テツノワダチあいさつ
結局悩んだ末ナマズンを採用した所、何故か目に見えて勝率が上がってポケモンバトルがなんなのかよく分からなくなってきたRJです。相性補完??しらねぇよそんなもん
今回は特にコンセプトとかある訳でもなくなんとなく偶々使ってたら何故か今期の皆勤賞になったパラドックスポケモンテツノワダチテツノワダチテツノワダチの育成論です
大丈夫。今回は普通の育成論
テツノワダチ諸注意
・非公式の略語や用語を使用する場合があります(例:攻撃→Aなど)
・マスター級に上がれました。最早自他共に認めるプロのナマズン使いです(傲慢)。ですがまだ拙い部分も多いかもしれません。どうか広い目で見てください
テツノワダチテツノワダチってどんなポケモン??
第九世代初登場。当時世間を騒がせたドンファンのような見た目のパラドックスポケモン。種族値は何と殆どドンファンの上位互換という凄まじい数値を誇ります。ただし原種や似たようなイダイナキバと比べるとAが低く、技方面も少しだけ残念な方向に差別化されているので世間の評価はイマイチ…
とは言え決して弱くがないのがこのポケモンの恐ろしい所。そもそもH90B120D73の高耐久鋼が弱いわけが無いのだ!!
ちょっとH低いよね…
テツノワダチ採用理由と役割
テツノワダチ採用理由
前述した通り偶然強かっただけの育成論なので採用理由と言われると…エレキフィールド要員が欲しかったからとしか…
テツノワダチ役割
基本的にはエレキフィールド要員兼様子見先発迎撃要員としてが主な仕事です。生半可な起点は高速スピンや一致じしんでぼこぼこにして、隙ができたらエレキフィールドで眠り無効や後続のバフを狙います
テツノワダチ持ち物
テツノワダチきあいのタスキ
けたぐりを許すな
先発失敗率堂々の1位「マスカーニャのけたぐり」対策です。不一致地震程度なら耐えられるくらいには硬いテツノワダチですがマスカーニャのけたぐりには無力です。言わばノーリスクの一致インファイト。そんなの耐えられる訳がなぁ〜い!辛い…なので確実に仕事をする為にもタスキにしました。テツノツツミなどとの競合に注意
テツノワダチ他のおすすめ持ち物
・半減きのみ
汎用性はタスキに劣るが体力残量に関わらず1度だけ特定の弱点を半減できる。ただし鋼は弱点がどれもメジャーなので1タイプだけ対策しても少し難しい。今後の環境変化に期待
・エレキシード
エレキフィールドを張る事でBが上がる。特性も発動するので防御はなんと脅威の1.95倍になる。眠り無効+電気技威力up+てっぺきみたいな事が出来るのだ!でも先制けたぐりには無力でやんした…
テツノワダチ特性
・クォーツチャージ
パラドックス未来組共通の特性。詳細は省くが「特定条件下で最も高いステータスが上がる」。今回の育成論ではエレキフィールドを採用してるので自由なタイミングで上げられる。高速スピンを利用すれば場合によってはAとSどちらも上げられるのも良ポイント。相手のデバフ次第ではBが上がってしまうこともあるので注意
テツノワダチテツノワダチの実数値
テツノワダチの個体値31努力値無振り時点でのステータス実数値は165-132-140-92-90-126。努力値と性格補正だけで不要なCとD以外何処にでもバフを掛けられる良種族値。Aは低めの種族値を補えて、Bは持ち物補正なしのマスカーニャのけたぐりをギリギリ耐えられるようになり、Sだと最速でスカーフガブリアスも抜ける絶妙なライン。今後育成する際は妥協せずしっかりと計算しよう
テツノワダチ性格・努力値と調整
いじっぱりAS252残り適当
