ポケモンパーティ構築(シングル)

【S4シングル 最終841位】ブロロローム展開毒菱積み構築

2023/04/01 19:22 / 更新:2023/04/01 23:11

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投稿者:奈良漬(@nara_zuke5455)

ポケモンSV / シングル / シーズン4 / 最終841位

レンタルチーム有

奈良漬と申します。
ポケモンSVにおけるシングルバトルにてシーズン2・3に引き続いて3桁の順位に乗せることができましたので、構築の紹介をいたします。
お気づきの点がありましたらご意見・ご指摘いただけますと幸いです。

構築経緯

シーズン2~3に引き続き毒菱展開の構築を使用。
初手セグレイブに強めに立ち回れる展開要員を探したところ、風船を持ったブロロロームブロロロームに行き当たったため、ここから構築をスタート。
今シーズンの個人目標は火力補助として毒菱を活用することでダレにくい試合運びをすることにあったため、高火力と高耐久の両立が可能なカイリューカイリューハバタクカミハバタクカミウルガモスウルガモスを採用。
残りの枠を状態異常への耐性をつけるキョジオーンキョジオーンと受けサイクルへに単体で強いサザンドラサザンドラを補完に採用した。

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使用ポケモン

セグレイブセグレイブイルカマンイルカマンハッサムハッサム等に強い水テラスでの採用。
ドラゴンクローの枠は序盤はアンコールで使っていたが、サザンドラサザンドラウォッシュロトムウォッシュロトム等の毒菱無効ポケモンへの打点が欲しいことや、テラスを切らない場合の打点としてドラゴンクローを採用。
アンコールの場合はアーマーガアアーマーガア等の受けポケに強くなれたりテラスと合わせて強引に積みの起点を作ったりできるため、一概にどちらがいいということはなかった。
ドラクロ採用に合わせて気持ちAを高めに振っているが、ドドゲザンドドゲザン相手がかなり怪しくなるので耐久に回しきってよかったように思う。

  • 調整

A:11n調整(大まかな目安としてドラクロで環境にいる大体のセグレイブを落とせる≒巨剣後のテラスセグレイブを落とせるライン)
B:余りをできるだけ高く
S:竜舞後ガブリアスガブリアス抜き

構築内で唯一積まずに一定以上の火力が出るポケモン。
後述するウルガモスとは初速の速さやドラゴンタイプへの強さ、先制技への抵抗力等で棲み分けができていて意外と見れる範囲はかぶらなかった。
Hにかなり多く割いているために特殊相手に安定して瞑想を積むことができること、物理相手にも1発は耐える耐久があることから調整はちょうどいいラインだったように思う。
テラスのゴーストは相手の鋼技を等倍で受けながら火力を上げることができるために採用。
ハバタクカミの対策として入っている鋼タイプに攻守で強くなるため採用してよかったと思う。
技範囲がゴーストとフェアリーの2タイプで完結するため、シャドーボールと祟り目の両採用を無理なく実現できるところもハバタクカミ固有の強さだと感じた。

調整
H:16n-1調整
B:鉢巻カイリューの地震耐え
C:余りをできるだけ高く
S:最速110族抜き

状態異常対策を兼ねて採用した両受けタイプのキョジオーン。
キョジオーンキョジオーンの対策としては主に隠密マントと身代わりの2種類が挙げられるが、のろい+ロックブラストである程度その対策を単体で解決できる。
具体的にはイカサマダイスのロックブラストが塩漬けの2.5倍以上の火力が保証されるため、積まなくとも身代わりが塩漬けを2耐えするような調整を裏目にすることができる。
これにより、身代わりを持ったアラブルタケアラブルタケキョジオーンキョジオーンを安心して積みの起点にしたり、隠密マントを持ったラウドボーンラウドボーンにテラスを強要したりと使っていて楽しいポケモンだった。
持ち物は守るを採用する枠がないことやロックブラストのメタ性能を最大限発揮するために食べ残しではなくイカサマダイスを持たせた。
テラスはBに降っていないことからセグレイブセグレイブの巨剣突撃で落とされるため、フェアリーでの採用。
汎用性が比較的高く、サーフゴーサーフゴーがいない構築にはかなり出していたが、テラスを強要されることとロックブラストの外しが難点。

受け崩し枠としての採用。
基本的にアマガドオーの並びや受けループにのみ出していく。
今シーズンは普段より多く受けループにもあたっていたので、ピンポイントでも採用価値はあったと思う。
テラスはアーマーガアアーマーガア等のボディプレスを半減できる毒とサーフゴーサーフゴーのゴールドラッシュやドラゴン技を半減する鋼とで迷ったが、構築事情でサーフゴーサーフゴーへの対策を優先して鋼で採用した。
耐久は少し降れば身代わりがヘイラッシャヘイラッシャのウェーブタックルを耐えそうだったので確保しているが、ヘイラッシャ入りの受け回し構築と当たらなかったので意味があったかは疑問かもしれない。
Sラインは90族抜きまで落としているが特に問題なかった。

