ドオー- ポケモン育成論SV

環境にぶっ刺さる特殊受けドオー【あくびステロ型】

2022/12/10 18:44 / 更新:2022/12/22 06:51

ドオー

HP:HP 130

攻撃:攻撃 75

防御:防御 60

特攻:特攻 45

特防:特防 100

素早:素早 20

ツイート4.364.364.364.364.364.364.364.364.364.36閲覧:189057登録:246件評価:4.36(13人)

ドオー  どく じめん  【 ポケモン図鑑 】

性格
しんちょう(特防 特攻)
特性
ちょすい
努力値配分(努力値とは?)
HP:252 / 防御:4 / 特防:252
個体値:31-31-31-x-31-31
実数値:237-95-81-x-167-40 (素早さ比較)
覚えさせる技
じしん / あくび / ステルスロック / じこさいせい
持ち物
くろいヘドロ
テラスタイプ
ほのお

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ルール
シングルバトル
このポケモンの役割
特殊受け
登録タグ

考察

はじめに

どうも。物理環境だったシーズン初期から、徐々に特殊アタッカーが採用された構築が多くなったのを感じます。今回はそんな現環境に刺さる特殊受けのドオードオードオーを紹介します。

ドオードオーについて

130-75-60-45-100-20:420

高いH,Dに低いC,Sと、420族ながら無駄のない種族値をしています。じこさいせいやあくびを覚え、HDを生かした特殊受けはもちろん、Hが高いことから物理受けもこなせる、受けに特化したポケモンだと言えます。

採用理由と役割

現環境多く採用されている特殊アタッカーといえばサーフゴーサーフゴーサーフゴー、サザンドラサザンドラサザンドラ、ウルガモスウルガモスウルガモス、ウォッシュロトムウォッシュロトムロトム系統、ラウドボーンラウドボーンラウドボーン、ニンフィアニンフィアニンフィアなどでしょうか。採用率で見ると、わるだくみなどの能力上昇で特殊火力をあげてくるポケモンが多いと感じます。現環境の特殊受けとして、能力上昇の対策は必須ということですね。あとは、素の火力が高いニンフィアニンフィアなどは、メガネも考慮した別の対策が必要そうです。
つまり、てんねんで能力上昇を無効化しタイプと数値でニンフィアニンフィアを受けられるドオードオー環境に刺さりまくっています。今回はステルスロックとあくびを採用して、特殊受けクッションと対面操作を役割とした型を紹介します。

持ち物

どくタイプの受けポケモンということで、くろいヘドロ採用です。デメリットとして、テラスタルでどくタイプ以外になるとダメージを受けてしまうため、それを考慮するならたべのこしを採用しましょう。
トリックが多い現環境では、相手にたべのこしを取られやすいのでくろいヘドロをおすすめします。

特性

  • てんねん

ちょうのまいウルガモスウルガモスやわるだくみサーフゴーサーフゴーなどを無力化できるのは強いです。ただ、相手の能力下降も無効化してしまうのが欠点で、りゅうせいぐんやオーバーヒートがドオードオーに対して実質無償技になってしまいます。つまり、メガネ持ちに対してはデメリットしかない特性なんですね。

  • ちょすい

水技無効でウォッシュロトムウォッシュロトムや{ぺリッパー}などに有利になります。また、C+1(ちょうのまい1回など)くらいならまだ受け切れるので、あくびで切り返すことも可能です。一応くろいきりを採用すれば能力上昇も誤魔化すことが出来ます。
こちらはてんねんのデメリットを嫌って採用する感じですね。普通に強いです。

  • どっちが良いか

結論として、私はちょすいをおすすめします。ドオードオーの役割対象である特殊アタッカーは、現環境遭遇率で言うとメガネ型>積み型ですよね。サーフゴーサーフゴーなどはわるだくみ持ちが多いと思いますが、サザンドラサザンドラなどでは1番メジャーなメガネ型を受けきれなくなるてんねんは少し厳しいかと思います。
結局構築次第で、わるだくみサーフゴーサーフゴーやラムちょうまいウルガモスウルガモスなどを重く見るならてんねんドオードオー、メガネサザンドラサザンドラやメガネウルガモスウルガモスを重く見るならちょすいと、構築単位で考えてみるといいと思います。

性格・努力値と調整

しんちょう(D↑C↓) H252 B4 D252

特殊アタッカーは高火力のポケモンが多いので、少しでも被ダメを減らすために特化。

技構成

  • 確定技

じこさいせい

もはや説明するまでもない、特殊受けを成立させてくれる技ですね。

あくび

対面操作を役割とする以上確定です。ステルスロックと組み合わせることで相手を一方的に削ることが出来ます。

ステルスロック

あくびと相性が良く、サイクル戦において必須級の技と言えます。他のポケモンでステルスロックを撒きたいならこの技は採用しませんが、基本あくびとステロは1匹にまとめて持たせた方が強いです。また、ちょすい型でくろいきりを採用したいならここと入れ替えましょう。(ステロの方が強いですが)

