皆様こんにちは、ジョギリと申します。
今回が初投稿となります、宜しくお願いします。
※以下 HABCDSなど、一部非公式の単語を用います。
コンセプトと役割
ミミッキュの持ち物としては、採用率5.0%2位と低め(?)なこだわりスカーフを採用します。
ばけのかわによる安全な受け出しから、スカーフで上からみちづれで一体処理を基本としつつ、トリックやのろいで嫌がらせしたり、勝てそうな相手は殴る型になります。
持ち物
こだわりスカーフ
今回はこれ前提の型なので確定です。
特性
ばけのかわ
言わずと知れたミミッキュの専用特性です。
どんな攻撃も一度だけ、最大HP1/8のダメージに変換してしまいます。
受け出しが安定したり行動回数が増えたり、この型でも大活躍します。
性格・努力値と調整
性格むじゃき A252 S252
型的に耐久面に振り分ける利点が無い為、ASに振り切ります。
努力値が6余って勿体無いのですが…振るべき箇所が無いのです。
またミミッキュは意外と特防が高いので、最脆個体の用意を推奨します。
厳選が手数ですが、以前僕はそれを怠り、みちづれを通す事に成功したのにイーユイのかえんほうしゃを耐えてグダグダとした事がありました。
なので最脆個体が超、オススメです。
最脆個体なら(居るかどうか別として)C無振りイーユイのかえんほうしゃでも皮ダメージ込で確定1発です。
技構成
- 確定技
みちづれ
受け出しからみちづれを狙います。
今回のコンセプトの一つなので確定です。
因みに、この型を使うまで知らなかったのですが、みちづれは何ときあいのタスキ無視で相手を倒せるようです。
一撃技はタスキで耐えるのでごっちゃになってました…。
タスキ所持率が高く、居座って殴ってき易いパオジアン等にも有効な技となります。
相手はきっと画面の前で「返せ!」と叫ぶハズです。
トリック
起点型や耐久型にスカーフを押し付け、機能不全にさせる狙いがあります。
今回のコンセプトの一つなので確定です。
- 候補技
じゃれつく
普通に殴りたい時に使います。
現環境での通りは悪く無いと思います。
大事な時に外れるのが玉に瑕です。
オススメ度高
くさわけ
今作追加の新技です。
主にトリックでスカーフを手放した後に使います。
追加効果によりスカーフ所持時と同等のSになる為、上手く積めればスカーフトリック後も上からみちづれを狙う事ができます。
オススメ度高
でんじは
これも主にスカーフトリック後の、交代先に向けて打つ形になります。
みちづれを狙いたい場合は相手が痺れて失敗する可能性がある為、単純に上からみちづれを打つ為のSを確保したいだけの場合は上記のくさわけの方が良いです。
更に大事な時に外れるのももどかしい。
オススメ度中
のろい
受け出しからみちづれを狙いたかったけど相手の技外し等でばけのかわが残ってしまった!
というような時に選択肢の一つになる(かも知れない)技です。
この技で拘ってしまうので使い勝手は良く無かったです、その後お互い交代で仕切り直しになれば及第点か。
オススメ度低
なげつける
トリックでこっちに回ってきたバッドアイテム(チョッキ、ヘドロ等)を投げます。
トリックとのシナジーがありますが悠長な感もあります。
オススメ度低
テラスタル
フェアリー
あまり積極的にテラスタルは切りませんが一応、じゃれ火力が上がるフェアリーを採用しています。
立ち回り例
- その1 受け出しからみちづれ
これがメインの運用になります。
ばけのかわだから受け出しできる!→スカーフだから先制できる!→みちづれ採用率低いからバレ難い!
