はじめに
こんにちは、パァと申します。至らぬ点がございましたらコメントで教えてくれるとうれしいです。
- ここではHABCDSや努力値、個体値等の非公式用語を使います。
- ダメ計はポケソル様のものを使わせていただきました。
- 特に断りがない場合、個体は常に理想個体とします。
トドロクツキの強みとコンセプト
トドロクツキの強みは以下の通りです。
- あまりにも美しすぎる種族値配分H115 A139 B71 C55 D101 S119
- タイプ一致で環境に不足しているはたきおとすを高いSから打てる点。
- ブーエナ込みでメインウェポンの火力が高い点。
- 環境的にが少なくアクロバットの通りがよい点。
- ステロの撒けるポケモンの選択肢が非常に多く起点要因に困らない点。
- コンセプトと他ポケとの差別点
基本は起点を作ってから舞って全抜きを狙う型で、はたき落とすの新規習得により、より受け崩しや後発ポケモンへの圧をかけやすくなったことにより、ほかの積みエースと比べ汎用性が高いと思います。
またカイリューやガブリアスなどのの積みポケとの差別点としては元の素早さが高いことで積む前から多くのポケモンに上をとれていることや、ブーストエナジーのA上昇によって火力が非常に高いこと、はたきおとすで後発へ圧がかけやすい点などがあげられます。構築によってはトドロクツキの採用も全然考えられると思います。
持ち物
ブーストエナジー
持ち物はブーストエナジーで確定です。裏から出てきてブーストエナジーを発動させてから待ってアクロバットを打つ型なので、コンセプト上確定です。
他の持ち物では持ち物消費しずらかったり相手を倒せるリーチが短く成ったりするので、今回の型では基本的に他の持ち物の選択肢はありません。
特性
こだいかっせい
他に特性がないので一択です。Aを上げたりSを上げたりできるので個人的には結構強い特性だと思ってます。ブーエナを持たせない場合はほぼ死に特性ですが
性格・努力値と調整
- 性格:いじっぱり
- 努力値:H116 A84 B60 C× D4 S244
- 個体値:31:31:31:×:31:31
- 実数値:H195 A187 B99 C67 D122 S170
- -調整意図
- H:4n-1
- A性格補正で上がる効率がいい10n
- B:あまり、一応いのちのたまパオジアンのテラスふいうち確定耐え
- HD:ハバタクカミの眼鏡テラスムンフォ確定耐え
- S:最速ガブリアス抜き
- 性格はいじっぱりで確定です。今回紹介する型ではSに多く努力値を振っているため
- ようきにするとこだいかっせいでSが上がるので、やたら硬いポケモンが増えている
- 現在の環境ではいじっぱりのほうがいいと思います。
- Aはこれ以上下げると火力で他ポケと比べあまり変わらなくなるのでなるので以上
- 下げることはできません。
- 準速トドロクツキあたりのSは準速136族まで上をとれるためガブリアスや
- カイリューでは最速まで振っても届かないラインです。
- またほかの調整案としてはS140振りだったりS28振りがありますがこれらは
- りゅうのまい前提の努力値振りであり一度のりゅうのまいで抜けない範囲もそれなり
- にあるためSラインがインフレしているSVの環境ではここまで振っておくとかなり
- 安心できます。
- 耐久方面はテラス込みでC187イーユイのオバヒをCダウンとはねやすめ込みで
- 等倍で受けきることができる調整です。HB方面は相手の先制技で縛られないように
- 多めに振っておくことをおすすめします。またH=B+Dからは離れていますが
- 物理のほうがきつい先制技が多いためHBに多く振りました。
技構成
- はたきおとす アクロバット りゅうまい 選択枠
選択枠は自身の構築にあった技を選んでください。
- 確定枠
はたきおとす
威力65 命中100のの技です。
あいての持ち物をはたきおとし、そのとき威力が1,5倍になります。
タイプ一致で打てるため威力上昇時65*1.5*1.5=146の威力になります。