  • 選択技

じしん

タイプ一致じめん技です。命中威力ともに優秀ですが、ひこうタイプやウォッシュロトムウォッシュロトムなどのふゆう持ちに手も足も出なくなります。

どくづき

タイプ一致どく技です。こちらははがねタイプに無効化される他、追加効果でどくになるとあくびが効かなくなる点に注意が必要です。

アクアブレイク

タイプ一致技ではありませんが、無効タイプがないのが魅力です。 追加効果も優秀です。

テラスタル

テラスタイプ : ほのお
ほのおタイプになることで、本来受けれないほのおテラスメガネウルガモスウルガモスグレンアルマグレンアルマグレンアルマを受けられるようになります。ちょすい採用推奨。
他には、はがねタイプになれば、てんねん型で本来受けれないメガネサーフゴーサーフゴーのゴールドラッシュや、メガネサザンドラサザンドラやメガネドラパルトドラパルトドラパルトのりゅうせいぐんに対して受け出せるようになります。ウォッシュロトムウォッシュロトムも受けられるようになります。

立ち回り例

物理受けと組み合わせて受け回したり、高速アタッカーと組み合わせてクッションとして使うのが強いです。有利対面でステロを撒いて、あくびで荒らすのが理想ですね。注意するべきはウォッシュロトムウォッシュロトムなどのこだわりトリックです。これはどうしようもないですが、はたきおとすを持ったポケモンなどと組み合わせるとある程度予防できるかもしれません。
イメージは対特殊カバルドンカバルドンカバルドンでしょうか(ふきとばしはありませんが)。なんせ元の数値が高いので特殊アタッカーには等倍でも安定して受けれます。やることもわかりやすいので、初心者にもオススメできるポケモンです。

ダメージ計算

与ダメは省略します。
ドオードオーのテラスタイプはほのおを想定し、てんねんをか考える時ははがねを想定します。
相手のポケモンのテラスタルはメジャーなタイプのみ想定します。

ゴールドラッシュ 124 ~ 147 (52.4 ~ 62.1%) 確定2発
ゴールドラッシュ(はがねorほのおテラス時) 62 ~ 73 (26.2 ~ 30.9%) 確定4発
→てんねん採用の非テラス時1発+テラス時1発確定耐え
シャドーボール 84 ~ 99 (35.5 ~ 41.8%) 確定3発
テラスシャドーボール 112 ~ 132 (47.3 ~ 55.7%) 乱数2発 : 72.65%

テラスあくのはどう 96 ~ 114 (40.6 ~ 48.2%) 確定3発
りゅうせいぐん 117 ~ 138 (49.4 ~ 58.3%) 乱数2発 : 98.43%
りゅうせいぐん(テラス時) 58 ~ 69 (24.5 ~ 29.2%) 乱数4発 : 99.73%

テラスほのおのまい 112 ~ 132 (47.3 ~ 55.7%) 乱数2発 : 72.65%
テラスオーバーヒート 180 ~ 214 (76.0 ~ 90.3%) 確定2発
テラスオーバーヒート(ほのおテラス時) 90 ~ 107 (38.0 ~ 45.2%) 確定3発

ハイドロポンプ 192 ~ 228 (81.1 ~ 96.3%) 確定2発
ハイドロポンプ(はがねテラス時) 96 ~ 114 (40.6 ~ 48.2%) 確定3発

オーバーヒート 114 ~ 135 (48.2 ~ 57.0%) 乱数2発 : 89.06%

テラスフレアソング 66 ~ 78 (27.9 ~ 33.0%) 確定4発
だいちのちから 74 ~ 88 (31.3 ~ 37.2%) 乱数3発 : 72.16%

ハイパーボイス(フェアリースキン) 55 ~ 65 (23.2 ~ 27.5%) 乱数4発 : 63.55%

りゅうせいぐん 109 ~ 130 (46.0 ~ 54.9%) 乱数2発 : 62.89%
テラスシャドーボール 90 ~ 108 (38.0 ~ 45.6%) 確定3発

テラスアーマーキャノン 72 ~ 85 (30.4 ~ 35.9%) 乱数3発 : 38.42%
サイコキネシス 144 ~ 172 (60.8 ~ 72.6%) 確定2発
サイコキネシス(ほのおテラス時) 72 ~ 86 (30.4 ~ 36.3%) 乱数3発 : 41.91%
サイコショック 198 ~ 234 (83.5 ~ 98.7%) 確定2発
サイコショック(ほのおテラス時) 88 ~ 104 (37.2 ~ 43.9%) 確定3発
ちょすいならメガネサザンドラサザンドラのりゅうせいぐんなどは受けきれます。メガネ持ちに対してはちょすいが安定ですね。積んで来るような型は、りゅうせいぐんなどのデメリット技の採用も少ないことから、てんねんで安定して受けることが出来そうです。
メガネサザンドラサザンドラのテラスあくのはどうが確定3発(受けだし可能)だったり、メガネニンフィアニンフィアのハイパーボイスを乱数4発と、その耐久指数には目を見張るものがありますね。また、これはくろいヘドロの回復を考慮しない結果であり、実際では乱数〇発のものは結構有利な乱数になることが多いです。

