皆さんこんにちは!
ろりすと申します。
今回は、大人気テツノブジンテツノブジンの育成論になります。
種族値的に攻撃,特攻,すばやさが高く多種多様な技を覚えることから皆さん頭を悩ませていることと思います。
今回は、そんな頭を悩ませるテツノブジンテツノブジンの強い使い型について考察できたので紹介させていただきます。
はじめに
- HP,攻撃,防御,特攻,特防,素早さをそれぞれ、H,A,B,C,D,Sと表記します。
- ダメージ計算はポケモンソルジャー様の物を利用させていただきます。
- 新環境前というものもあり、環境ポケモンが読み切れない事から、ダメージ計算は必要最小限の記載とし、コメント欄のリクエストに応じる形で乗せようと考えています。
- コメント欄への返信は毎日確認致しますが、日を跨いで返信となる場合もありますのでご理解の程よろしくお願いします。
採用理由
新環境を予想した際、無策ではイルカマン(ナイーブ)イルカマンが重い構築が多くなると考え、先発イルカマン(ナイーブ)イルカマンが来た場合、選出されていない場合両方の貢献度も高いポケモンを探していた際に先発で壁役が強いのではないかと考え採用に至った。
役割
先発での壁役がメインの役割となる。オーロンゲオーロンゲなどの壁役と比較した差別化などは後ほど記載する。
持ち物
コンセプトである壁型であるため、ひかりのねんどで確定
特性
クォークチャージのみであるため、こちらも確定。
本論では、クォークチャージを一切利用しないため特に指定をしないものとする。
性格
素早さ競合の多い帯であるため、本論では、ようきを確定とする。
努力値及び調整
本論では、素早さの調整先別に努力値調整を2パターン紹介する。それに際し、素早さラインの簡易的な表を用いる。
- 116族 テツノブジン
- 115族ニューラペルシアンフローゼル
- 112族ルガルガン(まひる)
- 111族サケブシッポイッカネズミ
- 110族ワタッコテツノドクガエーフィタギングルライチュウユキメノコゲンガー
- 108族テツノコウベ
- 106族テツノワダチカエンジシ
この表がテツノブジンテツノブジンのS調整先となる素早さ帯である。
この中で特に意識すべきなのが
の3種類であり、イッカネズミイッカネズミ抜きを調整案1、テツノワダチテツノワダチ抜きを調整案2とする。
調整案1.H116,A156,B4,D4,S228
調整案2.H156,A156,B4,D4,S188
- Sの調整先は、先に述べた通りである。
- Aの156振りは、調整案2をベースとした、テツノワダチテツノワダチ抜きを意識しており、H4振りテツノワダチテツノワダチをインファイトで確1取れるラインとして設定した。イッカネズミイッカネズミに関しては、無振りで確定1発,テツノドクガテツノドクガに関しては、残りの努力値の振り方では確定2発取る事が出来ないため、テツノワダチテツノワダチをメインにダメージラインを調整した。
- B,Dの4振りに関しては効率重視で耐久に回し、残りをHにする形とした。
- 先発に出すことがほとんどである点や、長期的に盤面に居座り割合ダメージを貰う回数が極端に少ない立ち回りをするため、細かなHP調整を行わず振り切る形をとった。
技構成
【確】ひかりのかべ
【確】リフレクター
【確】みちづれ
【択】インファイト
【択】ソウルクラッシュ
【択】はたきおとす
【択】かわらわり
インファイト以外を選択する場合は、本論の考え方をベースにするものの、Aに関して練り直す必要がある。
1ウェポンであるため、透かされることを嫌う場合は、ソウルクラッシュ,単純に技単体のスペックが高いはたきおとす,壁ミラーで強く出れるかわらわりも候補にはなるが、対面圧力が大きく下がるため本論では選択肢程度の提案とする。
立ち回り例
対面ポケモンの相性次第で変化する。
- インファイトで確定2発取れる場合
対面有利壁→インファイト→インファイト→後続にみちづれ
結果1:2交換+壁1
- インファイトの通りが悪い場合
対面有利壁→対面非有効壁→(自身が落ちないなら)インファイトor(地震が落ちるなら)みちづれ
結果1:1交換両壁
このような形で、みちづれによる確定交換が出来るため、壁によって受けつつ切り気味に動くことが可能。
みちづれを炊いた場合、相手が積み技を使うことも極めて多いため、そのタイミングでタスキ持ちやミミッキュミミッキュの化けの皮を残して安全な着地+クッションとして後続に残す立ち回りもできる。
