こんにちは。この育成論では以下の俗称を使用します。
- H A B C D S...それぞれHP 攻撃 防御 特攻 特防 素早さです。
- 特化...性格による補正込みで努力値をMAXまで振ったものです。
- 極振り...努力値をMAXまで振ったものです。
- 実数値...レベル50時の実質的な数値です。
- 火力指数...(実数値×技威力×各種補正)で出る数値で大体の火力の高さがわかります。
- 平均値は大体アタッカーだと30000くらいです。
- 受け、受けポケ...耐久の高いポケモンのことです。
- これらを機能不全にすることを受け破壊というはずです
- 例としてはこだわり系アイテムを渡す、超火力でぶっ飛ばすなど。
初心者の方でもわかりやすい育成論をお届けできたらいいなと考えております。
直接的な強化は一切なかったポリゴンZ、レギュレーションFでは活躍できるのか...?
コンセプトと役割
コンセプトは火力。これに尽きます。
今回のポリゴンZの火力指数は何と脅威の49200。これはあのガチグマ(アカツキ)の
特化ブラッドムーンの火力を上回っていてかつ連発もできとても強いと言えます。
役割は受け破壊、素早さ種族値90未満のポケモン処理です。
主な役割対象はドヒドイデディンルーキョジオーンカイリューヘイラッシャポリゴン2などです。
火力にビビって受けに回ってきた相手ごと破壊しましょう。
持ち物
- 『こだわりメガネ』
- 優先的に持たせた方がいいです。持たせるだけで異常に火力が増えます。
- ノーマル技は通りがいいため相性がいいです。なので適応力と相性がいいです。
- 『いのちのたま』
- 優先的に持たせた方がいいです。耐久ダウンが少々痛手ですが
- 臨機応変に対応できるようになります。なので他の技も強くなる
- ダウンロードとアナライズとの相性がいいです。
特性
- 『てきおうりょく』
- タイプ一致技の威力補正が1.5倍から2倍になる特性です。
- 大体『いのちのたま』の補正と同じです。(火力補正1.33倍)
- 一致テラスをした場合火力補正は2.25倍になります。高いとは言えないため
- もっと火力が欲しい場合『ダウンロード』にしましょう。
- 『ダウンロード』
- 相手のBがDより低い場合Aが上がりDがBより低い場合はCが上がる
- 実質的なポリゴン系統専用特性です。
- 不安定ですがとてつもない火力の出せるため
- まだ対策が蔓延っていないうちにこの火力を連発しましょう
- 『アナライズ』
- 相手より遅く行動すると威力が1.3倍になる特性です。
- この特性を採用する場合SをHに回しましょう。上手く使えば常時火力1.3倍です。
性格・努力値と調整
おくびょう(A↓S↑)
H 4...奇数調整です。
C 252...とにかく火力が欲しいためです。
S 252...S種族値90は激戦区なためとにかく素早さが欲しいです。
最速カイリューを抜きたいだけの場合180にしてHが68になるよう振ってください。
その場合余った12の努力値はどっかに振りましょう。余らせたくないならBかDに振り
バランス良くしたいのであればBとDに4づつ振りましょう。
アナライズの場合H244C極振りのれいせい(C↑S↓)にしてください。
何もしなくてもDの方が高いのでダウンロード対策になります。
技構成
- ほぼ確定枠 『テラバースト』威力80命中100
- ポリゴンZの他ノーマル技には『トライアタック』という
- とても優秀な技がありますが今作のテラスタルという要素を考えると
- 両採用もぎゅうぎゅう詰めなためノーマルテラスでもない限りこちらです。
- ノーマルと相性のいいじめんテラスにすることでスイッチできます。
- これ以外適応力の威力補正はないため注意。
- 準確定枠 『れいとうビーム』威力90命中100
- 優秀なこおりサブウェポンです。主な役割対象はカイリューガチグマ(アカツキ)ランドロス(化身)ディンルーです。
- 変化技『トリック』相手と自分の持ち物交換
