボール』2耐えで調整。
Sは実数値104。ブリジュラスブリジュラスのSは無振り105、最速150なので『エレキネット』で確実に逆転する事ができます。
また2回撃てば最速136族抜き。せっかくなのでここまで振っておこうかと。
B、Cは余り。
技構成
『10まんボルト』(選択)
『エレキネット』(確定)
『ラスターカノン』(確定)
『テラバースト』地面(確定)
『エレキネット』『テラバースト』は役割遂行技なので確定。
対ハッサムハッサム用なら『10まんボルト』が安定技。
『ラスターカノン』は対ハバタクカミハバタクカミ等。
『ボルトチェンジ』(選択)
最初こっちで使っていて、これはこれで柔軟性が上がり、使いやすかったです。
捕まえたハッサムハッサムに対して、「交代せずに倒し切りたい」という理由で『10まんボルト』に変更した、って感じですね。
テラスタル
対ブリジュラスブリジュラス用。
この2つのどっちかですね。
テラスを切った後もハバタクカミハバタクカミとの撃ち合いができるようにの方を選びました。
与ダメージ計算
- ダメージ計算はポケソルさんのダメージ計算ツール(https://sv.pokesol.com/calc)を使用しました。
vs ブリジュラスブリジュラス(H252)
エレキネット 31〜37(15.7〜18.7%)乱6(97.49%)
地面テラバースト 182〜216(92.4〜109.7%)乱1(56.25%)
エレキネット+地面テラバースト 219〜253(108.2〜128.5%)
vs ハッサムハッサム(H252)
10まんボルト 87〜103(49.2〜58.2%)乱2(98.43%)
vs ハバタクカミハバタクカミ(H252)
ラスターカノン 102〜120(63.0〜74.1%)確2
被ダメージ計算
vs ブリジュラスブリジュラス
C252「メガネ」りゅうせいぐん 56〜66(32.0〜37.8%)乱3(94.4%)
B252ボディプレス 68〜80(38.9〜45.8%)確3
C252はどうだん 92〜110(52.6〜62.9%)確2
交代時に『はどうだん』以外なら受け出しから勝てます。『はどうだん』の採用率は高くないし、今のところ撃たれた事ありませんね。
メガネなら尚更押しにくい技でしょうし。
vs ハバタクカミハバタクカミ
C252「メガネ」シャドーボール
73〜87(41.8〜49.8%)確3
C252マジカルフレイム
62〜74(35.5〜42.3%)確3
(ジバコイル地面テラス)C252ムーンフォース
58〜69(33.2〜39.5%)乱3(99.8%)
vs ハッサムハッサム(A252+いじっぱり)
インファイト 134〜158(76.6〜90.3%)確2
バレットパンチ 12〜15(6.9〜8.5%)乱12
インファイト+バレットパンチ
146〜173(83.5〜98.9%)確定耐え
苦手なポケモン
- じめんタイプ全般
当然と言えば当然ですが。
今回は対策技を入れてないので。
- オーガポン(かまど)炎オーガポン
基本技が通らず、テラス切るのもイマイチ。
適当に『つるぎのまい』等の起点にされちゃうのが辛い。
相性の良い味方・構築例
組める相方はそんなに選びませんが、引き先として使いやすかったのはここらへんですかね。
相性補完が良く、対物理のサイクル性能が高いため。
- ハバタクカミハバタクカミ
またコイツが ハッサムハッサムを逃さずに刈り取ってくれるお陰で、こちらのハバタクカミが動かしやすくなるという利点もあります。
そしてこれらは「テラスタルに依存せず仕事できる」面子である点も、今回のテラス前提の ジバコイルジバコイルと相性が良い点ですね。
終わりに
いかがだったでしょうか。
いやブリジュラスブリジュラスはホントに、対策するのに骨が折れる相手でした。
Sがそこそこ速いのが結構悪さしていて、本来耐久や火力に割きたかった努力値をかなりSに使わされるのが本当に辛かったです。
種族値の暴力ってやつですね。
最初ゴローニャ(アローラ)アローラゴローニャで検討してた時は絶望しましたよ。絶妙に数値が足りないんだもの。
まあテラス前提な時点で完全な対策になってるかというと微妙ですが、ハッサムハッサムをはじめ、他の役割対象が環境に多くなった点を加味すれば、そこそこ良い働きをしてくれると思いますよ!
対策に困ってる方は、ぜひ一度お試しください。
というか、他の方法でもいいからみんなで対策してアイツの数を減らしてくれ、頼む…!
それでは最後まで読んでいただき、ありがとうございました。