カイリュー- ポケモン育成論SV

カイリュー、空を舞う。驚愕のそらをとぶ+みがわり型とは。

2023/12/27 22:35 / 更新:2023/12/28 23:26

カイリュー

HP:HP 91

攻撃:攻撃 134

防御:防御 95

特攻:特攻 100

特防:特防 100

素早:素早 80

ツイート3.863.863.863.863.863.863.863.863.863.86閲覧:1565登録:1件評価:3.86(2人)

カイリュー  ドラゴン ひこう  【 ポケモン図鑑 】

性格
いじっぱり(攻撃 特攻)
特性
マルチスケイル
努力値配分(努力値とは?)
HP:212 / 攻撃:252 / 防御:4 / 特防:4 / 素早:36
個体値:31-31-31-x-31-31
実数値:193-204-116-x-121-105 (素早さ比較)
覚えさせる技
そらをとぶ / しんそく / りゅうのまい / みがわり
持ち物
たべのこし
テラスタイプ
ノーマル

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ルール
シングルバトル
このポケモンの役割
物理アタッカー
登録タグ

考察

はじめに

育成論中では
HP→H
こうげき→A
ぼうぎょ→B
とくこう→C
とくぼう→D
すばやさ→S
と表記します。

その他略語等も使用していますので分からない点はコメントで聞いてください。

ダメージ計算はポケソルさんのものを使用しています。

採用理由

言わずと知れた最強ポケモンカイリューカイリューカイリュー。しかし、欠点のないポケモンなど存在しません。カイリューカイリューはタイプ一致であるにも関わらず物理飛行技不足に悩まされています。そのため飛行テラバーストを打ったり火力不足ながらも燕返しを採用したり飛行技をそもそも切ったりするわけですがここで1つ、現環境で全く使われていない飛行物理技「そらをとぶ」に目をつけてみました。

調整について

H212A252BD4S36 A↑C↓

H…16n+1の最大値
A…特化
BD…あまり
S…無振りサーフゴーサーフゴーサーフゴー抜き

技構成

確 そらをとぶ

テラスを切らずとも使える飛行物理の最大打点。タイプ一致威力90はかなりの高火力。1ターンの猶予が生まれるのが玉に瑕ですがうまく使えばメリットにもなり得ます。

確 りゅうのまい

カイリューカイリューと分かりやすく相性のいい技。マルスケを盾に素直に積む他後述の身代わりと合わせて絡めて主体のポケモン相手に有利に立てます。

確 みがわり

一般的なカイリューカイリューではマルスケとの兼ね合いであまり見られない技ですが、空を飛ぶ採用によりターンが稼ぎやすいこのカイリューカイリューならかなり強力に扱えます。

以下選択技。後述のテラスタイプに合わせて。

しんそく

攻撃性能を意識して採用する際に。優先度+2の非常に高性能な先制技。そらをとぶを後攻で着地した後にしんそくで倒すと食べ残しをより活用できるなど相性も噛み合ってます。

アンコール

耐久性能を意識して採用する際に。積み技相手に隙を晒しがちなそらをとぶをカバーできます。ターンが稼げるため食べ残しとも相性がいい他みがわり相手に打ってきた変化技を固定することもできます。りゅうのまいのS上昇とも好相性。

とくせい

マルチスケイルで確定です。

もちもの

コンセプト上食べ残しで確定。そらをとぶにより回復の実質量が上がるため組み合わせて便利。

テラスタイプ

ノーマルタイプ

しんそく採用ならこちら。先制技としての性能に磨きがかかる他、環境にゴースト技が多く身代わりによる上振れもあります。

フェアリータイプ はがねタイプ

アンコール採用ならこちら。純粋に耐性が優秀で耐久性能に磨きがかかります。どちらも無効タイプがあり、身代わりによる上振れが狙える点はノーマルタイプとも共通しています。またフェアリータイプは特に弱点のドラゴン技を透かせるためその点でも相性がいいです。

ダメージ計算

与ダメージ計算

ハバタクカミハバタクカミ(H4)
そらをとぶ 138〜163/105.4〜124.5%(確定4発)

カイリューカイリュー(H252)
そらをとぶ 91〜108/46.0〜54.6%(乱数2発51.95)

しんそく 54〜64/27.3〜32.4%(確定4発)

オーガポンオーガポン(B4)(水草炎)
そらをとぶ 198〜234/127.8〜151.0%(確定1発)

しんそく 59〜70/38.1〜45.2%(確定3発)

オーガポン(いしずえ)オーガポン(いしずえ)(B4)
そらをとぶ 99〜117/63.9〜75.5%(確定2発)

しんそく 29〜35/18.7〜22.5%(乱数5発90.57)

サーフゴーサーフゴー(H4)
そらをとぶ 45〜54/27.7〜33.2%(確定4発)

ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)(H4)
そらをとぶ 174〜206/98.9〜117.1%(乱数1発93.75)