基本的に打ち得技で相手が誰に退こうが持ち物をなくせることに加え威力146の悪技を相手に押し付けることができます。技が通りにくいサーフゴーやウォッシュロトム、キョジオーンへの打点になります。
また技との相性もかなり良く合計で6タイプの複合タイプにしか両半減されません。個人的最強の悪技
アクロバット
威力55命中100のの技です。
自分がアイテムを持っていない時、技威力が2倍になります。
今回の型ではテラスタイプをにしているので、
威力上昇時のアクロバットの威力は55*2*1.5=165になります。
この技威力に加え、こだいかっせいのA1.3倍の補正で火力が非常に高く一度舞えば等倍でもいろんなポケモンを確1にできます。このトドロクツキのメインウェポンです。
りゅうのまい
コンセプト上確定です。ASを一段階アップさせる積み技です。
1舞で準速ブーエナテツノツツミまで抜けます。
- 選択枠
はねやすめ
自分のHPを半分回復します。
弱点つけないポケモンに対してかなり粘れることに加え、これがあるかないかで受けきれるかどうかが変わるので選択枠の中では一番おすすめです。
ちょうはつ
受け崩しを重視して受けループに強くしたいならこの技がおすすめです。
相手の受けポケやでんじはやおにびを打ってくることが見えている時に打ちたい技で
起点を自ら作ることができる貴重な技です。みがわりでは防げないほえるやふきとばし等の強制交代技にも対抗できます。
みがわり
ふいうちやいかく、おにびやあくびなど相手の積みポケ対策を大体目メタれるのがこの技で、ちょうはつと比べ決まった時に得られる利益が大きいです。
また相手のテラスタイプを見たい時にも役に立つため汎用性は高いと思います。
じしん
威力100命中100のの技でアクロバットとの相性補完が一番よく抜群を取れればキョジオーンなどへの打点になります。
しかし環境にそこまで地面弱点のポケモンがおらず、通常時の火力ではたきおとすに大きく劣っているため、選択技になりました。
テラスタル
アクロバットのリーチが伸ばせるほか元のタイプの弱点を一部消せるので相性が悪いわけでもなく非常に使いやすいのでお勧めです。
ただ弱点が残ってしまっているため一貫するタイプはあります。
- 候補
元のタイプとの相性補完がよく、トドロクツキの飛行テラスのイメージが強いため、
地面技を少し打たれずらいような気がしています。
これも元のタイプと相性がよく、粘り強く戦うタイプのトドロクツキによく見られる
テラスタイプで、前述した努力値より耐久に多く振った型で使用したほうがいいと思います。
立ち回り例
基本的に後発から出え来て先に出したポケモンで起点を作りそこで積み、そこから全抜きを狙っていくのが基本の動きですが相手によっては積めない場合もあるのでその場合は相手に応じてアクロバットやはたき落とすを切り替えてうちます。
キョジオーンあたりにはじしんを採用していなくてもテラスせずにはねやすめで粘り勝つことができますが、ヘイラッシャをはじめとするてんねんのポケモンは基本的に勝てないのでさっさと退いたほうがいいです。もしくはてんねんポケで突破できないと判断した場合は選出しないほうがいいと思います。
与ダメージ計算
- -こだいかっせい発動時アクロバット
- H4ハバタクカミ(153〜181%) 確定一発
- H4パオジアン(96.8〜114.2%)乱数一発 81.25%
- H4等倍時オーガポン(93〜113.2%) 乱数一発 62.5%
- B4テツノツツミ(85.5〜101.6%) 乱数一発 12.5%
- H252マルスケ有カイリュー(33.4〜39.4%) 確定三発
- H252マルスケ無カイリュー(66.7〜78.8) 確定二発 上と合わせて確定二発
- H252ガチグマ(アカツキ)(49.6〜58.7%) 乱数二発 98.43%
- H252ウーラオス(れんげき)(122.8〜145%) 確定一発
- HB特化モロバレル(101.4〜120.4%) 確定一発
- B4ガブリアス(71.1〜84.2%) 確定二発
