はじめに
こんにちは、窓際です。
今回は、ランクマッチの情報が出る以前に紹介したフェアリーテラスタルのグレンアルマグレンアルマを、現在(シーズン1)のランクマッチの環境に合わせて紹介し直したいと思います。
以前紹介したものは12/19時点で評価4.46と、かなりの高評価をいただきました。仮想敵としていたトドロクツキは使用不可ですが、環境トップであるサザンドラ絶対○すマンとしての活躍が期待できるので、汎用性があると思い、再度紹介することにしました。また、本来の仮想敵であるサーフゴーなどに対しても仕事ができます。
- 注意
- HABCDSといった非公式単語を使用します。
- 努力値は、個体値がすべて31であることを前提に設定しています。
- 襷型につき、被ダメージを割愛しています。具体的に載せてほしいものがあればコメントお願いします。
グレンアルマグレンアルマというポケモンについて
- 種族値
グレンアルマ H85 A60 B100 C125 D80 S75
Cが125と、高火力の特殊アタッカーとして活躍できます。また、技範囲が広かったり専用技があったりと、数値以上の火力を見せる要素も多々あります。
Sは75で、あまり速い方ではないです。ただ、特性のS上昇を加えることで、多くのポケモンに対して先制することができます。
- タイプ
タイプは炎、エスパーです。
弱点(2倍)はゴースト、岩、地面、悪、水の5タイプ。弱点は少なくないですが、4倍弱点がなく、そこそこの耐久があるので調整次第では弱点保険での運用もできると思います。
半減は格闘、草、エスパー、氷、フェアリー、鋼、炎の6タイプ。半減も多く、一部のポケモンに強く出ることができます。また、炎は特性もらいびで効果がなくなりますが、今回はくだけるよろいを採用しているので無関係です。
このタイプは、悪・ドラゴンの複合タイプに対して打点がなく、弱点もつかれるため、不利です。
仮想敵であるサザンドラは炎に弱い鋼テラスタルが半数を占めるため、フェアリータイプのテラバーストが比較的通りやすいです。
- 特性
特性は2つあります。
- 通常特性
もらいび (炎を無効化、受けると炎技の威力1.5倍)
- 夢特性
くだけるよろい (物理技を受けると B↓ S 2段階↑)
といった見た通りの特性があります。
今回の型では、くだけるよろいを採用しています。
くだけるよろいを活用することで、S種族値75という半端な数値でも、ほとんどのポケモンに先制することができます。
襷を持って耐久に振っていないので、Bダウンの効果も気にせず選択できます。
持ち物
採用したのはきあいのタスキです。
特性のくだけるよろい、専用技のアーマーキャノンで耐久が下がりますが、CSに極振りしてタスキを持たせることで、耐久下降を気にすること必要がなくなります。
また、グレンアルマの火力があれば、本来なら止まらない相手のエースに対して切り返すこともできます。
採用理由と役割
くだけるよろいを発動させるため、物理技を一回受けておくと、広いタイプを見れるシンプルな高速アタッカーとして使えます。
得意な相手は、テラスタルのタイプ変化を考慮しなければサーフゴーやドドゲザンなど。
また、フェアリーテラスタルをすればサザンドラやドラパルトに打ち勝つことができます。
ただ、襷の残っていない状態で、なおかつS上昇していない場合、この型のグレンアルマは非常に脆いです。
襷を残した状態での特殊アタッカーに対しては、基本ニトロチャージを撃つことをオススメします。
その他、本来の襷の弱点となる定数ダメージやステルスロック、先制技に弱いので、特に選出段階で注意が必要となります。
性格・努力値と調整
- 性格
S上昇B下降のせっかちを採用しました。
ニトロチャージを採用しているので、A下降のおくびょうは不採用。物理技を受けるとB下降するため、どうせ物理技を2度は受けられません。よってB下降のせっかちを選択しました。
ちなみに、最速にするとニトロチャージのS1段階上昇で準速ドラパルトと最速マスカーニャを抜くことができ、役割対象が広くなります。
- 努力値
なるべく火力が欲しいのでC252。
最速にしたいのでS252。
余りのD4。
襷型なのでCS極振りで問題ありません。
技構成
- 確定技
- ニトロチャージ
この型の核その?です。
