皆様はジュナイパー(ヒスイ)ジュナイパー(ヒスイ)レイドを攻略していますでしょうか?追加効果マシマシの三本の矢やリーフブレードなどの急所に当たりやすい技が盛りだくさんでどうしても運ゲーは避けられないレイドで頭を悩ませていると思います
そんな中で、野良でもソロでもよくつかわれているラウドボーンラウドボーンをサポートしてより手早く倒せるように支えるマタドガスを考案したので是非ご覧ください
コンセプトと役割
野良レイドでよくみられるラウドボーンラウドボーンは、特性がてんねんのことが多いです。
この特性は『相手の能力変化を無視する』と説明がされていますが、これは相手の能力アップはもちろんのこと、能力ダウンも無視してしまいます
このため、野良でよく使われる火力補助技のアシッドボムの特防ダウンや、ひやみず、とびかかるなどの攻撃ダウンも無効化してしまうため、野良本来よく使われる周りのサポートの多くを受けることができません
今回はこの強力だけど野良ではちょっと厄介な特性をどうにかしてサポートして、ソウブレイズソウブレイズをはじめとした
タイプのポケモンたちの火力をさらに伸ばしていこうというのがコンセプトです
持ち物
とくせいガード
かがくへんかガスには少し特殊な仕様がありまして、レイドボスがこちらの能力変化を無効化してきても通常の特性は1ターン後には復活してますが、かがくへんかガスは復帰せず、マタドガスマタドガスは特性なしの状態になります
今回のレイドでは開始して1分もたたずに使われるため、せっかく連れてきたマタドガスの特性が開始早々に消え去ってしまい、1回倒れないと使えなくなってしまいます。
これを避けるため、とくせいガードを持たせることでかがくへんかガスの発動を維持し、長いレイドバトルでただの置物になるのを避けています
このため特性も持ち物も固定です
かがくへんかガスのなか一緒に戦っていいポケモンはだれ?
かがくへんかガスをはテラレイドでも味方やレイドボスの特性をまとめて無効化させてしまいます。
通常の☆6レイドなどではレベル上げ、特性、技選択などフル活用して挑むことがほとんどですが、今回のレイドに限っては攻略に使われるポケモンの多くが特性にあまり依存しないものが多いです
以下使われるアタッカーのポケモンとの相性を列挙してみます。一応自身が野良で遭遇したことのあるポケモンを並べていますが、9割はラウドボーンラウドボーン、
ソウブレイズソウブレイズ、
アーマーガアアーマーガアの3つに絞られますのでここを把握しておけばいいと思います
ソロなら天然により相手の積み技を無効化して殴れますが、周りが積み技を妨害してアシボで特防を下げる野良レイドではデメリットが目立ちます
もうかはこれらのメリットを受けることが可能ですがHPが1/3以下の時のみと状況が限定的なので、なくなっても影響が少ないと考えられ、またラウドボーンの特性は天然のほうが多いためこちらを優先するほうがいいでしょう
ヒスイジュナイパーは炎タイプの技を使わないため自主的にもらいびを発動させることができません。
むしろ、くだけるよろいでレイドに挑む人すら少なくないです。その場合はテラレイドの失敗率が跳ね上がるので、かがくへんかガスならそれを無効化して防御ダウンを抑えるメリットが上回ると思われます
ミラーアーマーが無効化され防御ダウンを跳ね返すことができなくなるため自身の耐久力の低下と相手へのデバフの付与ができなくなるため相性は悪いです。今回で適性があるアタッカーの中では特性への依存度が高いポケモンかつ選出率も高い一体なので、同時に選出するのは避けるのが良いでしょう
クォークチャージはかがくへんかガスでも無効化されません。
安心して組ませられるポケモンの一体といえます。アシッドボムを撃つので役割がかぶりがちですが、ほのおのまいを使うこともあるので、ほのおのまいの試行回数を増やすことも考えると完全に相性が悪いとは言えないでしょう
適応力による突破力の高さが特徴ですが、テラスタル後はタイプ一致威力が1.5→2.25倍へとなります。しかし特性なしでもテラスタルすれば2倍になるため、この場合の特性がなくなった時の火力はおよそ 1-2/2.25=11% 低下することになります。
またアシッドボムをドラミドロも撃つ都合、どうしても役割がかぶってしまいこちらが手持無沙汰になりがちなところも含めて、相性はよくないといえるでしょう
