ヒードラン- ポケモン育成論SV

【パオジアン滅殺型】ゴツメヒードラン

2023/07/14 21:03 / 更新:2023/09/18 09:29

投稿者 : ハッシー (@pokepika123hk)

ＨＰ: 91

攻撃: 90

防御: 106

特攻: 130

特防: 106

素早: 77

閲覧:18146登録:28件評価:5.00(4人)

ヒードラン ほのおはがね【ポケモン図鑑】

性格: ずぶとい(防御↑ 攻撃↓)

特性: もらいび

努力値配分(努力値とは？): HP:244 / 防御:188 / 特攻:20 / 特防:52 / 素早:4
個体値:31-0-31-31-31-31
実数値:197-85-165-153-133-98 (素早さ比較)
覚えさせる技: マグマストーム / ラスターカノン / だいちのちから / テラバースト
持ち物: ゴツゴツメット
テラスタイプ

ルール: シングルバトル

このポケモンの役割: 特殊アタッカー

登録タグ

はじめに

こんにちは！ハッシーです。
今回、ゴツゴツメットヒードランの育成論を書かせていただきました。
よろしくお願いします。

皆さんの中には環境トップに君臨している、あのポケモンに悩まされている方も多いのではないでしょうか？高い素早さからのつららおとしの怯み押し付け、鉢巻の高火力、7色のテラスタル、ぜったいれいどとどう対応したらいいかわからないポケモン、そうパオジアンです。今回紹介するヒードランはパオジアンをスマートに倒すことができるだけでなく、同じく環境トップの連撃ウーラオス(れんげき)にも勝ててしまうポケモンとなっています。使ってみて非常に強く、今後流行するのではないかと思っているので本育成論を読んだ後にでも育成してみてください！

注意事項

この育成論では非公式の略称(HP=H、こうげき=A、ぼうぎょ=B、とくこう=C、とくぼう=D、すばやさ=S)を使います。
個体値は特に理由が無い限り理想個体とします。
ダメージ計算は「ダメージ計算SV」を使用しています。
ダメージ計算では仮想敵の努力値調整として「無振り」、「～振り」、「特化」と記述しています。呼称は次の通りです。

「無振り」・・・1つの能力に努力値を全く振っていない状態
「～振り」・・・1つの能力に～だけ努力値を振った状態
「特化」・・・1つの能力に努力値を252振り、さらに性格補正で1.1倍した状態

不明な箇所・不適切な箇所などありましたらコメントで指摘していただけると嬉しいです。

ヒードランヒードランとは？

第3世代から登場している準伝説ポケモンです。合計種族値が600もあり、炎・鋼タイプという優秀な複合タイプで特性込みで11タイプもの技を半減以下で受けることができ、さらに今作からはテラスタルによって苦手な相手にも有利を取ることができるようにもなった強力なポケモンです。~~なお、見た目やポケモン図鑑の説明からゴキブロスなどとも呼ばれています。~~

コンセプトと役割

まだレギュレーションDが始まったばかりではありますが、現在はヒードランの型として食べ残しHD型や突撃チョッキHC型が多くいる印象で主に特殊受けとして使われています。しかし、今回のヒードランはゴツゴツメットHB型で、主にパオジアンや連撃ウーラオス(れんげき)などの物理アタッカーにゴツゴツメットを触れさせて返しの攻撃で倒すというような感じで使います。もちろん、物理受けとは書いていますが、ある程度D方面にも耐久を振っているので割と幅広く選出することができます。

持ち物

ゴツゴツメット
ゴツゴツメットの定数ダメージを入れてから攻撃するというコンセプトのため確定です。パオジアンやウーラオス(れんげき)などの気合のタスキを剥がしたり、カイリューのマルチスケイルを解除したりして返しの攻撃で倒しやすくします。

特性

もらいび
炎技の一貫切りやテラスタルとの相性を考えて「もらいび」を採用しています。ゴツゴツメットとの相性だけを見て考えるなら「ほのおのからだ」もアリかもしれません。

