ポケモンパーティ構築(シングル)

【ニャオハ立つな】4足歩行ネコ科統一パーティ考察

2023/08/25 19:15

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投稿者:hope(@Ho_Bjobd)

ポケモンSV / シングル / シーズン9

初めまして、hopeと申します。
突然ですが、ポケモンには統一パというものが存在します。タイプ統一や、見た目・モチーフ統一などなど。
パーティ構築に頭を悩ませる日々の中、息抜きがてらに考え始めた統一パ。以前にネコ統一を考えたりはしたのですが、コンセプトのわりに見た目の統一感のなさが気になっていました。そんな折、ふと思いついたのが"4足歩行ネコ科統一パ"でした。

現在使用できるメンバーとしては・・・
ペルシアンペルシアンペルシアンペルシアン(アローラ)ペルシアン(アローラ)(ネコ)
エーフィエーフィエーフィ(おそらく猫又モチーフでブイズの中では唯一ネコと言い張れる)
レントラーレントラーレントラー(トラ・・・?)
カエンジシカエンジシカエンジシ(ライオン)
パオジアンパオジアンパオジアン(ユキヒョウorサーベルタイガー)
しかし1匹足りない。リージョンフォームは同時採用できないし、5体パーティになるのもなんだか・・。
諦めかけながら当サイト様の検索機能「最終進化形のみ」を外し、ポケモン一覧を眺めようとしたところ、一番上に現れたのです。
ニャオハニャオハ

というわけで、組むことができてしまった4足歩行ネコ科統一パーティの紹介になります。
統一パというコンセプトのもと最大限戦える構築を目指したつもりですので、楽しみながら読んでいただけたら幸いです。

※HABCDS等の略語のほか、技名や特性についても理解可能な範囲で略称を使用しています。
※あくまでコンセプトに則った上での最善を目指しています。他のポケモンを使ったほうがいい、など構築自体を否定するようなコメントは控えていただくようお願いします。

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使用ポケモン

H・・・みがわり人形のHPを1増やすための実数値117
A・・・ニャオハでAぶっぱするとは思いませんでした
BD・・・無振りキョジオーンキョジオーンのしおづけ、ドヒドイデドヒドイデのひやみずをみがわりが確定耐え
S・・・無振りサーフゴーサーフゴー抜きを前提に、余りを振れるだけ。52振りサーフゴーサーフゴーまで抜ける

このPT最大の問題児。ニャオハ立つな。マスカーニャが、せめてニャローテが4足歩行だったらどれだけ楽だっただろうか。
この手のポケモン御用達の「がむしゃら」すら覚えず、ネタ要員必至のこの子ですが、PTに入れるからには1つでも役割を持たせたいのがトレーナーの性であり愛です。今回は宿り木・挑発などを覚えることを活かし、受けループ寄りの構築に対しての駒として活路を見出そうとしました。しかしそこで大きな障害となるのが受けルに一定数組み込まれているサーフゴーサーフゴーです。変化技をシャットアウトしてくるため、ニャオハは手も足も前足も出ません。そのため、A振りしシャドークローを採用することでサーフゴーへのある程度の打点を確保しています。
変幻自在によりシャドクロを一致化したり、身代わりでノーマルタイプになることでPPの限られるゴールドラッシュを撃つことを強要したりと、妙な噛みあいを見せてくれました。

詳細な立ち回り

※サーフゴーサーフゴーサーフゴーはゴールドラッシュ/シャドーボール/悪巧み/自己再生というような型を主に想定しています。

ドヒドイデドヒドイデヘイラッシャヘイラッシャキョジオーンキョジオーンドオードオーあたりに対面させ、やどみがを仕掛けていきます。初手は身代わりが安定かと。
そして憎きサーフゴーサーフゴーが出てきたらシャドクロを撃ち、S関係を確認します。こちらはノーマルタイプになっているため、基本ゴールドラッシュで身代わりが壊されます。
1.S勝ちしている場合
こちらの残りHPにもよりますが、まずはもう1度身代わりが無難です。サーフゴーサーフゴーが回復などで居座ってくるならシャドクロで削り、交代してきたら宿り木でHPを回復します。
ゴールドラッシュ連打してくる場合は、こちらのHPは半分ぐらいは残してカエンジシカエンジシレントラーレントラーあたりに交代し、サイクルを仕掛けていきます。
2.S負けしている場合
そのままだと落とされるのでカエンジシカエンジシレントラーレントラーに退きます。

ちなみに、霊テラスを切ることでサーフゴーサーフゴーの撃破も一応狙えます。変幻自在なしの計算で、
 シャドクロ H4振りに対し35.5~43.0%(確定3発)
 霊テラスシャドクロ 52.8~63.9%(確定2発)
しかし、それ以降は変幻自在が発動しなくなる(=シャドボを透かせなくなる)デメリットが大きいため、慎重に動いたほうが吉です。
特にサーフゴーはひこうタイプノーマルタイプテラスなども多く、シャドクロでの突破が困難になってしまいます。
しかし、それこそが真の狙いでもあります。テラスを切らせることでエーフィエーフィのサイキネ・ショックを通しやすくなり、一気に相手を崩していくチャンスになります。

