カキツバタです。今回もレイドとポケモン育成論を書いていこうと思いますが、今回は通常レイドのうちキタカミで面倒なレイドの一つヌオーヌオーの対策を1匹で対応できるドレディアについて書いていこうと思います
☆6レイドのヌオーの能力と厄介さについて
まずは☆6レイドのヌオーヌオーがどんな能力値をしているか、またどんな行動をしてくるかについてまとめていきます。
もう知っている、または興味ない方は読み飛ばしていただいて構いません
- ☆6レイドのヌオーヌオーのステータス
Lv90 HP8175 攻撃185 防御214 特攻149 特防178 素早さ95
☆6レイドはポケモンを捕獲した時は75レベルですが、レイドボスとしては90レベルのポケモンがHPを25倍にして立ちはだかります。その中でもキタカミの里のレイドではHPに努力値を252、防御と特防に128を振ったレベル90のポケモンが出てきます。
ヌオーヌオーにも例外なく適応されるので、HPは8000を超える値となります。
- 通常行動ととくせい
- 特性てんねん
- 相手の能力変化を無視して攻撃ができる
上記の通りてんねんにより、こちらの積み技をすべて無視してしまいます。
これによりはらだいこなどの積み技を積んで高火力で押し切る戦術は完全に無効化され、一般的なレイド用ポケモンでは対処困難な敵となります
技構成を見るとわかる通りタイプ一致のの技二つに加えて、状態異常の変化技を2種持っており、傾向として変化技を優先的に使用してきます。
総じてこちらの積み技を無視しつつ毒や眠りをかけてこちらの行動を阻害し、じしんやアクアブレイクを使って削ってくるのが☆6レイドボスのヌオーヌオーです
- 特殊行動について
こちらはHPや制限時間が一定以下になると行ってくる行動全般をまとめて特殊行動としてまとめます。以下の通り使用してくるほか、戦闘のターン中にも挟まれることがあります
行動の傾向としては比較的早い段階で強化解除と弱体解除を行ってくるほか、テラスタルチャージの回収はある程度時間がたってからです。
このため戦闘序盤はテラスタルをチャージするためにも積みや弱体はほどほどにして戦い、これらを使わせてからテラスタルをして本格的に攻略にかかるのが有効でしょう。
また、バリア展開前後からのろいによる能力アップと、あまごいによるアクアブレイクの威力アップを行ってくるため、対策せずに受けると終盤の攻撃力は想像以上の威力となります
- ヌオーヌオーレイドの攻略の要点
ヌオーヌオーレイドの概要は上記の通りになりますが、攻略における難点となるものは1.てんねん 2.2種類の状態異常 3.強化と弱体解除 4.の攻撃範囲 の4点に絞られます。
各ポイントの対策については以下のようになるでしょう。
1.は相手の特性を変える、または無視する(例:スキルスワップ、かたやぶりなど)、相手の能力低下を主軸にする(例:アシッドボム、ひやみず、いわくだき)など
3.はバリア展開中にも可能な攻撃技での弱体化
4.はとくせいなどを使ってタイプ一致技の両方、ないしは片方だけでも半減以下に抑え込む
等を使うことで対処していくことが必要になります。
この中で、1.と3.については[なやみのたね]による特性の書き換えとせいちょうで積み技を確保。2.については特性のリーフガード、4.についてはにより両方半減可能なことからくさタイプを持つもの。かつ、ヌオーヌオーを押し切れる火力を持つもの。
このような条件をすべてそろえたポケモンを探したときに候補として挙がってきたもののうち、最も耐久力に秀でたものとしてドレディアドレディアを選びました
性格・努力値と調整、持ち物、特性、テラスタイプ
性格 ひかえめ
努力値 防御252 特攻252 残りHP
持ち物 きせきのタネ
テラスタイプ
火力は最大に、かつ物理耐久も高くするため特攻と防御に極振りし、アイテムも草わざのみを使うためタネで1.2倍に、テラスタイプも草で固定です。
天候依存ですが状態異常無効特性のリーフガードで一択です。
これを使うことにより、あとに書いていますが長時間のテラレイドでも最後まで倒れず戦うことが可能となります
技構成
以下の技を活用して攻略していきます。にほんばれを中心として技を活用していきます
- にほんばれ(基本技)
- 今回の型のすべての基盤となる天候をはれ状態にするわざ。基本的に常時天候は晴れにして戦います。
- PPは増やさなくても一応足りますが、マルチで使う場合な何があるかわかりませんから増やしておくといいと思います
- ソーラービーム(わざマシン168)
- 通常は1ターンの溜めが必要だが晴れ状態では毎ターン連射できる命中安定の高火力草とくしゅ技。PPも豊富で長期戦にも強い。
- タイプによってははPPが足りなくなることもあるためポイントアップで最大の16まで増やしておきましょう。
- ヌオーヌオーのテラスタイプがくさタイプの技が等倍以上で入る場合はギガドレインなどでも攻略可能です
これらの技を使ってヌオーヌオーを対策していきます。
なお、なやみのタネの技候補になかまづくり(基本技)がありますが、今回の型はソロでの攻略を前提に考えているため、ハラバリーハラバリーなどNPCの状態異常のチャンスにも期待して選んでいます。マルチでほかの人と戦うことを考えるなら、なかまづくりのほうが優秀です
リーフガードとうるおいボディの仕様についてちょっとした小話
- うるおいボディだと?
