初めまして。初投稿になります、最速バチンウニです。ポケモン対戦は剣盾からやっていましたが、まだまだ初心者です。よろしくお願いします。
はじめに
- この育成論ではHABCDSなどの略称を使用します。
これらはH=HP、A=攻撃、B=防御、C=特攻、D=特防、S=すばやさを意味します。
- ダメージ計算の方にAS特化などの記載があります。
こちらは、AS特化=A252、S252、ASどちらかに性格補正が乗っているという意味です。あらかじめご了承ください。
コンセプトと役割
今回ご紹介するヤドキングヤドキングはガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ)の対策をメインに育成したポケモンです。
役割としてはガチグマ(アカツキ)受け。ほかの特殊アタッカーに対しても十分仕事をしてくれると思います。
ガチグマ(アカツキ)を許すな!
持ち物
- おんみつマント
- ガチグマ(アカツキ)のサブウェポンとして採用率の高い『だいちのちから』の追加効果であるD下降を防ぐ効果があるため、D下降がいやな方はこちらを。
- たべのこし
- 毎ターンさいだいHP の16分の1回復するため、耐久力UPこちらを採用する場合、 H努力値を180にする必要があります。その場合の努力値配分は↓
- H180 C76 D252となります。
※H180にする理由はたべのこしの回復を効率的な16n+1にするため
特性
- さいせいりょく
- 手持ちに戻ったときにさいだいHP の3分の1回復します。普通に強いです。
- サイクルする毎に回復するので苦手な物理アタッカーが来たら戻し、得意の特殊アタッカーを受ける、ということが可能です。
- どんかん
- このヤドキングは『めいそう』『なまける』を軸に動きます。この2つを封じられたら交代せざるを得ません。
- 『ちょうはつ』を入れられて攻撃技を打ちまくっても火力がないのでひんしになって数的不利になってしまいます。そんな『ちょうはつ』を無効化できる『どんかん』もかなりおすすめです。
性格・努力値と調整
性格はD↑A↓のおだやかを採用しています。努力値は↓
H→228(『なまける』を意識した2n+1調整)
C→36(『めいそう』を3回積めれたらガチグマ(アカツキ)を『ねっとう』で確定1発に)
D→244(特殊耐久を上げるため)
技構成
- 確定枠
- めいそう
- CとDを1段階上昇させる技。耐久力と一緒に火力を底上げできるのはかなりウマウマです。
- 『ドわすれ』はDが2段階上昇しますが、Cが上がらないため相手が回復技を持っていた場合かなりの長期戦になってしまいます。なのでCとDを上昇させる『めいそう』を採用しています。
- なまける
- 回復技です。受けポケなら必須レベルの技です。
- 選択技
- ねっとう
- の威力80、命中100の技です。追加効果で相手を30%でやけどにする効果があります。
- こいつを見せるだけで相手は安易に物理アタッカーに交代できなくなります。特殊受けのヤドキングには相性のいい技です。
- ハイドロポンプ
- の威力110、命中80の技です。威力は高いですが命中不安なのがネックです。いつも肝心な時に限って外れます。外れてもいいから高威力で殴りたいという人におすすめです。
- サイコキネシス
- の威力90、命中100の技です。追加効果で相手のDを10%で1段階下げることができます。
- タイプ一致ということもありなかなかの威力が出ると思います。
- 相手がウーラオス(れんげき)(水)を出してきた場合かなりおいしい技です。ただし、のポケモンにご注意。
- くさむすび
- の威力は20~120、命中100の技です。相手のガチグマ(アカツキ)がテラスだった場合でも弱点を突くことができます。
- こごえるかぜ
- の威力55、命中95の技です。追加効果で相手のSを1段階ダウンさせることができます。
- ガチグマ(アカツキ)対面、初手に打つことによってガチグマ(アカツキ)がS無振りだった場合次のターンから先手を取ることができます。
- ガチグマ(アカツキ)ではない場合でもSを下げれれば後続の味方が有利に立ち回れるので便利です。
- れいとうビーム
- の威力90、命中100の技です。追加効果で相手を10%でこおり状態にすることができます。たまに出ると嬉しい
- 威力を重視したい方ならこちらがおすすめです。
テラスタル
立ち回り例
- 『こごえるかぜ』採用の場合、なおかつガチグマ(アカツキ)対面の場合は『こごえるかぜ』を。そうでない場合は『めいそう』を積みましょう。
- 2ターン程、ヤドキングの体力ゲージが緑色になるまで『なまける』で体力回復
- 余裕がある場合はさらに『めいそう』を積み、早めに片づけておきたいならあとは攻撃していきましょう。
与ダメージ計算
- 候補に挙がった技の中でも採用率が高そうなもののみ記載しております。
- こごえるかぜはあくまでSを下げることが目的のため、除外しております。
ねっとう | ガチグマ(アカツキ)H252チョッキ | 41.0~49.1% 確定3発 |
サーフゴーHD無振り | 31.5~37.7% 乱数3発(88.42%) | |
ハバタクカミD4 | 28.5 ~ 34.7% 乱数3発 : 2.73% | |
ヒートロトムH252 | 72.0 ~ 86.4% 確定2発 | |
イーユイD4 | 64.7 ~ 75.4% 確定2発 | |
ハイドロポンプ | ガチグマ(アカツキ)H252チョッキ | 55.5 ~ 66.4% 確定2発 |
