こんにちは、lunaticと申します。
今回は、僕の1番の押しポケである、ミロカロスについて紹介します。
物理受けとして名高いミロカロスの全てを、この育成論で、伝えていきたいと思っています。
※本育成論では、H、A、B、C、D、Sの略称使用しています。
ダメージ計算は「ダメ計SV」を使用しています。
コンセプトと役割
物理受けをコンセプトに育成しています。
環境に多い物理型のポケモン、主にカイリュー、ウーラオス(いちげき)、パオジアンなどに対して、受けながら熱湯で火傷を狙って、後続への「サポート」をします。
特防も低くないので、ミラーコートで技を返すことも可能です。
持ち物
特性が「不思議なウロコ」のため、かえんだま固定です。
特性
持ち物の欄にも記載している通り、不思議なウロコです。
性格・努力値と調整
努力値→HB252 あまりD。
性格→図太い。
・物理受けのため、高いHP、防御力を確保したいのでHBに全振り。
・防御を最大限上げたいため、図太い。
技構成
・ねっとう(物理型のポケモンを火傷にすることをコンセプトにしているため、固定枠)
・ミラーコート(特殊型にやることがなくなってしまうため、ある程度打点を持てるように採用。選択枠)
・くろいきり(カイリューの竜の舞や、ウーラオス(いちげき)、パオジアンの剣の舞などの能力上昇を消すために採用。固定枠)
・じこさいせい(長く場にいたい耐久ポケモンのため、回復技は必須のため、固定枠)
!冷凍ビームについては、後ほどの説明をご覧ください!
テラスタル
毒
10月3日現在、使用率一位のフェアリーテラスタルとの差別化点。
?オーガポンの草技(主にウッドホーン)を半減にできる。
?弱点が少なく、エスパーが環境に少ないため受けやすいということ。
これらの理由から毒テラスタルで採用。
★フェアリーテラスタルの良さ
最近増え始めている、こだわり鉢巻カイリューのげきりんを無効化できるのか、フェアリーテラスタルの良さだと考えました。
※冷凍ビームについて
現在のミロカロスの冷凍ビームの採用率は40%(4位)です。この冷凍ビームは、カイリューやガブリアスなどの、氷タイプが弱点のポケモンを倒し切る役割での採用だと考えています。
これはミロカロスがラス一だった時にとても有力で、決定打になる場合もあると思います。
実際自分もラストミロカロスVSカイリュー(テラスなし、お相手は裏にポケモンが残っている)という盤面では、カイリューを倒しきれずに羽休めで粘られて裏のポケモンにやられてしまいました。
このような場面では、冷凍ビームは喉から手が出るほど欲しいでしょう。
しかし、実際にこのような盤面に陥ったのはこれ一回限りであり、先程も述べた通り、他3枠(自己再生、熱湯、黒い霧)は固定枠であり、変更するならミラーコートということでした。
ミラーコートを抜くと、このような場面になるよりも多い、特殊型VSミロカロスという対面で簡単に詰んでしまいます。
これらの理由で、私は冷凍ビームは採用してません。
それならミラーコートも固定枠ではないか?そのような疑問もあると思います。
しかし、 ミラーコートがなくても大丈夫です。パーティに他に特殊に強いポケモンがいるだけでどうにかなる時もあります。(ヌメルゴン(ヒスイ)など)
なので、パーティに合わせて、選択するといいでしょう。
立ち回り例
基本的にハッサムなどの遅い交代技を持つポケモン(ハッサムはとんぼがえりを覚える。)とパーティを組み、場合に応じて、とんぼがえりで無償で火炎玉を発動させるか、素引きするか考えます。
カイリュー、パオジアンが相手の場合は積極的にミロカロスに素引きしていきます。
[盤面例]
ハッサム(自分側)VSウーラオス(いちげき)(れんげき)
という場面の場合、ミロカロスを選出しているのなら素引きが正解です。
この盤面ウーラオス(いちげき)がパンチグローブのA特化型だと仮定すると、ハッサムに42.3%〜52.5%のダメージがハッサムに入ります。
技構成がバレットパンチ、インファイト、はたきおとす、とんぼがえりという技構成だった場合、こちらの最高打点はインファイトになります。
インファイトを打った場合、耐久が下がるので、次の攻撃で確実に落ちてしまいます。
そのため、この盤面では素引きが安定と言えます。
与ダメージ計算
技のダメージ計算を、熱湯固定としています。
無振りオーガポン(炎)
30.9%〜36.7%
無振りパオジアン
41.0%〜48.7%
被ダメージ計算
・かえんだま無効時を× 有効時を○で記載してます。
意地っ張り鉢巻カイリューのノーマルテラス神速
× 47.5%〜56.4% ○31.6%〜37.6%
陽気パオジアンのせいなるつるぎ
× 27.2%〜32.1% ○18.3%〜21.7%
陽気ウーラオス(いちげき)のインファイト
×42.0%〜50.4% ○28.7%〜31.4%
↑食らいすぎじゃない?さっきのハッサムとウーラオス(いちげき)の対面はとんぼがえりが正解では?
と、思う方もいると思うので説明させていただきます。
無効時と有効時の最高乱数を足しても、81.8%と合計しても落ちないので、自己再生で受けることができます。
控えめサーフゴーのシャドーボール
31.1%〜37.1%
ミロカロスのテラスタル後、陽気オーガポン(炎)
のつたこんぼう
40.5%〜48.0%
炎オーガポンの特性は型破りのため、不思議なウロコの防御アップの効果を計算しません。
苦手なポケモン
鉢巻カイリューは一発で熱湯の火傷を引かないと、げきりんで、高乱数2発で落ちてしまいます。そのため、ディンルーのステルスロックを利用して、カイリューマルチスケイルを無くして、ガブリアス、又はオーガポン(炎)などの高速アタッカーで処理をしています。
オーガポンは、ミロカロスがテラスタルをしないと基本不利です。
A特化ウッドホーンで、約60%入ってしまいます。
しかし、ガブリアスなら、つたこんぼうからウッドホーン、じゃれつくまで確定で耐えます。
ガブリアスと組むと相性補完もできていいと思います。
相性の良い味方・構築例
立ち回り例の時にも紹介しましたが、ハッサムやサンダーなどと組むのがおすすめです。
また、チョッキを持ったポケモンと組むのがおすすめです。
自分のパーティでは、ハッサムにチョッキを持たせ、ハバタクカミや、テツノツツミ、ガチグマ(赫月)に強く出れるように調整してあります。
また、先程も紹介したように、ガブリアスと組むことで、ミロカロスが苦手とするポケモンの対策にもなるので、おすすめです。
最後まで見てくださりありがとうございました。
コメント、評価してくださると嬉しいです。
それでは〜