CSぶっぱです。ある程度のSと火力のあるアタッカーは単純に使いやすく、特性のマジックミラーが優秀でした。受けループなどを意識するのであれば技の撃ち分けもしたくなりますが、火力が欲しくなる場面が多く眼鏡採用となりました。
テツノドクガテツノドクガテツノドクガとの同速対決を考慮して最速にしましたが、どっかのドランのせいか最近あまり見ない気がするので少しSラインを落として耐久に回してもいいかもしれません。
テラスタイプはディンルーディンルーのワンパンが狙え、水流連打を耐えることで連撃ウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)のタスキやスカーフ対策になる草テラスにしました。カイリューカイリューの神速を透かせる霊テラスも一考です。

ハバタクカミハバタクカミを極力倒すためのA特化、かつ臆病ハバタクカミハバタクカミのムンフォ→テラスムンフォを超高乱数耐えし、物理耐久は最大限確保。結局HAぶっぱですが決して調整が面倒くさくなったわけではないです。

眼鏡持ちであるエーフィや、パオジアンに威嚇を入れられてしまった場合などの退き先としても広く対応してもらっていました。クッションとはいえ何度も受け出す余裕はなく、技枠も足りないためボルチェンは採用できず。
対パオジアンはつららおとしを2耐えし、にどげりでタスキ貫通して倒せますが、ハバタクカミには特化ワイルドボルトが乱数という悲しみを背負っています。
テラスタイプはPT全体で重いヒードランヒードランへの打点と、パオジアン・連撃ウーラオスへの切り返しに使える水にしました。ヒードランは倒しきれずとも、裏のパオジアンで倒せる圏内に入れることが重要でした。
PTの中でもかなり改良の余地があると感じるポケモンです。

唯一のミミッキュミミッキュ受けです。salamence様の育成論(育成論SV/264)を参考にさせていただいているので、詳細はそちらをぜひ閲覧してみてください。Sは最速ガブリアスガブリアス抜きまで振っています。
ミミッキュをはじめとした物理アタッカーを意識し、あくびではなく鬼火採用としています。ステロを撒けるポケモンもいないのであくびループの利点も少なめでした。
サーフゴーサーフゴーに出せるポケモンであるのも貴重ですが、特殊アタッカーゆえにタイプ上有利なハバタクカミハバタクカミに強い型が作りにくいのが惜しいところです。

ニャオハとは違った意味で頭を悩ませたポケモン。頑張って考えたので、詳細は育成論を参照していただけると嬉しいです。
余談ですが元々は原種ペルシアンペルシアンペルシアンを使いたいと思っていました。しかし、Aの低さゆえにどうやってもウーラオスを仕留めきれず(特化テクニ猫騙し+妖テラスじゃれつくor飛テラステクニ燕返しでも連撃ウーラオスが微妙な乱数)、特殊技の採用なども検討しているうちにややCの高いアローラペルシアンペルシアン(アローラ)ペルシアン(アローラ)の採用に至りました。
強い型に仕上がったと思いますが、普通のPTに組み込んだほうがいい気がしてしまいます。

ネコ科ポケモン界の新星でありエースであり希望。準伝説の実力は伊達ではなく、こいつがいないとこのPTは成立しないと言えるレベルです。テラスタイプ含め色々な型が考えられますが、タスキ枠を回せたので、いろいろと強引な処理もきくタスキ採用にしました。オーロンゲオーロンゲをはじめ壁構築がきついので、かわらわり採用としています。
あまり多く語ることもない、強いポケモンでした。マイナーポケモン好きがたまにこういうポケモンを使うとその性能に惚れ惚れします。

戦術と解説

立ち回り

基本的には高速アタッカーであるエーフィ、パオジアンを通すことを意識しつつ、レントラーをクッションに回していきます。アローラペルシアンが動きやすそうなPTには積極的に選出して仕事してもらいました。ミミッキュミミッキュサーフゴーサーフゴーや鬼火を入れたい物理アタッカーがいる場合はカエンジシを選出していました。
ニャオハさんはドヒドイデドヒドイデヘイラッシャヘイラッシャキョジオーンキョジオーンハピナスハピナスドオードオーサーフゴーサーフゴーあたりを中心としたPTを狙って出していきます。活躍してくれたときは涙が出そうになります。

構築の問題点

PT全体としてハバタクカミハバタクカミヒードランヒードランなどが重いという問題がありました。パオジアンパオジアンを除きそこまで基本性能の高いメンバーではなく、どうしても何らかの穴ができてしまうようには思いましたが、さらなる改善の余地も探りたいところです。

あとがき

以上、4足歩行ネコ科統一パを現環境で最大限戦えるように考えた構築でした。
SV発売前に流行(?)した「ニャオハ立つな」を今になって再認識するとは思いませんでした。しかし立ってしまったものは仕方ありません。愛をもって使っていきます。
ちなみに現在解禁されていないポケモンだとエネコロロエネコロロレパルダスレパルダスブニャットブニャットなんかがいますね。レパルダスレパルダスは悪戯心という武器がありますが残りの面々はまた頭を悩ませそうな・・・。なにげに今回の6体は良いバランスだったのかもしれません。あと禁伝だとソルガレオソルガレオ。使わせてくれ・・・。

拙い文章でしたが最後まで閲覧いただき本当にありがとうございました。面白いと思っていただけたら幸いです。みなさんもぜひ息抜きにコンセプトPT、考えてみてください!
アドバイスや感想があればぜひお願いいたします。

投稿日時 : 2023/08/25 19:15

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