残念だったな、トリックだよこだわり系のアイテムを交換すれば- 受けポケモンの役割を完全に破壊し、ただのクッションになります。
- 自爆技 『はかいこうせん』威力150命中90
- もう活躍の見込みがない、こいつだけは倒したいと言った時に使う最終手段です。
- 生き残ってる場合起点にされますのでご注意。
- 決死の一撃が外れたら無念と言いながら倒れましょう。
これ以外にも技がありますがひとまずこの辺にします。
テラスタル
適応力の場合テラスタイプにも補正が乗りますので超火力を発揮できます。
- ノーマルとじめんの相性が最高なことはガチグマ(アカツキ)で嫌なくらい知ったでしょう。
- ノーマルの苦手なに抜群を出せます。
- テラバーストで拘ってる最中にテラスタルを切ればスイッチできます。
- ノーマルを無効にしてくるゴーストに対抗できるタイプです。
- あくタイプより良い点はHに振ってないハバタクカミをワンパンところです。
- 耐性が変わるところも見過ごせませんね。かくとう技を無効化できます。
- 青の円盤で追加されたテラスタルです。
- 各タイプごとに一回だけ火力補正がかかります。技範囲が広いポリゴンZにうってつけ。
- わりかしややこしい設定なのですが一応説明すると元々タイプ一致の技は2倍
- タイプ一致じゃないタイプは1.2倍の火力補正になりテラバーストは威力が100になり
- テラスタル状態の相手に抜群をつけます。通常時はダメです。
- 『てきおうりょく』の補正が一切かからないらしいので使うならダウンロードです。
何か言われれば追加します。
ガチグマ(アカツキ)のと差別化
特殊ノーマルアタッカーで一番差別化に困るポケモンです。
一応それっぽい言い訳を考えておきました。
- 1.カイリューの上をとれる。
- ここがおそらく1番のそれっぽい差別化点なんじゃないかなと思います。
- 昔っからカイリューは型が多くて困りますが特に困るのが耐久型です。
- ガチグマ(アカツキ)はSが遅いため延々と回復されて『マルチスケイル』を
- 突破できませんがポリゴンZならどうでしょう。
- そもそも優秀な氷打点を持っている他素早さも火力も高いので
- 『テラバースト』でもカイリューの『マルチスケイル』を復活させず削り倒せます。
- ウーラオス(れんげき)をノーダメージで突破できる。
- ここから少し差別化としては相手依存で不安定になりますが
- ようきでもなくスカーフでもないウーラオス(れんげき)は結構多いはずなので
- 上から『テラバースト』を打ってノーダメージで突破できます。
- 一方ガチグマ(アカツキ)はどうでしょう。相当防御寄りにしなければ
- ウーラオス(れんげき)から攻撃をもらって機能不全になってしまいます。
まあ交代するだろうけど
以上の理由がガチグマ(アカツキ)よりポリゴンZの方が強い部分です。
また他にも『おいかぜ』などによる味方からの補助がしやすい、
メタられにくいなどの理由がありますがはっきりいって差別化になり得ないので
今回はこれだけにしておきます。
立ち回り例
基本的に適応力型の場合サイクルで回してサイクル破壊をしましょう。
ポリゴンZは意外と耐久が高いため交代際の攻撃はきっと耐えます。
ダウンロード型の場合Cが上がったらなりふり構わず突っ込みましょう。
倒される前に倒せば問題ありません。
与ダメージ計算
使用アプリはVS SV様です。
ダウンロードは大体適応力の1.12倍ほどの火力です。ノーマル技にかけてください。
ポケモン(努力値、特性) | ダメージ% | 確定数 |
---|---|---|
ヘイラッシャ(H極振り) | 77.1 ~ 91.1% | 確定2発 |
ドヒドイデ(H極振り) | 66.3 ~ 79.0% | 確定2発 |
ガチグマ(アカツキ) (チョッキHDベース) | 55.1 ~ 65.8% | 確定2発 |
セグレイブ(H4) | 83.2 ~ 99.0% | 確定2発 |
ディンルー(H極振り災の器) | 48.1 ~ 57.3% | ほぼ確定2発 |
ポリゴン2(H244輝石) | 52.1 ~ 61.5% | 確定2発 |
