マタドガス- ポケモン育成論SV

【特性メタ】物理を流す、マタドガス

2024/02/14 23:50 / 更新:2024/02/15 22:03

マタドガス

HP:HP 65

攻撃:攻撃 90

防御:防御 120

特攻:特攻 85

特防:特防 70

素早:素早 60

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マタドガス  どく  【 ポケモン図鑑 】

性格
ずぶとい(防御 攻撃)
特性
かがくへんかガス
努力値配分(努力値とは?)
HP:244 / 防御:252 / 素早:12
個体値:31-0-31-31-31-31
実数値:171-85-189-105-90-82 (素早さ比較)
覚えさせる技
クリアスモッグ / おにび / まもる / いたみわけ
持ち物
たべのこし
テラスタイプ
みず

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ルール
シングルバトル
このポケモンの役割
指定しない
登録タグ

考察

はじめまして。ピカチュウピカチュウ好きのシロと申します。
今回は特性メタのマタドガスマタドガスを考察しました。よろしくお願いします。

  • 非公式の略称を使用します。ご了承ください
  • 略称についての説明を省いているという点を除いて、初心者の方にも分かりやすいよう配慮しているつもりではありますが、至らぬ点がありましたらコメントにて教えていただけるとありがたいです。

マタドガスマタドガスの概要

マタドガスマタドガスH65
A90
  • 特性の『かがくへんかガス』によって相手の特性を打ち消せる
  • 良耐性と『おにび』によって数値以上の耐久性能がある
  • 威力120の技を覚えるので相手に負荷を掛けやすい
  • 使いやすい高速回復技を覚えない
B120
C85
D70
S60
特性かがくへんかガス
マタドガスマタドガス』とは

 自身の特性によって相手の特性を消すことができるという点がマタドガスマタドガスの何よりの特徴と言えます。例えばサーフゴーサーフゴーへの変化技、キョジオーンキョジオーンへの状態異常技、パラドックスポケモンの能力アップの無効化などの恩恵が存在します。

 強特性を持っているポケモンが多い今の対戦環境において、マタドガスマタドガスは刺さっていると言えるでしょう。しかしマタドガスマタドガスには1つの致命的な問題が存在します。それは「特性を消しても対面で負けてしまう」という点です。数値不足に起因するこの欠点の解消をするために「おにび」を採用して実質的な耐久数値の底上げを図りました。

 それでも耐久は不足しており、加えて使いやすい高速回復技がないので受けサイクルを回すことは難しいという結論に至りました。本育成論ではまもるたべのこしを組み合わせることで体力管理を行い、特性に依存した構築への勝利を目指します。

マタドガスマタドガスマタドガス(ガラル)マタドガス(ガラル)フォルムの違い

 
 マタドガスマタドガスマタドガス(ガラル)マタドガス(ガラル)はタイプが異なります。『マタドガスマタドガス』は弱点2つ、半減5つです。『マタドガス(ガラル)マタドガス(ガラル)』は弱点3つ、半減以下6つです。攻撃範囲は『マタドガス(ガラル)マタドガス(ガラル)』が勝っています。フェアリー打点を除けば技は大体一緒です。

 現環境ではハバタクカミハバタクカミ対策の鋼技を多くのポケモンが採用しており、鋼弱点の『マタドガス(ガラル)マタドガス(ガラル)』は使いづらいように感じます。本育成論の型では攻撃範囲が活きることもありません。

 ただ、『マタドガス(ガラル)マタドガス(ガラル)』にはカイリューカイリューパオジアンパオジアンテラスタルを強要できるという明確なメリットもあり、一概にどちらが勝っているということは断言できません。構築単位でどちらを採用するべきか検討することをお勧めします。

 実は進化前の『ドガースドガース』の方が進化の輝石込みでの耐久指数は高くなります。ただ、『たべのこし』での回復や特殊耐久を考慮するとマタドガスマタドガスのほうが運用に適しているように考察できます。

性格・努力値と調整

H244(171): 奇数の最大値
 
A0(110): 耐久ポケモンとして最低限の火力
 
B252+(189): 特化連撃ウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)の水流連打を49%に抑える
 
C0(105): 耐久ポケモンとして最低限の火力
 
D0(90): C187(ぶっぱ)ハバタクカミハバタクカミのC+1シャドーボールを耐える
 
S12(82): 大抵のガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ)に先制できる

※『ダストシュート』『じゃれつく』を採用しないなら攻撃個体値を0、性格をずぶといにする。

 数値に余裕がないので物理耐久方面に特化しています。『いたみわけ』の回復効率を考えるなら防御と特防に努力値を振り分けるべきですが、それでは結局耐久が不足してしまいます。ここまで耐久に振ることでおにび外しを1発までなら許容できる耐久になると考えられます。

もちもの

 定数回復手段で、HP管理に有用です。まもるを採用すると、より安定したプレイングが図れます。癖もなく使いやすい持ち物であるため、本育成論ではこちらを採用することにします。

 たべのこしと回復量は同じですが、テラスタルしたときにはダメージを受けるようになってしまいます。相手のトリック対策です。

  • 『おぼんのみ』

 カイリュー対面が安定します。それ以外にこれといったメリットはありません。

 