Sを1段階上げつつ、ついでに襷もケアできます。物理技なので、火力に期待できない点は注意してくたさい。
- テラバースト(フェアリー)
この型の核その?です。
サザンドラを始めとする相手に対してフェアリー打点として使えます。
- アーマーキャノン
この型の核ではないですが、グレンアルマを使ううえで採用しない理由はありません。
炎タイプの特殊版インファイトです。BとDがダウンしますが、襷とも噛み合っています。
- 選択技
- エナジーボール
草打点は欲しいところなので採用。
確定でも良いとまで思ってますが、タイプ一致のエスパー打点が欲しい場合、外す技はエナジーボール以外ないので選択技としました。
- サイコショック
相手のBでダメージ計算する特殊技です。タイプ一致で打つことができるので火力は高いです。
特殊受けに対して通るのが利点です。
- サイコキネシス
サイコショックに比べて威力が10高い90です。単純なエスパー打点が欲しい場合に採用してください。
他ポケモンとの差別化
対であり、くだけるよろいを持つソウブレイズ。
むねんのつるぎと比較すると、アーマーキャノンの方が襷型においては使いやすいと感じます。
一方、ソウブレイズの良さは、ニトロチャージにある程度の火力が出るところと、Sが10高いところ、あとはノーマルタイプの先制技が無効になるところです。
そもそも物理アタッカーと特殊アタッカーなので、役割はそこそこ違うと思います。
なによりソウブレイズよりもグレンアルマを優先した理由は、絶対グレンアルマの方がカッコイイからなんですがね(^^)
同じく、くだけるよろいを持つポットデスなどもいますが、あまりにも違いすぎるので割愛。
与ダメージ
計算には(https://sv.pokesol.com/calc)を使用しました。私が知るSVに対応した計算ツールの中で一番使い勝手が良いので、是非ご活用ください。
- テラバースト(フェアリー)
チョッキサザンドラ (117.4 ~ 139.0%)確定1発
カイリュー (80.8 ~ 95.2%) マルスケ込み確定2発
ドラパルト (103.1 ~ 122.7%) 確定1発
HDオーロンゲ (63.4 ~ 75.3%) 確定2発
ガブリアス (83.1 ~ 99.5%) 確定2発
- アーマーキャノン
キノガッサ (222.3 ~ 262.3%) 確定1発
ミミッキュ (73.9 ~ 87.7%) 確定2発
ウルガモス (60.0 ~ 71.3%) 確定2発
Hハッサム (271.2 ~ 321.0%) 確定1発
パルシェン (147.2 ~ 173.6%) 確定1発
草マスカーニャ (176.2 ~ 208.0%) 確定1発
セグレイブ (60.0 ~ 71.1%) 確定2発
サーフゴー (134.6 ~ 159.3%) 確定1発
Hドオー (42.2 ~ 49.8%) 確定3発
Hドドゲザン (111.2 ~ 131.5%) 確定1発
- エナジーボール
Hカバルドン (92.1 ~ 108.9%) 乱数1発 : 50%
HDカバルドン (68.0 ~ 81.0%) 確定2発
HDトリトドン (123.0 ~ 148.7%) 確定1発
マリルリ (69.8 ~ 82.3%) 確定2発
Hウォッシュロトム (61.2 ~ 72.7%) 確定2発
Hキョジオーン (53.2 ~ 62.9%) 確定2発
HDキョジオーン (41.6 ~ 49.3%) 確定3発
与ダメージに載せて欲しいポケモンなどあればコメントでお知らせください。
相性の良い味方
ステルスロックを撒き、エスパー技不採用の場合はついでに毒に対する打点を確保できる地面タイプのポケモンが有力です。
火力が欲しい場合はガブリアスが良いと思います。
僕の場合は先発として安定するトリトドンがお気に入りです。しかし、草4倍というのはかなりの痛手ですね。
また、砂の定数ダメージでグレンアルマが倒れてしまうのでカバルドンはオススメしません。
終わりに
グレンアルマはカッコよく、エースを担える火力があり、カッコよく、特性も優秀で、それでいてカッコよく、技範囲も優秀で、さらにカッコいいなど魅力の詰まった素晴らしいポケモンです。
対戦環境でどんどん流行らせていきたいですね。
ここまで読んでくださった方ありがとうございました。よろしければ、評価やコメントの方もよろしくお願いします。