クォーツチャージで攻撃が上がるように調整。準速なので最速デカヌチャンには抜かれてしまう点には注意。因みに高速スピンでSを上げるとクォーツチャージの対象が変わる。その場合1.5×1.5の2.25倍となり同速2段階上昇よりも速く動ける罠がある。なんなら最速4段階上昇{アラブルダケ}よりも速くなるので覚えておこう(高速スピン×2だと抜けない)。
高速スピンを採用する場合、補正なしでもs132振りにする事で最速ドラパルト抜きになる。残りを耐久に振れるので物理特化ならHに、特殊面を補強したいならDに振ろう
テツノワダチ技構成
テツノワダチ必須技
・エレキフィールド
一応今回の育成論のコンセプトなので。ドンファンやイダイナキバは覚えない差別化技。正直現環境安易にエレキフィールドを張るのはリスクが高く、起点するにも攻撃するにもさして重要ではない。だがそれでも眠り無効や自身、手持ちのバフ等使い所は多い。相手パラドックスポケモンの持ち物がブーストエナジーならこのリスクも実質皆無と化すので要は気持ちの持ちようである
・こうそくスピン
攻撃しつつSを上げ、設置技を撤去できる技。威力こそ低いがタスキ潰し、S上昇、役割破壊と芸達者な技。現環境だと何かと刺さる場面が多く、とても頼りになる
テツノワダチ選択技
なんとドンファンと違い伝家の宝刀がむしゃら+こおりのつぶてを覚えない。その代わり技範囲が少しだけ広がっている。ただ普通に運用すると原種にも劣りかねないので要注意
・じしん/はたきおとす/アイススピナー
三種の神器。困ったらコレ。とりあえずこれを積んでおけば一致高火力、相性補完、役割破壊と隙がない
・アイアンヘッド
一致技。S106が高火力で怯み狙ってくるだけでも普通に強く、ぞんざいには扱えない。またセグレイブへの打点にもなる
・ボルトチェンジ
特殊技だがサイクル戦が出来るようになる。ダメージには期待できないが使い所は多岐にわたる優等生な技
・ステルスロック
安心と信頼の起点技。もうエレキフィールドの代わりにこれでもいいんじゃねぇかな…
テツノワダチテラスタル
テツノワダチじめん
こいつでテラスタルしたことない…一応テラピース集めが面倒くさくてここぞって時に一致じしんの火力を上げる為にじめんにしてます。ですが基本は無理にテツノワダチでテラスタルせず、後続に温存するのが吉ですね
テツノワダチ他のオススメテラスタル
・ゴースト
憎きけたぐりを筆頭に格闘技を透かせます。その他しんそくも無効化できる。持ち物がタスキ故に後続で出てきたカイリューからは高確率でしんそくが飛んでくるのでもしかしたらそれを透かせるゴーストが最適なのかもしれない
・ノーマル
威力の上がった一致高速スピンでごりごり削れる所謂ロマン枠。威力90+S上昇のノーマル技がどれくらい強いのかは未知数
テツノワダチ立ち回り例
タイトル通り基本は先発。というか困った時に大体先発で出せる。なんせ相手の先発も大概起点かこだわり持ちの脳筋だからね…
ご先祖様達との差別化
種族値こそ優秀だがなんだかんだでドンファンとイダイナキバとの役割が被りやすく差別化は必須。安易な気持ちでいると本当にドンファンでよくなっちゃうので注意しよう
ドンファン:種族値こそほぼ2匹の劣化だが特性『がんじょう』による行動保証と伝家の宝刀がむしゃらつぶてを持っている。DとSならこちらが勝っているが先制技の有無が痛い。こちらは特性によるバフと耐性で勝負しよう
イダイナキバ:物理方面に関しては一線級。一致インファイトとぶちかましによる圧倒的な火力にS87というセグレイブと同速の絶妙な速度でふざけた物理耐久を盾に起点も出来る。しかも低い特防も鬼高い体力のお陰で耐久指数はドンファン以上の正真正銘の化け物。耐性とSこそ勝っているものの純粋な種族値差でかなり厳しい相手。ただし劣悪な耐性が祟りハバタクカミを筆頭とした環境特殊ポケモンに悉く弱いという致命的な弱点がある。その点ではこちらが有利と言える(かもしれない)