性格・努力値と調整

性格：ずぶとい (攻撃↓　防御↑)
努力値：H244 B188 C20 D52 S4
個体値：H31 A0 B31 C31 D31 S31
実数値：H197 A85 B165 C153 D133 S98

調整意図

H：奇数、できるだけ高く

B：11n(性格補正の効率重視)

C：草テラバーストで無振り連撃ウーラオス(れんげき)を乱数97%で倒せる

D：C252テツノツツミのハイドロポンプを乱数97%で耐え

S：余り、ミラー意識

ここまでBに振ることでテラスタルしなくてもパオジアンのＡ特化鉢巻せいなるつるぎや、A252ウーラオス(れんげき)のインファイトを確定耐えすることができます。本当はもっとSを伸ばしたかったですが、耐久と火力のバランスがカツカツだったので4振りです。

技構成

マグマストーム　ラスターカノン　だいちのちから　テラバースト

確定枠

ラスターカノン
威力80、命中100の鋼タイプの一致技。10％の確率で相手の「とくぼう」ランクが1段階下がる。
対パオジアンにおいてヒードランのタイプ上、パオジアンからつららおとしが飛んでくることはあり得ないのでゴツゴツメットと合わせて気合のタスキ持ちであっても1ターンでスマートに処理できます。~~ぜったいれいどは知らん~~

テラバースト
威力80、命中100の特殊技。テラスタイプによって技のタイプが変わる。
主に連撃ウーラオス(れんげき) に対して打つ技です。対連撃ウーラオス(れんげき)においては、基本ゴツメでタスキを削って妖テラバーストで倒します。パンチグローブ持ちであってもすいりゅうれんだはテラスタルすると全然入らないので草テラバーストで処理できます。ただし、テラスタルをすると元々の優秀なタイプが失われてしまうのでテラスタルは試合の状況を判断しながら切りましょう。

自由枠

マグマストーム
威力100、命中75の炎タイプの一致技。4～5ターンの間最大HPの1/8のダメージを与え、ゴーストタイプ以外の相手は交代できなくなる。
ヒードランの専用技でぶっ壊れ技。有利対面で打つだけで相手がゴリゴリ削れます。命中不安がたまに傷。

だいちのちから
威力90、命中100の地面タイプの技。10%の確率で相手の「とくぼう」ランクが1段階下がる。
主にヒードランイーユイに弱点を突くことができます。ヒードランのミラーがしょうもないのであると便利です。

ふんえん
威力80、命中100の炎タイプの一致技。30%の確率で相手をやけどにする。
マグマストームの命中不安が気になる方向け。30%の運ゲを仕掛けることができます。火力が欲しいならかえんほうしゃもアリかも。

ボディプレス
威力80、命中100の格闘タイプの物理技。自分の「ぼうぎょ」と「ぼうぎょ」ランクを「こうげき」の数値にしてダメージ計算する。
主にヌメルゴン(ヒスイ) ラッキーハピナスに対して打つ技。ヒードラン1匹で受けループを崩壊させられます。

テラスタル

今回は特性との相性が良いのと、連撃ウーラオス(れんげき)を草テラバーストで破壊したいのとで草テラスタルにしています。(連撃ウーラオス(れんげき)のテラスタイプが水テラスタルが多いため)

追記

ゴツゴツメットとの相性の良さや現在の環境を鑑みて推奨テラスタルをフェアリーテラスタルに変更しました。尚、育成論の方ではダメージ計算等は草テラスのままになっているのでご了承ください。

立ち回り例

相手にパオジアンサーフゴーなどのヒードランが有利を取れそうな相手が多ければ積極的に選出しましょう。本育成論では連撃ウーラオス(れんげき)を処理できるようにはしていますが、テラスタルを切らなければ勝てないので、選出する際はヒードランにテラスタルを切っても技の一貫が作られないような選出を心がけましょう。