カイリュー(H4マルチスケイル) | 42.6 ~ 50.3% | ほぼ確定3発 |
ポケモン(特性) | ダメージ% | 確定数 |
---|---|---|
カイリュー『マルチスケイル』 | 94.7 ~ 112.6% | 乱数1発(75%) |
ディンルー(H極振り災の器) | 55.0 ~ 64.9% | 確定2発 |
ランドロス(霊獣)(H極振り) | 193.9 ~ 228.6% | 確定1発 |
ガチグマ (チョッキHDベース) | 61.9 ~ 73.5% | 確定2発 |
ポケモン(特性) | ダメージ% | 確定数 |
---|---|---|
ヘイラッシャ(H極振り) | 87.2 ~ 102.8% | 乱数1発(20%) |
ウーラオス(れんげき)H4 | 136.0 ~ 160.0% | 確定1発 |
ドヒドイデ(H極振り) | 75.2 ~ 89.2% | 確定2発 |
ポケモン(特性) | ダメージ% | 確定数 |
---|---|---|
ドヒドイデ(H極振り) | 132.5 ~ 158.0% | 確定1発 |
キョジオーン(H極振り) | 116.0 ~ 137.2% | 確定1発 |
ハッサム(H極振り) | 96.1 ~ 113.0% | 乱数1発(75%) |
サーフゴー(H極振り) | 156.8 ~ 185.6% | 確定1発 |
ミミッキュ(H極振り) | 96.3 ~ 111.2% | 乱数1発(75%) |
被ダメージ計算
ポケモン(特性) | 技名 | ダメージ% | 確定数 |
---|---|---|---|
カイリュー(A特化こだわり鉢巻) | 『しんそく』 | 63.4 ~ 75.2% | 確定2発 |
ハッサム(A特化テクニシャンいのちのたま) | 『バレットパンチ』 | 61.5 ~ 72.7% | 確定2発 |
ハバタクカミ(C極振り) | 『ムーンフォース』 | 65.9 ~ 78.3% | 確定2発 |
オーガポン(A極振りかまどのめん) | 『つたこんぼう』 | 80.2 ~ 95.1% | 確定2発 |
サーフゴー(C極振り) | 『ゴールドラッシュ』 | 82.0 ~ 96.9% | 確定2発 |
ウーラオス(れんげき)(A特化) | 『インファイト』 | 187.6 ~ 221.2% | 確定1発 |
ガチグマ(アカツキ)(C特化) | 『ブラッドムーン』 | 105.0 ~ 124.9% | 確定1発 |
パオジアン(A極振り災の剣) | 『せいなるつるぎ』 | 105.0 ~ 124.9% | 確定1発 |
イーユイ(C極振り災の玉) | 『かえんほうしゃ』 | 83.9 ~ 98.8% | 確定2発 |
ディンルー(A無振り) | 『じしん』 | 51.0 ~ 60.3% | 確定2発 |
テツノツツミ(C極振り) | 『れいとうビーム』 | 58.4 ~ 69.6% | 確定2発 |
ランドロス(霊獣)(A特化) | 『じしん』 | 83.9 ~ 99.4% | 確定2発 |
トドロクツキ (こだいかっせいA極振り) | 『はたきおとす』 | 93.8 ~ 110.6% | 乱数1発(68%) |
ヘイラッシャ(A無振り) | 『ウェーブタックル』 | 56.6 ~ 67.1% | 確定2発 |
苦手なポケモン
高速で高火力なポケモンです。パオジアンハバタクカミハッサムオーガポンカイリューが該当します。
一応初手でこの対面ならパオジアンハッサム以外は倒せますが乱数が絡むのもいます。
ウーラオス(れんげき)もポリゴンZより早く火力の高いポケモンになりますが
最近はどうやらいじっぱり(A↑C↓)が多いようでおくびょうなら倒せます。
はっきりいって適応力ポリゴンZは誰か一体倒した後に何かをすることは不可能に近いです。
もしも全部倒すレベルで活躍させたいのであればダウンロードをお勧めします。
最後に
この育成論をここまで見ていただき誠に感謝します。間違っている部分があったら
厳しくてもいいので教えていただけると泣いて喜びます。