テツノツツミ- ポケモン育成論SV

【レギュE】机上論テツノツツミ【汎用調整】

2023/10/22 04:19 / 更新:2023/11/18 03:29

テツノツツミ

HP:HP 56

攻撃:攻撃 80

防御:防御 114

特攻:特攻 124

特防:特防 60

素早:素早 136

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テツノツツミ  こおり みず  【 ポケモン図鑑 】

性格
ひかえめ(特攻 攻撃)
特性
クォークチャージ
努力値配分(努力値とは?)
HP:204 / 防御:4 / 特攻:84 / 特防:100 / 素早:116
個体値:31-x-31-31-31-31
実数値:157-x-135-170-93-171(256) (素早さ比較)
覚えさせる技
フリーズドライ / ハイドロポンプ / みがわり / アンコール
持ち物
ブーストエナジー
テラスタイプ
みず

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ルール
シングルバトル
このポケモンの役割
特殊アタッカー
登録タグ

考察

はじめに

はじめまして。るみなと申します。
今回ご紹介するのはテツノツツミテツノツツミテツノツツミです。

使用している略称について
HP・攻撃・防御・特攻・特防・素早さ:H・A・B・C・D・Sで表記
無振り:努力値0振り
最速:素早さに努力値252振り&素早さに性格補正
準速:素早さに努力値252振り
特化:努力値252振り+性格補正
等倍:タイプ相性なし
抜群:タイプ相性2倍
半減:タイプ相性1/2
乱数(〇〇%):〇〇%の確率で倒せる

コンセプトと役割

圧倒的に高いSから攻撃範囲の広さとアンコールで対面のポケモンを縛る

S調整以外で特に仮想敵を作らないことで机上論での汎用調整を目指します。

テラスタル

こおりタイプ / みずタイプ / はがねタイプ
攻めのテラスタイプです。
こおりタイプ・・・フリーズドライ
みずタイプ・・・ハイドロポンプ
はがねタイプ・・・テラバースト
それぞれタイプ一致技の強化ができます。

ゴーストタイプ / はがねタイプ
守りのテラスタイプです。

攻め寄りのテラスタイプの場合・・・Sの価値は上がります。
守り寄りのテラスタイプの場合・・・Sの価値は下がります。

持ち物

ブーストエナジー
場にいる限りデメリットなしでSを1.5倍にすることができます。
仕様により1.5倍になるのはSのみです。(他は1.3倍)

  1. 耐久面(テラスタルなし)は弱点4タイプかつ半減以下は2タイプのみ。
  2. 攻撃面はC種族値124とフリーズドライハイドロポンプの攻撃範囲が優秀で、アンコールも使える。

以上の理由からテツノツツミテツノツツミはSの価値が高いです。
今回はこちらを考察します。

こだわりスカーフ
打ち分けできないデメリットがありますが、Sが1.5倍になります。

  1. アイテムバレ防止
  2. 交代戦でも効果を失わない(はたきおとすは影響する)
  3. 実数値がC>SでもSを1.5倍にできる(高いCラインを達成できる)

いくらでも理由は後付けされます。

こだわりメガネ/Cブースト

  1. 特攻にかかる補正が大きい
  2. S136と先手を取りやすい

以上からCS極振りが基準となるでしょう。
性格補正はどちらでもよいといったところでしょうか。

技構成

フリーズドライ
タイプ一致枠(確定)

ハイドロポンプ
タイプ一致枠(確定)
フリーズドライと合わせて等倍範囲がとても広いです。
なみのりを覚えないのでどれだけCを高くしていても確定です。

れいとうビーム
威力の高いこおりタイプ打点です。

テラバーストみずタイプ
ハイドロポンプでいいです。
みずタイプテラスタルを必ず切り、なおかつC振りメガネなら・・?というところです。

テラバーストはがねタイプ
サブウェポンです。ハバタクカミハバタクカミに通したりします。

みがわり
テラスタルの様子見や、補助技を透かすことができたりします。

アンコール
高いSから相手の色々な技を縛れます。

性格・努力値と調整

  • Sはどこまで振るべきなのか?