- H252ディンルー(40.1〜47.1%) オボン込み乱数三発 94.58%
- HB特化ディンルー(29.8〜35.5%) オボン込み乱数四発 93.61%
- A↓1時H4ランドロス(霊獣)(55.2〜65.5%) 確定二発
- H252ハッサム(71.8〜84.8%) オボン込み確定二発
- H4壁在りキュウコン(アローラ)(53.1〜62.5%) 確定二発
- HB特化コノヨザル(96.8〜114.3%) 乱数一発 81.25%
- HB特化ヘイラッシャ(32.7〜38.6%) 食べ残し込み乱数三発 51.25%
- HB特化カバルドン(41.9〜49.4%) オボン込み確定三発
- H252ドヒドイデ(56.1〜66.9%) ヘドロ込み確定二発
- B4テツノドクガ(120〜142%)確定一発
H4キノガッサ(444.2〜523.6%)
- こだいかっせい発動時はたきおとす
- H252マルスケ有カイリュー(29.3〜39.4%) 乱数三発 8.76%
- H252マルスケ無カイリュー(59.1〜69.7%) 確定二発
- H4アイテム無ハバタクカミ(90.1〜107.7%) 乱数一発 43.75%
- H4オーガポン(54.9〜64.9%) 確定二発
- H252ガチグマ(アカツキ)(43.7〜51.9%) 乱数二発 9.76%
- H4サーフゴー(143.6〜169.4%) 確定一発
- H252ハッサム(62.8〜74.6%) オボン込み確定二発
- B4アイテム無テツノツツミ(51.2〜60.4%) 確定二発
- A↓1時ランドロス(霊獣)(49.4〜58.6%) 乱数二発 98.04%
- HB特化キョジオーン(32.4〜38.2%) 乱数三発 96.28%
- H252キラフロル(63.7〜75.8%) 確定二発
- B4ガブリアス(62.3〜73.8%) 確定二発
- H252イダイトウ♂(138.4〜163.9%) 確定一発
- HB特化ヘイラッシャ(28.5〜38.9%) 乱数三発 0.31%
硬っっった - HB特化カバルドン(33.5〜39.6%) 確定三発
- HB特化アーマーガア(38.1〜45.4%) 確定三発
- 無振りテツノドクガ(107.1〜126.5%) 確定一発
- H252ドヒドイデ(49.7〜59.3%) 乱数二発 99.6%
- H252ヒードラン(53.6〜63.7%) 確定二発
- B4ドラパルト(170.6〜202.5%) 確定一発
- HB特化ウォッシュロトム(48.5〜58.0%) 乱数二発 96.87%
りゅうのまいを一度積んだ場合これらの%を1.5倍にしてください。
被ダメージ計算
- H116 B60 D4
- テラス前
- ようきA252パオジアン
- つららおとし 113.9〜135.4% 確定一発
- ふいうち 23.5〜27.7% 乱数四発 84.08%
- せいなるつるぎ 81.1〜96.5% 確定二発
- C252ハバタクカミ
- ムーンフォース 172.1〜203.1% 確定一発
- シャドーボール 17.5〜21.0% 乱数五発 4.51%
- A特化テラスカイリュー
- しんそく 47.7〜57.0% 乱数二発 87.1%
- C252サーフゴー
- ゴールドラッシュ
- 52.9〜63.1 確定二発 Cダウン込みだと乱数二発 19.925%
- C252テツノツツミ
- フリーズドライ 59.5〜70.8% 確定二発
- ハイドロポンプ 23.0〜27.2% 乱数五発 47.87%
- C252イーユイ
- オーバーヒート 38.5〜45.7 確定三発
- A特化ハッサム
- バレットパンチ 35.4〜42.1% 確定三発
- パングロA252ウーラオス(れんげき)
- すいりゅうれんだ 33.9〜41.6% 確定三発
- <b>アクアジェット</b :10.7〜12.9% 乱数九発(ほぼ耐える)
- アイススピナー 57.1〜67.7% 確定二発
- A252キノガッサ
