はじめに
はじめての投稿となります。読みづらい部分もあると思いますがお手柔らかにお願いします。なお、本稿では、HABCDSといった略称を使うことをご容赦ください。
採用理由と役割
一番は愛です。
もともと好きなポケモンであるグレイシアグレイシアをこだわりメガネで採用していましたが、当時流行っていたドラパルトドラパルトのこだわりハチマキ竜テラスドラゴンアローに壊されることが多く、また、テラスで対処しようとしても他の型には勝てないという状況でした。そこで、テラスなしでなんとかいろいろな型に抗えないかとたどり着いたのがこの調整でした。
持ち物
とつげきチョッキ
あくびや願い事といった技は打てなくなりますが、ドラパルトのメガネ竜テラス流星群およびメガネ大文字確定耐え、炎テラス火炎放射高乱数(93.75%)耐えという特殊耐久を得ることができます。対面的に使う場合におすすめ。
たべのこし
特殊耐久はとつげきチョッキに対し大きく劣るものの、あくびや願い事を打てる、HP管理がしやすくなるといった利点があります。サイクル、物理受けにおすすめ。
こだわりメガネ
うちわけできなくなるというデメリットがあるものの、かけていける圧は大きくなります。ただ今回の仮想敵に対しては過剰火力です。
特性
どちらでもいいです。
ユキノオーと組ませるなら今作から追加された雪の追加効果である、氷タイプの防御1.5倍により、この調整である意味がないです。
性格・努力値と調整
性格: ひかえめ(C↑A↓)
244-0-172-76-4-12
H:ステルスロックダメ最小となる4n-1
B:ドラパルトのハチマキ竜テラスドラゴンアロー確定耐え
S:無振りラウドボーン抜き
C,D:余りの中で調整、Cに振り切っても与ダメージは変わらない
技構成
- 確定枠
フリーズドライ
水タイプにも打点を持てる威力70命中100の特殊氷技。ヘイラッシャやウォッシュロトムにも刺さる最強技。
こおりのつぶて
後述のダメージ計算を見ればわかるが、フリーズドライではD4ドラパルトを確定で落とせないため。また、タスキ持ちにも強くなる。
テラバースト
テラスタイプ、およびACの値によって技タイプ・物理特殊の変わる威力80命中100の技。この技のおかげでグレイシアの技範囲は無限大になった。
- 選択枠
シャドーボール
威力80命中100の安定したゴースト打点。ゴーストテラスや金縛り持ちドラパルトに対して強くなる。
ミラーコート
受けた特殊技を二倍にして相手に与える技。ウルガモスや鋼テラスサザンドラに最大打点となるが、ウルガモスに対してはオーバーヒートが耐えられなかったり、ちょうのまいを押されたりし、サザンドラに対しては後出しじゃんけんなので安定しない。
れいとうビーム
威力90命中100の特殊氷打点。D4ドラパルトを確定で落とせたり、フリーズドライでは確定2発のD4サザンドラを高乱数、H4カイリューをマルスケ込み中乱数で落とせたりする。
ひやみず
威力50命中100の特殊水技。相手の攻撃を一段階下げることができる。水打点というよりは場持ちをよくするために、有利体面で相手の交代を読んで打つための技。みずのはどうよりは優先度が高く、水打点が欲しいなら水テラバにする方が良い。
マッドショット、こごえるかぜ
威力55命中95の特殊技。相手の素早さを一段階下げることができる。役割としてはひやみずと似ているが、Sを下げたところで抜ける相手が少ないため、あまり打てる場面はない。
ふぶき
威力110命中70の特殊氷最高打点。個人的に耐久調整を施しておいて命中不安の技を打つのは愚行と考えているため非推奨(ウォッシュロトムのハイドロポンプなどは例外)。運命力ですなwww
あくび、ねがいごと
たべのこしを持たせるときにどうぞ。サイクル性能は上がります。
テラスタル
ほのお
氷の弱点である炎と鋼を半減にでき、また鋼に対しテラバーストで弱点をつけるようになる。環境に多い鋼タイプであるサーフゴーやハッサムに基本的に勝てるようになり、ドドゲザンやラウドボーンには相手の素早さ、持ち物次第だが大分有利になる。環境的に鋼を後投げされやすかったため、こちらを推奨。