以上から、マタドガスマタドガスを使う場合は、
アーマーガアアーマーガア、
ドラミドロドラミドロを見たら選出を避ける、それ以外ならマタドガスを選出しても問題ないと考えられます
‐【注意】通常レイドなどへの使いまわしについて
レイド用のポケモンは育成が大変なのでほかレイドにもこのマタドガスマタドガスを使おうと考えている場合に限りますが、その時はせめて特性をかがくへんかガスからふゆうに変えて使用しましょう。かがくへんかガスのままの転用は危険です。
場に出した時点で周りに与える影響が非常に大きく、今回のような主に使われるポケモンが特性への依存度が少ないものが多い環境だからこそ輝ける特性です。
現状は最強ジュナイパー(ヒスイ)ジュナイパー(ヒスイ)レイド以外での使用は控えておきましょう。
性格・努力値と調整
ずぶといorわんぱく(防御↑、攻撃or特攻↓)
努力値 HP252 B252 S4
実数値 324-x-372-x-176-157
ジュナイパー(ヒスイ)ジュナイパー(ヒスイ)の素早さは156ですこれから先制して行動できるように素早さに努力値を振り、残りは物理耐久に特化させることで役割を遂行しやすくしています
技構成
以下にそれぞれの目的をまとめていきます
- アシッドボム (わざマシン13、遺伝技)
- 確定特防2段階ダウンでバリア展開中のボスにも効くレイドで最強の追加効果を誇る技
- レイドにおける特殊アタッカーのサポートには外せません。
- クリアスモッグ (レベル技)
- 相手の能力変化をすべてリセットします
- 野良ではちょうはつで{ヒスイジュナイパー}のビルドアップや剣の舞を無効化しますが失敗することや、ちょうはつを持った味方がいないこともあります。そんなときにこれがあると安心です
- おにび (わざマシン107)
- バリア展開前の火力を抑えることで
ラウドボーンラウドボーンたちの行動をしやすくします。
- またやけどは攻撃力自体が半減されるため、てんねんでもしっかりダメージを半減でる貴重なデバフ要素となります
他候補技
ヘドロばくだん 自身も殴りに行きたい場合に。ただし火力はテラスタルしても低いため、精々バリア破壊の補助ができる程度と考えるといいです
- 【重要】クリアスモッグの注意点について
クリアスモッグは相手の能力変化をリセットする技ですが、相手の能力上昇も、能力低下もすべて0にしてしまします
このためみんながせっせと積んだひやみずやアシッドボムのデバフが、クリアスモッグを一つ使うと途端に全部水の泡に…なんてこともありえます。
ですのでレイドにおけるクリアスモッグの使いどころは非常に難しく、また限定的です。
レイドボスの能力上昇を無効化することがクリアスモッグの使い道ですが、だからこそレイド中ではボスが積み技を使った直後のみ使用できる技と思ってください
テラスタル
野生で捕まえたままでいいです。
どくタイプであることによって、ヒスイジュナイパーの攻撃をブレイブバードに限定させることが可能なので不意の急所で倒されることや、[3ぼんのや]の防御ダウンを引くリスクも減らせます
立ち回るうえでのポイント
これまでマタドガスを使う上でのメリットやかがくへんかガスを今回のレイドで使う上でのリスクの低さなどを書いていきましたが、実際の立ち回りについて、一例ですが以下のようにまとめておきます。
今回のレイドは三本の矢をはじめ急所に当たりやすい攻撃をジュナイパー(ヒスイ)ジュナイパー(ヒスイ)が使うことが多いため、自分含めた味方が不意の急所で倒れてしまうことが頻発してしまうレイドです。このため、立ち回りはあくまで一例であってその通りに動く必要はありません。
その時々でどの行動をすればいいかを考えながら動く必要があります。
このため、今回のレイドにおいてどのサポーターを使うにしても共通して必要なことがあります。
ボタン連打で最速で動くことを意識せず、味方の動きや制限時間などを見ながら動く、必要でないなら動かない『待ち』の姿勢が重要です
これさえ意識して挑めば勝率も上がることと思います
立ち回り
- 開幕はおにび。当たらなかった場合は二発目は打たずに大人しく待つ。
- ジュナイパーがバフ解除+ビルドアップをしたのを確認してからクリアスモッグ。味方の挑発で不発の時はタイミングを見て[ガッチリぼうぎょ]で味方が倒れるのを抑える。