まずはSラインから決めていきます。
なおS種族値が高い/ブーストエナジーでSが1.5倍になるから
と言った理由でSの価値は上がりません。

とは言いつつもSの価値が高い理由としては、

  1. 耐性の低さ
  2. 先手の取りやすさ
  3. 攻撃範囲の広さとそこそこの火力
  4. 積み技の上からアンコール

これらの理由により基準としてはS振りが妥当なのですが、
Sが高すぎるのが大問題です。

Sは火力や耐久と違い、ただ上げれば上げるほど高まる能力ではありません。

Sが200を超えてくるとS激戦区を軽く超えてしまうため、努力値を割いた割には新たに先手が取れるようになる仮想敵があまりいない、ということが起こります。

一つ例をあげれば、
準速スカーフドラパルトドラパルト抜き・・・195(292)から最速ブーストテツノツツミテツノツツミ・・・206(309)まで上げるのに80も努力値を割かなければいけませんが、この間のSラインにいるのは最速ブーストハバタクカミハバタクカミくらいしかいません。

ハバタクカミハバタクカミの使用率が高いとはいえ、同じ理由で最速ブーストハバタクカミハバタクカミがどれくらいいるのか、
さらにはテツノツツミテツノツツミからハバタクカミハバタクカミへの打点がそもそも高くなく(はがねタイプテラバーストはやや打点となりますが)
積み技などで最速ブーストハバタクカミハバタクカミ抜き調整可能なポケモンにはついでに最速ブーストテツノツツミテツノツツミも抜かれてしまう始末です。

極端に高いSラインのポケモン全般に言えることとして、努力値を極力使わずに先手が取りやすくなる仮想敵の多いSラインを設定した方がより汎用的な調整と言えます。

今回はSラインをとりあえず+1ガブリアスガブリアス抜き抜きとします。

  • Sライン決定後〜

Sラインが無事決定しました。
続いてですが、前述の通りSブーストテツノツツミテツノツツミは相手より早く行動できることが多いので、耐久よりも火力を優先したいところです。
Sブーストになるように実数値S>Cを保ちながら限界までC振りをして、C補正有り84振り(170)とします。
11n調整をしてHに持っていくよりはCが高いままでいいのでこのままとして、次へ進みます。

なお、ここまで振った時点でまだまだHよりCの価値が高い状態です。
ここから更にCを上げるため、Sが高すぎる可能性には目をつぶってSを上げ続けるとお馴染みのCS振りブーストテツノツツミテツノツツミとなります。

  • Cライン決定後〜最大耐久指数調整

SとCが決定したので残りは耐久(H、B、D)に振ることになりますが、
物理か特殊で偏った受け出しを想定しているわけではないので、50%で最大耐久となる調整をします。
H=B+D、B=Dは成り立たないので、Bは4振りのみとして計算します。
ポケ徹の耐久調整ツール(耐久調整ツール
こちらで計算しても結果は同じです。

まとめます。

性格:ひかえめ
努力値:H204 B4 C84 D100 S116
実数値:157 /×/ 135 / 170 / 93 / 171(ブースト時256)
調整意図
S:決めないといけないのでとりあえず+1ガブリアスガブリアス抜き抜き
C:Sブーストになる最大
HBD:余りを最大耐久指数が最大となるように

これで汎用調整の完成です。

一般的なテツノツツミテツノツツミとの比較

テツノツツミテツノツツミと言えばおくびょうCS252テツノツツミテツノツツミのイメージが強いと思いますので、分かりやすいように能力の比較をしておきます。

テツノツツミテツノツツミ
おくびょうCS252D4
テツノツツミテツノツツミ
ひかえめH204B4C84D100S116(今回の調整)
物理耐久
H×B
1755421195(約1.21倍)
特殊耐久
H×D
1061114601(約1.38倍)
特攻
C
176(約1.04倍)170
素早さ
S(ブースト時)
309(約1.21倍)256
  • 物理耐久