オーロンゲオーロンゲとの差別化
オーロンゲオーロンゲとの差別化点は大きくわけて2つある。
- みちづれの有無
オーロンゲオーロンゲは仕事を終えるとソウルクラッシュのみ連打して切る動きがかなり多い。
その場合は、壁ターンの浪費が激しい。
今作で捨てゼリフを習得したものの、いたずらごころにより先制で帰ってしまうため、後続の被弾が確定し、タスキやミミッキュミミッキュなどとの噛み合わせが悪い。
しかし、テツノブジンテツノブジンによるみちづれでは、アドバンテージを取りつつ後続に負荷を書けない立ち回りが可能となる。
- 単純な殴り性能の高さ
テツノブジンテツノブジンのA種族値は130と極めて高い。さらに努力値も156も割いているため、一般的なアタッカーと同指数の火力を出すことが可能である。
後にダメージ計算を載せるが、テツノワダチテツノワダチを上から確定1発取ることのできる補助役はテツノブジンテツノブジンしか居ないといえる。
その殴り性能の高さ故に敵も応戦しなければならず、それによってみちづれの成功率も跳ね上がっている。
これらの点から、オーロンゲオーロンゲではなく、テツノブジンテツノブジンを使う利点というものが存在することが分かる。
与ダメージ計算
与ダメージ計算は全てインファイトで行う。
vsイッカネズミイッカネズミ(H4振り)
169.4%~201.4% (確定1発)
vsテツノワダチテツノワダチ(H4振り)
101.3%~119.3% (確定1発)
vsトドロクツキトドロクツキ(H4振り)
140.4%~165.8% (確定1発)
vsイルカマン(ナイーブ)イルカマン(H252振り)
60.9%~71.5%(確定2発)
vsウォッシュロトムウォッシュロトム(H252振り)
58.0%~68.8%(確定2発)
vsキョジオーンキョジオーン(H252,B252↑振り)
56.1%~66.7%(確定2発)
vsデカヌチャンデカヌチャン(H4振り)
73.3%~87.6%(確定2発)
vsディンルーディンルー(H252.B252↑)
45.9%~55.0%(乱数2発55.85%)
vsディンルーディンルー(H252)
60.4%~71.8%(確定2発)
被ダメージ計算
被ダメージ計算は、調整案1のH116.B.D4で行い、テツノブジンテツノブジンより遅いポケモンは壁下として行う。
vsミミッキュミミッキュ(A252)じゃれつく
40.3%~47.6%(確定3発)
vsミミッキュミミッキュ(A252)剣舞じゃれつく
79.3%~94.0%(確定2発)
vsデカヌチャンデカヌチャン(A252↑)デカハンマー
69.6%~82.4%(確定2発)
vsデカヌチャンデカヌチャン(A252↑)じゃれつく
39.1%~46.4%(確定3発)
vsカイリューカイリュー(A252↑)ノーマルテラス神速
51.3%~60.4%(確定2発)
vsカイリューカイリュー(A252↑)ノーマルテラス神速壁下
25.7%~29.9%(確定4発)
vsイルカマン(マイティ)イルカマン(A252↑)水テラスタルジェットパンチ壁下
44.0%~51.9%(乱数2発11.71%)
vsハバタクカミハバタクカミ(C252)ムーンフォース
153.7%~180.5%(確定1発)
苦手なポケモン
苦手なポケモンは全く殴って来ない絡め手を使うポケモン(カバルドンヌオー)や、テツノブジンテツノブジンを超える高速アタッカーハバタクカミが苦手となる。
また、技構成的にキノガッサキノガッサが苦手となる。
相性の良い味方
相性の良い味方は、苦手なポケモンに対して有効な挑発を持ったサポーターと同構築に組み込み、相手を見て先発を変えると良い。
比較であげたオーロンゲオーロンゲも相性が良く、絡め手から入ってくる相手には、オーロンゲオーロンゲの挑発から壁展開,かなり殴りに寄った構築に対しては、テツノブジンテツノブジンといった使い分けをし、共通して裏に控える積みエースに繋ぐ形が強いと考えます。
終わりに
いかがだったでしょうか?
新環境第1シーズン、不意のテラスタルによるかなりパワー押しな展開が予想されますが、高いSを活かした上からの壁,そしてみちづれは強力いえる。
今までにない殴れる壁役として、テツノブジンテツノブジンを皆さんの手で活躍させてあげてください。