ユクシー- ポケモン育成論SV

【積みポケ対策】バトンユクシー【ものまねハーブ】

2023/06/09 11:51 / 更新:2023/06/10 11:02

ユクシー

HP:HP 75

攻撃:攻撃 75

防御:防御 130

特攻:特攻 75

特防:特防 130

素早:素早 95

ツイート4.944.944.944.944.944.944.944.944.944.94閲覧:9611登録:18件評価:4.94(11人)

ユクシー  エスパー  【 ポケモン図鑑 】

性格
おくびょう(素早 攻撃)
特性
ふゆう
努力値配分(努力値とは?)
HP:244 / 防御:4 / 特攻:4 / 特防:4 / 素早:252
個体値:31-0-31-31-31-31
実数値:181-72-151-96-151-161 (素早さ比較)
覚えさせる技
ドレインキッス / めいそう / バトンタッチ / アンコール
持ち物
ものまねハーブ
テラスタイプ
ノーマル

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ルール
シングルバトル
このポケモンの役割
特殊サポート
登録タグ

考察

はじめに

24個目の育成論投稿になります。至らぬ点も多々あると思いますが、改善点等ご指摘いただければ幸いです。
今回の育成論はユクシーユクシーとなります。一般的に起点作成役として採用されることの多いポケモンですが、今回はアンコールによるハメ性能とバトンタッチによるサポートを主体に考察していこうと思います。
最後まで見ていただけると嬉しいです。

  • HABCDS、など非公式の略語、単語等を用います。
  • 論中に登場するポケモンの個体値は特に指定がなければ理想個体とします。
  • ダメージ計算にはポケソル様のダメージ計算ツールSV(https://sv.pokesol.com/calc)を使用させていただきました。
  • 環境ポケモンの型や採用技等はhttps://sv.pokedb.tokyo/pokemon/list?season=7&rule=0を参考にさせていただきました。

ユクシーユクシーについて

まず最初にこのユクシーユクシーというポケモンには、同タイプ、同特性であるエムリットエムリットアグノムアグノムクレセリアクレセリアというライバルがいるためこの3体との差別化を図る必要があります。
本育成論で紹介するバトンタッチ型では耐久力が必須であるためこの時点でアグノムアグノムは除外され、そもそもバトンタッチを覚えないクレセリアクレセリアも選択肢から外れます。
残ったエムリットエムリットに関しては攻撃力と防御力のバランスが良いのでアリ…なのですがここで重要になるのがS種族値となります。
エムリットエムリットのS種族値は80族であり、積みポケモンとして環境に存在するサーフゴーサーフゴーコノヨザルコノヨザルセグレイブセグレイブ等の上からアンコールを使うことができず、カイリューカイリューとも同速なので運ゲーになってしまいます。
よってS種族値が95族であり、耐久性に優れているユクシーユクシーを採用するに至りました。

また、同じエスパー単タイプでありバトンタッチ使いであるクエスパトラクエスパトラに対しては耐久力、特性による耐性の違い、アンコールの有無で差別化されていると考えています。

本育成論の要であるめいそうバトンタッチアンコールをすべて覚えることができて耐久もあり、S種族値が111族でエスパーに加えてフェアリーの複合属性を持つサケブシッポサケブシッポとは、特性による地面タイプへの耐性とフェアリー複合なのになぜか覚えないドレインキッスによって差別化とさせていただきます。

コンセプトと役割

今回のコンセプトは

  1. 起点作成に出てきた相手をアンコールで縛る。
  2. 積みポケモンに対して後投げしてものまねハーブを発動させつつ、次のターンに相手の積み技をアンコールで縛る。
  3. 特性で無力化できる地面技や半減で受けられる格闘技を他のポケモンで誘い、受け出しからアンコールで縛る。
  4. 弱点であるゴースト技をノーマルテラスタルによって無力化し、アンコールで縛る。
  5. めいそうドレインキッスによって特殊型ビルドレインアタッカーとなる。
  6. 自身で戦えない場合にはバトンタッチで後続に引き継ぐ。