物理耐久は約1.21倍、おおよそ一乱数分のずれになります。
つまり、おくびょうCSテツノツツミテツノツツミがちょうど確定1発で倒される攻撃を確定で耐えることができます。

カイリューカイリュー
A特化
しんそく
ノーマルタイプテラス
無振りテツノツツミテツノツツミ53%〜63%
確定2発
今回の調整テツノツツミテツノツツミ44%〜52%
低乱数1発(17%)
被ダメージ計算

無振りテツノツツミテツノツツミの場合は53%〜のダメージ、今回の調整は〜52%のダメージなので、乱数のかぶりがないのが見てわかると思います。

  • 特殊耐久

特殊耐久は約1.38倍、これはおそらく体感でもかなり固さを感じるでしょう。
C4振りコータスコータスの晴れオーバーヒートを耐えます。
C特化イーユイイーユイあくのはどうを最高乱数以外耐えます。
C特化ガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ)しんくうはは43〜51%の超低乱数2発(2%)です。
みずタイプテラスを切れば4発耐えます。

  1. ガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ)しんくうはテツノツツミテツノツツミアンコール
  2. ガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ)しんくうはを受けつつテツノツツミテツノツツミみがわりを張る
  3. 次のターンのガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ)しんくうはをみがわりが耐えつつ返しのみずタイプテラスハイドロポンプなどで倒しきる
  4. 裏のポケモンとテツノツツミテツノツツミみがわりを残した状態で対面

のようなことも出来たりします。

  • 特攻

特攻はおくびょうCS252テツノツツミテツノツツミの方が約1.04倍高い、のですがこれは体感で感じるほどではありません。

  • 素早さ

素早さは実数値で見ればかなり削っているものの、
りゅうのまいカイリューカイリュースケイルショットガブリアスガブリアスの上からアンコールフリーズドライできる素早さは依然持ち合わせており、
抜かれるとすれば素早さを妥協していないSブーストテツノドクガテツノドクガトドロクツキトドロクツキハバタクカミハバタクカミぐらいです。

まずはハバタクカミハバタクカミのダメージ計算を見てみますが、
素早さが抜かれていてもおくびょうCS252テツノツツミテツノツツミと比較して行動回数が結果変わらないことがあります。

ハバタクカミハバタクカミ
C252
ムーンフォース
フェアリータイプテラス
無振りテツノツツミテツノツツミ128〜151%
確定1発
今回の調整テツノツツミテツノツツミ93〜110%
中乱数1発(56%)
ハバタクカミハバタクカミ
C252
ムーンフォース
無振りテツノツツミテツノツツミ96〜113%
高乱数1発(75%)
今回の調整テツノツツミテツノツツミ70%〜82%
ステロ込みでも中乱数1発(56%)
ハバタクカミハバタクカミ
C252
シャドーボール
こだわりメガネ
無振りテツノツツミテツノツツミ121〜143%
確定1発
今回の調整テツノツツミテツノツツミ86%〜102%
低乱数1発(13%)
ハバタクカミハバタクカミ
C無振り
たたりめ
2倍
無振りテツノツツミテツノツツミ108〜128%
確定1発
今回の調整テツノツツミテツノツツミ78%〜92%
確定2発
被ダメージ計算

このように、耐久を高めたことでC252ムーンフォースを耐えつつ行動できるようになっています。

Sブースト/りゅうのまいトドロクツキトドロクツキについてはSを削っていれば上が取れます。
準速トドロクツキトドロクツキであれば同速勝負となりますが、
A252ハチマキトドロクツキトドロクツキひこうタイプテラスアクロバットが84〜99%(確定2発)など、耐久面を生かして戦うことができます。