の三拍子でまかり通ります、きっと。
相手もスカーフ持ちでない限りは、現環境最速のマルマイン相手であっても上からみちづれができます。
ちょっと調べてみた所、現時点でミミッキュのみちづれは採用率圏外でした。
上手い人にはスカされる事もありますが、それでも今のところ通る事のほうが多いです。
(マスボ級4桁後半辺りの順位帯での使用感です)
お祈りも込めて僕は、ミミッキュで受け出しする際は持ち時間を長めに使って、悩んでいるような小芝居を演じています。
みちづれをスカされた場合は交代するしかありません、その後クッションとしての人生が待っています…。
展開次第ではシに出しからじゃれつくやトリックできるかも…。
受け出し時、相手の技外し等でばけのかわが残った場合は、じゃれつくやその他の技、または再度交代等でお茶を濁します。
ただし再度交代はかなり怪しまれムーブです。
- その2 トリックでスカーフを押し付ける
主に初手出しから、起点型や耐久型を狙ってトリックします。
うっかりチョッキなどが回ってきた場合は逆にこっちが機能停止する可能性があるので注意が必要です。
- その3 なぐる。
普通にじゃれつくでなぐります。
持ち物ナシミミッキュ のじゃれつくなので火力は心許ないですが、スカーフとばけのかわが活きて上から確2が取れる相手には(相手テラス度外視ですが)対面から殴り勝てます。
最低、裏のポケモンの先制技圏内まで持っていけると吉、以下参考に与ダメージ掲載しますね。
与ダメージ計算
以下じゃれつくの火力です。
ポケソル様の計算ツールをお借りしました。
相手テラスタルの可能性は無視してます。
無振りパオジアン(94.2 ~ 112.3%) 乱数1発 : 68.75%
H4 イーユイ (55.8 ~ 66.5%) 確定2発
HB特化 ディンルー (28.3 ~ 34.4%) 乱数3発 : 1.12%
HB特化 チオンジェン (34.4 ~ 41.7%) 確定3発
H244 カイリュー(マルスケ有) (32.0 ~ 38.1%)
H244 カイリュー(マルスケ無) (64.0 ~ 76.2%) 確定2発
H4 ハバタクカミ(73.3 ~ 87.1%) 確定2発
H244 セグレイブ (59.8 ~ 70.6%) 確定2発
H252 コノヨザル (67.3 ~ 80.2%) 確定2発
H252 テツノカイナ (43.7 ~ 51.4%) 乱数2発 : 5.07%
被ダメージ計算
趣旨変わりますが、ここでは皮ダメ込みで確定ワンパンされる技の一例を紹介します。
因みにH個体値0ミミッキュのH実数値は115、皮ダメは14です。
以下、ダメージ数値のみ表記します。
C252 ハバタクカミムーンフォース:102 ~ 120
A無振りパオジアンつららおとし:105 ~ 124
A252 パオジアンかみくだく:121 ~ 144
C252 テツノツツミハイドロポンプ:111 ~ 132
C252 イーユイあくのはどう:114 ~ 135
C無振りイーユイかえんほうしゃ:106 ~ 126
A252 マスカーニャトリックフラワー:114 ~ 135
A252 マスカーニャはたきおとす(アイテム有):105 ~ 124
A252ちからもち マリルリアクアブレイク:115 ~ 136
C特化フェアリースキンニンフィアハイパーボイス:109 ~ 130
A252 ドドゲザンドゲザン:106 ~ 126
C無振りサーフゴーC1段階ダウン時ゴールドラッシュ:140 ~ 168
A無振りオノノクスアイアンヘッド:120 ~ 142
パッと思いつく一致弱点&高火力系のポケモンには基本ワンパンされますね。
他のみちづれ使いとの違いについて
みちづれといえば、
ユキメノコ ゲンガー テツノブジン
辺りが連想されるかと思います。
これらと比較した場合、まずは認知度が低い事(他にメジャーな型がある)、あとはやはりばけのかわのお陰で受け出しからみちづれを狙い易い点が他のポケモンと違う点です。
ただミミッキュは上記のような他のみちづれ使いよりもS種族値が低く、射程を広げる為にスカーフを持たせるとみちづれ失敗時のケアが難しくなる、窮屈な点は他と比べて劣っている点です。
まぁスカーフトリックという別の戦法も使用可能なのでそこは強みにしたいです…!
苦手なポケモン
・ハッサム
先制技のバレットパンチで確定1発を取られている為、みちづれできません。
・サーフゴー
対面からは基本なにもできないです。
受け出しからはみちづれでなんとか…。
ただサーフゴーにミミッキュ受け出す時点で凄く怪しまれそうです…。
・ハバタクカミテツノツツミテツノブジン
元々早いのにブーストエナジーで更に早くなってミミッキュでは届かない所までいってしまう人達。
Sの優位が無くなったらこの型はキツいです。
ばけのかわで耐えて一回殴るぐらいしか…。
・パルシェンセグレイブバンギラス
連続技持ち。
受け出したが最後、ばけのかわごと吹き飛びかねないので注意。
・デカヌチャン オノノクス
そこまで見かけませんが、特性かたやぶりはばけのかわを無視してきますので受け出しする場合は注意です。
逆にばけのかわがある時に対面からみちづれが狙えます。
相性の良い味方・構築例
僕は基本、チョッキセグレイブの裏に忍ばせて使っています。
セグレイブの弱点となる格闘、ドラゴンを無効化できる為、単純な引き先としても優秀です。
基本的にセグレイブでキツそうな相手が来たらミミッキュに交代。
みちづれするか、ばけのかわが残った場合は相手によってトリックするか、じゃれつく×2でセグレイブの礫圏外まで持っていければまぁヨシ。
ドドゲザンと組み合わせるのも良い感じです。
大弱点の格闘無効、またみちづれ成功時は一匹処理しつつそうだいしょうも乗るのでオススメ。
おわりに
以上になります、いかがでしたでしょうか。
やはりみちづれ等の技は相手に読まれてないかハラハラする事が多いのですが、上手く相手のアタッカーをみちづれできればこちらのアタッカーが通りやすくなり、一気に勝ちに近付く感じでした。
最後まで読んでいただいて有り難うございました。