等々になります。

持ち物

ものまねハーブ

持たせると、1度だけ相手の能力ランクが上がった時に自分の能力ランクも上げる。また、持たせるとピクニックでタマゴ技のコピーができる。

コンセプトのため確定です。
カイリューカイリューセグレイブセグレイブりゅうのまいウルガモスウルガモスちょうのまいドレディア(ヒスイ)ドレディア(ヒスイ)しょうりのまい等でSを逆転されることがなくなるので、アンコールを安定させることができます。

特性

ふゆう

『じめん』タイプの技を受けない。また、技『どくびし』『まきびし』『ねばねばネット』や特性『ありじごく』の効果を受けない。『エレキフィールド』『サイコフィールド』『グラスフィールド』『ミストフィールド』の効果も受けない。

これしかないため確定です。
最速ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)の上が取れているため、地面技に交代を合わせられればアンコールで起点にすることができます。

性格・努力値と調整

おくびょう(S↑A↓)H244 A0 B4 C4 D4 S252
H…2n-1にしつつ最大まで
A…イカサマ対策のためA個体値0推奨
BCD…余り
S…上からアンコールを打てる相手を増やすため最速

最速デカヌチャンデカヌチャンランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)ファイヤー(ガラル)ファイヤー(ガラル)コノヨザルコノヨザル抜き。
準速ラブトロス(化身)ラブトロス(化身)クエスパトラクエスパトラドレディア(ヒスイ)ドレディア(ヒスイ)ガブリアスガブリアス抜き

技構成

  • 採用技

ドレインキッス
所謂特殊型ビルドレインです。ドレインパンチより回復量が大きいため、めいそうを積んでからの耐久力には目を見張るものがあります。エスパー技を警戒して出てくる悪タイプに強いのも良い点です。

めいそう
今回のコンセプトです。アンコールによって無力化した相手を眺めながら悠々と積んでいき、バトンタッチに繋げていきましょう。

バトンタッチ
今回のコンセプトです。ものまねハーブによってAが上がる可能性もあるためバトン先には物理と特殊の両方を用意した方が良いと思います。
少なくともバトン先に想定しているポケモンにはテラバーストを覚えさせた方が良いでしょう。

アンコール
先述した通りあらゆる状況からめいそうに繋げていける最強のハメ技です。みがわりを貫通するのも非常に偉いです。

  • その他有用な技

しんぴのちから
今作からの追加技です。攻撃後に確定でCを上げる効果がついているため、攻撃しつつバトンタッチの準備ができます。ちょうはつで機能停止しなくなるのは良い点です。
悪タイプに無効化されるため注意が必要です。

アシストパワー
タイプ一致の攻撃技です。自身の能力ランクが上がるごとにダメージが上がっていくためめいそうものまねハーブとの相性が非常に良いです。
悪タイプに無効化されるため注意が必要です。

テラスタル

ノーマル
今回の採用枠です。先述した通り弱点であるゴースト技を誘い、テラスタルで無効化することによってアンコールに繋げていきます。

フェアリー
ドレインキッスのダメージを上げつつ弱点である悪・虫に強くなります。また、ドラゴンタイプを無効化できるため、相手がドラゴン技を使った際にはアンコールで縛ることができます。

立ち回り例

基本的に先発である必要はないと思います。

  • 対起点作成型

後投げからアンコールステルスロック等の起点作成技を縛る。

  • 対積みポケモン

後投げからものまねハーブが発動するため、素でSが勝っている相手であれば次のターンにアンコールで縛る。

  • 対アタッカー

地面や格闘技を打ってくるようであれば受けだしてアンコールで縛る。
等倍以上のアタッカーであればめいそうを積む前の対面では勝ち目がないので他のポケモンに任せる。

与ダメージ計算

  • 特に表記がない場合"持ち物無し""無振り"で計算しています。
  • 【 】内は自分がテラスタルした時のダメージとします。

ドレインキッス

レギュレーションC

カイリューカイリュー(H252)マルチスケイル有
C±0
16 ~ 19 (8.0 ~ 9.5%) 乱数11発 : 0.15%
C+2
31 ~ 37 (15.7 ~ 18.7%) 乱数6発 : 87.09%
C+6
61 ~ 72 (30.9 ~ 36.4%) 乱数3発 : 55.29%