先発で出来ることはは大きく分けて4つある
・高速スピンによる加速、タスキやふうせん潰し
・じしん等による正面突破
・耐性を活かしたサイクル戦
・エレキフィールドによるねむり対策
眠り対策については特別意識しなくても出来ることなので基本は他3つがメインとかる
テツノワダチ高速スピンによる起点
相手がデカヌチャンやキラフロルなどの読みやすい起点、ステロ撒きの場合の1番の安定択がこれになる。困ったら使っとけ。また相手がスカーフ持ちでもない限り基本的にこれを使えば抜けるので余裕がある時も1回は使っておくと安心できる。
またトドロクツキ相手にも高速スピンが何故かよく刺さる。ほんと何で刺さるかは分からないけど…
テツノワダチじしん等による正面突破
こちらは上記と違い若干相性で不利、又は高速スピン込みでも抜けるか怪しいと判断した場合となんか分からないけどじしんでいけそうな気がする時の択になる。具体的な例としてはテツノツツミやハバタクカミ、スカーフの多いマスカーニャ。特にテツノツツミは地面テラスじしんでもギリギリ倒せない程Bが高くエレキフィールドも張り辛い強敵となる。どうしても許せない場合は電気テラスワイルドボルトしよう(ただし自分も死ぬ)
テツノワダチ耐性を活かしたサイクル戦
ある種最も鋼らしい戦い方。主にカイリューのしんそくやガブリアスのじしんなどを透かす際にサイクル戦になる。タスキ型なので特別サイクル戦と相性が良いわけではないがそれでもB120がサイクルしつつS108で動くのはそれだけでも脅威。ただしポケモンSVは全体的に鋼に対して当たりが強い傾向にあるので注意しよう
テツノワダチ与ダメージ、被ダメージ計算
与ダメージはメインウェポンのじしんとサブウェポンとしてアイススピナーの2つを記載。相手の性格、努力値、持ち物は使用率の高いものを参照(一部複数記載
ここでは非公式のポケモンsvダメージ計算アプリを使って計算しています。多少の誤差が生じる場合がございますがご理解ください
テツノワダチ与ダメージ
・じしん
テツノツツミ
B4 特性なし 58〜68.7%
特性込み 75.5〜89.3%
ハバタクカミ
H4 特性無し 103.8〜123%
キョジオーン
HB252 補正無し 特性なし 55〜64.7%
特性込み 70.5〜84%
補正有り 特性なし 49.2〜58.9%
特性込み 64.7〜76.3%
H252 補正無し 特性なし 64.7〜78.2%
特製込み 85〜101.4%
ドオー
H252 特性なし 57.3〜68.3%
特性込み 74.2〜87.7%
HB252 特性なし 41.3〜48.9%
特性込み 53.1〜63.2%
サーフゴー
H4 特性なし107.9〜128.8%
H244 特性なし 91.1〜108.8%
特性込み 119.1〜140.9%
・アイススピナー
カイリュー
H4 マルスケ無し 特性なし 114.9〜136.5%
マルスケ有り 特性なし 57.4〜68.2%
特性込み 74.2〜87.4%
H244 マルスケ無し 特性なし 97.4〜115.7%
特性込み 125.8〜148.2%
マルスケ有り 特性なし 48.7〜57.8%
特性込み 62.9〜74.1%
ガブリアス
H0 特性なし 104.9〜124.5%
H252 特性なし 89.3〜106%
トドロクツキ
H4 特性なし 66.2〜78.4%
特性込み 86.1〜101.6%
イダイナキバ
H4 特性なし 37.6〜45%
特性込み 49.2〜58.6%
マスカーニャ