しんそく 51〜61/29.0〜34.7%(乱数3発6.46)

ガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ)(H252B4)
そらをとぶ 75〜88/34.0〜40.0%(確定3発)

しんそく 44〜52/20.0〜23.7%(確定5発)

パオジアンパオジアン(H4)
そらをとぶ 103〜123/66.1〜78.9%(確定2発)

しんそく 62〜73/39.8〜46.8%(確定3発)

イーユイイーユイ(H4)
そらをとぶ 103〜123/78.7〜93.9%(確定2発)

しんそく 62〜73/47.7〜55.8%(乱数2発75.78)

ディンルーディンルー(H244B252性格補正)
そらをとぶ 54〜64/20.7〜24.5%(確定5発)

しんそく 33〜39/12.7〜15.0%(乱数7発1.16)

テツノツツミテツノツツミ(H4)
そらをとぶ 78〜93/59.1〜70.5%(確定2発)

しんそく 46〜55/34.9〜41.7%(確定3発)

被ダメージ計算

マルスケ非考慮。当然ですが考慮するときはそのまま半分のダメージです。
相手は特に記述のない限り持ち物テラスなしの計算です。

ハバタクカミハバタクカミ(ムーンフォース)

控えめ 182〜216/94.4〜112.0%(乱数1発62.5%)

臆病 168〜198/87.1〜102.6%(乱数1発12.5%)

臆病+無テラ 84〜99/43.6〜51.3%(乱数2発5.46%)

カイリューカイリュー(スケイルショット×5)(意地)

250〜310 /129.6〜160.7%(確定1発)

無テラ 125〜155/64.8〜80.4%(確定2発)

マルスケ+無テラ 112〜139/58.1〜72.1%

カイリューカイリュー(しんそく)(意地)

53〜63/27.5〜32.7%(確定4発)

オーガポン(かまど)オーガポン(かまど)(じゃれつく)(陽気)

122〜144/63.3〜74.7%(確定2発)

無テラ 61〜72/31.7〜37.4%(乱数3発83.3%)

オーガポン(かまど)オーガポン(かまど)(ツタこんぼう)

51〜60/26.5〜31.0%(確定4発)

炎テラ+A1↑ 101〜119/52.4〜61.7%(確定2発)

オーガポン(いしずえ)オーガポン(いしずえ)(ツタこんぼう)(陽気)

204〜240/105.7〜124.4%(確定1発)

無テラ 102〜120/52.9〜62.2%(確定2発)

サーフゴーサーフゴー(ゴールドラッシュ)

控えめ 114〜135/59.1〜70.0%(確定2発)

控えめC1↓ 76〜90/39.4〜46.7%(確定3発)

無振 85〜102/44.1〜52.9%(乱数2発21.48%)

サーフゴーサーフゴー(シャドーボール)

控えめ 76〜91/39.4〜47.2%(確定3発)

無振 58〜69/30.0〜35.8%(乱数3発27.29%)

ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)(すいりゅうれんだ)(意地)

54〜66/28.0〜34.2%(乱数3発)
(確率は乱数3発0%と表示されておりツール側の表記ミス或いはバグの可能性あり)

マルスケ 45〜55/23.4〜28.5%

ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)(アクアジェット)(意地)

20〜24/10.4〜12.5%(乱数9発66.27%)

ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)(あんこくきょうだ)(意地)

109〜130/56.5〜67.4%(確定2発)

ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)(ふいうち)(意地)

69〜82/35.8〜42.5%(確定3発)

ガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ)(ブラッドムーン)(控えめ)

135〜159/70.0〜82.4%(確定2発)

パオジアンパオジアン(つららおとし特性込)(陽気)

マルスケ 188〜224/97.5〜116.1%(乱数1発87.5%)

無テラ 94〜112/48.8〜58.1%(乱数2発97.65%)

パオジアンパオジアン(こおりのつぶて特性込)(陽気)

180〜216/93.3〜112.0%(乱数1発56.25%)

マルスケ 90〜108/46.7〜56.0%(乱数2発66.79%)

無テラ 45〜54/23.4〜28.0%(乱数4発74.69%)

パオジアンパオジアン(ふいうち特性込)(陽気)

78〜93/40.5〜48.2%(確定2発)

イーユイイーユイ(あくのはどう特性込)(控えめ)

102〜121/52.9〜62.7%(確定2発)

イーユイイーユイ(オーバーヒート特性込)(控えめ)

82〜97/42.5〜50.3%(乱数2発1.17%)

C2↓ 42〜49/21.7〜25.4%(乱数4発0.34%)

テツノツツミテツノツツミ(フリーズドライ)(陽気)

232〜276/120.3〜143.1%(確定1発)

無テラ 58〜69/30.0〜35.8%(乱数3発27.29%)