苦手なポケモン

物理耐久はあまり高くないので(効果いまひとつ程度なら耐えますが)物理アタッカー全般は苦手です。ちょうはつやこだわりトリックなどの搦手もですね。これはほとんどの特殊受けの宿命だと思います。
特殊アタッカーでも受けきれないポケモンがいますが、それらはテラスタル込ならどうにかなることが多いです。

相性の良い味方・構築例

重要なのはSの高さ(と火力)。環境に多い特殊アタッカーは、メガネかスカーフか積みエースか、と最初は分からないことが多いと思います。ハチマキマスカーニャマスカーニャなどを使う上で怖いのがスカーフ持ちや積まれた状態ですが、それをてんねんドオードオーが受けることが出来、てんねんドオードオーで受けれないメガネ持ちはマスカーニャマスカーニャで上から殴れる、と、どの型でも安定して受けることができます。

物理受けの中でどのポケモンと組み合わせたらいいか分からない、という方は相性補完に注目してください。シンプルに一貫するタイプを減らすのもそうですし、ポケモン単位で補完を考えられると良いですね(ドオードオーが苦手なイルカマン(マイティ)イルカマン(マイティ)イルカマンにヘイラッシャヘイラッシャが強い、など)。

  • サイクルを回しつつ火力を出していくポケモン(構築)

対面構築のステロ撒き役はもっと適任がいると思うので、サイクルを回せるポケモンと組み合わせてサイクル構築に寄せるのがいいと思います。純粋な受けループではあくびはどくどくの方がいいでしょうが、あくび採用のこの型は相手にダメージを与えにくいので、火力を出して負荷をかけてくれる味方が必要です。

さいごに

かわいくて強いドオードオードオー、旅パで採用した方も多いと思います。準伝が使えるようになると、さらに環境の特殊火力が上がり、ドオードオードオーでは厳しくなってしまうかも知れません。使うなら今です!
ここまでご覧頂きありがとうございました。

追記

当初、てんねんを採用していたドオードオーですが、ランクマッチを回しているうちにちょすいの強みに気づき、特性の項にちょすい型の考察を加えました。確定欄ではちょすいを採用しており、私のおすすめもちょすいですが、てんねん型も強いということを明記しておきます。

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コメント (6件)

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  • 1
22/12/11 00:45
1とつげきチョッキ
被ダメに関して面倒だから思いつきで入れた数字なのか一応計算した数字なのかどちらなのでしょうか?
前者であれば全く意味の無い育成論になりますし、後者であれば余計な一言で信ぴょう性がなくなっているので該当の文章は消した方がいいと思いました。いらないこと書かない方がいいですよ…
22/12/11 01:09
2ちやん (@game_chiyan)
おそらく被ダメの適当というのは具体的なパーセンテージを記載せず、確定〇発の記載だけで良いですか?ということなのかなーと思いましたが、受けポケである以上具体的な数値は欲しいところですね。

あくまで個人的な主観によるものとなりますが、ダメ計はポケソル様や究マネ様をオススメさせていただきます。
22/12/11 14:44
3あいうえお (@lm_a_user)
>>1
コメントありがとうございます。計算はしっかりしていますよ!自分の使用しているダメ系アプリが結果をコピー出来ないんですよね...。
細かく書かなくてもドオードオーの魅力は伝わるかと思いましたが、やはり必要ですか!修正致します。
22/12/11 14:45
4あいうえお (@lm_a_user)
>>2
コメントありがとうございます。
たしかにそうですね...。オススメして頂いたものを使って修正してみます。
22/12/11 19:13
5Ken (@ProKenPro_175)
育成論投稿お疲れ様でした!
同じ特殊受けとしてラッキーラッキーハピナスハピナスが挙げられると思いますがそれらとの差別点はありますか?
地面タイプがあるので電気の一貫を切ることができるのは優秀ですが、ピンク〇〇らの圧倒的特殊耐久の数値には遠く及ばないと思ったので気になりました。
22/12/13 17:36
6あいうえお (@lm_a_user)
>>5
コメントありがとうございます。
単純にラッキーラッキーハピナスハピナスと比べるならば、今回の型でも採用しているあくびは大きな差別化点だと思います。特殊受けアタッカーを受けたあとの対面操作や、ステロ+あくびループは強力な戦術ですから、それを単体で完結してできるのはドオードオーならではの強みだと思います。あとは、今回採用していないドオードオーのどくどくやどくびしは、受けを主体とするポケモンにとっては非常に価値のあるものですよね。ラッキーラッキーハピナスハピナスはそれらを覚えないので、そこを活かせる構築に入れると良いと思います。
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