カイリューカイリュー(H252)マルチスケイル無
C±0
32 ~ 38 (16.2 ~ 19.2%) 乱数6発 : 97.39%
C+2
62 ~ 74 (31.4 ~ 37.4%) 乱数3発 : 80.46%
C+6
122 ~ 144 (61.7 ~ 72.8%) 確定2発

ハバタクカミハバタクカミ(H4)
C±0
12 ~ 15 (9.2 ~ 11.5%) 乱数9発 : 0%
C+2
24 ~ 29 (18.4 ~ 22.2%) 乱数5発 : 62.46%
C+6
47 ~ 56 (35.9 ~ 42.8%) 確定3発

ディンルーディンルー(H252)
C±0
28 ~ 34 (10.7 ~ 13.0%) 乱数8発 : 0.01%
C+2
56 ~ 66 (21.4 ~ 25.2%) 乱数4発 : 0.01%
C+6
110 ~ 130 (42.0 ~ 49.7%) 確定3発

セグレイブセグレイブ(H4)
C±0
34 ~ 42 (17.9 ~ 22.0%) 乱数5発 : 36.01%
C+2
68 ~ 82 (35.7 ~ 43.0%) 確定3発
C+6
136 ~ 162 (71.3 ~ 84.9%) 確定2発

コノヨザルコノヨザル(H252)
C±0
34 ~ 42 (15.7 ~ 19.4%) 乱数6発 : 98.18%
C+2
68 ~ 80 (31.4 ~ 36.9%) 乱数3発 : 65.38%
C+6
132 ~ 156 (60.9 ~ 71.9%) 確定2発

ウルガモスウルガモス(H252)
C±0
7 ~ 9 (3.7 ~ 4.7%) 乱数22発 : 0%
C+2
14 ~ 17 (7.2 ~ 8.9%) 乱数12発 : 13.36%
C+6
29 ~ 34 (15.2 ~ 17.7%) 乱数6発 : 26.31%

レギュレーションD
ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)(H252)
C±0
19 ~ 23 (9.7 ~ 11.7%) 乱数9発 : 0.76%
C+2
37 ~ 44 (18.9 ~ 22.5%) 乱数5発 : 88.64%
C+6
73 ~ 86 (37.3 ~ 43.9%) 確定3発

ガチグマガチグマ(H252)
C±0
19 ~ 23 (8.0 ~ 9.7%) 乱数11発 : 2.2%
C+2
37 ~ 44 (15.7 ~ 18.5%) 乱数6発 : 83%
C+6
73 ~ 86 (30.9 ~ 36.3%) 乱数3発 : 53.46%

ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)(いちげき)
C±0
92 ~ 112 (52.6 ~ 64.0%) 確定2発
C+2
180 ~ 216 (102.9 ~ 123.5%) 確定1発

ウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)(れんげき)
C±0
46 ~ 56 (26.3 ~ 32.0%) 確定4発
C+2
90 ~ 108 (51.5 ~ 61.8%) 確定2発
C+6
180 ~ 214 (102.9 ~ 122.3%) 確定1発

ラブトロス(化身)ラブトロス(化身)(H252)
C±0
19 ~ 23 (10.5 ~ 12.7%) 乱数8発 : 0%
C+2
37 ~ 44 (20.5 ~ 24.4%) 確定5発
C+6
73 ~ 86 (40.4 ~ 47.6%) 確定3発

ファイヤー(ガラル)ファイヤー(ガラル)(H252)
C±0
26 ~ 32 (13.2 ~ 16.2%) 乱数7発 : 77.41%
C+2
52 ~ 62 (26.4 ~ 31.5%) 確定4発
C+6
102 ~ 120 (51.8 ~ 61.0%) 確定2発

ドレディア(ヒスイ)ドレディア(ヒスイ)
C±0
40 ~ 48 (27.5 ~ 33.2%) 確定4発
C+2
78 ~ 92 (53.8 ~ 63.5%) 確定2発
C+6
152 ~ 180 (104.9 ~ 124.2%) 確定1発