苦手な相手

上から麻痺を撒いてくるポケモンハバタクカミハバタクカミサーフゴーサーフゴーなど

空を飛ぶには麻痺の抽選が2回かかるため攻撃するのも一苦労。遅い相手なら身代わりで逆に起点にできますが、相手が早いとそうもいきません。最速サーフゴーサーフゴーは事前に1舞、最速ブエナハバタクカミハバタクカミは事前に4舞で上を取れます。

上から毒にしてくるポケモンキラフロルキラフロルなど

時間をかける戦術の関係上定数ダメージに対して耐性がありません。マルチスケイルを復活させることができないのも痛いです。

物理耐久方面の積み技を持つポケモンキョジオーンキョジオーンアーマーガアアーマーガアなど

空を飛ぶは隙ができる技のためガッツリ積まれる危険性があります。攻撃面の積みなら空を飛ぶの火力とマルスケの耐久でなんとかなるのですが鉄壁や呪いはそうはいきません。

相性の良い味方

使ってみた所感として、明確に誰と相性がいい……というのはありません。
とりあえず構築に入れて雑に活躍してくれる一体という印象を受けました。立ち位置だけで見れば個人的にはランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)ミミッキュミミッキュが近いような印象です。

強いて言えば前述の通り変化技に弱いので特性黄金の体を持つサーフゴーサーフゴーや高速挑発使いのハバタクカミハバタクカミオーロンゲオーロンゲなんかは組んでて使いやすいと思いました。

また強さというよりはロマンですがシャワーズシャワーズなどでアクアリングバトンをできると耐久性能に磨きがかかります。

最後に

高火力と高耐久を両立するカイリューカイリューの新たな型。
ぜひ使ってみてください!!

投稿日時 : 

最終更新日時 : 2023/12/28 23:26

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投稿者の前後の育成論

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コメント (5件)

  • ページ:
  • 1
23/12/28 22:52
1こっち (@kochi_tamasii)
そらをとぶで食べ残しを二回食べれるのはおもしろいなと思いました。

改善点としては耐久寄りでしんそく主体ではないので、
テラスタイプはノーマルじゃない方がいいと思います。
個人的にはタイプとして優秀なフェアリーかはがね、
そらをとぶの打点をあげるための飛行がおすすめです。

また、積み技に弱く、起点にできる状況が増えるため
しんそくの枠をアンコールにした方がいいと思います。

よくいるでんじはエアスラアンコカイリューとの差別加点は
積み技があって、火力を出せるところでしょうね。
長文失礼しました。
23/12/28 23:09
2mamushi (@mamushi72455511)
>>1
コメントありがとうございます。
確かにその通りですね。このカイリューカイリューについて、というよりそらをとぶについて、そのタイプ一致高打点という点と2ターン分の耐久という点のどちらにフォーカスするかで変わってくると思っており、自分は前者での採用を主にしていたためこのような書き方をしていました。
が、耐久面に関して言えばフェアリーの方が十分に相性いいと言えそうなので書き加えておきます。(本論中には書いてなかったのですが相手のカイリューカイリューのスケイルショットが割ときついのでそこもいいですね。)
アンコールに関しても確かにおっしゃる通りで十分採用する価値を感じたため技候補に書き加えておきますが、実はこの型は神速と相性が悪いわけではありません。
というのも、そらをとぶを後攻や後退際に叩き込んだあとしんそくで倒すことで被弾を抑えつつ食べ残しを追加で食べられます。
また、前述の通り攻撃性能に寄せた戦い方であれば元がカイリューカイリューですのでそらをとぶやりゅうのまいがうまくいかせなさそうな時でもノマテラ神速ぶっぱで多少誤魔化しが効くという点もあります。
貴重なご意見をありがとうございました。
23/12/28 23:23
3mamushi (@mamushi72455511)
>>1
追記です。テラスタイプのアイデアが申し訳ないことにフェアリーしか見えていませんでした。
鋼も十分採用理由があるため書き加えておきます。
しかし、飛行は個人的には無しかなと思います。
というのも、テラバースト型との差別化が困難になるためです。そらをとぶは本論でも度々弱点を挙げているように癖の強い技ですので、様々な要素を噛み合わせることで真価が発揮できると考えております。
しかしその高い飛行打点のみに目をつけても飛行テラバースト型と威力は10しか違わなく、耐性変更力が不十分なところから身代わりや食べ残しとの相性が微妙になり、結果的にキャラパワーがかなり低くなってしまいます。
23/12/29 11:49
4こっち (@kochi_tamasii)
>2 >3

この型のカイリューの強み、飛行テラバ型との差別化点は
テラスタルを切らないてもしっかり運用できるという点です。
ただただノマテラしんそくぶっぱで使うなら鉢巻や一般的なりゅうまい型が
いいのかなと思いますが、確かにしんそくとの相性はいいですね。
技枠を自由枠にするのであれば、しんそくと、
回復は残飯にまかせ、はねやすめを切ってもいいのかもしれません。
23/12/29 11:51
5こっち (@kochi_tamasii)
>4

すいませんはねやすめなかったですね
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