Sブーストテツノドクガテツノドクガについても、C実数値177テツノドクガテツノドクガエナジーボールが83〜98%(確定2発)なので、耐えてからの切り返しが可能になっています。

またHに多く振っているためHS252こだわりスカーフコノヨザルコノヨザルいのちがけを耐えることができます。
テツノツツミテツノツツミフリーズドライが61〜73ダメージ、後攻でのいのちがけは144〜156ダメージとなり、HP157なのでぴったり確定で耐えます。

※おくびょうCS252テツノツツミテツノツツミだとフリーズドライが64〜76ダメージ、いのちがけは141〜153ダメージとなり、HP131のテツノツツミテツノツツミは倒されてしまいます。

総括として、幅広い対面との打ち合い性能が大きく上がっていると言えるでしょう。

ダメージ計算(一覧)

仮想敵が思った通りの努力値振りなのか、乱数が1つずれることが影響するのが何試合で何回起こるのか、という話になってしまうので、
〇〇耐え調整、は机上論に反するためダメージ計算は参考値となります。

フリーズドライテツノツツミテツノツツミD464%〜76%
確定2発
カイリューカイリューH252
マルチスケイル
58%〜68%
確定2発
ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)(水)D496%〜113%
乱数1発(69%)
ウォッシュロトムウォッシュロトムH25269%〜82%
確定2発
ヘイラッシャヘイラッシャH25261%〜73%
確定2発
ハイドロポンプサーフゴーサーフゴーH459%〜70%
確定2発
ハバタクカミハバタクカミH453%〜63%
確定2発
イーユイイーユイH4116%〜137%
確定1発
パオジアンパオジアンD479%〜94%
確定2発
オーガポン(かまど)オーガポン(かまど)H25249%〜58%
乱数2発(95%)
テラバースト
はがねタイプ
ハバタクカミハバタクカミH478%〜92%
確定2発
与ダメージ計算
カイリューカイリュー
A特化
じしん36%〜43%
確定3発
しんそく
ノーマルタイプテラス
44%〜52%
乱数2発(17%)
テラバースト
ひこうタイプテラス
こだわりハチマキ
87%〜103%
乱数1発(19%)
ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)(悪)
A特化
あんこくきょうだ
あくタイプテラス
80%〜96%
確定2発
ドレインパンチ80%〜96%
確定2発
オーガポン(かまど)オーガポン(かまど)
A252
ウッドホーン84%〜99%
確定2発
ハッサムハッサム
A特化
バレットパンチ
こだわりハチマキ
48%〜57%
乱数2発(92%)
パオジアンパオジアン
A特化
せいなるつるぎ82%〜97%
確定2発
ガブリアスガブリアス
A特化
スケイルショット
5発
70%〜86%
確定2発
ヘイラッシャヘイラッシャ
A無振り
ウェーブタックル19%〜23%
みがわり確定耐え
ハバタクカミハバタクカミ
C252
ムーンフォース69%〜82%
確定2発
シャドーボール58%〜69%
確定2発
テツノツツミテツノツツミ
C252
フリーズドライ
こだわりメガネ
71%〜85%
確定2発
ガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ)
C特化
ブラッドムーン111%〜131%
確定1発
サーフゴーサーフゴー
C252
ゴールドラッシュ86%〜102%
乱数1発(13%)
イーユイイーユイ
C特化
あくのはどう85%〜100%
乱数1発(6%)
ウォッシュロトムウォッシュロトムヒートロトムヒートロトム
C252
ボルトチェンジ85%〜100%
乱数1発(6%)
被ダメージ計算

おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございます。
なるべく見やすい育成論にしていきたいと思いますので、分かりにくい点やご指摘等、コメントお待ちしております。

投稿日時 : 

最終更新日時 : 2023/11/18 03:29

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コメント (1件)

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  • 1
24/04/14 00:29
1ゼロ
SVで対戦を初めてやるので、このような汎用性の高宇調整を参考にさせていただきます
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