  • 調整

H:16n+1(食べ残し効率を意識)
B:身代わりがA4振りヘイラッシャのウェーブタックル耐え
S:最速90族抜き

S3の上位で隠密マント採用のウルガモスを使っていらっしゃる方がいらっしゃったため、一部努力値を変えてリスペクト採用。
性質上どうしても被弾量が多くなるので、キョジオーン対策という要素を除いても単純に隠密マントが心強かった。
ウルガモスウルガモスはテラス前提としないとドラゴンや炎タイプに手も足も出ないが、テラバースト採用をしても結局はどちらかには勝ちにくいので、テラスを前提とせずにサブエースとしてエースの補助をするような使い方で良かったかなと思う。
対キョジオーンをウルガモスに任せる場合はテラスが前提になるので、そういった意味でも選出時点で勝ちプランを考えておく必要がある。

  • 調整

S:準速セグレイブ抜き

本構築の毒菱要員。
優秀なタイプによって風船を持つことで弱点が炎のみとなる。
そのため、初手に選出されるセグレイブセグレイブハバタクカミハバタクカミに明確に強いほか、上から挑発をうつことによりカバルドンカバルドンキラフロルキラフロル等の展開を阻止してできるため展開要員としての性能は高かったと思う。
特性はフィルターと防塵の選択だが、初手のブロロロームにキノコのほうしから入れないことや不意の炎テラバーストを耐えるためにフィルター推奨。
テラスは火力の高そうなテツノドクガテツノドクガを地ならしで返り討ちにしてビックリさせるために炎を半減できるドラゴンテラスを採用。強いテラスではないが他に候補もないのでこれで良かったかなと思う。
調整はAに特化しても火力強化アイテムを持たないとホイールスピンで無振りセグレイブセグレイブが確定にならないことから、最小限の火力を残して耐久に回した。
素早さを最速にすることでセグレイブセグレイブキラフロルキラフロルの上を取れたりコノヨザルコノヨザルと魂の挑発合戦を繰り広げることができたりするので基本的には最速推奨。

  • 調整

H:16n-1
A:無振りキノガッサをアイアンヘッドで超高乱数2発(99.6%)
B:余り
D:臆病テツノドクガの炎の舞を高乱数耐え(93.75%)
S:最速

戦術と解説

選出

  • 基本選出

ブロロロームブロロロームブロロローム
+
カイリューカイリューカイリューorキョジオーンキョジオーンキョジオーン
+
ウルガモスウルガモスウルガモスorハバタクカミハバタクカミハバタクカミ
毒菱展開と展開阻止を兼ねているため、よほどのことがない限り初手はブロロローム
を選出する。
カイリューカイリューキョジオーンキョジオーンはテラスを切りたい場面が多いことから、いずれかをエースとして選択し、サブエースとしてウルガモスウルガモスハバタクカミハバタクカミを選択する。

  • 対低速サイクル(受けループ)

サザンドラサザンドラサザンドラ+キョジオーンキョジオーンキョジオーン+ブロロロームブロロロームブロロローム
相手の選出はサザンドラ対策(ハピナス)+キョジオーン対策(隠密マント持ち)+物理受けの選出が想定される。
相手の選出上毒タイプ(ドオードオードヒドイデドヒドイデ)が入ってきにくいので、意外と毒菱が通ることが多い。
基本はサザンドラサザンドラでの崩しを狙いながら、スキがあれば塩漬けや毒菱を挟むことで詰めていく。

きついポケモン

クエスパトラクエスパトラクエスパトラ
最終日まであまり当たらなかったので対策を怠っていた。
後続からアシストパワーを打つタイプは毒菱からの展開で勝ちを拾えることもあったが、先発で出てくるクエスパトラクエスパトラウルガモスウルガモスを投げないとそのまま負ける。
多分当たった試合は8割ぐらいは負けていたと思う。

ドドゲザンドドゲザンドドゲザン
毒菱が入らないことから、カイリューカイリューウルガモスウルガモスの体力をドドゲザンドドゲザンのために残す必要があり、立ち回りが難しくなる。
最終的には不意打ち択になることが多かったが、択勝負が下手すぎてかなり負けていたような気もする。

イダイナキバイダイナキバイダイナキバ
選出されるたびに型が違う上、対策方法も異なるので読み間違えた瞬間に酷いことになっていた。
タスキ・スカーフ・チョッキ・ブーストエナジー・食べ残しあたりの型と当たったと思う。
こうそくスピンの有無が分からないので毒菱を撒けなかったり、チョッキや挑発の有無で倒せるポケモンが異なったりと全く安定しなかった。

レンタルコード

SCFBHV

おわりに

シーズン4お疲れ様でした!
シーズン1の頃からブロロロームブロロロームを活躍させたいと思っていたので、このシーズン最後まで選出し続けられて満足です。
試合時間の時短をテーマに組んでいたのですが、目標には合致していたものの勝つときも負けるときも大味な試合になることが多くなってしまいました。
次のシーズンに向けての改善目標かなと思います。
シーズン5からは環境に4体もの新規ポケモンが加わるということで、色々と試したくて楽しみです。
新しいシーズンでも何卒よろしくお願いします。

最後にここまでこのような拙稿をお読みいただいたこと、感謝の念に耐えません。
わかりにくい点やコメント等ありましたらtwitter等で何なりとおっしゃってください。

投稿日時 : 2023/04/01 19:22

最終更新日時 : 2023/04/01 23:11

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コメント(1件)

1
ブロロロームの持ち物がブーストエナジーになってますよ。
23/04/01 23:10

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