リーフガードは天候が晴れの時に状態異常にならない特性ですが、似たような特性で雨状態の時にターン終了時に回復する「うるおいボディ」があります。
うるおいボディのポケモンとしてはヌメルゴンヌメルゴン、ママンボウママンボウなどがおりますが、これらのポケモンではヌオーヌオーの状態異常対策はできません。
理由としては、うるおいボディの効果のタイミングが原因です。
うるおいボディの状態異常回復はあくびによる眠りの前に発動します。
このため、あくびを受けたターンにうるおいボディでもねむけ状態は回復されず、次のターン終了時にはほかのポケモンと変わらずに眠ってしまいます。
さらに次のターンの終了時のうるおいボディの発動はしますが、丸々1ターンは行動不能となってしまいます。
- 一方リーフガードは?
リーフガードはうるおいボディとは異なりかかった状態異常が回復するという効果ではなくそもそも状態異常になりません。
このためヌオーヌオーのどくどく、あくびはすべて無効化されるため、これらを撃たれたターンは一方的に行動が可能となります。
また、リーフガードが発動している状態だと、記憶に新しい最強バクフーン(ヒスイ)バクフーン(ヒスイ)レイドでバウッツェルバウッツェルに対して延々とおにびを打ってきた状況を覚えている方も多いでしょう。
ヌオーヌオーはバクフーン(ヒスイ)バクフーン(ヒスイ)のように相手を状態異常にすることが最優先なためか、毎ターン8~9割の確率であくびかどくどくを連発してきます。
これによって技構成上は回復技もHP吸収技もないので最後まで耐えきれないはずのドレディアドレディアも、被弾リスクを最大限抑えることでほぼ無傷のままで倒すことが可能となります。
立ち回り
ソロでの立ち回りをまとめていこうと思います。
基本的ににほんばれを常に維持しておくことが必要ですので、にほんばれ1回目、2回目、3回目以降でどの技を使うかで技選択を変えております。
- にほんばれ1回目
にほんばれ→なやみのタネ→ソーラービーム×3
準備その1です。にほんばれで状態異常を無効化し、さらになやみのタネでヌオーヌオーの特性を無効化。あとは早いうちにソーラービームを3回打ってテラスタルをチャージと、強化解除を誘発させます。
- にほんばれ2回目
にほんばれ→せいちょう×3→テラスタル→ソーラービーム
準備その2です。日本晴れ2回目に入る前にはヌオーヌオーはHPも程よく減って強化解除を使った後と思いますが、確認しておきましょう。
はれ状態1回目が切れたらにほんばれをかけなおしましょう。せいちょうで特攻を6段階上昇させ、ここからソーラービームで攻めに転じます。
- にほんばれ3回目以降
にほんばれ→ソーラービーム×4
あとはひたすらヌオーヌオーが倒れるまでにほんばれを維持しながらソーラービームを連打していきましょう。
途中で特殊行動によりあまごいを1回使われて晴れが中断されることがありますが、その時はにほんばれを落ち着いてかけなおしましょう。
- マルチでは
なやみのタネをなかまづくりに変えることでヌオーヌオーの特性を変更に加え、味方の特性もリーフガードに変えていきます。
とはいえ一部のポケモンは特性を変えることができない(パラドックスポケモンをはじめ、伝説、準伝説ポケモンの固有の特性を持つもの)、強力な特性が生命線なため下手に変えたらデメリットのほうが大きいもの(例:ポイズンヒール、こんじょう、ちからもち、きよめのしおなど)があります。
レイドに参加する味方は適性のあるもの、無いもの、未育成のもの、選出されるポケモンはさまざまです。他人の特性を変える場合は手助けをしているつもりが逆に参加した味方の邪魔をしてしまう可能性もしっかり考えて使いましょう
与ダメージ計算
特攻+6、テラスタル後のソーラービーム(テラスタイプば草タイプ等倍の時)
1620~1906(確定6発)