H0 変幻自在なし 特性なし 80.7〜95.3%
特性込み 104.6〜123.1%
テツノワダチ被ダメージ
テツノツツミ
ウォッシュロトム
イダイナキバ
マスカーニャ(変幻自在けたぐり)
ここら辺の一致弱点技は全て確1と思っていい。
ハバタクカミ
マジカルフレイム
C252 特性なし 71.5〜84.8%
特性あり 78.7〜93.3%
ガブリアス
じしん
A252 補正無し 90.9〜106.6%
補正あり 98.1〜116.3%
セグレイブ
じしん
A252 補正なし 64.2〜76.3%
補正あり 70.3〜83.6%
地面テラス 補正なし 95.7〜113.9%
カイリュー
じしん
A252 補正なし 61.8〜72.7%
補正あり67.8〜80%
けたぐり
A252 補正なし 73.9〜87.2%
補正あり 80〜94.5%
しんそく
A252 補正なし 12.1〜14.5%
補正あり 13.3〜15.7%
ハチマキ込み 補正なし 18.1〜21.8%
補正あり 20〜23.6%
実数値で言うと30〜39ダメージと覚えておくといいかもしれない
テツノワダチ苦手なポケモン
基本的にはS108以上、又はスカーフ持ちが少し苦手。ただし現状スカーフ持ってる奴はみんなテツノワダチより速いので意外と気にならない
アーマーガア:みんなの天敵。浮いてる鋼は強いんだ
サザンドラ:浮いてる鋼(テラスタル)は強いんだ…そうでなくても浮遊によるじしん無効が厄介。こいつに限らず苦手なポケモンはボルトチェンジがあればかなりローリスク
マスカーニャ:けたぐりを許すな。なんとこの低耐久ですら特性が発動していないとアイススピナーで倒せない…最悪ダメージを気にせずはたきおとすで持ち物を無効化させるか、へんげんじざい読みでじしんで大ダメージを与え後続に任せよう。因みにけたぐり非採用の場合は別に全然不利ではない。
テツノツツミ:明確な相性不利。ただしドロポンを1回でも外してくれると勝ち筋になる。日々運命力を鍛えるのを怠らなければ命中80は当たらないだろ?
ガブリアス:相性は全然有利なのだがうっかりスカーフじしんの後にアイススピナーを撃つとさめはだで倒れる。先に動けてもタスキが潰れてしまうので厄介な相手
トドロクツキ:ガブリアスと同じで初手じしんがやはり厄介。じしんさえ撃たれなければ安定して倒せるので…祈ろう。
ヘイラッシャ:こいつ嫌い
テツノワダチ相性のいい味方
鋼なので相性補完はしやすい部類。エレキフィールドを活かすならパラドックスポケモンも当然オススメとなる
テツノコウベ:かわいいよね。パラドックスで唯一地面技を透かせる。エレキ下でCかSを上げられるのでスカーフメガネの両立なんてことも出来る。因みに私は最近色々諦めていのちのたまを持たせました。そっちの方が普通に強かったです…
テツノカイナテツノイバラ:貴重な電気物理パラドックスポケモン。ロマン枠になるがアーマーガアやヘイラッシャを突破できるようになる。テツノカイナはとにかく安定しており、テツノイバラは素早さが高く更に龍舞が出来る。地面の一貫性には注意
サザンドラ:相性補完に優れるポケモン。弱点のフェアリーやドラゴンはテツノワダチが受け、あちらの弱点であるほのお、じめんはサザンドラで受けられる。格闘の一貫性が怖い場合は霊テラスや毒テラスで一貫性を切ろう
テツノワダチ最後に
今回はシンプルなテツノワダチの育成論でした。理屈は分からないですが何故かこのエレキフィールド型が安定して立ち回りができたのでよかったら皆さんも使ってみてください。
因みにマスター級に上がってからはナマズンの方が採用率が上がりました。何でだろうね…
テツノワダチ<じゃあな!!