みず
氷の弱点をすべて消すことができ、またフリーズドライとテラバーストにより全てのポケモンに対し等倍以上で殴ることができるようになる。テツノツツミで分かるように強い。
こおり
火力上昇。今回の調整ではあまり強くない。
フェアリー
ドラゴンタイプを無効化できる。ただし鋼や炎には相変わらず弱い。ニンフィアでいい
立ち回り例
選出画面にドラパルトが見えたらとりあえず初手に出す。基本はテラスを考慮せず対面的に強い技を選択していく。
裏には鋼や炎に強いウォッシュロトムなどを置いておくのがおすすめ。環境に強いフェアリーが少なく(筆者も採用していなかった)、当時は想定通りの対面を多く作ることができた。
与ダメージ計算
フリーズドライ
ドラパルト
D4:146~174(89.5~106.7%)
サザンドラ
D4:126~150(75.4~89.8%)
ガブリアス
D4:268~316(146.4~172.6%)
カイリュー
H4(マルスケ込み):116~140(69.4~83.8%)
(マルスケなし):232~280(138.9~167.6%)
H252(マルスケ込み):(58.5~70.7%)
(マルスケなし):(117.1~141.4%)
マスカーニャ
D4:152~182(100.6~120.5%)
ヘイラッシャ
H252D0:164~194(63.8~75.4%)
H252D4(とつげきチョッキ):110~132(42.8~51.3%)
慎重HD252:110~132(42.8~51.3%)
HD252(とつげきチョッキ):80~96(31.1~37.3%)
ウォッシュロトム
H252:110~132(70.0~84.0%)
H252(とつげきチョッキ):74~90(47.1~57.3%)
マリルリ
H252:140~168(67.6~81.1%)
H252(とつげきチョッキ):96~114(46.3~55.0%)
カバルドン
H252D4:152~180(70.6~83.7%)
慎重HD252:102~122(47.4~56.7%)
ドオー
生意気HD252:84~102(35.4~43.0%)
こおりのつぶて
ドラパルト
B4:36~44(22.0~26.9%)
サザンドラ
B4:32~38(18.0~21.4%)
ガブリアス
B4:60~72(32.7~39.3%)
カイリュー
H4(マルスケ込み):32~38(19.1~22.7%)
(マルスケなし):64~76(38.3~45.5%)
マスカーニャ
B4:36~44(23.8~29.1%)
テラバースト炎
サーフゴー
H4:144~170(88.3~104.2%)
H252:(74.2~87.6%)
ドドゲザン
H252:152~182(73.4~87.9%)
H252(とつげきチョッキ):102~122(49.2~58.9%)
ハッサム
H252:316~376(178.5~212.4%)
ジバコイル
H252D4:144~170(81.3~96.0%)
H252D4(とつげきチョッキ):98~116(55.3~65.5%)
鋼テラスサザンドラ
D4:144~170(86.2~101.7%)
デカヌチャン
H252D4:128~152(66.6~79.1%)
アーマーガア
H252D4:152~180(74.1~87.8%)
シャドーボール
サーフゴー
H4:96~114(58.8~69.9%)
H252:(49.4~58.7%)
ドラパルト
D4:112~132(68.7~80.9%)
ラウドボーン
H252:112~134(53.0~63.5%)
穏やかHD:78~92(36.9~43.6%)
ミミッキュ
H4:86~102(65.6~77.8%)
コノヨザル
H252:98~116(45.1~53.4%)
H252(とつげきチョッキ):66~78(30.4~35.9%)
被ダメージ計算
持ち物はとつげきチョッキとして計算しています。