サーフゴーHD無振り | 43.3 ~ 51.9% 乱数2発 : 9.37% | |
ハバタクカミD4 | 39.3 ~ 46.2% 確定3発 | |
ヒートロトムH252 | 77.8 ~ 93.0% 確定2発 | |
イーユイD4 | 84.7 ~ 101.6% 乱数1発 : 6.25% | |
テツノツツミHD無振り | 36.7 ~ 43.6% 確定3発 | |
サイコキネシス | ハバタクカミD4 | 32.4 ~ 37.7% 乱数3発 : 92.74% |
ヒートロトムH252 | 32.5 ~ 38.3% 乱数3発 : 94.97% | |
ウーラオス(れんげき)(水)D4 | 90.3 ~ 107.5% 乱数1発 : 43.75% | |
テツノツツミHD無振り | 60.4 ~ 71.8% 確定2発 | |
ドオーH252,D特化 | 33.0 ~ 38.9% 乱数3発 : 97.36% | |
れいとうビーム | ガチグマ(アカツキ)H252チョッキ | 31.0 ~ 36.4% 乱数3発 : 54.1% |
ガブリアスD4 | 87.5 ~ 105.0% 乱数1発 : 31.25% | |
ゴリランダーH4チョッキ | 36.4 ~ 43.2% 確定3発 | |
カイリューH244 マルチスケイルなし | 73.1 ~ 87.4% 確定2発 |
被ダメージ計算
- 計算はすべて、ヤドキングのDが上昇していない時の計算です。
ガチグマ(アカツキ) C特化 | ブラッドムーン | 46.8 ~ 54.8% 乱数2発 : 62.1% |
だいちのちから | 29.2 ~ 35.2% 乱数3発 : 18.72% | |
ムーンフォース | 21.2 ~ 25.2% 乱数4発 : 0.01% | |
しんくうは | 4.5 ~ 5.5% 乱数19発 : 0% | |
サーフゴー C特化こだわりメガネ | ゴールドラッシュ | 29.2 ~ 34.7% 乱数3発 : 6.22% |
シャドーボール | 78.4 ~ 93.5% 確定2発 | |
ハバタクカミ C特化こだわりメガネ | ムーンフォース | 46.8 ~ 55.8% 乱数2発 : 75% |
シャドーボール | 79.4 ~ 94.5% 確定2発 | |
イーユイ C特化こだわりメガネ | あくのはどう | 79.4 ~ 94.5% 確定2発 |
テツノツツミ C特化こだわりメガネ | フリーズドライ | 66.4 ~ 78.4% 確定2発 |
ヒートロトム C特化こだわりメガネ | ボルトチェンジ | 58.3 ~ 69.4% 確定2発 |
ほうでん | 67.4 ~ 79.4% 確定2発 | |
10まんボルト | 75.4 ~ 88.5% 確定2発 | |
ハッサム A特化 | はたきおとす | 73.4 ~ 87.5% 確定2発 |
ダブルウイング | 31.2 ~ 37.2% 乱数3発 : 81.6% | |
とんぼがえり | 79.4 ~ 94.5% 確定2発 | |
カイリュー A特化こだわりハチマキ | しんそく | 46.3 ~ 54.8% 乱数2発 : 61.32% |
じしん | 57.8 ~ 68.4% 確定2発 | |
スケイルショット こだわりハチマキなし | 75.4 ~ 90.5% 確定2発 | |
パオジアン A特化 | かみくだく | 114.6 ~ 135.7% 確定1発 |
ふいうち | 100.6 ~ 118.6% 確定1発 | |
ゴリランダー A特化こだわりハチマキ | グラススライダー | 118.6 ~ 141.8% 確定1発 |
はたきおとす | 107.6 ~ 126.7% 確定1発 | |
オーガポン(かまど) A特化 | ウッドホーン | 126.7 ~ 148.8% 確定1発 |
くさわけ | 84.5 ~ 99.5% 確定2発 |
苦手なポケモン
- 物理アタッカー全般
- 特にハッサムパオジアンゴリランダーウーラオス(いちげき)(悪)オーガポン(かまど)→はたきおとすがあるのと、相性不利
- ねっとうによるやけどを引ければワンチャン...??
相性の良い味方
ケンタロス(パルデア炎) パルデアケンタロス(炎) | ヤドキングの弱点であるを半減にできるだけでなく、特性の『いかく』により相手のAが1段階ダウン、ケンタロス(パルデア炎)はB種族値が高いため、物理受けが可能。 ヤドキングと非常に相性が良い。現環境に多いキュウコン(アローラ)の『オーロラベール』を破壊できる点も◎ |
ヌメルゴン(ヒスイ) ヒスイヌメルゴン | こちらもヤドキングの弱点である半減でき、持ち前の耐久力のおかげで後投げが安定する非常に優秀なポケモン。 たてこもるからのボディプレスが決まれば非常に爽快である。 |
ヒードラン | これまたヤドキングとタイプ相性がよく、耐久力だけでなく、相手が接触技を打ってきた場合はほのおのからだが、とくせいガードを持たせればオーガポン(かまど)対策になるもらいびと、どちらの特性も優秀なゴキブリ。 ただし、技の一貫に注意。 |
おわりに
本育成論を読んでいただき、ありがとうございました!もし誤字脱字、ご不明な点等、アドバイスや「あのポケモンのあの技もダメージ計算してほしい!」等もございましたら是非、コメントください!
本当は物理受け『ウェーニバル』にしようと思ったんですが、いざポケモン対戦に行ってみるとびっくりするほど弱かったので、次に自信があった『ヤドキング』をマタギにさせました。
ウェーニバルは好きなポケモンなので、技構成を変え、またリベンジしたいと思います。ありがとうございました。