こんにちは!本育成論ではHABCDSなどの略称、3値等の用語を使用します。ここで軽く説明をするので、ご存知の方は飛ばして頂けると幸いです。
[HABCDS]について→これは、各ステータスの略称です。HP→H、攻撃→A、防御→B、特攻→C、特防→D、素早さ→Sというようになっています。
[個体値]について→これは、そのポケモンの個体ごとに6つのステータスに割り振られた0〜31の数字のことです。数字が大きければ大きいほど、そのポケモンの実際のステータスが高くなります。
[努力値]について→これは、各ステータスに最大252まで、合計510まで振ることのできる数字のことです。これは、各地にある「ラッキーズ」で買える栄養ドリンクや主に「オージャの湖」等で拾える〜の羽、野生のポケモンを倒すことで降ることができます。
[種族値]について→これは、そのポケモンの種族ごとに決められた能力値のことです。
コンセプトと役割
このボルトロス(霊獣)というポケモンは五世代BWから登場しており、化身フォルムボルトロス(化身)は特性いたずらごころによって、先制でいばる、電磁波を撒き散らす害悪ポケモンでした(電磁波の弱体化はほぼコイツが原因)。
対して今回紹介するボルトロス(霊獣)はC145という化け物じみた特殊火力と101という中の上くらいの素早さをもったポケモンです。なので、本育成論では、その火力を生かした高速特殊アタッカーとして採用可能なボルトロスを紹介させて頂きます。今シーズンで私自身初めて1000位以内に入り続けることができて、そこまで連れてきてくれたのがよこのボルトロスなので、ある程度は強力だと思います。
持ち物
命の珠です。コンセプト上メガネかスカーフ、珠が適しているのですが、本育成論では耐久に多少振っているので火力を補うために珠採用です。また、技の打ち分けが可能な珠の方が対ハバタクカミに勝ちやすいです。(後述)
特性
蓄電一択っていうか蓄電しかないですよね。蓄電は電気技を無効にしつつHPを回復できる強力な特性です。現環境(シーズン7)ではウーラオス(いちげき)が猛威を奮っており、サーフゴーやクレセリアなどが10万ボルトを採用するケースが多いです。また、相変わらずのサンダーやレジエレキ、減ったとはいえまだまだ強力なテツノカイナなどの強力な電気タイプが多いです。なので、サイクル戦で安定した受け出しが可能な他、珠ダメージを回復することが出来たらとてもラッキーです。
性格・努力値と調整
臆病にしておくことで、最速のボーマンダやウルガモス等の100族を1上回ることができる他、珠+C145族なので火力は十分すぎるほどあります。努力値は、Hに164振ることで、スカーフをまいた特化ウーラオス(いちげき)のすいりゅうれんだをギリギリ確定耐えするまで振りました。本来タイプ上有利なのにスカーフで破壊されるのはたまらないですからね。
技構成
確定枠
かみなり
パチンコです。当たれば強いし、3割の麻痺を引くことができるかもしれません。また、相性のいい味方で後述します。
ラスターカノン
対ハバタクカミ意識です。また、電気、飛行という範囲で弱い岩、氷に弱点をつくことが可能です。
テラバースト
飛行テラスにした理由です。威力160でデメリット無しです。
選択枠
ボルトチェンジ
あったら対ヘイラッシャに便利です。また、控えに蓄電が居るという事実だけで相手は容易に電気技は打てないはずです。
きあいだま
鋼、悪タイプへの打点に入れとけばよかった!って思う技1位です。この技切ってるときにチョッキ{ドドケザン}とラス1対面した時は絶望です。(後述)
[わるだくみ、みがわり]
この2つは同時採用がおすすめです。クレセリアとヒードランのならび通称クレセドランを1匹で破壊することができます。
くさむすび
地面タイプへの打点です。ディンルーやカバルドンは体重が重いため、最大威力で打つことができます。
ボツ案
ヘドロばくだん
よくよく考えれば鋼、飛行と範囲被ってますね。
テラスタル
飛行です。テラバースト意識です。
受け意識で採用するなら水、氷もおすすめです。
立ち回り例
1.基本的に初手には出してはいけないです。しかし、相手の構築で重い要素がある場合、初手出しからの立ち回り例も説明します。初手から暴れたあとに、受け出し交換で控えに戻す→そのポケモンで相手の電気技を誘う→蓄電で回復というコンボが決まればすごく気持ちいいです。
2.クレセドランの崩し方(みがわり、わるだくみ採用時)
相手のヒードラン→クレセリア交代に合わせてみがわり、クレセリアが冷凍ビームをもっている、なしに関係なくわるだくみ→かみなり連打です。受け回しの戦法の対策は今回も関係なく相手のサイクルに合わせて一番キツイ択を通すというのは覚えておいてほしいです。
3.対ハバタクカミの場合
ボルトロスはよくハバタクカミに受け出しされやすいのでこだわり系じゃなくて珠にすることで1発耐えてラスターカノン2回で落とすことが可能です。よくあるケースとして、ウーラオス→ハバタクカミに受け出しされるのが体感多いので、相手の交代も視野に入れて油断しないようにしなくてはなりません。基本的には不利なので最終手段です。
与ダメージ計
ラスターカノン→無振りハバタクカミ70〜83.8%
かみなり→H252ヘイラッシャ130.3〜154.8%
飛行テラバ→無振りマルスケカイリュー34.9〜41.5%
くさむすび→HB特化ディンルー41.6〜49.6%
飛行テラバ→無振り両ウーラオス198.8〜234.8%
テラス切っても高乱数でワンパンです。
かみなり→H252クレセリア45.3〜53.7%
かみなり→HD特化ヒードラン41.9〜50.0%
ボルトチェンジ→無振りテツノツツミ174.8〜208.3%
被ダメージ計算
特化ウーラオス(いちげき)すいりゅうれんだ→84.0〜99.4%
特化ランドロス(化身)いわなだれ→77.7〜92.5%
252テツノツツミフリドラ→80.0〜96.0%
一旦このくらいで、ご要望くださればいくらでも増やします。
苦手なポケモン
毒テラスチオンジェンは無理です。
カイリューにもステロがなければ神速x2はむりなので不利です。きあいだまが無いとチョッキドドケザンにも不利ですが、ボルトのきあいだまは有名なので、諦めずに相手のテラスタルを祈りましょう。
相性の良い味方・構築例
ステルスロックをまいてくれる味方がいれば、カイリュー
テツノツツミ等に確実に勝てるようになります。そのなかでも氷以外の打点は等倍以下で受けれるディンルーやカバルドンは相性がいいです。
また、かみなりのパチンコ要素をカバーしてくれる、ペリッパー+イルカマンで物理特殊両方をみることも可能です。
それだとツツミのフリーズドライの一貫が酷いですが、ボルチェン→ペリッパー生贄→ジェットパンチで荒らしましょう。