技構成

確定技

おにび
 定数ダメージを入れつつ相手の攻撃力を削る変化技です。特性のおかげで『サーフゴーサーフゴー』『キョジオーンキョジオーン』にも効果があります。
いたみわけ
 マタドガスマタドガス唯一の高速回復技です。癖が強い技ですが、その一方でHP管理と削りを同時に行う高性能な技ではあります。『ガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ)』などのポケモンに対しては特に有効です。

非確定技

まもる
 火傷ダメージ稼ぎ、たべのこし回復稼ぎ、PP枯らし、相手の拘り固定など便利な技です。ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)の前でも守れます。その反面、積みの起点になることが多くあります。
くろいきり
 あると便利な技です。積み技への対策。
クリアスモッグ
 くろいきりと選択。違いはサーフゴーサーフゴーのCランクを消せるか否かです。
ちょうはつ
 変化技を妨害します。大抵の場合は相手の下から打つことになるので、積み技を止めることができず使いづらい印象です。
ダストシュート
 威力120の物理技です。この技があれば能動的に相手を削る動きが図れます。この技を採用する場合は、相手の積み技や拘り技を割り切った立ち回りが強いられます。
じゃれつく』『ワンダースチーム※ガラルのすがたのみ
 フェアリー技をどうしても採用したい場合に

 
 他には炎打点や電気打点や『のろい』や『どくどく』を覚えます。

テラスタル

みずタイプ
本命のタイプです。水氷鋼半減が使いやすいです。迷った場合はこれにしておけば良いと考えられます。
ゴーストタイプ
ガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ)のノーマル格闘技を透かせます。それだけです。
くさタイプ
弱点を消しながら水を半減にするという観点で候補入り。キノガッサキノガッサに強くなります。

立ち回り

 基本的には火傷ダメージと『いたみわけ』で相手を削り、物理ポケモンを流すという役割を持ちます。

 相手のポケモン3匹のHPを4割ほどずつ削れば裏のエースの一貫ができて勝利が容易です。もし削りが十分に行えなくとも、火傷を相手に入れておけさえすれば攻撃の起点は作りやすいでしょう。

 テラスした『オーガポンオーガポン』の前で交代を選択すると、自身が後退した後に『おもかげやどし』が発動してしまうことに注意が必要です。
 

  • 選出したい相手
  1.  『グライオングライオン』 : 『ポイズンヒール』を無効化して毒殺できます。
  2.  『ママンボウママンボウ』 : 『さいせいりょく』を機能させずに焼き魚にできます。
  3.  『ハッサムハッサム』 : 『テクニシャン』を機能させずに焼き虫にできます。

 火傷状態の相手が積み技を強引に積むという動きが多かったためです。特に『ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)』『ハバタクカミハバタクカミ』や『パオジアンパオジアン』が該当します。毒技は『サーフゴーサーフゴー』に無効化されてしまうため、『くろいきり』の採用も選択肢に入ります。

与ダメージ計算

クリアスモッグ

無振ハバタクカミハバタクカミ → 19 ~ 24 (14.7 ~ 18.5%) 乱数6発 : 22.51%

無振カイリューカイリュー → 25 ~ 31 (15.0 ~ 18.7%) 乱数6発 : 82.74%

無振オーガポンオーガポン → 50 ~ 62 (32.3 ~ 40.0%) 乱数3発 : 99.6%

無振ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき) → 37 ~ 45 (21.2 ~ 25.8%) 乱数4発 : 0.3%

無振ガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ) → 18 ~ 21 (9.5 ~ 11.2%) 乱数9発 : 0%

被ダメージ計算

※採用率上位のポケモンを計算

特化ハバタクカミハバタクカミのムーンフォース → 61 ~ 72 (35.7 ~ 42.2%) 確定3発

特化カイリューカイリューのしんそく → 33 ~ 39 (19.2 ~ 22.9%) 乱数5発 : 96.83%

特化オーガポンオーガポンのつたこんぼう → 67 ~ 81 (39.2 ~ 47.4%) 確定3発

特化ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)の水流連打 → 72 ~ 84 (42.2 ~ 49.2%) 確定3発

特化パオジアンパオジアンのつららおとし → 64 ~ 76 (37.5 ~ 44.5%) 確定3発

相性の良いポケモン

カイリューカイリュー積みエースとしての採用です。『おにび』の入ったポケモンを起点にします。
トドロクツキトドロクツキマタドガス(ガラル)マタドガス(ガラル)トドロクツキトドロクツキの弱点の虫、格闘、フェアリー、ドラゴンを半減にすることができ、サイクル上の相性が良いです。ただ、マタドガス(ガラル)マタドガス(ガラル)にはサイクルをする数値的余裕がありません。
ハバタクカミハバタクカミ特殊ポケモンに対する引き先とスイーパーを兼ねた枠です。相性が良いというよりは構築単位の役割がかみ合っているという側面が大きいです。
相性のよいポケモン

 以上です。指摘などがあればお気軽にお願いします。

投稿日時 : 

最終更新日時 : 2024/02/15 22:03

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