ドラパルト
いじっぱりハチマキ竜テラスドラゴンアロー:140~168(81.8~98.2%)
いじっぱりハチマキ炎テラバースト:168~200(98.2~116.9%)
いじっぱりハチマキとんぼ返り:50~59(29.2~34.5%)
控えめメガネ竜テラス流星群:142~168(83.0~98.2%)
控えめメガネ大文字:120~142(70.1~83.0%)
控えめメガネ火炎放射:98~116(57.3~67.8%)
サザンドラ
控えめメガネ流星群:123~145(71.9~84.7%)
控えめメガネあくのはどう:76~90(44.4~52.6%)
控えめメガネラスターカノン:102~120(59.6~70.1%)
控えめメガネ鋼テラスラスターカノン:152~180(88.8~105.2%)
ガブリアス
いじっぱりハチマキ逆鱗:135~159(78.9~92.9%)
いじっぱりハチマキ地震:111~132(64.9~77.1%)
いじっぱりハチマキアイアンヘッド:120~142(70.1~83.0%)
いじっぱりハチマキ炎テラバースト:180~212(105.2~123.9%)
カイリュー
いじっぱりハチマキ逆鱗:136~162(79.5~94.7%)
いじっぱりハチマキノーマルテラス神速:91~108(53.2~63.1%)
いじっぱりハチマキ炎のパンチ:114~136(66.6~79.5%)
サーフゴー
控えめゴールドラッシュ:158~188(92.3~109.9%)
控えめメガネゴールドラッシュ:236~282(138.0~164.9%)
控えめシャドーボール:54~64(31.5~37.4%)
控えめメガネシャドーボール:79~84(46.1~54.9%)
ドドゲザン
いじっぱりアイアンヘッド:122~146(71.3~85.3%)
いじっぱりドゲザン:66~78(38.5~45.6%)
いじっぱり不意打ち:54~64(31.5~37.4%)
ハッサム
いじっぱりハチマキバレットパンチ:134~162(78.3~94.7%)
いじっぱりハチマキ鋼テラスバレットパンチ:180~216(105.2~126.3%)
苦手なポケモン
氷と炎の範囲で返しにくい、ウインディやソウブレイズといった炎タイプもしくはコノヨザルなどの格闘タイプで上から物理で殴られるポケモン。あとはセグレイブ。
また、キノガッサや鋼タイプのポケモンにはテラスを切らなければならないという点で先発では弱い動きとなるため苦手よりのポケモン。
カイリューはハチマキノーマルテラス神速のみ対面勝てませんが、引き先さえ用意すれば相手に先にテラスを切らせた有利展開を作ることも可能です。
ラッキーハピナスキョジオーン←こいつらは無理です。どうやっても。
相性の良い味方・構築例
鋼や炎の引き先となるという点でウォッシュロトムやヒートロトム、さらに物理であれば起点にできるくだけるよろいソウブレイズも使用感が良かったです。また、相手の高速ドラゴンを倒した後は、カイリューセグレイブといった中速の積みドラゴンも通しやすくなります。また、相手の格闘を透かせるサーフゴーコノヨザルといったゴーストポケモンも候補です。
確実にドラパルトを狩りたいのならドラゴン一貫を作って先発に誘うのも一つの手です。
終わりに
ここまで読んでいただきありがとうございました。多々、読みづらい箇所があったと思います(特にダメ計の部分、型もでたらめ、中途半端申し訳ありません。書いてる途中で多すぎて挫折しました。役割対象は詳細にやったつもりなので許してください。)。次回以降、改善していきたいと思います。
今回取り上げたこの子グレイシアは環境の変化により、役割対象であった脳筋ドラパルトが消えたこと、ステロ巻きが増え、選出しづらくなったことからシーズン途中で泣く泣くお役御免となってしまいました。よってこの場にて供養させていただきました。ただ、再び脳筋ドラゴンが増えれば輝きだすと筆者は信じています。フェアリーテラス?なにそれおいしいの?