- ジュナイパーがバリア展開+デバフ解除+つるぎのまいをしてくるのを確認してからクリアスモッグ。こちらもつるぎのまいが不発ならクリアスモッグは打たずに4、または5へ移る
- バリア展開を見てからアシッドボムを3回かける。 ジュナイパーの特防を下げることで、攻撃の通りを良くし、クリアまでの時間を短縮していく。ただしこちらの体力次第では1,2回で止めておくことも必要であるし、味方に
ソウブレイズソウブレイズほか
アタッカーがいる場合は5から優先しても良い
- にほんばれを使う。 最後の火力補助枠としてにほんばれで
の技威力を1.5倍にする。
ここまで強化したラウドボーンラウドボーンならジュナイパーのバリアを1撃で破壊すら期待できるだけの火力を持っているでしょう。
あとは味方のHPや残り時間を見て体力が危険ならいやしのエール、最後の一押しをかけたいならいけいけドンドンを使うなどして押し切ろう
与ダメージ計算
特攻無振りマタドガスマタドガス
テラスタル→
ジュナイパー(ヒスイ)ジュナイパー(ヒスイ)特防‐6 アシッドボム=632〜748
特攻無振りマタドガスマタドガス
テラスタル+
ジュナイパー(ヒスイ)ジュナイパー(ヒスイ)特防‐6 ヘドロばくだん=952〜1120
特攻特化ラウドボーンラウドボーン
テラスタル、特攻+6→
ジュナイパー(ヒスイ)ジュナイパー(ヒスイ)特防±0=1420〜1672
特攻特化ラウドボーンラウドボーン
テラスタル、特攻+6、ひでり→
ジュナイパー(ヒスイ)ジュナイパー(ヒスイ)特防-6=8576〜10092
被ダメージ計算
ジュナイパー(ヒスイ)ジュナイパー(ヒスイ)攻撃±0ブレイブバード→
マタドガスマタドガス(実数値HP334、防御372)=67〜79(20〜23.6%)
ジュナイパー(ヒスイ)ジュナイパー(ヒスイ)特攻±0、グラスフィールドありリーフストーム→
マタドガスマタドガス(実数値HP334、特防176)=140〜165(41.9〜49.4%)
おわりに
以上で今回のレイドで使えるマタドガスの育成論を終わらせていただきます。
次回レイドに向けてこれから準備される方、次回はちょっと変わったポケモンを使ってみたいという方はもしよろしければ育成してみてください。
10/13追記 ソロ運用について
後半レイドが始まりましたね。技構成と持ち物を変更することで努力値や特性はそのままでもソロレイドでも持ち物や技を変えることで勝てると判断しましたので、取り急ぎまとめておきたいと思います
ソロの持ち物と技
- 持ち物
長期戦のテラレイドの中でHPを回復しつつ戦えるようになります。
レイド中はほとんどブレイブバードを使ってくるため急所に当たることは少なく、HPはかいがらのすずの回復分で取り戻せます
- 技構成
上述のマルチで使った技と一緒です。攻撃を下げることでこちらの被ダメージ軽減と、相手の特防を下げて与ダメージアップを狙います
- ヘドロばくだん(レベル技)
- テラスタル後の火力技その一。
- これだけでも削り切ることは一応可能ですが、相手が毒になってからは以下の技が有効です
- ベノムショック(わざマシン45)
- 相手がヘドロばくだんで毒状態後は威力130の特殊技として連打できます
- 対
ジュナイパー(ヒスイ)ジュナイパー(ヒスイ)の最大打点となります
ソロでの立ち回り
- 開幕は特に何もせず、
ジュナイパー(ヒスイ)ジュナイパー(ヒスイ)のバフ解除+ビルドアップを行ったらクリアスモッグをしましょう。
- デバフ解除+つるぎのまいを使ってきたらもう一回クリアスモッグを打ちましょう。
- バリア展開後はアシッドボムを1回打ってから
テラスタルになり、さらにアシッドボムを2回打ち、ジュナイパーの特防を6段階ダウンさせましょう
ジュナイパー(ヒスイ)ジュナイパー(ヒスイ)の特防をしっかり下げたことを確認してから、毒状態になるまでヘドロばくだんを連打しましょう
- 相手が毒状態になったら、あとはベノムショックで押し切りましょう
以上で勝てると思われます
ただし、マタドガスではジュナイパーのリーフストームでおよそHPを半分持っていかれてHP次第では倒されてしまうため、リーフストームがこちらに飛んでこないことを祈る運ゲーがどうしてもついて回ります。
イベントレイド後半が始まりましたが、ジュナイパー(ヒスイ)ジュナイパー(ヒスイ)をゲットできるように頑張りましょう