- マッハパンチ 43.1〜52.4% 乱数二発 5.85%
- C252ヒードラン
- ラスターカノン 34.4〜41.6% 確定三発
- マグマストーム 21.5〜25.7% 乱数四発 0.58%
- A252てきおうりょくイダイトウ♂
- ウェーブタックル 38.5〜47.5% 確定三発
- アクアジェット 13.4〜15.9 乱数七発 74.92%
- 威力150おはかまいり 48.3〜57.0% 乱数二発 89.84%
- C252ガチグマ(アカツキ)
- ブラッドムーン 62.1〜73.9% 確定二発
- しんくうは 23.5〜28.8% 乱数四発 94.06%
- ハイパーボイス 40.0〜47.7% 確定三発
- テラス時 タイプ相性変化時のみ
- C252ハバタクカミ
- ムーンフォース43.1〜50.8% 乱数二発 2.73%
- シャドーボール35.4〜42.1% 確定三発
- C252イーユイ
- オーバーヒート77.5〜91.3% 確定二発
- A252パオジアン
- せいなるつるぎ20.0〜24.2% 確定五発
- 電気テラバ107.7〜127.2% 確定一発
- ふいうち47.7〜55.9% 乱数二発 78.9%
- パングロA252ウーラオス(れんげき)
- すいりゅうれんだ69.3〜83.1% 確定二発
- アクアジェット21.5〜26.2% 乱数四発 2.02%
- C252ヒードラン
- マグマストーム43.1〜51.3% 乱数二発 6.25%
- A252てきおうりょくイダイトウ♂
- ウェーブタックル77.0〜91.3% 確定二発
- アクアジェット26.7〜31.8% 確定四発
- C252ガチグマ(アカツキ)
- しんくうは11〜14 (ここのみ受けるダメージの量)
- C252サーフゴー
- シャドーボール35.4〜42.1% 確定三発
- C252ウォッシュロトム
- ボルトチェンジ52.4〜62.6% 確定二発
- ハイドロポンプ41.6〜49.3% 確定三発
苦手なポケモン
あほみたいな耐久力と天然でほんとにうまくやらないと突破できないヘイラッシャ
がんじょうでステロ撒かないと止められるのにB上昇させてくる化け物オーガポン(いしずえ)
一回積んでもほぼ抜けないくせに弱点突かれるブーエナテツノツツミ
基本的どこまで行っても先制技がきついのは変わらないので、
ステロでマルスケをはがせなかったときのブーツカイリュー
鉢巻巻いてつぶて打ってくるパオジアン
対面からだとステロは入ってればテツノツツミとカイリュー、オーガポン(いしずえ)なら勝てる。
運が良ければヘイラッシャならかろうじて勝てると思います。
対面時に相手を抜けるまで積めていればパオジアン、テツノツツミは大体の型に勝てると思います。
またガチグマ(アカツキ)はとにかく事前にある程度の削りを入れておくことが重要で、ステロを何回か入れるどこかのタイミングで削りを入れておけば、一舞しておとすことができます。こいつだけはステロ込みで一舞アクロバットを耐えてその上強力な反撃を入れてくるため、構築単位で対策↓ほうがいいと思います
相性の良い味方・構築例
一度舞えた時に上記したダメ計の確定二発の面々が大体が乱数一発のなるので、
乱数の確立を少しでも上げるために相手に少しでも削りを入れていたほうがいいため
ステロが撒ける高耐久なカバルドンやディンルー
きつい物理型のクッションになれるゴツメウォッシュロトム
タイプ相性が抜群な上単体性能が高いサーフゴー
裏から出てきてスイープするためにハバタクカミ、スカーフイーユイ、テツノツツミなどです。
終わりに
大体展開構築に入っているトドロクツキですが、弱点をちゃんと把握し強い点を
生かした戦い方をすれば、この化け物ひしめく環境でも戦っていけると思うので
ぜひこのトドロクツキを使ってみてください。
初めてポケモンの育成論書いたのですが、滅茶苦茶大変で驚きました。
めっちゃ楽しかったです。
間違いやミス等々見つかりましたらコメントでお知らせください。