こんにちは。今回は、自分が対戦で使っていて強いと感じたポケモンの育成論を書いていきたいと思います。ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです
はじめに
まず、このポケモンを採用するに至った経緯ですが、フェアリータイプに強いステロ蒔き要員が欲しいと思い、このセキタンザンというポケモンに辿り着きました。しかし、実際に努力値だけ振ってテラスタイプを変えずに使ってみたところ、火力が出なかったり4倍弱点が2つもあったりでとにかく使いづらいという印象を受けました。そこで、改良を重ねてこの型に辿り着きました。ある程度運の絡む型ですが、これが一番使いやすい型だと私は思います。
持ち物
持ち物は、ロックブラストの火力を上げるためにいかさまダイスにしています。このポケモンは、攻撃と特攻の種族値がともに80しか無いため、本当に火力が低いです。いかさまダイスでも持たせなければまともにダメージを与えることすら出来ません。その火力の低さの程度は、後で解説します。
特性
特性はもらいびで、ほのおタイプの技を無効にできます。仮想敵はラウドボーン、テツノドクガ、イーユイなどです。
性格・努力値と調整
このセキタンザンは両刀で、素早さも低いため、性格は物理耐久の上がる「のんき」にしています。努力値は、かなりいい感じに調整出来ているので、被ダメージ計算のところを見てください。
テラスタル
テラスタイプは、弱点の地面・格闘を半減にできる虫にしました。また、特性のもらいびとも相性が良いです。水タイプを半減に出来て、その他弱点も全て等倍以下に抑えられる草テラスタルもいいと思いますが、皆さんダイケンキレイドで虫テラピースが余っているだろうと思ったので、今回は虫テラスタルを採用しています。
技構成
- ステルスロック
みなさんご存知起点作りのための技です。最近環境に多いイーユイ、パオジアン、カイリューなどに強いです。
- おにび
物理アタッカーを機能停止させるために入れました。テラスタルで弱点技を受けて、ガブリアスなどを機能停止させることが出来ます。
- ロックブラスト
セキタンザンのメインウェポンその1です。タスキやマルスケを貫通できますが、火力があまり出ません。どれだけ出ないか例を挙げると、岩4倍で物理耐久もそこまで高くないH252振りウルガモスですら、3発当てなければ倒せません。そういう事故を避けるために、今回はいかさまダイスと組み合わせています。
- だいもんじ
セキタンザンのメインウェポンその2です。なぜ命中安定のかえんほうしゃではないのかというと、セキタンザンの火力ではH252振りサーフゴーやアーマーガアをかえんほうしゃで確定2発を取れません。なので、火力重視のだいもんじを採用しています。
立ち回り例
- 物理アタッカー対面
1.おにびで機能停止(弱点を突いてくる場合はテラスタルで受ける)
2.ステルスロックを蒔く
3.後続の積みアタッカーなどで詰めていく
- ハバタクカミ対面
1.相手の攻撃を受ける
2.ステルスロックを蒔く→ロックブラストで削る
与ダメージ計算
- ロックブラスト(5回ヒット)
パオジアン(H4振り):102.6 ~ 121.8%
ハバタクカミ(H4振り):72.6 ~ 91.7%
イーユイ(H4振り):122.2 ~ 145.1%
テツノツツミ(耐久無振り):91.7 ~ 114.6%
テツノドクガ(H4振り):115.4 ~ 141.1%
- だいもんじ
サーフゴー(H252振り):59.8 ~ 71.2%
マスカーニャ(H4振り}:92.2 ~ 110.6%
アーマーガア(H252振り}:58.6 ~ 70.3%
被ダメージ計算
- パオジアン(陽気A252振り)のせいなるつるぎ:41.5 ~ 49.8%
- イーユイ(臆病C252振り)のあくのはどう:42.0 ~ 49.8%
- ハバタクカミ(臆病C252振り)のパワージェム:41.5 ~ 49.8%
苦手なポケモン
物理・特殊ともに耐久力の高いディンルーや、特殊型の水タイプポケモン、高い素早さから胞子を撃ったり弱点を突いたりするキノガッサ、おにびの効かないセグレイブなどが苦手なポケモンとなってしまいます(一応ロックブラストで弱点は突けるが、テラスタルされるとキツい)。
相性の良い味方・構築例
ステルスロックやおにびを最大限に活かせる、積みアタッカーで抜き性能の高いカイリューやボーマンダ、クエスパトラなどとの相性が良いでしょう。