被ダメージ計算

  • 特に表記がない場合"持ち物無し""無振り"で計算しています。
  • 【 】内は自分がテラスタルした時のダメージとします。

カイリューカイリュー(A↑252)
しんそく
41 ~ 49 (22.5 ~ 27.0%) 乱数4発 : 37.84%

ハバタクカミハバタクカミ(C252)
シャドーボール
114 ~ 134 (62.7 ~ 73.7%) 確定2発

サーフゴーサーフゴー(C↑252)
シャドーボール
122 ~ 146 (67.1 ~ 80.3%) 確定2発

セグレイブセグレイブ(A↑252)
つららばり@5
105 ~ 125 (57.7 ~ 68.7%) 確定2発
こおりのつぶて
33 ~ 40 (18.2 ~ 22.0%) 乱数5発 : 58.94%

コノヨザルコノヨザル(A↑252)
ふんどのこぶし@50
68 ~ 84 (37.4 ~ 46.2%) 確定3発
ふんどのこぶし@100
138 ~ 164 (75.9 ~ 90.2%) 確定2発
ドレインパンチ
25 ~ 30 (13.7 ~ 16.5%) 乱数7発 : 99.97%

ウルガモスウルガモス(C↑252)
むしのさざめき
140 ~ 168 (77.0 ~ 92.4%) 確定2発

ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)(いちげき)(A↑252)/ウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)(れんげき)(A↑252)
インファイト
45 ~ 53 (24.7 ~ 29.2%) 乱数4発 : 99.71%

ラブトロス(化身)ラブトロス(化身)(A↑252)
ばかぢから
A±0
27 ~ 32 (14.9 ~ 17.5%) 乱数6発 : 12.52%
A+1
41 ~ 48 (22.5 ~ 26.4%) 乱数4発 : 22.97%
A+2
54 ~ 64 (29.7 ~ 35.2%) 乱数3発 : 21.89%

ファイヤー(ガラル)ファイヤー(ガラル)(C↑252)
もえあがるいかり
116 ~ 138 (63.8 ~ 75.9%) 確定2発
ぼうふう
69 ~ 82 (38.0 ~ 45.1%) 確定3発

ドレディア(ヒスイ)ドレディア(ヒスイ)(A↑252)はりきり
インファイト
58 ~ 69 (31.9 ~ 38.0%) 乱数3発 : 91.89%

苦手なポケモン

相性の良い味方・構築例

地面・格闘技を誘ってユクシーユクシーを後投げしたいので鋼タイプのポケモンは相性が良いことが多いです。さらにバトンタッチ時にダメージを受ける都合上ある程度の耐久を持つポケモンが望ましいです。
基本的には特殊アタッカーにバトンタッチするのですが、ものまねハーブによってAが上がった場合の交代先も用意しておくと戦略の幅が広がります。

ヒードランヒードランヒードラン
地面・格闘弱点であり、すさまじい耐久力を誇ります。おにびを覚えるのでめいそうのD上昇と合わせると鉄壁の要塞となります。
回復技を覚えないためたべのこしを持たせると安定性が上がると思います。

グレンアルマグレンアルマグレンアルマ
ゴースト・悪の一貫ができてしまいますが、タイプ一致のアシストパワーを覚えるためバトンエースとしての適性が非常に高いです。バトンタッチの受け出しにより特性くだけるよろいを発動させられるため、先制技持ち以外には無類の強さを誇ります。テラバーストに頼らずともサブウェポンの選択肢が広く、テラスタルの権利をユクシーユクシーが気軽に使いやすいのも良い点です。

カイリューカイリューカイリュー
ものまねハーブでAが上がった場合のサブプランとして優秀です。バトンタッチをせずとも十分に強く、特性のマルチスケイルがあるのでバトンタッチをする場合にも安定感があります。
テラバーストを採用していればC上昇の恩恵を受けることもできます。
テラバーストのためだけにC以外に下降補正をかける必要はないと思います。一般的な飛行テラバースト型のカイリューカイリューで大丈夫です。

さいごに

ここまで本育成論を見ていただきありがとうございます。
次回以降はエムリットエムリットアグノムアグノムの育成論も投稿予定なので見ていただけると嬉しいです。
評価コメント等いただけると今後の励みになります。

投稿日時 : 

最終更新日時 : 2023/06/10 11:02

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